スイートナイツ2編も実はもう後半。
今回はメッツァー側。
スイートナイツ編が終わると暫く出番がないので、今のうちに書かなきゃ。
では、どうぞ。
「流石だなスイートリップ。こちらもアインほどではないが、精鋭を連れてきたのだが」
「っ……メッツァー……」
時間は少しだけ戻り、アクラがパッションを嬲っている頃。
メッツァーは地上に戻った目的であるリップとの遭遇を果たしていた。
メッツァーは訓練をじっくり行った下魔達で囲み、自ら指揮を取ってリップと戦っている。これがメッツァーの得意とする戦い方だ。
「ハァァ!」
「甘い!」
「っ!早い……!」
リップが指揮官であるメッツァーを倒そうとすると、素早く下魔達が壁を作りリップの突進を防ぐ。
これはメッツァーの使用しているオリジナル魔法によるものだ。
思考を予め契約してある下魔達に一瞬で伝えられ、コントロール出来る。
つまり、ここにいる下魔達はメッツァーの手足同然のスピードで動くということ。
かなり厄介な戦況だ。
「凛々子。お前の諦めない姿勢は嫌いではない。が、諦めて俺に降れ。凛々子は俺の下に来る資格がある」
「そんなこと……!」
「凛々子の成長具合は素晴らしいからな。この前まで素人同然だっだとは思えん。一流の魔法戦士に匹敵するほどになるとは……感心するぞ」
「……素直に受け取り辛いわね……相変わらず」
言葉の内容はともかく、火村竜人として関わっていた時には良く聞いたメッツァーの素直過ぎる褒め言葉を久しぶりに聞いたリップが少しだけ苦笑する。
メッツァーは真面目に話しているのだが、リップからすればどうも気恥ずかしく力が抜けてしまう内容なのだ。
「メッツァー。貴方はゼーロウを裏切ったのでしょう?なら戦う必要は……」
「ないわけがないだろう。ゼーロウとは関係ない。俺自身の野望があるのだからな」
「そう……よね」
リップの提案を一蹴したメッツァーに、小さく溜め息をつく。
分かってはいたが、やはりメッツァーは意思を曲げはしない。
それを残念そうにしながらも、小さくリップが笑う。
内容はどうあれ、暫く会っていなくてもメッツァーはメッツァーであるのが分かってしまったからだ。
リップが惹かれたのは、竜人の時ではあるが、この意思の強さなのだから。
「メッツァー……なら、私を倒してみせて。貴方が私を倒せたら……」
「……流石だな凛々子。話が早い」
そして、リップはあの日からずっと考えてことを口にする。
だが、別にリップはメッツァーに敗北したいわけではない。
あれからずっと考えていたのだ。
メッツァーを理解したい。それにはどうしたら良いか?
それにはメッツァーに自分と真剣に向き合って貰う。つまりメッツァーに真剣に戦って貰う必要があるのだ。
自らを賭けて、リップはメッツァーを理解しようとしているのだ。
「なら俺の全力で相手をしよう。スイートリップ!」
「愛と正義の魔法戦士、スイートリップ!メッツァー!貴方を倒します!」
そしてメッツァーもまるでリップの気持ちを読み取ったように好戦的な笑みを浮かべると、下魔を向かわせる。
それに対して武器を構え、改めて名乗りを上げて突撃する。
そしてメッツァーの意志とリップの想いがぶつかった。
「ぁぁ♡メッ……ツァー♡」
「久々でも良い締まりだな凛々子」
単純に結果だけを言うならばリップはメッツァーとの戦いに敗れた。
メッツァーは本気で戦うために下魔だけではなく上魔も呼び出し、物量と指揮によりリップを倒したのだ。
それから色々あり、リップはここメッツァー陣営の地上基地へと連れて来られてメッツァーに抱かれていた。
色々な事態により、忙しい中だが、アクラやココノの計らいにより、メッツァーはリップを調教する時間を取れたのだ。
「たし、かに負けたらって言ったけ、どぉ♡いきなり、過ぎ♡」
「何を言っている。敗者の流儀は教えただろう?」
「そう、だけどぉ♡」
現在リップは、全裸にされて、メッツァーに正面から抱きしめられるように肉棒を挿入されている。
戦いの際にいつもの性感帯を刺激する戦い方をしたために十分に濡れていたリップは、久々に挿入されたメッツァーの肉棒を嬉しそうに締め付けてしまっているが、まだ素直に従うというわけではない。
「私はぁ♡正義の、魔法戦士だから……淫らに淫らになんて……ならない、からぁ♡ぁぁ!♡」
メッツァーには負けても、それは快楽に負けたわけではない。
リップの主張はつまりそういうことだ。
魔法戦士としてだけではなく、一人の女としてもそれを素直に認めてしまうわけがない。
だが、それを安易に許すメッツァーではない。
「全く素直じゃないな。凛々子の身体はこんなに素直に反応してると言うのに」
「ひゃあぁぁぁ!♡♡♡おく、そんな突いちゃだめぇ♡♡メッツァーの、メッツァーが、おくにぃ♡」
暫くしていない上にティアナほど念入りに調教されていなかったとしてもリップの身体は既に快楽を受け入れてしまうようにはなっている。
故にメッツァーの太く硬い肉棒の尖端が、膣奥をゴツゴツと突き上げれば、リップの身体は素直に快楽を受け入れてしまい、リップの声を甘く染め上げてしまう。
「俺のを離さないとばかりに締め付けてくるぞ、凛々子」
「ちが……ちがぅ……♡」
メッツァーの指摘に顔を真っ赤にして否定するリップだが、ギュッと腟内はメッツァーの肉棒をメッツァーが言う通りに離さないとばかりに締め付けてしまう。
そんな自分の身体の反応が分かっているのか、リップの否定の言葉は非常に弱い。
「ふふふ、可愛い奴よ。それほど恥ずかしがっていてはこれから持たんぞ?」
「んっ!♡だって、メッツァーの、こんなにおっきい、か、らぁ♡」
耳元で囁かれるメッツァーの低い声にビクビクと反応しながらもリップは必死に言い訳をする。
メッツァーに抱かれたままリップは正常位で貫かれているため、目の前にあるメッツァーの顔を見つめて反論するのだが、その顔は完全に蕩けきっている。
「前はあれほど痛がったのにな。自分でも慰めていたか?」
「っ……そ、それはぁ……♡」
メッツァーの問いかけに恥ずかしそうに目を逸らすが、それが答えになっているようなものだ。
そんなリップを見てメッツァーは小さく笑うと、リップの腰を掴んで激しくピストンを開始する。
「きゃああ!♡♡あっ!♡あん!♡はげ、はげし……!♡」
「激しい方が好きなのだろう?ほら、どうだ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!♡♡♡」
メッツァーの激しい責めに、先程までの恥ずかしさも忘れたかのように甘い声で喘ぐリップ。
元々リップの弱点である子宮口を攻められたことで、一気に限界まで高められてしまったリップは呆気なく達してしまう。
「もうイってしまったのか。中々の淫乱だな凛々子」
「言わ、ないでぇ……♡」
否定は出来ない。
甘い声や身体の反応。
もう気持ち良さを否定する要素がないのだ。
「しかし自分だけ気持ち良くなっていてはいかんな。俺も気持ち良くさせろ」
「えっ!?ちょっ……まっ……」
「待たない」
そう言ってメッツァーは一度肉棒をリップから抜くと、そのままベッドに仰向けに寝転がる。
そして未だに荒く息を吐いているリップの頭を掴むと、強引にメッツァーの股間へ近づける。
「舐めろ」
「う、うん……」
(メッツァーってやっぱり……ちょっと強引なんだよね……まぁ、嫌いじゃないけど……それに……)
強引ではあり命令口調ではあるが、メッツァーの表情はどこか楽しげであり、リップをからかいながらも、リップを大事にしていることが何となくリップには伝わってきた。
そしてそんなリップの考えは当たっている。
結局の所、その辺はメッツァーは不器用な男なのだ。
一番大切にしてるであろうココノに対してもいつもこんな感じなのだから。
「ちゅぷ……♡んむ……♡」
「そうだ。舌を使ってしっかり奉仕しろ」
メッツァーの指示に従い、リップは小さな口を開けてメッツァーの肉棒を迎え入れると、拙い動きでフェラチオを始める。
あの時に負けた時に教えられただけのリップにテクニックなどあるわけはない。
しかしリップはあの時とは違い、丁寧に想いを込めてフェラチオをしていく。
「くっ……良いぞ凛々子……」
「ん……♡んぶっ♡」
リップの小さな唇に収まり切らないメッツァーの剛直を一生懸命頬張り、喉の奥に擦り付けるように頭を上下させる。
そんなリップの健気な姿にメッツァーが興奮しないはずがなく、リップの髪を掴み、乱暴に動かし始める。
「うぶっ……!♡ん……!♡んぶ……!♡」
メッツァーの手によって頭が固定されているため、逃げられない。
苦しそうなリップだが、メッツァーは構わずに射精感を高めていく。
「出すぞ!全部飲み込め!」
「うううううう!♡♡♡」
ぶびゅるぶびゅるぶひゅるるる!♡♡♡
メッツァーの宣言と共に、大量の精液を流し込まれる。
その勢いと量に思わずリップはメッツァーの肉棒を口から吐き出してしまいそうになるものの、メッツァーの手に押さえつけられているためそれも出来ず、ただただ注ぎ込まれ続ける。
「んううう♡♡♡」
ドクンドクンと脈打つ度に流し込まれている感覚に、リップの身体が震える。
やがて長い時間を掛けて全てを注がれ終わると、ようやくメッツァーの手が離れる。
「ケホッ……けほっ……!はー……はぁ……はぁ……♡あっ♡」
解放されたリップは咳込みつつも何とか呼吸を整えようとするが、メッツァーがそれを許さない。
再度リップをベッドに押し倒したのだ。
「凛々子……まだ俺は満足出来ていないぞ」
「はぁ、はぁ……♡」
「まだまだ付き合って貰おうか」
「んあぁ!♡♡♡」
そして再び挿入されるメッツァーの肉棒。
リップは一瞬目を見開くが、すぐにトロンとした瞳でメッツァーを見つめ返す。
「メッツァー♡もう、だめぇ♡今されたら……私……おかしくなっちゃうぅ♡」
「安心しろ凛々子。お前はもう俺の物だ。存分におかしくなるが良い」
「だめぇ♡だめなのにぃ♡♡♡」
メッツァーの言葉にリップは必死に拒否しようとするが、身体は素直にメッツァーの肉棒を求めてしまっている。
そんなリップの腰をしっかりと掴み、メッツァーは腰を打ち付け始めた。
「きゃああ!♡あっ♡あん!♡♡はげしぃ♡♡♡」
「この程度で終わると思うなよ?」
「やぁ!♡♡そこ、ぐりぐりしちゃぁ♡♡♡またイク!♡♡イッちゃぁぁぁ!♡♡♡」
一突きされる毎にリップは軽い絶頂を迎えているようで、メッツァーが動くたびに身体が跳ね上がり、膣内が痙攣している。
特に弱い子宮口をグリグリと尖端で押し込まれるのが強い快楽を生み出すらしく、反応が強い。
メッツァーはそんなリップの膣内の感触に笑みを浮かべつつ、更に激しくピストン運動を続ける。
「メッツァー♡お願いぃ♡もう、げん、かい♡はや、くだしてぇ♡」
「ははは、淫らなおねだりだな凛々子。良いだろう、望み通り出してやる!」
「っ♡♡♡♡♡」
リップの懇願にメッツァーは肉棒を一旦引き抜くと、勢いを付け一気に奥まで突き上げると同時に、その先端を子宮口に押し付け、熱い奔流を解き放つ。
「あああああああああ!!!♡♡♡♡♡」
どびゅ!どびゅびゅ!どひゅぅぅぅ!♡♡♡
子宮に直接叩きつけられる熱さと衝撃に、リップは絶叫を上げ、背を反らせる。
既に何度となくイカされていたリップは、それだけでも軽く意識が飛んでしまうほどに敏感になっていた。
「あ……♡あつ……い……♡」
「久しぶりの精液を中に出された気分はどうだ?気持ち良かっただろう」
「っ……う、ん♡」
肉棒を引き抜きつつしてきたメッツァーからの問いかけ。
今度の問いかけには、リップも少しだけ迷いながら頷く。
メッツァーの表情に先程までのからかいがなくなり、純粋に感想を求めているようにリップには見えたからだ。
それならば、向き合うと決めたリップは、素直に答えるしかない。
しかしそれでもやはり恥ずかしいのか、消え入るような声で返事をしながら、顔が真っ赤なのは仕方ない。
「今日からたっぷり可愛がってやる。凛々子は俺の専属性奴隷2号になるのだからな」
「2号……うん……」
「………?どうした?」
「ううん。なんでもない」
ココノの存在を知っているわけではない凛々子は、多少予想をしていながらもメッツァーから一人目の存在を比喩され、少しだけ落ち込んだ声を出す。
そんな凛々子を見ても、メッツァーはあまり理解していない。
戦いにおいて素晴らしい戦略眼を持つメッツァーは、女心に関してはあまりに盲目のようだ。
『お楽しみ中悪いねお二人さん』
「きゃあ!?」
「アクラか」
そんな二人が会話している中、いきなりモニターが点いて声が響く。
画面の向こうにいるのは、アクラ。
男の声なのが分かったリップは咄嗟に自らの身体をシーツで隠し、メッツァーは何事もなかったようにモニターに目を向けた。
メッツァーもまた全裸なのだが、恥ずかしがる様子はない。
『報告書がまとめ終わったからね。悪いけどゆっくりしてる時間は終わりだ。作戦室まで来てくれ』
「あぁ分かった。凛々子、お前も来い」
「え……?」
多分自分には関係ない話だと思っていたリップが、メッツァーの言葉にキョトンとする。
肉体的に完全に堕とされたわけではなく、極端な言い方をすれば所詮口約束でメッツァーに下ったリップ。
無論、リップは少なくとも今はメッツァーを裏切る気はない。
彼を理解していく上で絶対に止めなくてはいけなくなれば裏切る。そんな覚悟でいるのだ。
しかしそれをメッツァーには話していない。
故に信用されるわけはないと思っていたのだ。
「何を呆けている。いくぞ凛々子」
「え?あっ!ま、待ってメッツァー!」
立ち上がり服装を整えていくメッツァーに、リップは急いで立ち上がる。
メッツァーとて完全にリップを信用したわけではない。
だが、それでもメッツァーはリップに無防備に背を向ける。
自らの覇道をリップが止めてしまうなら、自分はそれまでの男だということ。
そんな覚悟がある魔王は、ただ突き進んでいくのみだ。
色々に関しましては、次回詳細を書きます。
故に次回は多分エロなし回。
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