色々分量を間違いになりそうになった回です。
あのまま書いてたらこの回だけ8000文字近くになってましたわ。
趣味が強めになっているので、ご了承ください。
では、どうぞ。
「ウ……ォォォォォ!!」
「っ……あぁあぁあああぁああ!!」
あれからアクラによる全面協力により運用が可能な所まで完成したシンフォニックシュガーの初戦。
それはやはり苦い結果になっていた。
ジェノことアクラの新たに開発した魔法、「メタモル魔法」。
ありとあらゆる魔族に変身することが出来るこの魔法により、演算能力により回避や防御などの最適解を取ることで戦いのイニシアチブを取っていくシュガーの弱点であるスピードのある力押しが得意なオーガ族に変身し、勝利したのだ。
「はぁ……はぁ……つよ、い……」
アスファルトに仰向けに倒れてしまった菜々芭が、何とか上半身を手をついて起こしながらジェノを見る。
運用が可能になっただけであってもシュガーはデータ上はファルケにも勝てる。
だからこそ出撃したわけなのだが、シュガーは知らなかったのだ。ジェノはファルケより遥かに強いことを。
いくらファルケが日々パワーアップしてると言っても、銀髪の魔王の側近上魔にはまだまだ及ばないのだ。
「ははは!弱い弱い!」
「っ……!」
煽るようなアクラの声に悔しそうに顔を歪ませる菜々芭。
少なからず自信があって出撃したのだから当たり前だが。
「さてさて負けたらどうなるか……分かるよねぇ?」
「…………」
跳躍して吹き飛んだ菜々芭を追ってきたアクラを無言で睨みつける。
敗北したのは確かだが、それで犯されると言われても素直に認めるはずも、怯えてやるつもりもない。そんな意思を感じさせる瞳だった。
「ほぉ……」
「離しなさい!」
そんな菜々芭の頭を巨大なオーガの手が掴む。
何とか身を振るってその手を離そうとするも、ダメージのある身体ではどうにもならなかった。
「こいつね……よっと」
「え……なっ!?」
まるで何かを察したように振る舞い、アクラはメタモル魔法を
ジェノの見た目もメタモル魔法で作っているため、全てが解かれた状態、つまり黒ローブを着た上魔アクラの見た目になる。
そしてそれを見た菜々芭は目を見開く。
上魔アクラの見た目と言うのはつまり、服装こそ違うが、彼女の良く知る男性、無月亜九の見た目なのだから。
だが、アクラは別に正体をバラそうと言うわけではない。
「亜九さんを何故知って……まさか」
「ははは、表層意識を読み取らせて貰った。随分この男を気に入ってるみたいじゃないか」
菜々芭には一度ジェノからオーガ族に変身する所を見せている。
そしてわざわざ菜々芭の頭を掴んだ演出を入れて菜々芭に思わさせたのだ。記憶から亜九のことを読み取って魔法で変身したのだと。
「なら優しさだ。こいつの姿で犯してやろう」
「そん、な……」
かつて菜々芭の優秀すぎる頭脳を巡って、両親が争いの末に不運の死を迎えてしまった事件があった。
それをずっと自分の責任と責めてきた日々を救ってくれた莉々奈と、その手段をくれた瑠々香くらいしかずっと交流のなかった菜々芭。
そんな人生に不満があるわけではないが、恋愛という意味ではこの天才少女は全くの未経験者である。
そしてそこに現れた彼女と同等以上の頭脳を持ち、他者との交流が上手く、菜々芭に非常に好意的接してくれる亜九という存在を全く意識しないのも無理はあった。
彼女は本当に久しぶりに頭脳目当てじゃないと、確信を持てる男性と交流しているのだから。
無論好きという感情まで発展しているわけではなかったが、全く意識していないとまでは言えない程度には友愛は向けていた。
少なくとも亜九の見た目をした人に犯されるなど、非常に精神的なダメージがあるのだ。
「いやっ……それだけは……」
アクラにとっては初めて抱く菜々芭を偽りの姿ではなく本来の姿で抱きたかったからやった茶番でしかないが、菜々芭には非常に効果的だった。
犯されことが分かった時も見せなかった怯えが瞳に浮かび、思わず拒否の声が漏れてしまう。
「たすけ、亜……んんんんんんんんんんんん!?」
そんな菜々芭の唇をアクラの唇が塞ぐ。
咄嗟に暴れて唇同士を離そうとする菜々芭だったが、ガッチリ頭を腕で抱きしめられ、動かすことが出来ない。
しかもしっかりと口を閉じる前にアクラの舌が唇をこじ開け、口内してきていた。
(いやぁ……亜九さんの顔をした上魔にキスされるなんて……)
菜々芭自身、自ら驚いてしまうほど精神的なショックを受けていた。
何をされても、処女を奪われようと涙一つ流してやるかと心に誓っていたにも関わらず、キス一つで涙を流してしまうほどである。
しかしアクラはそれに気付いていない。
アクラとて非常に興奮しているのだ。
(菜々芭とキスしてる……あぁ小さな舌……いっぱい可愛がってあげるよ)
上魔アクラは強い。
それは実力という点ならばやはり現女神近衛騎士団屈指の実力を持つエレニスでも単独では勝てないほどだ。
しかし、それはアクラの本質ではない。
「ん、んぐぅ!?♥」
(え……!?な、何が起こって……!?)
アクラの本質は、女を堕とすものなのだ。
「ひゃっ♥ひゃめっ♥えろぉっ♥ひゃあ♥ひゃ、ひやぁッ!♥♥」
アクラは上魔が多く持つ媚毒の類を普段は使わない。
淫術で代用も出来るし、卓越したそのテクニックだけでも女を快楽に堕とすことは出来る。
そして何より、彼の媚毒はあまりに強すぎるのだ。
前回絶頂させられまくったとはいえ、未だに処女である菜々芭が舌を絡め取るキスだけで何度もビクッ♥ビクッ♥と腰を跳ね上げてしまうようになるほどに。
(なんで……身体……跳ねちゃぅ……♥)
無論菜々芭とて下魔の分析は行っている。その唾液に媚薬のような成分があり、女を狂わすのも分かっている。
だがデータ上と、実際に受けてみるのでは全く違った。
特に下魔のより遥かに強力なアクラの媚薬だ。レベルが違う。
いくら覚悟を決めようと、心が否定しようと拒否することなど出来ないのだ。
「んれろ……♥れろ……♥んぢゅっ♥んぢゅるっ!♥♥」
(お腹の中……熱い……!♥わたし、もしかして……キスだけ、でぇ♥)
びちゃ♥くちゅ♥びちゃ♥ぶちゅ♥ちゅる♥
ぐっちょりと触れ合った舌が、唾液を泡立たせて卑猥な音を奏でる。
アクラの舌が巧みに動き、菜々芭の舌を上下左右に舐め尽くしていく。
生々しい味と温度に、菜々芭のお腹の奥が熱くなり、ジンと痺れてしまう。
「ひぃやぁ♥ひゃめへ♥ま、まっへぇ♥ひゃめ……んんっ♥んむぢゅゅゅぅぅぅっ!♥♥♥」
(いや♥いや♥いや♥キスでイク♥イッちゃぅぅぅぅぅ!!♥♥♥)
ビクンッ♥ビクンッ♥ビクンッ♥
そして再度訪れた舌を溶かされ吸い取られてしまいそうにも感じる吸い付きに、菜々芭は限界が訪れた。
何度も瞬きと痙攣を繰り返して己の身に起こったことが信じられないように反応する。
しかし事実は変わらない。
菜々芭は、前回の秘所を弄られ絶頂させられた時よりも舌を溶かされるような深いキスで強く深く絶頂してしまったのだ。
「ぅ……ぁ……♥」
菜々芭の表情に強い欲情と絶望が浮かぶ。
菜々芭とて分かっているのだ。これはまだ前戯中の前戯。
前回のように秘所を弄られたり、確実にしてくるであろう本番をされたらどれほど感じてしまうのか。
それは天才少女の脳でも分からないものだった。
(もっと……シたいけど、時間が足りない……)
一方、狂気のような欲望を持ちながらもアクラは冷静だった。
菜々芭をモノにするためならどれほど熱した頭ても冷静に回す。その制御は、スラム時代に嫌というほど学んだからだ。
実はアクラ側はこうやって圧倒しているのだが、ファルケ側は逆に押されていた。
前回と違ってメッツァー陣営の下魔を連れていないのもあるが、何より莉々奈が菜々芭がアクラに襲われたことを知り、今まで以上に力を覚醒させたのだ。
今やファルケが召喚していた下魔達合計6体は既にやられており、ファルケとの一騎打ちになっていた。
ファルケもそう簡単に負けはしないが、不利であることは間違いなく、無駄に相打ち覚悟などもやる必要が全くないため、それほど時間が空くことなくファルケは撤退を選ぶだろう。
菜々芭をじっくりと味わう時間はないのだ。
(それなら決まってるな)
「あ、やめ……やめてぇ!」
快楽に夢中にされるという恐怖から菜々芭が悲鳴を上げる中、アクラの手がシュガーの衣装を素手で破く。
魔力で作られたタイツもスカートも破かれ、菜々芭の白いショーツが露わになってしまう。
そのショーツには大きなシミが出来ていた。
「随分と濡れてるね。キスだけで感じちゃったんだ。菜々芭」
「いや……いやぁ……」
アクラは普通に話しているだけだが、それが菜々芭を追い詰める。
口調も声も菜々芭の知る亜九であるからだ。
これでは本当に亜九に犯されているようだと菜々芭の心が傷付いていく。
事実そうなのだから菜々芭の感覚は正しいのだが、それを知ることはない。
「これならすぐに挿入れられそうかな。ちょっとデカくてね」
(ひっ♥あ、あんなの挿入れられたら……!)
処女である菜々芭は無論学術的知識以外で男性器を見たことがない。しかしそれでも分かる。
少し身体を離したアクラが自らのローブの前を開き取り出したものが、どれだけ巨大で醜悪で、そして女をメスに堕とすのに凄まじく優れていることを。
「菜々芭の処女……頂くよ」
「いや……ヒッ♥ひあッッぐうぅぅうぅうぅうぅぅぅぅうぅぅぅーーーーっっっ!!?♥♥♥」
ずぶずぶぶぢゅぶぢゅぶぢいぃぃぃいぃぃいぃぃぃ!♥♥♥
初めに襲ったのは、身体が裂けたかと思うほどの衝撃。
次に襲ったのは、今まで、この戦いの中でも味わったことのないような痛み。
次に襲ったのは、自らの身体の中を制圧する杭による苦しみ。
裂ける。痛い。苦しい。
一瞬にして様々なものが襲いかかってきた。
しかし、その全てが一瞬で過ぎ去り、最後に残ったのは熱い熱い快楽だった。
「あっ……くぅ♥あぅ……うぅぅっ♥……あっ♥」
(また……イッた?私また敵にイカされた……)
処女膜を一気に貫かれた。
そのはずのに子宮が燃えるように熱い。
むしろ菜々芭は貫かれた瞬間をきちんと覚えていられなかったため、処女を奪われた実感が殆どなかった。
覚えているのは、閃光を浴びたように目の前が真っ白になったことだけ。
それが絶頂であることを前回襲われた時に散々教え込まれたので分かるが、それ以外何一つ菜々芭は覚えていなかった。
今もアクラが腰を動かしてすらないのに、ジンジンと熱さが湧き上がるばかりで全く状況を理解出来ない。
分かることはただ一つ。
菜々芭はアクラに犯され、絶頂したということだけだった。
「菜々芭の中、凄くキツキツだね。俺がいっぱい犯して……俺専用にしてあげるよ」
「ぁ……ぁぁ……待って……待ってください……今……動いたら……また……」
アクラが敵であることが分かっていながらも菜々芭は静止を懇願してしまう。
菜々芭には分かっているのだ。今アクラに動かれたらどうなるのか。
そして、アクラは止めはしない。
「ふぐッうッあああぁあぁッ!!♥♥♥あうぅッあッぁあああぁぁぁ!♥♥♥はっ、激しいしないでぇ!♥♥お腹の中、壊れちゃ、あぁあぁッッッあああぁああっっ!!!♥♥♥♥」
ぐじゅっ♥♥ぬぐぢゅぶっ♥♥じゅぼっずぶぢゅぶっぬぐじゅ♥♥ぶぢゅうっ!♥♥♥
パンパンに張ったアクラの亀頭のエラが、膣内の粘膜を引っ掻いていき、狭い膣道をメチャクチャに擦られて、かき混ぜられる。
菜々芭はまるで膣内のモノを掻き出すような動きに、腰を浮かせてしまう。
与えられる快楽が強すぎて絶頂から降りられなくなる。
「おぉッ奥ッ奥ぅううッ!!♥♥♥む、ムリヤリッ、ずんずんしないでぇぇぇッ!♥♥♥おかしく♥おかしくなるぅぅっッッッ!!♥♥♥」
「菜々芭は子宮が弱いんだ。なら子宮とおまんこに俺のチンポの味をもっと教えてあげる。菜々芭くらい優秀ならすぐ覚えられるよ!」
「いやぁァァァああ!♥♥♥チンポの味なんて覚えたくないぃぃぃ!♥♥♥おま、んこ♥♥おまんこだめぇぇぇ!!♥♥♥」
ごじゅ!♥♥ごじゅ!♥♥ぐちっぐちょぐりぃいぃぃ!!♥♥♥
心を許し始めてる亜九の声だからか、快楽により頭が沸騰しているのか、アクラの声につられて菜々芭も卑猥な言葉を使ってしまう。
その響きは、アクラの興奮を煽るには十分だった。
「そんな興奮すること言われたらもう射精すしかないじゃん。菜々芭の中、俺で満たすよ!」
「だ、す!?いやそんなのだめ♥だめ♥だ♥あッ♥あああああぁぁぁーーーーーーッッ!!?♥♥♥♥♥」
ドクンッッ!!♥♥ドピュッ♥♥ドクッ♥♥ぶびゅうぅっ♥♥ぶぢゅるうぅうぅーっ!! ♥♥♥
子宮口に密着した亀頭が、灼熱の白濁を噴き上げる。
その衝撃に菜々芭は黒目を裏返させながら悶絶し、自身も激しい絶頂に追い込まれていく。
足がピンッ♥とつま先まで伸ばすように伸び、伸ばした手が虚空を掴むように何度も開閉する。
長い長い絶頂を味わっているのだ。
「あぁ全然足りないよ……菜々芭、まだ少しだけ……楽しもう!」
「あ……あ……♥そん、な……♥んんぁああああああああひっっっ!!♥♥♥はひぃいいいいい!!!♥♥♥♥」
未だに絶頂から戻れていない菜々芭の最奥を再度衝撃が襲う。
射精してる途中にも関わらず全く硬さを失っていないアクラが菜々芭の腰を掴み再度腰を使い始めたのだ。
莉々奈がファルケに勝ち、菜々芭の異変に気付くまで、菜々芭はずっと犯され続けていた。
アクラの味を、身体の奥底まで染み込ませるように。
どの編が面白かった?
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スイートナイツ編
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プリンセスティア編
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スイートナイツ2編
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シンフォニックナイツ編
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レムティアナイツ編