内容に結構悩んだ回でした。
結局タグを追加してこれでいくか、となりましたが。
サキュバスは出したいけど、出すと苦手なのが来るのは分かってたんだよな……まぁ何事もチャレンジです。
あ、あとアンケートもあります。
では、どうぞ。
「はな、してぇ……♡」
「ふふっ震えちゃって可愛い」
「ゆっくり可愛がってあげるよ」
結論から言うならばキッスはリップのように夜の公園であっさり敗北した。いくら決意を固めていてもリップと同じく戦闘経験の少ないキッスがゲルゲよりも遥かに強いサキュバスを相手に勝てるはずがないのだ。
武器は彼方に蹴り飛ばされ、背後からサキュバスが、正面からは仮面で目元だけを隠したアクラが迫るように囲んでいる。
ゲルゲの触手とは違い、明確に拘束しているわけではないが、キッスはまともに抵抗が出来る状態ではない。
キッスには今、メッツァーが使う性感を上げる魔法の更に強力なものがかかっているのだから。
故にサキュバスに服を捲り上げられ小ぶりな可愛らしい果実を露出させられても、アクラの足が股の間に入り、グリグリと膝を押し付けられてもまともに抵抗すら出来ていなかった。
むしろ快楽に喘ぎ、顔を赤くするばかりだ。
「あら可愛いおっぱい。 小さいのも好きよ」
「ひぅ♡おっ、ぱい、揉まな、ひゃん!♡」
サキュバスの両手がキッスの小ぶりな双球を包み込み、優しい手付きでフニフニと揉む。弱い刺激にも関わらず、キッスの口からは卑猥な声が漏れ出してしまう。
手を払い退ける所か、腕を掴むことすら出来ず、手を添えるしか出来ない。
「ふふふ、感じてるのね……可愛い」
「ひゃあ!♡ 耳、舐めたら……だめぇ♡力、抜けちゃ……♡あんっ♡」
胸を優しく揉みながら、サキュバスの舌がキッスの耳の裏を捉える。
チロチロとこちらも優しく舐めると、キッスは膝から崩れ落ちそうになるもそこにはアクラの膝があり、下着越しながら食い込み、また卑猥な声を上げる。
「あーあ……おっぱいは取られちゃったか。 なら俺はこの可愛い唇を頂こうかな」
「えっ……♡や、やだ……キス、初め、んん♡」
ニヤニヤと笑いながらも背の高さが割と合うアクラは嫌がるキッスの唇を奪う。力が抜けてしまっているせいか、アクラが唇をこじ開ける際の抵抗も少なく、ニュルンとアクラの舌がキッスの口内に入り込む。
(あぁ……キス、初めてだったのに……)
いくら男性が苦手なキッスでもいつかはと夢見るファーストキス。それを奪うのが尊敬する先輩であるリップを襲った憎き相手の組織の一人になるとは夢にも思わなかったキッスは思わず涙を流す。
しかしそれだけではない。
(熱い舌が口の中に入ってくる……♡う、そ……舌絡んできて♡ビクンってなっちゃうよぉ♡)
唇を開かせた後は少しの隙間もなく押し付けられたアクラの唇から舌が入り込んでくる。
それは逃げる舌を捕まえると、いやらしく絡み付いてきては、キッスの舌の先端、裏側を舐め尽くしていく。
しかし男性が苦手なはずのキッスが感じているのは嫌悪ではなく、
(熱い舌が……優しく絡んできてぇ♡凄い……気持ち、良いよぉ……♡舌が♡舌が痺れるぅ♡)
アクラの舌の動きは決して乱暴なものではない。むしろ女のツボを理解した、巧みな動きだ。サキュバスの愛撫で火が付いたキッスが耐えられるものではなく、いつしかキッスは逃げることを止め、なすがままになっていた。
いやらしい水音が静かに響くも、サキュバスが手を止めるわけはない。
「二人だけの世界に入っちゃうなんてズルいわねぇ。 お仕置きよ♡」
「んちゅ!?♡ んん♡んんー!?♡」
小さな果実から手を離すとサキュバスはキッスのスカートから手を入れ、更に下着の中に手を入れてしまう。
そして狙いをつけていたアナルの入り口をそっと指で突くと、ビクンッと強くキッスが反応する。
(やぁ……うそ……お尻……なのに、私……)
指でつつくだけではなく指の先をゆっくりアナルにめり込ましていくサキュバスの指の動きに戸惑いながらも敏感に反応してしまうキッス。
実はこれがアクラの狙いだった。どうせサキュバスが動けば快楽に溺れさせてしまうなら、アナルや男性とのキスなど禁忌に感じているであろうことを中心に攻め、その禁忌感を煽り、利用するつもりなのだ。
禁忌に慣らされてしまったキッスは今後の調教中に快楽に堕ちやすくなるだろうと考えたのだ。
「んぐっ♡んふぅうんっ!?♡ はぶぅっ♡んむぢゅうっ!♡ んぢゅ♡ちゅぷっ!♡」
ぬチゅルっブちュるチゅッ♡ヅちヌるュぶチゅっ!♡
アナルに意識を向けるとアクラがこっちを向けとばかりに理性を蕩けさせるように舌を絡ませ、舐め回す。
時折送られてくるアクラの唾液を飲み込んでしまう度に身体の芯が痺れて、キッスの思考に、もやが掛かっていく。
(ひゃああああ!♡ そんなペロペロされたら私の舌、溶けちゃうよぉ♡ だめぇ♡キス♡気持ち良い♡キス……好き……♡)
挟んではいるが、もはや二人ともキッスを押さえつけてはいない。キッスが暴れれば逃げ出せる程度の拘束力だ。
しかしキッスはもはや逃げることを考えられなかった。
「もうっ。 アクラ、この娘を奪わないで頂戴。 ほら、お尻、解れて来て気持ち良いでしょう?」
(いやぁ♡お尻♡お尻にいっぱい入ってくるぅ♡)
「…………」
(ああぁあぁ!♡ そんな舌、強く吸わないでぇ♡おかしく♡おかしくなっちゃう♡)
後ろからはサキュバスが淫術も使い解したキッスのアナルに指を3本も入れてしまい、前からはアクラが優しさから一転してキッスの舌を自らの口の中に引き摺り込むと、そのままキッスの唾液ごと強く吸い上げていく。
二人に取り合うように快楽を与えられ、キッスはもはや何に集中すれば良いか分からず、どんどん思考を曇らせていく。
そして、その時は訪れる。
「ん♡んん♡ん、あぁああぁっ!♡んちゅ!♡んんんんんんーーー!?♡♡♡」
一瞬跳ね上がった身体の反応から口が離れ、卑猥な悲鳴が漏れるもすぐに塞がれ、そのまま目を見開いて絶頂するキッス。
彼女は遂に実質キスとアナルを弄られただけで絶頂してしまったのだ。
(あ……あ……♡わ、私……正義の……味方なのに……♡イッちゃった……♡キスされて……♡お尻いじられて……♡)
そのことはキッスに深い羞恥とショックを与えていた。処女を奪われたリップ並かそれ以上のショックだ。
それはリップよりもキッスの方が人として未熟なのもあるが、やはり不浄の穴であるアナルと、愛の証であるキスで絶頂させられたのもあるだろう。
アクラの戦略は見事に成功したのだ。しかしこれはまだ序の口だった。ここからが本番なのだ。
「んん!?♡」
「ふふっ……終わりかと思った? まだまだ始まったばかりよ?」
サキュバスが上魔であっても女性なのは姿で分かっていた。そんなサキュバスに背後から責められていたキッスだが、本来なら有り得ない感触を感じて、ショックで若干ぼんやりしていた意識を戻した。
硬く、熱い、キッスが感じたことのない感触。それでも正体はすぐに分かった。
これは男性器、つまり肉棒の感触だ。肉棒の感触がキッスのいつの間にか丸出しにされていた肉付きの薄い尻肉に擦り付けられていたのだ。
そうサキュバスはふたなりだった。いや正確に言うならば彼女は淫魔術で自分にも相手にも肉棒を生やすことが出来るのだ。今回はキッスを辱めるため自らに生やしたのだった。
(う、うそ……まさか、まさか……)
キッスはリップがどんな目に合ったのかは分かっているし、1回イッたくらいで許して貰えるほど甘くはないのは分かっている。
しかしサキュバスの行動が示すこれからされることは全く想像していなかった。サキュバスは今から生やした肉棒で、キッスの解されてしまったアナルを犯そうというのだから。
「この可愛いお尻……頂くわよ」
「んんー! んんー! ん、んんん!?♡」
ズブ♡ズブ♡ズブブブ♡
サキュバスの言葉に怯えたようにキッスが首を小さく振るも声にならない否定など届くわけもなく、立派に勃起させたサキュバスの肉棒が解され、柔らかくなったキッスのアナルをこじ開けながら挿入されていく。
サキュバスの細い指とはいえ淫魔術によって解され、3本も指が入るようになってしまったキッスのアナルは素直に肉棒を受け入れてしまう。
(入っ、て♡入ってくるぅ♡太い♡太いのに……全然……痛くない♡むしろ……♡)
いくら柔らかくなり、3本の指が入ると言っても肉棒はそれより更に大きい。だからかなりの圧迫感をキッスは感じてはいるのだが、それに対して痛みは殆どなかった。
むしろビリビリと来る感覚に、無意識にウットリとした表情をしているくらいだ。
そしてそんな表情をしていれば、こうなる。
(あ♡あ♡ああーーーー!♡ これぇっ♡し、舌と舌がぁ♡絡み合ってるぅっ♡こんなのぉっ♡変態だよぉっ♡でもぉ♡気持ち良い♡気持ち良いよぉ♡)
口を少しだけ離し、引き出された舌をベロベロと舐め回される。
まるでアナルにばかり集中しているからお仕置きとばかりの責めに、バチバチと視界が点灯するほどの快楽が襲い来る。
「んおっ♡お♡お♡んおおぉ!♡」
そしてキスに集中すれば、またサキュバスの肉棒が動きを強める。
深く挿入してはゆっくりと形を分からせるようにゆっくり引き抜かれていき、また深く挿入される。
激しさこそないが、アナルを責めるには丁度いい責め方だ。そうサキュバスは何も淫魔術だけが取り柄なのではない。
女同士だから分かるツボも含めた性技のテクニック自体が高いのだ。
(だめぇ♡舌もお尻も気持ち良すぎて……♡また、イク♡イッちゃう♡イ、クぅぅ!♡♡♡)
サキュバスのテクニックとアクラのキステクに翻弄されたキッスがまた絶頂する。しかし今度は更なる責め苦が待っていた。
(んひぃ!♡ え♡え♡なん、で♡止まっ、てぇ♡頭、溶けちゃ、う♡)
先ほどは絶頂した時に止まってくれた二人の責めが止まらない。いやむしろ激しくなっていく。
サキュバスは抜き差しの速度を上げつつ、わざとカリをアナルの中に何度も引っ掛かるようにしてきており、アクラは引き出したキッスの舌を甘噛みしたり、尖端のみを舌で責め立ててくる。
(あぁああぁ!♡ イク!♡♡♡ だめぇ♡また♡今、イッたばっかなの、に♡イきゅぅ!♡♡♡ 止まら、ない♡イクの、止まらないよぉ♡ゆるひ、ゆるひてぇ♡♡♡)
何度も何度も絶頂しても二人は止めない。涙を流しても、口の端から涎を垂らしても止めない。
もはや一人で立てないほど脱力しても、下着を太モモ辺りまで脱がされたことによって露わになっていた秘所からダラダラと愛液を流していてもだ。
連続絶頂、しかも望まぬ相手と場所による連続絶頂にキッスの心が弱っていく。更に好き勝手されていることで負けた自覚が強くなっていた。
(先、輩♡ごめん、なさい……♡私、負けちゃ、う♡ひどいこと、されてるのにぃ♡負けちゃった♡キスもお尻も、気持ち良くてぇ♡もう、ダメぇ♡)
ゆっくりとキッスの目に欲望が宿っていく。アクラとサキュバスの責めを受け入れるように、ゆっくりと自らも力を抜いていき────アクラとサキュバスを斬撃が襲った。
「いやいや予定より早いね」
「ちっ……仕事も出来ないのかい、あの爺」
「ふぁ……♡あっ……♡」
素早い動きで斬撃を回避した二人が余裕そうな表情で軽口を言い合う。
二人が回避したことにより解放されたキッスは、ゆっくりとペタンと地面に座り込んでしまう。
熱しられたお尻が冷えた地面に冷やされ、小さく声を上げる。
「香那葉ちゃん!」
「せん、ぱい……♡」
「まだ途中だってのに……」
助けに来たのはゲルゲがメッツァー共に足止めしているはずのリップだ。
全くの無傷とはいかなかったのか、服のあちこちは破れているが、メッツァーが足止めしているはずの時間からは大分早い。つまり前回のアクラがやったように故意に逃したわけではなく、リップは足止めを突破したのだ。
その可能性はあると、アクラは言っていたが、いざ現実になるとサキュバスの頭に浮かぶのはリップの成長よりゲルゲの不甲斐なさだった。
しかしアクラの方は油断なくリップの方を見ていた。負けて撤退したのか死んだのかは分からないが、サキュバスが言うほどゲルゲは弱くはない。
サキュバスやアクラが上位の実力者なだけで、ゲルゲも並みの魔法戦士にはそう簡単に負けはしない。しかもメッツァーの援護付きなのだから。
アクラは内心でリップの脅威度を一段階引き上げていた。
「まぁ十分目的は果たした。 撤退しよう」
「ちっ……キッスちゃん。 また可愛がってあげるわよ♡」
「っ……♡」
「…………」
「怖い怖い。 じゃあねぇ♡」
このままリップと戦っても勝てはするが、それは彼らの目的達成には不要だ。だからアクラが撤退を進言するとサキュバスは舌打ちはしながらも素直に従った。
最後の軽口にキッスは怯えたように自分を抱きしめるもリップは無言で武器を構えてサキュバスを威嚇しており、それをバカにしたように笑いながらサキュバスはアクラと共に転移で撤退した。
2回目の戦いもメッツァー陣営の勝利だ。
しかしリップの成長という不安要素は、アクラの頭の中に色濃く残っていた。
どの編が面白かった?
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スイートナイツ編
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プリンセスティア編
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スイートナイツ2編
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シンフォニックナイツ編
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レムティアナイツ編