少し期間が空いてしまい申し訳ない。
今回も紫鶴のエロです。
イクシードナイツ編はあと3話くらい予定。
次回が何時になるかは分かりませんが、ゆっくりお付き合いください。
では、どうぞ。
(しかし……実際何者だ?)
歴戦の魔法戦士であるシンフォニックリリーですら受け流すことでしか対処出来ないキールの圧縮魔法弾を受けてもノーダメージではないようだが、吹き飛ぶことなく紫鶴の上から退かない魔族。
それはキールが少なからず知っている魔族を明らかに逸脱していた。
ノエルが言うには今やキールの魔力は中級クラスの魔族くらいはあるというのに。
「グル……」
「お前……デプレダの魔族ではないな? とにかく、俺の獲物を離して貰おうか」
魔族は、すぐさま飛びかかってくるわけではないが、それでも紫鶴を離すつもりはないようだ。
キールとしては、それだけでこの魔族と戦う理由になる。
世界を支配しようというものが、魔族なんぞに女を奪われるなど情けない。
何より紫鶴はキールの野望に必要な部下になるのだから、渡すつもりなど毛頭なかった。
「グルル……」
「とは言っても、まぁそっちも素直に離すわけ……」
「ガルッ!」
「ないか! うぉ!?」
紫鶴の上から退くつもりがないのか、魔族が背中から2本の触手を生やして素早くキールに向かって伸ばしてくる。
それを予測していたキールは、魔力障壁を圧縮し、シールドのようなものを作り出し、その一撃を防ごうとする。
しかし、魔法戦士達の攻撃を通さぬキールのシールドにぶつかった触手がほんの数秒は止まっていたものの、すぐさまシールドをぶち破って来た。
何とかギリギリで回避出来たが、キールは内心冷や汗をかいていた。
(こいつは……まずいな。 単純な力が違い過ぎる)
莉々奈に比べれば戦いにおいて、まだまだ素人同然であるキールがこれまで上手く立ち回れてきたのは魔力の出力と魔法の形態の違いが大きい。
中級クラスの魔族の魔力と今までにない圧縮率を誇る魔法。
これこそがキールの武器だ。
だが、この魔族は少なくとも今のキールより魔力が高く、その一撃は圧縮した魔力の塊であるシールドを軽々と破ってくる。
一応他にも下等な魔族を召喚し、一緒に戦うことも出来るが、この魔族の前では焼石に水なのは一目瞭然であった。
「さて……どうするか」
紫鶴は渡せないが、この魔族に勝てる見込みは薄い。
どちらを選ぶべきか非常に判断し辛い状況に小さく呟く。
だが、事態はキールが予測していなかった方へと進んでいく。
『キール様! その方と争ってはいけません!』
「ノエル?」
突然、キールをこの世界に導いた存在であり、彼の頼りになる副管でもあるノエルが通信を入れてきたのだ。
キールには驚かされるようだが、基本的にはひょうひょうとした感じの彼女には珍しい本気で焦った声だ。
『ただの魔族に偽装しているようですが、正体は多分あの方。 このまま争っていてはキール様と言えどもただでは済ませて貰えません!』
『しかしイクシードアイリスを失うわけにはいかないぞ? それに……』
『分かっております。 今から私が交渉致しますから……!』
ノエルにも分かっている。
キールが持つ野望のためにはここで退くことなど許せないと。
だが、それでも彼とだけは争わせてはいけない。
『アクラ様! ここは退いてください!』
この、上魔アクラとだけは。
『……それは俺にこの娘を諦めて退けってことかい? ノエル』
『っ……!』
返ってきた念話の声は普段のアクラではない。
更に極まったと言っているメタモル魔法の影響か、雰囲気が非常に魔族寄りになっている。
思わず念話越しでも息を呑んだノエルだが、それでもキールのため諦めはしない。
『お願い……します。 この埋め合わせは、必ず』
『…………』
ノエルの言葉でアクラは考えるように静止する。
キールと基本的には敵対する気はないアクラだが、目の前の獲物を前に邪魔されるのは気分が良いものではない。
所謂落としどころが必要なのだ。
それが分かっているノエルは、それ以上言わずじっとアクラの答えを待つ。
『なら……この場でこの娘を犯させろ』
『それは……』
『壊しも、攫いもしない。 譲歩、だろ?』
『お待ち……ください』
ノエルとしては、アクラの言う落とし所は悪くない。
いや悪くない所か、少しばかり都合が良すぎるくらいだ。
キールは彼女達、魔法戦士を堕とすためなら魔族に犯させるのも、そのへんの住民に犯させるもの厭わない。
今回はあくまで知らない魔族に襲われ、万が一殺されでもしたら困るから止めに来たたけだ。
故に都合が良すぎる。
『……良いだろう』
『……宜しいのですか?』
『怪しくはあるがな』
怪しいのは確か。
だが、ここで争うより譲歩し、後に繋げる方が野望の達成には好都合。
そう判断したキールは、ノエルから伝えられたアクラの提案を飲んだ。
『何か企んでいても、俺はそれを超えるだけだ』
『キール様……!』
「分かった。 好きにしろ……殺すなよ」
「グル……」
アクラのことは良く知らないが、超えてやるという野心を持つキールに感動するノエル。
そして提案を飲んだことを口に出すとアクラは、紫鶴に向き直る。
「そいつとは話がついた。 殺されはしないから、可愛がって貰うんだな」
「キール……! っふ!?♡」
元より敵対関係にあるキールに助けて貰えると思っていなかった紫鶴ではあるが、ここまでハッキリと売られれば睨みつけたくもなる。
しかしその睨みもすぐに止まってしまう。
キールの方を向いていたアクラが、紫鶴に向き直り、その巨大な肉棒を下着越しに擦り付けてきたのだ。
媚薬の影響が抜けてない上に先程イカされたばかりの紫鶴の身体はそれだけでピクッ♡と反応してしまう。
「ひっ……! や、やめ、なさい……!」
大き過ぎる肉棒に流石の紫鶴も怯えの混じった声を出してしまう。
本来のアクラの肉棒より更に大きくしたソレはまるで男の腕のようなモノ。
そしてソレが与えるものが苦痛だけではないことをもう彼女はわからされてしまっている。
いくら気丈に振る舞おうとも、それが頭を過ぎれば無意識に怯えてしまうのだ。
「やめ……はあぁ、あ、あ、ああっ!?♡♡ ひぐっ……んっぎいぃぃぃぃぃ!?♡♡」
突然の重い衝撃に紫鶴が頭を仰け反らせて悲鳴を上げる。
極太の肉棒は白いショーツをあっけなくぶち裂き、まだ硬さの残る秘所をこじ開けて、一気に突き刺されたのだ。
だが、悲鳴の理由はそれだけではない。
「んはあぁ♡ぁ、ぁぁ……こんな……ああぁ、あはあぁんっ!♡♡♡ ど、どうしてぇ……痛い、はずなのに、こ、こんなのありえません……犯されて、感じるなんて……ぜ、絶対に許されませんのに……いぃぃっ!♡♡♡」
そう。紫鶴は感じてしまっていた。
巨大過ぎる凶器で腟内を掘削されて、痛くて苦しいはずなのに、ゾクゾクするほど気持ちよくてたまらない。
「ま、待って……今……んおおおっ!♡♡♡ ズボズボした、らぁ……ックひいぃぃ!!♡♡♡ か、感じてしまいます……ダメッ♡ひぁ♡ひあああ♡♡あ、あああっ!?♡♡♡」
ズブズブ!♡メリメリメリッ!♡ゴリュ!♡ゴリュ!♡
太い凶器じみた肉棒が出入りする度に紫鶴を狂わす快楽が秘所から伝わってしまう。
必死に身を振り少しでも快楽を逃がそうとする彼女の努力も虚しく、ガッチリと押さえ込まれた身体は、強烈な性の落雷に打たれ続けたまま、噴出す牝の汗と嬌声を辺りに撒き散らすことしかできない。
(こんな気持ち良いの……知らない! 私、こんなの、こんなの続けられたら……!)
キールに敗北し犯された初体験。
キール操る触手のような魔族に犯された2回目。
生徒達を人質に取られ、その生徒達に犯された3回目。
これが今までの紫鶴の性経験。
だが、アクラのソレは今までのと全く違うものだった。
(あたまが飛ぶ……♡おくを突かれる度に、ビリビリとして思考が……出来なく……♡感覚だけ、どんどん……強く……♡♡♡)
紫鶴は一突き毎に腟内と一緒に理性まで掘削されているような感覚を味わっていた。
出したくもない卑猥な声が勝手に出てしまい、身体が女の悦びに歓喜してしまう。
「あっ♡あっ♡あっ♡あぁっ♡だめだめだめえええっ!♡♡♡♡ またキちゃうっ♡♡♡ そんな突いたらまたキちゃうのおおおぉぉっ!!♡♡♡ はきゅうっ!?♡♡♡」
またも訪れそうな限界を訴えていた紫鶴の声が裏返る。
アクラの強烈なピストンで上下に跳ね回っていた巨乳から謎の快楽が走ったのだ。
「あ……♡あ……♡なん、どうなって……♡」
アクラが腰を一旦止めたことにより目線を向けられた紫鶴は、目に見えていることをすぐに理解出来なかった。
紫鶴のイクシードアイリスの障壁を軽々と引き裂いたアクラの鋭い牙。
それが彼女の胸に刺さっていたのだ。
だが血が出てないどころか、痛みすら全くない。
そんな異様な光景に紫鶴は声を失ってしまう。
だが、そんな状況はまだ序の口だった。
「あっ!?♡♡♡ おっぱいが苦しい……♡♡ぅう……それにゾクゾクして……まさか、いや、そんな……はうぅうぅぅぅううぅうぅうう♡♡♡♡ひう、んんんぅうぅぅぅぅうっぅうううぅう♡♡♡♡」
紫鶴は非常に賢く、魔力も高く、運動もこなす、まさに才色兼備と呼ぶに相応しい少女だ。
そんな紫鶴の頭脳が彼女に更なる絶望を与える。
胸の奥から湧き上がり、今なお高まり続けている快楽の正体に気付いてしまったのだから。
「にん、しんっなんて、してない……のに……♡♡♡こんな……いやぁ……♡♡♡おっ♡あっ♡ひぃぃぃぃぃぃ!!♡♡♡♡」
だが、気付いたとしても止まらない。止められない。
再開されたピストンと共に、湧き上がるものに紫鶴は振り回され、無様に快楽に喘ぎ続ける。
「んひぃうぅッ♡♡ふひんっ♡♡ひぃいんッッ! 中でっ、太くなってぇ……♡♡♡あっ♡お、奥ッ♡♡♡子宮がゴンゴン突かれてるゥウウッ!♡♡♡ やぁッ♡♡イッちゃう♡♡♡出ちゃう♡♡♡らめぇぇェェェェェェェェ!!?♡♡♡♡♡♡」
ぶしゃあああああああああああーーーーーッッ!!!♡♡♡♡♡
遂に臨界を迎え、仰け反る紫鶴の両胸から勢い良く母乳が噴き出す。
まるで火山が噴火したように噴き出す母乳は、まるで今の紫鶴が味わっている快楽を表しているようだった。
事実として、アクラが与えた母乳を生み出す毒は、射乳により絶大な快楽を与えるため、実際に紫鶴は有り得ないほどの快楽を味わっていた。
「あ……ああ……あひっ♥」
その快楽に耐えきれなかった紫鶴は完全に白目を剥くと、そのままガクッと気絶する。
変身は解けていないため、壊れたわけではないが、完全なる無様敗北というに相応しい結果だった。
「……そこまでだな。 これ以上は取り返しが付かなくなる」
「…………」
これ以上続ければどうなってしまうのかがキールにも理解出来ているのか、そこで待ったが入る。
無論ソレは理解しているアクラだったが、それでも大事なやることが残っていた。
「ん゛……♥お゛……♥あ゛っ♥」
「……おい……なっ!?」
気絶した紫鶴の両胸にしゃぶりつくと、そのままアクラは母乳を味わうように吸い始める。
それでも目が覚めないくらいしっかり気絶してしまっている紫鶴だが、身体はピクピクと痙攣しており、感じていることが分かる。
尚も続けようとしているのかと、思ったキールは剣呑な雰囲気を出すが、続いて起こったことにバイザー内の目を見開かす。
「変身が……解けた……?」
基本的に魔法戦士の変身が解けることはない。
例え気絶したとしても彼女達を守る魔力が消えることはないのだ。
変身が解けるとすれば、精神的、または肉体的に重大なダメージを負った時。
だが、その2つが起こったとは思えない。
故に残る可能性はただ1つ。
(まさか……魔法戦士の魔力を個人で奪ったってことか!?)
その可能性に到れるだけキールは優秀である。
キールの知識から考えても、専門的な拠点や施設、技術を使えば可能かもしれないが、少なくとも個で魔法戦士の魔力を奪えるものは存在しない。
音に聞いた強大な力を持つ規格外上魔ディラックならば可能かも知れないが、魔族であっても基本的には無理なのだ。
それを可能としているかもしれないアクラにキールは警戒を強める。
「……また会う日もあるだろう。 ただそれまできみが上手くやれたらだがね」
「……どういう意味だ?」
「世界を狙う闇はきみだけじゃない。 それに……」
犬のような見た目からは想像出来ない、高い少年のような声が静かな夜に響く。
アクラ本来の声ではあるが、犬の魔族の見た目で出すと酷い違和感を感じる。
しかし、軽い調子にも関わらず、その言葉に威厳すら感じられた。
まるで
「魔法戦士をあまり舐めない方が良い。 足元を掬われたくなければね」
「なっ……待て!」
そしてアクラはそのまま消えた。
後には気絶する紫鶴と、虚空へと手を伸ばしたキールだけが残されていた……。
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スイートナイツ編
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プリンセスティア編
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スイートナイツ2編
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シンフォニックナイツ編
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レムティアナイツ編