今回はリップ回。
そして短いですが、話が動きます。
では、どうぞ。
「さぁ武器を捨てろ。 スイートリップ。 でないと……」
「ひっ……」
「や、止めてくれ!」
「くっ……ひ、卑怯者!」
悪というものは手段を選ばない。いやむしろメッツァーとしてはあからさまに美学から反していなければ大半のことはやるべきと考えている。
だから時にはこういう作戦も取る。偶然戦っていた公園を通りかかった人間を捕まえ、
「が……あ……く、苦し……」
「人質は一人で十分だからな。 殺してしまえ」
下魔は確かに魔法戦士の前では簡単にやられてしまうが、ゼーロウや上魔の一部が兵隊に使う魔族が弱い訳はない。
2メートル超えの身長。トカゲのような頭。その肉体は筋肉に包まれており、レスラーのような見た目。
魔力で守られていない人間の首など少し力を入れれば折れてしまう怪力。逃げようとしても一般人ではすぐ追いつかれる機動性。警察の使う小型の拳銃ではダメージすら入らない硬さを持っているのだ。
魔法戦士が強すぎるだけで、普通は数匹でもかなりの脅威だ。それが何も力のない会社員風の一般人が相対すればどうなるかは想像に容易い。
「待って! 武器は捨てるから!」
故にリップは従うしかない。普通ならば一撃で倒せるだけの力を持っていても彼女らは正義の戦士だ。正当なロアの騎士団ならともかくリップに一般人を見捨てる非情な選択は出来ない。
クレセント・ハーケンを地面へと落とし、降参のために両手を上げるしかない。いくらリップが強くなったとしても、正攻法だけが魔法戦士を倒す手段ではないのだ。
「そうだな……負けた代償はこうするか」
「きゃ! な、何を出して……」
「今更恥ずかしがることもないだろう。 お前を女にしてくれたものだぞ? きちんと見ろ」
「っ……ぅ……ぅぅ……」
無抵抗となったリップを前に少し考えたメッツァーは、己のズボンのチャックを開けると、まだ半勃起状態の肉棒を取り出した。
例え処女を奪われたとしてもやはりまだ恥ずかしいのか、リップが目を覆うも、メッツァーが命令のように言うと、人質のことが過り、顔を真っ赤にしながらも恐る恐る見ていく。
「男を喜ばす方法を教えてやろう。 そこに跪け」
「え……? わ、分かった! 分かったから!」
メッツァーの言葉が理解出来ない、いや意味は理解したがそんなことをさせるなんて信じられないという表情をしたリップだが、下魔が少しばかり力を入れたのを見るとすぐに膝立ちになりしゃがんだ。
ほぼ目の前に肉棒が来たため恥ずかしそうにしているが、目を逸らせばまた人質に危険が及ぶの学習したのか、今度は逸らさなかった。
「まずは握ってみろ。 強く握れば人質の首を握ることになるぞ」
「ぁ……ぅぅ……恥ずかしい……」
メッツァーの指示に従うしかないリップが恐る恐る半勃起しているメッツァーの肉棒をそっと握る。
恥ずかしさが強すぎるのか、顔を真っ赤にしているため、それだけでも倒れてしまいそうだった。
「ゆっくりと扱け」
「っ……熱い……そ、それに……ひぅ……」
魔法服には手袋もセットになっているが、その上からでもメッツァーの肉棒の熱を感じていた。
そのままゆっくりと扱いていくと、どんどんメッツァーの肉棒が完璧に勃起していく。いくら色々覚悟を決めたとしてもやはり自らの処女を奪ったものは怖いのか、リップの表情に怯えが見える。
「怯えてる場合じゃないのは分かっているだろう? さぁ次は……尖端に口付けをしろ」
「えっ……? そ、そんな……!」
次の命令に今度は普通に理解出来なかったのか、一瞬固まるも、徐々に理解してきたのか顔を青くする。
しかしそれも仕方ない。初恋すらメッツァーの化けた竜人であるリップは勿論キスなどしたことがない。それを敵の、しかも肉棒にしろと言われたのだから。
「出来ない……と?」
「ぐ、が……は……」
「だ、だめぇ! する! するからやめてぇ!」
いくら乙女のファーストキスとはいえ人の命がかかっているのだ。首を締められている方は既に限界の様子で、隣のもう一人も次は自分かと顔を真っ青にして震えている。
故にリップは悲鳴を上げるように叫びつつ覚悟を決めた。
「……ん……」
「一度で止めるな」
「ん……ん……」
ファーストキスを肉棒に捧げる辛さを深く味わう暇もなく、何度も肉棒の尖端にキスをさせられる。
ただの屈辱とは違う乙女心を傷つける行為に、小さく涙を流すリップ。ただこれ以上逆らえば人質が本当に殺されてしまうかも知れないため、従うしかない。
「次は舌で舐めろ」
「っ……ん……ぁ……」
躊躇がないわけではない。それでもやらないわけにはいかない。
リップは小さく口を開けると、短い可愛らしい舌を伸ばしてメッツァーの肉棒の尖端を舐め始める。
テクニックもなく、舌を添わせる程度の刺激だが、リップのような美少女である魔法戦士に舐めさせるという興奮のためメッツァーの肉棒が硬くなっていく。
(い、やぁ……変な味がする……)
「そのまま咥えろ。 歯をたてるなよ」
「んぐ……んん、ん、お……」
メッツァーの指示に従いなんとか口の中に肉棒を入れるリップ。しかしあまりに大きいメッツァーの肉棒をついこの前まで処女だったリップが上手く咥えられるわけもなく、苦しそうにしていた。
しかしメッツァーは更に追撃をかける。
「おい」
「グァ」
「ん、ぐ……ん、ぁ!?♡」
呼びかけと顎をしゃくるだけで意図を察した下魔の一匹がリップの背後に回ると、そのトカゲのような口から舌を伸ばし、膝立ちになったリップの股の間に入り込ませた。
下着の上からながらもいつも通り敏感になる魔法はかけているため、それだけでもリップがビクンッと反応する。
噛んだり、口を離さなかった辺りは偉いが。
「気にせず続けろ。 しゃぶりながら舌を使え」
「ん♡ちゅ……♡んぅ……♡」
メッツァーに抗議するように上目遣いで見てくるリップを一蹴し、メッツァーは次の指示を出す。
従うしかないリップは、体を若干震わせながらも慣れない様子でしゃぶり、恐る恐る尖端に舌を沿わしてくる。
その間も下魔の舌は蠢いており、ビクッ♡ビクッ♡と反応していた。
「ん♡ん……♡んん!?♡」
しかし次の瞬間には流石にリップも目を見開いた。
下魔に舐められていた下着がドロドロと溶け出したのだ。
直接舐められることで刺激も増え、驚いたのもあって口を止めてしまう。そしてそれを見逃すメッツァーではない。
「誰が止めて良いと言った」
「んごっ!?♡ ん!♡ んんー!♡」
お仕置きとばかりにリップの頭を掴むと、今まで軽く咥えていただけだったリップの口の奥まで一気に咥えさせる。
喉に軽くぶつかったため苦しそうにするも、これが止めたお仕置きなのはすぐに分かったのか、必死に口を開けて噛まないようにしていた。
必死過ぎて軽く鼻が広がり、間抜けな表情になってしまっているが、人質をこれ以上傷つけないという気持ちだけは立派なものだった。
「お仕置きだ。 しゃぶりながらオナニーをしろ」
「んぐ!?♡ んん! んん!」
しかしお仕置きはまだ終わってなかった。
リップを徹底的に辱めるのが目的のメッツァーは段取りは守っても容赦はしない。
人質も見ている状況、しかも外で自らしろというのはあまりに酷い命令だった。
故に一瞬人質のことも忘れ、リップは拒否してしまう。
「拒否する余裕があるのか?」
「ひ、ぎ……」
「んん! ん……♡ぅ……♡」
既に半ば失神している首を掴まれた男を持ち上げていくと、口が塞がっていなければ叫んでいたであろうくらい取り乱す。
そしてゆっくりと手を秘所に伸ばすと、入口をゆっくり擦り始める。
「お前のオナニーはそんな緩いのか? もっと激しくやれ。 しゃぶるのも忘れるな」
「ん……♡んっ♡んっ♡んん♡んっ♡」
メッツァーの繰り返される命令に涙を流しながらもリップは腟内に指を入れ、激しくはないながらも自ら掻き回していく。
更に口も自ら軽く前後させることで下手ながらもフェラチオらしい動きをし始めた。
リップのような美少女がやるにはあまりに下品で、そしていやらしい光景だ。
「うわ……エッロ……」
「んん!?♡ ん♡んんー!♡」
「止めるな」
「ん♡んぅ♡ひっ♡んぅ……♡」
故に思わず予備の人質の男が思わず呟いてしまったのも、まぁ仕方ないのだろう。
しかし見られていることを意識させられる言葉に、リップは顔を真っ赤にさせて次々と涙が溢れてこさせている。
だが、メッツァーには非情に都合が良い展開だ。
「もっと指を激しくしろ。 甘いと感じたら次はすぐ人質を殺すぞ」
「ん!? っ……んぅ!♡ ん♡ん♡ん♡ん♡ん♡んじゅ♡んちゅ♡」
「すっげぇ……」
ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡
指摘されてすぐに下される命令。しかしメッツァーの声色から本気を悟ると、一旦の躊躇の後に指を激しくする。
激しくなった指に、リップ秘所からいやらしい水音が鳴るようになると、また人質が生唾を呑んでいる。
ズボンの上からも勃起しているのが分かるが、それを見たくないとばかりにリップはフェラチオとオナニーの方に集中していた。
「中々良いぞ。 そのまま続けろ」
「んちゅ♡んちゅ♡じゅぽ♡ん、ぁ♡じゅ♡じゅる♡」
リップは優秀な少女だ。それは物覚えや要領が良いのもある。故に覚えてしまうのだ。メッツァーの反応から、フェラチオのやり方を。
いつしか両手で秘所をいじくりオナニーをしながらも、リップの口での奉仕はどんどん激しくなっていった。
「そろそろ
「んん!♡ んちゅ♡ん♡んんんんんーーー!!♡♡♡」
どびゅ♡とびゅ♡どびゅびゅ♡♡♡
そして行われる口内射精。しかし予め言われたリップはなんとか喉に向けて出された精液を零すことなく呑んでいく。
同時に自らの指で絶頂してしまったため、背中をピンッ♡と伸ばしているが、何とか口を離さず済んだようだった。
「まぁまぁだったな」
「う……♡ぁ……♡ぁぁ……♡」
暫くしてメッツァーが口から肉棒を引き抜くと、流石に飲みきれなかったのかリップが口の端から精液を流しながら、前のめりに倒れる。
肉棒を抜かれたことで一旦は凌辱が終わったために気が抜けたのだろう。
勃起していた予備の人質もあまりに淫らな様子に我慢出来なかったのか、恐怖で疲れていたのかズボンの中で射精しながら気絶していた。
「まだ終わりではないぞ? スイートリップ。 今度はこっちにご馳走してやろう」
「ひっ♡い、いやぁ……♡」
元はアクラがキッスを犯す予定だったためにキッスの援護は来ない。
故にメッツァーは更にリップを追い詰めてやろうとしていた────その時だった。
『メッツァー! 緊急事態だ!』
「……なに?」
「……?」
急にアクラからテレパシーが飛んでくる。携帯電話などとは違うが、個人に対して連絡する手段はロアにもあるのだ。
無論互いを認識し、魔力があるもの同士しか無理と言う成約はあったが。
『ゼーロウのバカが暴走した! 止むを得えずスイートキッスを捕獲……いや
『メッツァー様! 本部より新しい命令が!』
アクラからの報告を打ち消すようにココノからもテレパシーが送られてくる。
しかしアクラにも内容が送られているのか、アクラも黙ったため、メッツァーは報告に集中出来た。
『────以上です』
『分かった。 至急戻る』
報告を聞き終えたメッツァーは一言ココノにテレパシーを送ると、リップに振り返る。
「お前に構っている暇はなくなった。 さらばだ……
「え……? もし、かして……!」
最後に名前を呼ばれ、あまりに聞き覚えのある響きにリップが立ち上がろうとするも、腰が抜けたのか立ち上がれない。
しかし追いすがるようにメッツァーの背中に手を伸ばす。
「ま、待って! 待って! 火村くん!」
メッツァーが火村竜人であることに気付いたリップが呼びかけるも、メッツァーは振り返ることなく転移していく。
後には立ち上がれず叫ぶリップと、倒れた人質達だけが残され、そして後日、学校から火村竜人も消えていた。
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スイートナイツ2編
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シンフォニックナイツ編
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レムティアナイツ編