※この作品はR-18です。

俺の妹が最高のオカズだった   作:風見 源一郎

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妹のエッチな誘惑 地獄の射精管理 ~レイプして、お兄ちゃん~ その1

 

 想像したこともない光景だった。

 

 窓から一切の光が差し込まなくなっている俺の部屋。

 そこに置かれた大きなダンボール箱。

 その箱からは、女性のものと思しきお尻だけが仰向けに露出している。

 

 美優はそれをオナホと呼んだ。

 

 そして、どう考えても本物としか思えないその肉感の女性器を使って、コンドームを精液で一杯にしろと、俺に命令をした。

 

 片や奴隷。

 片や道具。

 

 俺がこれから行うことは、間違いなく由佳のものであるその膣穴に、無許可で肉棒を挿入することだった。

 

「美優……これはさすがに……犯罪だろ……?」

 

 お仕置きの範疇を超えている。

 もし由佳がその気になれば、俺は訴訟を起こされて逮捕されてしまう。

 

「だからなに?」

 

 とぼけるでもなく、美優が述べたのは本心だった。

 

「犯罪だから、どうしたの?」

 

 美優は構わずオナホになった由佳の前に俺を誘導した。

 

 へその下から坐骨まで突き出た体は、股を広げた状態で脚部がダンボールの中に戻り、膝から先は収納されている。

 ダンボールは工作で拡張されているとはいえ、膝を伸ばしたまま縛りでもしなければ収まらないサイズだ。

 かなりキツい体勢を強いられているに違いない。

 

 滑らかな臀部の曲線。

 触れてみると、伝わってくる人らしい温度。

 

 本物だ。

 実物の人間がオナホールに仕立てられている。

 

「これ、由佳だよな」

 

 肉を摘んでみても反応はない。

 眠らされているのだろうか。

 もし睡眠薬でも盛られているなら、寝ている間に終わらせてやったほうが、由佳のためにはなるか。

 

 どっちにしても、普通の神経でやることではない。

 

 狂っている。

 由佳も、美優も、なんでお前らはそんなに歪んでいるんだ。

 

「警察沙汰になったら俺は退学だ。美優だって停学くらいにはなる。由佳もレイプなんてされたら一生トラウマになるだろ。こんなの、誰も幸せにならないよ」

 

 正論を言っているつもりだった。

 

 俺の言葉にはどこにも非がない。

 

 絶対に正しい自信があったのに。

 

「それは通報されたらの話でしょ」

 

 由佳が口外さえしなければ、どんなことをしようと問題ない。

 認知されなければ無いのと同じという美優の理論。

 

「そもそも先に罪を犯したのは由佳の方。それを身内だけで処理してあげる、これは優しさだよね」

 

 美優は顔を近づけて俺を見つめてくる。

 ヤクザに胸ぐらを掴まれているような気分だった。

 

「由佳は反省する、私はイタズラされなくなる、お兄ちゃんは恩を返せる。みんな得する。みんな幸せ」

 

 美優の声が耳に流れてくる。

 その一言ごとに、心の重荷が消え去っていく。

 

 めちゃくちゃな言い分だと頭ではわかっているのに。

 美優の言葉を聞いて、俺はどこか安心していた。

 催眠術にでもかけられているみたいだった。

 

「服、脱いで」

 

 美優の命令は絶対だった。

 

 シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、言われるまでもなくパンツまで脱ぎ去る。

 

 妹の前で、全裸に剥かれた兄。

 

 股間にはすでに散々焦らされた肉棒が反り上がっている。

 

 それだけでも滑稽なのに。

 これから俺は、このオナホに向かって一生懸命に腰を振らなければならない。

 

「はい。1個目」

 

 美優はコンドームの箱を開けて、ひとつなぎの包装紙をひとつ千切って俺に渡した。

 

「ギリギリまで我慢して、簡単に出さないでね」

 

 美優は指先で俺の裏筋の反りをなぞった。

 

「ふぁ……あっ……」

 

 痺れるような快感に声が漏れる。

 普段は意地でも触ろうとしない美優の手の感触。

 暴発寸前の俺には刺激が強すぎる。

 

「妹の前で中学生をレイプすることに興奮しすぎて我慢できないって言うなら、許してあげるけど」

 

 美優は由佳の秘裂に人差し指と中指を這わせ、クパッと横に開いた。

 肉々しい穴からねっとりと液が漏れ出して、手を離す美優の指が糸を引く。

 

「俺は、そんなこと。ただ、一昨日からずっと溜まってるから、早くはなるかもしれないけど」

 

 毎日何回も射精してた俺が、いきなりオナ禁をすることになったんだ。

 もう出したくて堪らない。

 

「そんなの、私は納得しない。だってそうだよね。私には早く済ませたくて出してるだけにしか見えないんだもん」

 

 美優の意見は、つまるところこうだ。

 たとえ本心が早く済ませたいと望んでいても、それを悟られないように命令に従え、と。

 

「たとえば、そうだね。お兄ちゃんが気持ちいい気持ちいいって叫びながら女の子をレイプするなら、すぐに射精しちゃっても妹は納得するかも」

 

 悪魔だった。

 

 これは由佳への罰であると同時に、俺へのお仕置きでもある。

 

 この妹にとって、なにより大切なのは誠意。

 心の底から詫びたいのなら、できないことなどないだろうと、暗にそう語りかけている。

 

「そろそろしよっか」

 

 美優は正常位になった俺のペニスの頭を指で押して、由佳の割れ目に沈み込ませる。

 

 挿れるしかなかった。

 せめて由佳が眠っている間に。

 できるだけ刺激せずに済ませてしまうしかない。

 

 ゴクリ、唾を飲む。

 

 半分まで膣内に入り込んだ亀頭が由佳の体温を感じる。

 カリが膣肉を擦れば、疑いようはなくレイプは成立する。

 

 俺は由佳とは数度会っただけ。

 セックスなんてできる仲じゃない。

 美優と家族になるためなら俺の子を孕んでもいいとは言っていたけど。

 その場の勢いで出た言葉なんて真に受ける方がバカだ。

 

 あと少し腰を沈めれば入る。

 

 美優に命令されたからなんて言い訳はできない。

 

 俺は、これから、由佳を。

 

「なっ──!」

 

 ビクッ、と由佳の尻の筋肉が収縮した。

 

 驚きのあまり俺の腰が跳ねる。

 

 その動きが、由佳の膣の手前をグリッと刺激した。

 

「ん……んんっ!! んんぅぅぅぅん!!」

 

 ダンボールの中からくぐもった悲鳴が聞こえる。

 

 由佳が叫んでいるんだ。

 これからレイプされることに気づいて、必死に抵抗をしている。

 

「あらら。せっかく五時間も放置したのに。寝てればいいものを」

 

 美優は由佳の尻を、パシンッ! と強く叩く。

 

 それだけで、ダンボールの中に拘束されている由佳は、まるでナイフで刺されたかのように悲痛な咆哮を上げた。

 

「み、美優! 由佳には、なんて説明してるんだ!?」

 

 再燃する恐怖。

 由佳は俺に犯されることを知っているのか。

 

「お兄ちゃんの知り合いに童貞を捨てたがってる人がいるから、その手伝いをしてねってお願いしてある」

 

 美優は由佳に嘘を吹き込んでいた。

 

 由佳は俺ではなく、見知らぬ男たちに犯されると思っている。

 

 これ以上にない最悪の嘘だ。

 由佳は美優に変えてもらう前の俺の姿も、俺がセックスを目的に彼女を募集していたことも知っている。

 由佳にとっては俺は、冴えないオタクと同じ分類の生き物。

 

 そんなオタク仲間の童貞と聞いて、由佳はどんなイメージを持つか。

 

 考えるまでもない。

 

 コミュ障のキモオタ。

 自己管理のできないデブ。

 あるいは、誰も寄りたがらないようなおっさんか。

 

 オフ会で様々な人に出会える今では、俺の知り合いが学校の友だちとは限らない。

 

 そんな男たちに次々と犯されることを、由佳は想像しているんだ。

 

「んんぇぇえへっ!! んえっ、んんんっええへぇぇ!!」

 

 由佳は口を塞がれているのかまともに喋れていない。

 だが、それでもわかる。

 

『やめてっ!! やめてぇぇええ!!』

 

 抗っているんだ。

 この絶望的な状況で。

 犯さないでくれと懇願している。

 

 ドクン、ドクン、と心臓の音が聞こえる。

 

 こんなに嫌がっている女の子を、俺はこれから、レイプするんだ。

 

「っはぁ……ぐっ……」

 

 呼吸が整わない。

 まだ動いてもいないのに、緊張しすぎて息切れしている。

 

「お兄ちゃん、これ」

 

 なかなか挿れようとしない俺に、しびれを切らした美優がスマホの画面を見せてきた。

 

 そこに映されていたのはSNSのタイムライン。

 匿名で不特定多数の人にメッセージを発信できるサイトだった。

 

「そ、それって……!?」

 

 その画面を見た瞬間、俺は戦慄した。

 

 俺の頭の中で繋がったのは、ネットカフェで由佳に見せられた遥の隠し撮り写真。

 

 匿名サイトには画像も投稿できる。

 それが意味するものは、一つしかなかった。

 

「そう。もう上げられてるの。ネット上に。遥の裸が」

 

 画面を指でスクロールして、次々に表示されていく画像。

 

「なっ──!?」

 

 美優がキレている理由は、遥の隠し撮りだけに留まらなかった。

 

「美優……」

 

 美優の裸までがアップロードされていた。

 

 胸囲測定のために、ブラジャーを脱いでいる途中の姿。

 美優が最もコンプレックスを抱いている部位がはっきりと写り込んだその写真を、由佳はSNSに流していたのだ。

 

「新しく作った非公開アカウントで投稿されてるから、幸いまだ誰にも見られてはいないけど。こんな時代だもん。どんな形でサルベージされるかわからない。この女は私と遥の体に傷をつけたも同然。だから同じものを失ってもらう」

 

 美優が由佳に科した罰。

 

 それは由佳の想像上ではあるが、集団レイプによって処女を喪失させることだった。

 

「由佳、何度も言ってたよ。お兄ちゃんのおかげで私を従わせられるって。ねえお兄ちゃん。まだレイプしてくれないの?」

 

 これは俺と由佳、二人の罪。

 

 精算するしかないんだ。

 二人で一緒に。

 

「由佳、ごめん……!」

「んんんんっ!! んんぅぅぅうっ!!」

 

 抵抗の激しくなる由佳の尻を、がっしりと掴む。

 

 ぬぷ、ぬぷ、と入り込んでいく肉棒。

 

「んんぇぇえぇ!! んんがぎゃぁあっがぁぁああああ!!」

 

 ジタバタと暴れる由佳だが、その勢いほどに動くことができていなかった。

 

 肉棒の侵入を阻むために膣の入り口を狭めようと、蠢く肉壁が絶妙に俺の陰茎を刺激する。

 

「んあぁぁあああっ!! あああぁああ!! んぐんぁぁぁあああ!!」

 

 愛液を押し出しながらズブズブと肉棒が入っていく。

 

 膣内に半分が挿入されて、なおも俺は腰を前へと突き出した。

 

「ああっ……ぁっ……!!」

 

 久しぶりに味わう女性の肉穴は、狭くも柔らかい肉感だった。

 罪悪感と快感が男の性感帯を這い上がってくる。

 

 奥まで達した俺のペニス。

 

 その先端が、由佳の子宮口をゴリッと抉った。

 

「んんんががぁぁっぁぁああああぎぁあぁあああああ!!」

 

 喉がスリ切れるような絶叫だった。

 

 このダンボールの中で、由佳が血を吐いていてもおかしくないほど、力の限りを込めた叫び声。

 いくら密閉された空間から漏れ出た音とはいえ、すぐそばにいる俺にははっきりと聞き取れる音量だった。

 

 レイプに抵抗する悲鳴。

 純潔を汚されたことへの嗚咽。

 犯した罪の重さを知り、止まらなくなった後悔と垂泣。

 

 すべてがリアルに俺の耳に届いていた。

 息が苦しくなるくらい心がどす黒く染まっていく。

 

 それでも俺は腰を止めずに振り続けた。

 

 パンッ、パンッ、パンッ、パンッ。

 

 ジュブ、ジュブ、グチュ、グチュ。

 

 水音が弾けて、腰を打ち付けるたびに、由佳が叫ぶ。

 

 善し悪しの判断もつけられない女の子を、俺は怒るでも叱るでもなく、犯している。

 

 人間としてあるまじき行為。

 由佳は挿入されてからも「やめて! やめて!」と懇願し続けている。 

 

「あああっ……由佳、ごめん……由佳…………あっ……!」

 

 極薄のコンドームが由佳の膣肉を擦る感覚をダイレクトに伝えてくる。

 

 気持ちいい。

 こんなことに快楽を見出していいはずがないのに。

 

「気持ちいぃ……あぁ……気持ちいい……ッ!!」

 

 美優に焦らされ、オナニーを禁止され、ガチガチに膨らんだ肉棒を、この狭い肉穴にねじ込む感覚がたまらない。

 由佳が抵抗したところで締めつけが強くなるだけだった。

 俺の肉棒を擦り上げる圧力が、むしろ丁度良く高まっていく。

 

「んがぁああ!! んぬぬぬぅぅ!! んんっ!! うぐぐぅぅうぅぅぅっ!!」

 

 ドスン、ドスン、と床を叩く音が響く。

 頭を打ち付けて、由佳は自分が中にいることをアピールしていた。

 本物の人間であることなんて、とっくにわかっているのに。

 

 頭にクッションでも敷いてあるのか、由佳が頭を打ち付ける音は激しい打撃音にはならなかったが。

 体をガチガチに拘束されてなお動くその下半身が、抵抗の激しさを物語っていた。

 

 由佳は自分の膣内に挿れられている棒をかなり大きく感じているはず。

 血液をパンパンに充足させて膨張した俺の肉棒は、もう以前までの弱々しい男根とは違った。

 度重なる美優でのオナニーで、確実にサイズアップしている。

 それをこんな小さい女の子の膣内に無理矢理挿入しているんだ。

 

 気持ちよくないはずがない。

 

「ああぁっ……で、出る……出るっ……!!」

 

 激しく前後する腰のストローク。

 

 肉壷から溢れる蜜が弾け飛んだ。

 

「んんんんんっっ!! んんぎゃぁぁがあぁあああ!! ぐゃがぁぁああああああ!!」

「出るっ……うっ……あぁぁああっ!」

 

 ドプッ、ドプッ、と二日間溜めた精液が由佳の膣内で吐き出される。

 

 射精のたびに膨らむペニスが、狭かった由佳の膣穴を更に広げて、由佳もきっとストロークの強さと合わせて膣内で射精されたことを本能的に理解したはずだ。

 

 射精の余韻に浸っている俺に、この無機質な箱から聞こえてきたきたのは、すすり泣く少女の声だった。

 

「あぁ……」

 

 やってしまった。

 

 ついに、俺は犯してしまった。

 

 俺から見てもまだ子供の枠を出ない女の子を。

 決して無視してはならない法律を。

 

「お疲れ様、お兄ちゃん。とりあえず、一回終わったね」

 

 由佳の膣内から引き抜いたペニスには、大量の精液が溜まったコンドームがぶら下がっている。

 

 美優はそれを引っ張って取ると、口を結んで新しいゴムを俺に渡した。

 

「あら」

 

 美優はコンドームを結んだあと、自分の手を裏表にして見返した。

 

 その指先に付いていたのは、赤色。

 うっすらとした赤透明の液体が、美優の指先で粘ついている。

 

「結構オモチャで遊んでたはずなんだけど。残ってたのかな」

 

 由佳の処女膜を破った証が、コンドーム全体にベッタリとついていた。

 注視してみると、由佳の秘裂から赤い汁が垂れている。

 

 処女をレイプしてしまった。

 わかりきっていたことなのに。

 本物の血を見るとゾワッと鳥肌が立ってしまう。

 

「まあいいや。次、やって」

 

 俺が罪の意識を何倍にも膨らませている横で、美優は破瓜の事実を「まあいいや」で済ませてしまう。

 

 由佳が泣いているのに。

 見知らぬ男に処女を奪われて悲しんでいるのに。

 

 その実行犯である俺が言えたことではないが。

 ゴムの精液だまりが膨らむくらいに射精しておいて、まだ硬くなっているこの性欲が憎い。

 

「んぐっ……ううっ……ううぅぅ……」

 

 鼻をすすり、呻く声がダンボール越しに響いてくる。

 

 ズキズキと心臓が軋んだ。

 こんなことをしておいて、罪悪感を覚えている自分は、なんで被害者ヅラをしていられるのか。

 

 美優も由佳も大切なものを失った。

 俺はその両方から、奪った側なんだ。

 

「お兄ちゃん、ちゃんと反省してる?」

「それは、もちろん……」

「なら、いちいち私が指示しなくても、できるよね?」

 

 美優は俺が持て余しているコンドームを、改めて強く握らせる。

 

 わかっている。

 こいつは美優と遥の裸を世間に晒そうとした極悪人。

 裁きを受けて然るべき咎人だ。

 

 俺はいわば下手人。

 誰もやりたがらないその仕事を、罰として引き受けた。

 この先ずっと引きずり続ける罪悪感を抱えて生きていく。

 それが俺が背負わなければならない代償だ。

 

「うっ……うぅ……」

「由佳、ごめん」

「ううぅぅ……ん、んんっ!? ん、んー!! んんんうぅぅぅんぬぬぬぬうううう!! んんあああああぁぁあああ!!」

 

 俺は再びペニスにゴムを装着して、由佳の膣内に挿入した。

 

 極度の興奮で塗れたままの由佳の肉壷には、まだたっぷりと蜜が残っている。

 

 腰を打ち付けるごとに高くなる叫び声。

 激しく動いて抵抗する体。

 そのどちらもが、次第に弱々しくなっていく。

 

 もともと由佳の体は、このダンボールに拘束されるまでにかなりの体力を奪われていた。

 平常の精神状態ならこうして暴れることもできなかったはずだ。

 

「由佳っ、由佳っ……由佳ぁぁっ…………!!」

「うぐっ……うぅぅぅぐっ……うっうっうっうぅぅぅんぬぬぐううぅぅ!!」

 

 力の限り叫んでいた声は、泣き声に変わった。

 歯を食いしばって、それでもこの残酷な運目に抗おうとする姿が目に浮かぶ。

 

 こいつは悪いことをした。

 

 罰を受けて当然の人間。

 

 悪い子だからお仕置きが必要なんだ。

 

 腰を止めて謝りたくなる思考を、何度も何度も由佳への批難で上書きして、俺は由佳への責めを実行した。

 

「うっ……うっ……うぐっ……」

 

 由佳はやがて体を身じろぎさせることもなくなった。

 静まっていく空間で、俺の荒い息だけが虚空を満たす。

 

「はぁ……はぁっ……っあぁ…………ふぅ……」

 

 クチュ、クチュ、クチュ。

 コンドームが由佳の蜜を絡ませて外に掻き出していく。

 お互いどれだけ嫌がっていても、互いにセックスをできる状態だ。

 

 体は正直だなんて二次元の常套句だけど。

 これが本当に感じている女の子の体には到底思えなかった。

 

「あっ……あああっ……!」

 

 それでも、男である俺は感じる。

 

 オスとしての本能。

 相手が俺を受け入れていようがなんだろうが、濡れた肉に性器を擦り付ければ、湧き上がってくる。

 

 射精感。

 種を残すために作られた人体機構。

 

 それが由佳をひたすらにレイプし続けている。

 睾丸がせり上がって、再び精子を膣内に射出する準備が進んでいた。

 

 肉棒を激しく前後させて、子宮口と尿道口が何度もキスをする。

 ヨダレのようにだらしなく愛液を垂らしながら、由佳は絶望がもたらす横隔膜の痙攣と、膣の奥を突かれる刺激を、交互に味わっていた。

 

「由佳、あぁ……由佳っ……由佳、俺、また……!」

「ああぁぁうぅぅう……あっ! うぅうぅっぐっ! ぅ……えぐっ……うぅぅ……あぁぁあっ!」

 

 もう、出る。

 嫌がっている女の子を泣かせて、射精する。

 

 フィニッシュに向けて大きくなるストローク。

 由佳ももう、それが射精をするための動作だとわかっている。

 

「あぁぁっ、由佳、はぁっ、でる、出るっ……!!」

「あぁぁあんんんっ! んががぁぁぁあっつっぐ! うぅぅぐぐぅんうっ!!」 

 

 どぷんどぷんと注がれる精液は一回目と変わらない量だった。

 射精に肉棒が伸縮するたびに、視界が閃光と暗転を繰り返して、俺の脳と心臓はショートしたように熱くなった。

 

「ん。お疲れ様。ゴム外して」

 

 それに対して、美優はどこまでも冷静なままだった。

 兄が友人とセックスをしていることなど、美優にとっては画面の演者がまぐわっているのと変わらないのだろう。

 

 肉棒を引き抜くと、行為中とは比較にならないくらいの淫液がドロドロと流れてきた。

 イッているようには感じなかったが、逆にずっとイキ続けていたからわからなかっただけで、潮吹きをしていたのかもしれない。

 

「すごい量。さすがお兄ちゃんだね」

 

 美優はコンドームの口をまた結んで、俺に3つ目のコンドームを渡す。

 

 俺のペニスは、まだ、硬いままだった。

 

「由佳、どう? 反省した?」

 

 美優はダンボールの頭の部分だけを開け、由佳の口に咥えさせていたパンツと噛ませ布を取り出した。

 

 ダンボールは真横に座る美優以外が見えないように工夫されている。

 由佳の尻を前に全裸で座っている俺の姿は、由佳には確認できない。

 

「うっぐ……えっぐ……ひ……どい……うぅ……初めて……だったのに……」

 

 開口一番、由佳は俺を責めることはしなかった。

 もしレイプ犯を俺だとわかっているなら、相応の声を掛けてきたはず。

 

 ダンボール越しでは、セックスしている最中の声を俺のものだとわからなかったようだ。

 ここで俺が声を掛けてやれば、ある程度は由佳も救われるのかもしれないけど。

 そんなことを美優が許すはずがない。

 

 由佳は美優や遥たちとオモチャで遊んだことはあるようだったが、男性経験は皆無。

 まだ付き合った男すらいなかった。

 

 そんなキレイな体を、見知らぬ男に汚された。

 しかも由佳の想像の上では、キモオタの童貞に、無残にも花を踏みにじられたと思い込んでいる。

 

「はい、これ」

 

 ドサッと美優が床に落としたのは、2つの精液入りコンドーム。

 

 たっぷりと膨らんだ、赤い愛液まみれのそれを、美優は純潔を散らされて泣く由佳の目の前に置いて見せた。

 

「うっ……うぅぅぅうっっ……!!」

 

 鬼畜。

 

 まさに鬼の所業だった。

 

 友人の裸を盗撮し、SNSに晒すと脅した罪と、釣り合うだけの罰なのか。

 俺にはもうわからない。

 

 でも構わなかった。

 俺はもう、どちらの憎しみも引き受けるつもりでいるのだから。

 

「写真を投稿したアカウントのIDとパスワード教えて。あと由佳のスマホのパスワードも」

 

 美優は自分のスマホと由佳のスマホのそれぞれに、SNSのタイムラインとパスワード入力画面を表示して、由佳に催促する。

 

 目的は由佳を拷問してパスワードを吐き出させることだったのか。

 だが、由佳も簡単には口を割らない。

 

 なぜなら、そのSNSアカウントだけが由佳にとっての武器。

 非公開にされたまま、実質的なバックアップとなっているそれを、開放すると脅すことが由佳の持つ唯一の勝ち筋なのだから。

 

「そ、それは……」

 

 教えられない。

 この責め苦を耐えきれば、いずれは自分の手番がやってくる。

 すでに処女は失われた後。

 もう何も怖がることはない。

 

「そっか。言わないんだ」

 

 ただし、それは美優の氷柱のように鋭く冷たい声を聞くまでの話。

 

「ま、待って! 待って、美優!」

「じゃあ三人目、処理してもらうね」

「待ってってば!! ねぇ美優!! 聞いて!! 行かないで!!」

 

 再び閉じられたダンボール箱。

 由佳は口に噛まされていた物がなくなったため、漏れ出る声は先程までより明瞭で大きかった。

 

「美優!! 言う!! 言うからぁ!! もうやめて!! 知らない人の挿れないでぇぇぇええ!!」

「お兄ちゃん、やって」

 

 美優は由佳の声を完全に無視した。

 

 本人の心が折れてもなお、その根本を破壊しにかかっている。

 

「いいのか。由佳、パスワードを教えるって言ってたけど……」

「この程度で済むわけが無いでしょ。あの子、嘘つきだから。他の場所にも写真を隠してるかもしれないし」

 

 美優が徹底的にやるのは、やはり由佳の持つ武器が電子データだからだ。

 どこまでコピーを取っているのか、徹底的に吐かせないと意味がない。

 

 だからタダでは済まさない。

 もう二度と逆らう気が起きなくなるまで、由佳をどん底まで落とすつもりだ。

 

「ヤダやだぁ!! もう嫌なのぉ! やめてよ……もう助けてよ……!!」

 

 箱を開ける前とは違う。

 叫ぶだけだった由佳の声に、様々な感情が上乗せされている。

 

 俺の鼓膜を揺らす絶望の声。

 ビクンッ、ビクンッ、と俺のペニスが血を集めていく。

 

「なんで俺は……こんな状況で……」

 

 いくら美優の命令だからといっても、こんな状態で勃起するなんて異常だ。

 あるいは、女性が興奮するだけで濡れるように、俺もこの異常な緊張状態に脳神経が暴走して、勃起が収まらなくなっているのか。

 でも、この睾丸がぐつぐつ沸き立つような感覚は、間違いなく性欲の高ぶりだ。

 

 目の前には女性器を露わにして拘束されたメス。

 たとえ据え膳だったとしても、オスとして子孫を残す絶好の機会を逃すわけにはいかない。

 そんな本能が、挿れろと俺を奮起させている。

 

「由佳……すぐに済ませるからな……」

 

 コンドームを三度装着し、由佳の割れ目に押し付ける。

 

 ヒクヒクと動く膣肉がイヤラシく俺を誘っていた。

 

「やだやだ! ねえ、お願いします! もうこれ以上しないでください……!」

 

 ダンボールの中で許しを乞い願う由佳。

 

 その一切を、俺は聞き流し、ズブッとペニスを由佳の膣に挿入した。

 

「ぎゃぁぁああああぁあっぁあああ!! もうやだああぁぁああああああ!!」

 

 部屋とダンボールで二段階に反響する絶叫。

 

 美優は興味なさそうに残り2つのコンドームをパタパタと振り、由佳と俺とのセックスを眺める。

 

 この長い夜は、まだ終わりそうになかった。

 

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