※この作品はR-18です。

健気な彼女   作:ユイトアクエリア

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彼女からメッセージが来た。

『今日、家に行ってもいいかな』

...随分と唐突だ。
でも、特に断る理由もない。

『あぁ、大丈夫だ。勝手に入って待っててくれ』

「あぁ、でも...」

今日来るのは、少し都合が悪いかもしれない。


互いを求めて、優しく溶け合う

「っ...はぁ...」

 

息が苦しい。

胸が痛い。

 

「...でも」

 

いつもは家に帰っても虚無しか待っていないが、今日は違う。

彼女が泊まりに来ているのだ。

十中八九俺より早く帰ってきているはずなので、待たせるのは申し訳ない。

 

「...早く、帰ろう」

 


 

「た、だいま」

「あ...お、お帰りなさい」

 

玄関を開けると、いつもは暗いはずのリビングが明るく、またいつもはいないはずの人がいる。

その事実だけで、俺は今までの疲れが吹き飛んでいくようだった。

 

「あ、あの...大丈夫、ですか?」

「あぁ...平気...」

 

嘘、平気じゃない。

でも、彼女に心配はかけられない。

それに、この悩みを吐いてしまったら、彼女と縁が切れるかもしれない。

それが怖くて、いえない。

 

「え、えっと...」

 

彼女は優しいから、きっと受け止めてくれる。

しかし、俺のこんな小さな独占欲で、彼女を縛り付けておけない。

 

「あ、あの...ごめんなさいっ...!」

「え、どうし...!?」

 

彼女からの謝罪と、ほぼ同時にきた抱擁。

俺は今、彼女に抱きしめられている。

 

「え、えっと...ま、ましろ...?」

「綾乃くん、つらそうな顔してたから...」

 

バレていた、最悪だ。

 

「悩みなら、聞くよ?...解決できるかどうかは、わからないけど...」

「じゃあ、聞いてくれるか?」

「わかった。...お茶、用意してるから、着替えたら、降りてきて」

 


 

私、ましろは、悩んでいます。

さっき、綾乃くんも悩んでいると言っていたけど、何の悩みなんだろう。

 

「好きになって、いいかな」

 

私たちは、一応、付き合っています。

けれど、カップルらしいことをしたことがなくて、このおうち訪問も、私が無理矢理取り付けたんです。

だから、綾乃くんは、実は好きな人が別にいて...なんて、考えちゃいます。

そうなったら、私は、どうなるんでしょうか。

わからないけど、きっと身は引けない。

でもせめて、お別れの前に、お悩みぐらいは、聞いてあげたい。

だって、一応彼女だから。

 


 

「...はぁ...」

 

手の中には指輪。

というか、指輪と言うには少々価値が劣る、いわゆるリングというやつだ。

ましろにあげると、買ったはいいが、果たして彼女は受け取ってくれるのか?

彼女は可愛い。

一応付き合っているが、実は彼女は俺より好きな人がいて、とかであったなら、俺はどうなる?

一方的な恋慕のことを片思いというらしいが、俺のこれは果たして片思いの枠で収まるのか?

もっと大きい何かなのではないか?

 

「...男なら、当たって砕けろ。...よし」

 

ラフな格好に着替えて、下に降りる。

フラれたら、それまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪い。遅くなった」

「大丈夫だよ、座って」

 

ましろと向かい合って座る。

彼女はにこやかに俺がお茶を飲むのを見ている。

 

「どうかな、おいしい?」

「あぁ、おいしい」

 

ましろが入れてくれたってだけで、すでにおいしいが。

 

「それで、悩みって何?」

 

俺が言いづらそうにしているのを見てか、彼女から話を振ってくれた。

ありがたい。

砕けるなら、潔く散ろう。

 

「最近、さ。二人の時間、作れてないじゃん」

「そう、だね?」

「で、思ったんだよ。俺、嫌われてねえかな...って」

「...」

「で、いろいろ考えたんだけどさ...何していいかわかんなくてさ...」

 

ダメだ、泣くな俺。

ここで泣いたら全部台無しだ。

社会的にも精神的にも死ぬぞ。

 

「だいじょうぶ、だよ」

「...え?」

 

大丈夫?どういうことだろうか。

 

「そっか...そうやって思われてたんだ...」

 

そうやって思われてた?

どういう意味だ?

 

「あの、ましろ?」

「え?あ、ごめんね。大事にされてるって思ったら、嬉しくて...」

「うれ、しい?」

「うん。嬉しい。だって、大好きな人に大好きって思われてるんでしょ?」

「えっと、そう、だな」

「それって、嬉しいことでしょ?」

「...そうだな」

「だから、嬉しくてね...あれ...」

「ましろ...っ!?」

「ごめん、ごめんね...すぐ引っ込むから...」

 

ましろが泣いてる。

泣かせてどうするんだ俺。

 

「いきなりで、ごめんな」

「ううん、私も、同じこと、考えてたから...」

「...え?」

「綾乃くんに、好きな人でもいたら、どうしようって」

「あぁ...」

 

そんなの。

 

「いるわけないよ」

「え?」

「俺は...えっと、ましろが、一番だから」

「...!っ...うん!私も...私も、綾乃くんが一番好きっ!」

 

そう言って抱き着いてくる。

暖かい。

 

「ありがとな、ましろ」

「なにが?」

「悩み、聞いてくれて」

「ううん。綾乃くんの役に立てて、私、嬉し...い?」

「どうした?」

「指のそれ、何?」

 

自分の指を見る。

ましろにあげる予定のペアリングの片割れを付けている。

 

「...誰に、もらったの?」

「...自分で買った。二人で、つけれるように」

「...え?」

「はい、これ」

 

さっき出してきたもう片割れの方。

 

「つけていい?」

「あぁ」

 

そう言ってましろがつけたのは左手の中指。

確か意味は...人間関係の強化、だったか。

 

「えへへ、お揃いだね」

「あぁ、そうだな」

 

悩みも不安も振り切れた。

これで思い残すことはない。

いや別に死ぬ訳ではないが、今日も安眠できる。

そう考えた時、ましろが俺の袖を小さく引っ張る。

 

「どうした?」

「そ、その...最近、してないから...」

 

なるほど、夜のお誘いか。

 

「わかった。あとでおいで」

「...!」

 

...我ながら、結構魅力的に誘えた気がする。

 


 

「もっと、近くでもいい?」

「あぁ、おいで」

 

そう言って、俺の肩に頭を預けるましろ。

肩が預けられている方の腕を後ろから回し、ましろの胸を優しく揉む。

 

「んっ...あや、く...」

「どうした...?」

 

ましろは抗議しているが、ましろの両腕は俺の手の動きを止めようとはしない。

つまり、好きにしろと言うことだな。

 

「抵抗しないなら、もっとやるぞ」

 

ましろのお腹の方から服の下に手を入れて、直接揉む。

さっきよりずっと柔らかさが伝わってきて、幸せになる。

 

「あやく...もっとぉ...」

「もう止めないんだな」

 

さっきまで胸のあたりまで上がっていたましろの腕は、すでに下がりきって力が抜けている。

抵抗が確認できないので、胸の先端を軽く弾く。

 

「ひぁっ!」

「あ、いい声」

 

何回か軽く弾いてやる。

そのたびに可愛らしい声を出すので、いじめがいがある。

 

「あやくん...やだぁ...」

 

涙目の抗議が飛んできた。

続けるのもかわいい反応になるが、ここはやめる方がいいか。

手を引くと、わかりやすく反応する。

 

「な、なんで...?」

「やだって言ったから。もっと続けてもいいけど、泣きじゃくるましろは見たくないよ」

 

いつだか俺がましろのことを焦らしすぎてしまったかとがあり、その時はずいぶんと泣かれたものだ。

 

「っ...なかない、から...もっと」

「もっと?」

「気持ち、よく、してください...」

「よく言えた、かわいいな」

 

ましろの後ろに回り、手を下半身に伸ばしていく。

さっきの責めの成果かどうかはわからないが、ましろの秘部は既に濡れていた。

 

「なぁ、もうこんなになってるけど」

「あやくんの...きもちいいからぁ...」

「...かわいいな」

 

そう言うと、ナカが少しだけ締まった。

どうやら、かわいいがキーみたいだ。

ナカを弄りながら、聞いてみよう。

 

「なあ、ましろ」

「んぁ...なぁ、に...?」

「ましろは俺のこと、好き?」

「ぇ...?すき、すき、だよ...んあっ...」

「ありがとう、俺も好き」

 

また締まった。

こうなれば徹底的に甘やかしてやろうかと、余っている右手で頭を撫でてやる。

その瞬間に、ましろの体が小刻みに震えた。

 

「どうした?」

「あやくんの手、優しくて...イっちゃった...」

「ほんとに、かわいい...」

 

ましろを仰向けに寝かせて、唇を塞ぐ。

 

「ちゅ...ぷはっ...えへへ...」

 

キスをするたび蕩ける彼女の顔が、誘っているように見えて我慢が効かなくなる。

 

「あやくん、くるしそう...」

 

俺の欲を見てのことだろうが、苦しそうと微塵も思ってない風に言うのはやめてほしい。

 

「あやくん...どうぞ...♡」

「...ゆっくり、いくぞ」

 

誘われ、ナカに挿れる。

初めての時ほどはきつくないが、それでもまだ未成熟な体にはきついらしく、まだまだ中は狭い。

ゆっくり奥まで進み、一番奥に当たった感触がした後、少しそこで止まる。

 

「いたくないか?」

「だいじょ、ぶ...」

 

ましろの顔は少し苦しそうだが、頭を撫でてやると顔が緩んだ。

そろそろ動いてもいい頃合いだろう。

 

「動くぞ」

 

一言断ってから、抽送を始める。

入れ始めはきつかったが、動いてみると案外きつくない。

このまま好き勝手に動いてみたかったが、ましろの体が絶対に持たないと考えて、ゆっくり動く。

 

「あやく...あっ、あっ...」

「どう、した?」

 

...俺、始めてからどうしたしか言ってなくないか?

 

「すき、すき...あやくん、すきぃ...」

 

本当に、この彼女は。

 

「あぁ...俺も、好き、だよ」

 

少しだけスピードを速める。

好きというたびに締まるので、限界が近くなっている。

 

「すき、すき、だいすき...すき...あっ♡」

「頼むからっ...煽んな...」

 

すきの連呼とそのたびに締まるせいで、もうもたない。

 

「っ...ましろ、だすぞ...」

「んっ、きて、きて...いっぱい、いっぱいちょうだい...っ♡」

 

一番奥に打ち付け、勢いよく自分の遺伝子を吐き出す。

しばらくしていなかったからはわからないが、いつもより量が多い気がする。

 

「えへへ...いっぱい、きた」

「...出しすぎた、悪い」

「ううん、あやくんの、いっぱいでうれしいよ?」

 

この女は、自分の言動がかわいいことを理解しているのか?

いや、していないだろうな。

だからこそ、そそられるものもある。

 

「なあ、ましろ」

「ん、なぁに...!?んっ...」

「俺が、一回で終わると思うか?」

「もっと、ちょーだい?♡」

 

これは、当分終わらなそうだ。

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