合わないなあと思ったら回れ右!
自衛の程、よろしくお願いします。
「ん、声、漏れてきたね」
「あ、やだ......やめてください......」
とある一軒家の、一つの室内でこぼれる二つの声と、水音。
彼女の方は嫌がっているようだが、安心してほしい。
これは、双方合意の上で行われている行為である。
事の発端は、ましろが放った衝撃的な一言だった。
あまりに衝撃的だったので、反射的に聞き返してしまった。
「え?なんて?」
「痴漢されたいなぁ」
真顔で恥ずかしがることなく言うので、俺がおかしいのかと思えてきた。
「いや聞こえなかったわけじゃなくてね?なんでいきなりそんなこと言いだしたの」
「その......ちょっと、興味が」
「興味本位で手出していいジャンルじゃないの、痴漢と睡姦と催眠と首絞めは」
そう言うとましろの顔がちょっと引きつった。
「......あやくん、詳しいね」
「耐性つけるために調べただけ。首絞めはマジでダメだった。それ以外は慣れた。というかなんか新しい扉開いた気がする」
「えぇ......」
いつかそういうプレイをしようかと思って調べていただけなのに、なぜか引かれてしまった。
「で、されたいの?」
「え、えっと......うん」
ちょっとどもって答えた。
というか即答でもこっちの答えは一択だけど。
「もちろん、だめだよ?」
「だ、だよね」
ちょっと怒ってみるか。
「当然でしょ。彼氏がいるのに他の男に体許す気?」
「あ、えっと、そういう訳じゃ」
「痴漢って、そういうことだよね?そりゃ当然だめって言うに決まってるじゃん」
言い訳を遮ってさらに語気を強める。
「あう......そう、だよね」
「ほかの男にましろの体触らせるわけにはいかないからね」
「そう、だ......え?」
俺の言葉に疑問を持ったようだ。
けれど、もう遅い。
「なら、やるか。ちゃんと嫌がってね?」
という訳で、今に至る。
俺は今、制服姿のましろを壁際に追い詰めて、ゆっくりと体を撫でまわしている。
設定としては満員電車で触られているという感じだ。
「んっ......やだ、やめて......」
「そんなこと言って、濡れてるけど?」
制服のままっていうのはだいぶ背徳感を覚える。
何か良くないことをしている気分になって、余計興奮する。
「こんなにスカート短くして、こうされたかったんでしょ?」
「ちが、います......っ」
「違わないじゃん。こんなにぐちょぐちょにして。えっちな子だね」
何で電車でやらないのかって、そりゃ通報されんのが怖いからに決まってるじゃんね。
いや、嘘。
こんなかわいい声、他人には聞かせられない。
なんだか、あの件があってから独占欲が増した気がする。
「ねぇ。もっと弄ってほしい?」
「いや、いや、です......やめ、て」
「じゃあやめよう」
すっと手を引く。
「え......?」
「僕としても、知らない女の子とそういう行為には及びたくないんだ。何より君が嫌だと言ったからね。僕の腕を掴んだまま、駅員さんに突き出すといいよ」
「あ、あう......その......」
尚ももじもじしているましろ。
「どうしたの?自分の欲に従って悪事を働いた男がここにいるんだよ?今突き出せばいろんなものがもらえるかもね?」
耳元で囁く。
すると何を思ったか、ましろは俺の腕を掴んで、そのまま自分の胸に触れさせた。
「どうしたの?」
「もっと、して、ください」
「いいの?彼氏、いるんでしょ?誰ともわからない男に犯されちゃうよ?」
「それ、でも......今の、ままで、帰れ、ないです」
潤んだ目で見つめられてしまっては、折れるのは容易であった。
「分かった。じゃあ、次の駅で降りようか」
「......はい」
部屋を出て、トイレに移動する。
ちょっと面白いことを思いついて、スマホでカメラアプリを起動する。
「あの......どうして、スマホなんて」
「君みたいなかわいい子にまた会えるとは限らないしさ、記念に」
「き、記念......?」
「ま、そんなことはいいさ。気にしないでね」
制服とワイシャツのボタンを外し、胸に触れる。
「大きいよね」
「あっ......わかん、ない、です」
「これは十分大きいよ。彼氏もここに惚れたのかな?」
「違い、ます......もっと、いろんな、所で」
「......ふーん」
良かった。
そう見られていたらと思うと、少し怖かった。
「んっ、んぅ......」
「もっと声出していいよ」
「んっ、あぁ......」
「そう、いい子」
下着越しに胸に触れているだけなのに、相変わらずよく喘ぐ。
......普段からずっと弄ってるからだろうか?
「感度いいね。ここ、好き?」
「すき、もっと」
「そっか」
優しくしたり、ちょっと強くしたり。
強弱の違いで、喘ぐ声の大きさも変わる。
それが、何より愛おしい。
「いっぱい声出して、可愛いね」
「あっ、あっ......え、へへ」
「
相反する二つの言葉を掛けながら、スカートの中に手を伸ばす。
さっきまでで十分濡れていたので、すでに下着は使い物にならなそうだ。
「いっぱい濡れちゃってるね。脱いじゃおうか」
「え......」
ましろには構わず、ゆっくり下ろしていく。
膝より少し上まで下ろしたところで、改めて秘部に触れる。
会話していても聞こえるくらいの水音で、思わず笑ってしまう。
「すごい濡れてるけど?」
「さっきまで、触られてたから」
「そうだったね。危うく僕は君のことを『知らない男に連れ込まれてぐちょぐちょにしちゃう変態さん』と考えてしまうところだったよ」
「ち、違う......あや、んむっ!?」
俺の名前を口走ろうとしたので、開いてる手でましろの口を塞ぐ。
開いてる側がスマホを持っている手だったので、手の甲で抑えてしまった。
あとで謝ろう。
「ダメだぞ。それ以上言っちゃ。俺たちは他人の設定なんだ。......あとで、ちゃんと、な?」
「うん......ごめん、ね」
「いいよ、別に。辛いならやめるよ?」
「ううん......私が、言い出した、から」
本当に強くなった。
今までならすぐやめると言っていただろうに。
「ねぇ、挿れていい?」
「え、っと......それは」
「ダメだよね、ごめんよ」
「あ、の......どう、ぞ」
「......言質、取ったよ」
言って、自分もズボンを脱ぐ。
いつもと違うシチュエーションに興奮しているせいか、普段より一回りほど大きく見える。
「それ、が......はいる、んですか......?」
「うん。あぁ、痛かったら言ってね」
ま、痛いわけないけど。
予備ペーパーのタワーにスマホを横置きし、ましろに扉側に手をついてもらって、バックで挿入していく。
随分といじめたおかげで、すんなりと奥まで行くことができた。
「......ねぇ、あんだけ声出してたけど、もし聞かれてたらまずいね?」
意地悪く言ってみると、ましろは片方の手を口に持っていこうとした。
「僕が抑えといてあげるから、君は自分の体支えててね」
ましろの口と腰に手を置いて、ゆっくり動かしていく。
「どう?気持ちいい?」
首を動かして肯定する。
俺が抑えているのだから、我慢しなくてもいいのに。
というか、ロールプレイしすぎてここが自分の家だと忘れていないだろうか。
「ちょっと、早くするね」
運動を速めていくと、奥を突いたタイミングで手に息がかかる。
声が殺しきれてないから、時々息に交じって喘ぎ声が聞こえる。
「抑えてるから、声出してもいいよ」
「ばれちゃ、いや......あっ......」
バレないし、しれっと両手とも腰を掴んでいるのだが、気づいていないようだ。
「じゃあ、そろそろ出すよ」
「ナカは、だめっ......」
「ちゃんと外に出すから」
言いながら、速度を限界まで上げていく。
肌同士がぶつかる音が激しく、同時に水音も大きくなっていく。
もう我慢するのもやめたようで、ましろの声も大きくなっていく。
「だす、よ......っ......!」
直前で引き抜き、尻にかける。
まだ残っているものを絞り出すかのように扱き、追加で出たものを擦り付ける。
ましろは力が入らないようで、手に加え顔まで扉にくっつけて、肩で息をしている。
スマホを持って一通りましろの痴態を撮影して、録画を止める。
「ましろ、ましろ」
「ん、あっ......あや、くん?」
「あ、待ってね、拭くから」
トイレットペーパーを2周ぐらい巻き取って、吐き出した欲をあらかた拭き取ってそのまま流す。
「大丈夫?気持ち悪いとかない?」
「う、うん、平気。ありがとう、付き合ってくれて」
「あぁ、うん。こちらこそ。ちょっと楽しかったから、ね」
ましろの服装を改めて見る。
制服が乱れて、肌色の面積が増えている。
「ごめん、ましろ」
「え、なに......?あれ、今、出して......」
「着替えて、いつもみたいに」
「......うん。優しい方が、好き」
風呂の中で致した第2Rは、いつもより2割ほどやさしくした。
首絞めはマジでお勧めしません。見てて辛いです。