※この作品はR-18です。

健気な彼女   作:ユイトアクエリア

18 / 54
書き終わってるやつがなぜか眠ってたので掘り出して投稿


また、いつも通りに

「...え?」

 

 

 

 彼の発言した内容は、私がその部屋を覗くのをやめさせるのに十分だった。

 

 

 

『え、別に何とも思ってねえよ』

 

「私...いらないのかな...」

 

 

 

 そう思っても仕方ないほどに、彼の声色は冷めきっていた。

 どうしたらいいんだろう。

 彼にとって必要とされるためには、どうしたらいいんだろう。

 そう思ってると、隣からの声が止んだ。

 

 

「あ、あの...綾乃くん」

「ん?どうした?」

「あの...さっきの、聞いちゃってて...」

「さっきのって...電話?悪い、うるさかったか」

「それも、そうなんだけど...」

 

 

 言わなきゃ後悔する。

 だから、言わなきゃ。

 

 

「私のこと、捨てないで...!」

 

 

 

 

 

「...え?」

「綾乃くんに気に入られるためだったら、何でもするから...!だから、捨てないで...!」

「待てましろ。落ち着け。何がどうしてそうなった?」

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 

 

「...なるほどな、事情は理解した」

「私、綾乃くんと一緒にいたいよ...」

「捨てる気は毛頭ないから心配すんな...」

「...え?」

「さっきの電話だろ?ましろのことを思って何ともねえって言ったわけじゃないぞ?」

「そ、そうなの?」

「そうだぞ。何ともねえって言ったのは体調。俺昨日まで体調崩してたの」

「そ、そうだったんだ...」

「勘違いさせたな。悪かった。...で、それはそれとして」

 

 

 

 綾乃くんの目が変わる。

 

 

 

「捨てられないように何でもするんだったよな?」

「え?」

「...俺の性欲発散、手伝ってほしいな」

 

 

 

 ***

 

 

 

「ふぁ...待って綾乃くん...!」

「なんでもするって言ってくれたからさ...何でもしてもらおうと思って...」

「ふぅ...んっ...あうぅ...あっ...」

「可愛いな、ましろ...」

「ちゅ...んんっ...はぁ...綾乃、くん...」

 

 

 さっきから一番感じる部分を外してくる。

 綾乃くんは知ってるだろうから、きっとわざとだ。

 

 

「あっ...あやのくん...!さわってよぉ...」

「どこを?」

「いわせないでよぉ...」

「言ってくれないと分からないな...それに」

 

 

 綾乃くんは私の耳元で呟く。

 

 

「ましろの口から聞きたいんだ」

「うぅ...いじわる...」

「...捨てられたく、ないんだろ?」

「あっ...うぅ...ち、ちくび...さわってぇ...」

「わかった。いっぱいさわってやる」

「あっ♡」

 

 

 さっきとは違い、執拗なまでに乳首を触られる。

 さっきまでの焦らしで私は寸止めしていたようなものだから、そんな急に触られたら...

 

 

「あああぁっ!!まってぇ!!イってぇっ!あああぁっ!!」

「...すごいな」

 

 

 綾乃くんにもひかれちゃう...

 

 

「...え?待って...またイっちゃうからぁ...止まって、止まってよぉ...」

「ごめんね、ましろ。もう一回だけ」

 

 

 そうやって呟くと、綾乃くんは私の下に手を持っていって...

 一番弱いところを摘まんだ。

 

 

「あっ!♡あぁっ!♡」

 

 

 空気が詰まる。

 それくらいの衝撃が走った。

 何も考えられなくなりそうだ。

 

 

「あ、やの...くん...」

「...ごめん、ちょっとやりすぎたな」

 

 

 綾乃くんはそっぽを向きながらそう言う。

 綾乃くんは私を気持ちよくさせようとしてやってるだけであって、ここまでやる気はなかったのかな?

 

 

「あやの、くん...あやのくんの...おっきいの...ここに...ください...」

「...わかった。止まらないからな」

「うんっ...!?いき、なりぃ...!」

 

 

 綾乃くんの欲が私の中で前後するたび、頭の中で白い光がパチパチする。

 奥を突かれるたび、何も考えられなくなって、綾乃くんに堕ちてしまいそうになる。

 

 

「ましろ、堕ちてきて」

「あっ♡あっ♡だめぇ♡」

「...そろそろ、出すよ」

「くだはい♡あやくんのあったかいの、くだはい♡」

 

 

 流れてくる、綾乃くんの遺伝子。

 もし今日が排卵日だったら、確実に孕んでいた量だ。

 

 

「...悪い、避妊忘れた」

「えへ、えへへ...もし、出来たら...大事に、するね?♡」

「...そん時は、ご両親にあいさつしに行くよ」

 

 

 結局思うがままにされちゃったけど、勘違いで済んでよかった。

 

 

 




どうして眠らせてたんでしょうかね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。