初体験後、初めての。
朝6時。
普通の人ならまだ寝てる、この時間。
そんな時間に私は目覚めた。
「ふぁ......」
一度欠伸をし、寝返りを打つ。
すると、隣で寝てる彼の顔が視界に入る。
「あっ......うぅ......」
嫌ではなかった。
むしろ、好きだった彼に初めてを捧げられたこと、幸せだと思う。
それに、その後もとても優しくしてくれた。
「んっ......」
思い出したら体が少し熱くなってきた。
「あれ......?」
布団が少し盛り上がってる気がする。
布団を潜って移動して、そこを見ると。
「あ......」
大きくなってた。
彼にも聞いたことはある。
朝はこうなってるんだと。
しかし、実際に見てみると。
「こんなに、おっきく......これが......」
私のナカに入ってた。
昨日の夜から今日の夜中まで、ずっと。
こんなに大きいのに、別に痛くないのは、彼が気を使ってくれていたのか。
「んしょ......失礼、しまーす」
彼のズボンをちょっとだけ下ろして、パンツ越しにつついてみる。
柔らかいようで、芯がある。
そして、つついただけでも分かる温かさ。
彼は反応していないようだ。
「じゃあ、もうちょっとだけ......」
パンツの窓から取り出す。
時折ぴくぴくと震えるそれは、昨日見た時よりは少し小さく見えた。
「えっと......確か......」
軽く握って、上下に擦る。
もしかしたらそういう雰囲気になるかもと調べておいたのだが、昨日はすべて彼に主導権があった。
だったら、せめてこの時間くらいは。
「ねばねば、出てきた......」
気持ちいいと出る、みたいな話だった気がする。
それを手に絡めて、滑りを良くしてから動かすスピードを速くする。
布団の外から彼のうめき声が聞こえる気がする。
きっと気持ちよくて喘いでいるんだと思うと、それだけでうれしくなって、また動かすスピードを上げる。
「そろそろ、かな......?」
さっきから手の中で暴れている。
今にも出てしまいそうなのかと、反射的に口で咥える。
「んんっ!?」
口の中で暴発した。
二度、三度脈動して、やがて少し萎える。
「(出されたこれ、どうしよう......)」
口の中に精液をためたまま、しばし迷ったが、意を決して飲み込むことにした。
「んっ......んえ......おいしくない......」
未だに口の中に残る何とも言えない苦みは、耐えがたいものではあったけど、彼の物からと考えると少しは耐えられた。
しかし、問題はそれじゃない。
「......暑い」
「そりゃそうだろ」
「え!?」
布団を捲られ、優しい彼の声がする。
それとともに、布団の外の涼しい風が顔に突き付けて、少し冷える。
「やけにリアルな感覚だなって思ったら、ましろがやってたのか」
「あ、あの、えっと......」
まさか、昨日の感覚が残っててそのまま気になって触っちゃったとは言えない。
「昨日のあれ思い出してムラムラしたのか?」
「あぅ......は、い」
お見通しだった。
彼にはわかっていた。
「そんな落ち込むなよ」
「だって、だってぇ......」
「.....良かったよ、昨日のあれで、嫌いになってなくて」
嫌いになる?
どういう意味だろう。
「ほら、初めてって、いろいろと記憶に残るもんだろ?で、初めては痛くて当然だし、それで嫌がられちゃったら怖いなって思って。けど、それなら心配なさそうだね」
嫌いになるなんてこと、ありえないのに。
だって、昨日はあんなに優しくしてくれた。
自分だって余裕がないのに、私を気にかけてくれていた。
そんなコトされて、嫌いになれる方が、おかしい。
「うん、大好き」
「そっか、ありがとう。ところで......」
彼の目線が下に向かう。
追ってみると、さっきまでは確実に萎えていたのが、完全に復活している。
「な、なんで......?」
「......そんな怖がることじゃないし、昨日はそれ以上やったのに......まぁ、いいや。お願いしたいんだけど、良い?」
「私に、出来る?」
「あぁ。もちろん」
「き、騎乗......?」
「そう。上に乗って、君が腰を動かすんだ」
「う、うん......がん、ばる」
彼の上に乗る。
「お、重くない?」
「あぁ。大丈夫だよ」
彼のものを支えながら、ゆっくりと自分の腰を降ろしていく。
「ん......ふ、ぅ......」
お腹の奥で異物感がする。
しかし、決して気持ち悪いものではない。
「あ......は、ぁ......」
「大丈夫?」
「うん、へい、き。うご、くね」
ゆっくりと体を浮かせ、沈ませる。
昨日のより、奥の方に入ってる気がする。
自分の体重分沈むから、それで奥に入っている気がする。
とても気持ちいい。
奥にあたるたび、頭の中で白い光がパチッと弾ける。
「いやぁ、かってに、うごいちゃ......やだ、やだぁ......」
「大丈夫、大丈夫だよ」
嫌われてないか心配になる。
こんなに勝手に動いて、だんだん甘くなる声を抑えられずにいる。
それなのに、彼は嫌わず、むしろ好いてくれている。
好き。
大好き。
「俺も」
「えへへ......うれ、しいっ......あっ......い、っちゃ、あぁ......」
「おれも、そろそろ」
一段と深く腰を沈めた途端、体を動かせなくなってしまった。
力が入らない。
どうしたらいい?
「はぁ......っ......」
「俺が動くか?」
「お、ねがい、します」
「了解」
察してくれて、下から突き上げられる。
けど、この体制で動かすのは、彼だってきついはず。
どうしたら、彼を楽にさせられる?
嫌われたくない。
彼には、ずっと好きでいてほしい。
ギュッと抱き着いて、彼の肩に顔を埋める。
彼は動きを止めて、優しく抱きとめてくれる。
「どうした?」
「きつい、でしょ?私、下になるから......」
「大丈夫だよ。そのままで」
「えっ......?あっ......!?」
今までとは日にならない快感が駆け上る。
頭がちかちかして、何も考えられなくなる。
さっきまでとは比にならない運動が、ずっと襲ってきている。
今までの動きは、手を抜いていたというのか。
そして、それでもなお、私はずっと気持ちいい場所から降りられずにいる。
「まって、まって、いっちゃ......あっ......!」
「おれも、だす、から」
腰が早くなる。
肉同士がぶつかる音も早まる。
そして、頭が真っ白になった瞬間に、お腹に温かいのが広がる感覚がした。
「はぁ、はぁ......すご、かった」
彼にもたれかかり、肩で息をする。
背中に手を回され、それがゆっくりと動かされる。
「大丈夫だった?無理させちゃったね」
「う、ううん。大丈夫。私、もっと頑張る」
「そこまで気張らなくてもいいよ。あ、そうだな。じゃあ」
彼は私の耳に口を寄せて、囁いた。
「たまにでいいから、ましろに攻めてほしいな」
やっぱキャスってネタの宝庫だな()