※この作品はR-18です。

健気な彼女   作:ユイトアクエリア

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《parallel√》出る場所なんて、どこにもないから

「だいぶおとなしくなったな」

 

傍らで眠る彼女を見ながらそう呟いた。

勿論、ただ寝ているわけじゃない。

手こそ自由だが、足はそれぞれをベッドに固定されている。

顔には目隠しをつけられ、口にはボールギャグが嚙まされている。

一体誰がこんなことを?

そういう疑問は出てこない。

なぜなら、これを首謀したのは俺だから。

彼女を縛り、監禁することを決めたのは俺だから。

 

「っふ......ふふっ......」

 

自分の口からくぐもった声が出ているのに、気づくのに時間がかかった。

それほどまでに、彼女に心酔しているのだろう。

よりにも寄って、今この状態の彼女を見て。

 

「ん......んふ......?」

「あ、起きた」

 

彼女が起床した。

にこやかにおはようと言って笑いかけながら、噛ませているものを外す。

彼女もぎこちない笑いを浮かべてから、再び表情が沈む。

 

「どうしたの?」

「......出たい」

「......なんでだい?外は危険がいっぱいだ。君も身を持って体験したろう?だからこうして保護しているんだ」

 

もっともらしい理由を力説するが、こんな言葉に真実なんて「なんでだい?」の部分しかない。

その後は全部虚言。

彼女を心配する白い建前、ずっとそばに置いておきたいという黒い本音。

 

「でも、こんなにしなくていい」

「......それを全部ほどいた時、君はどうしたっけ」

 

彼女は拘束を解いた瞬間、俺の背後を取って外に出ようとしたことがある。

あの時ばっかりは危なかった。

玄関の二重カギを最(・)初(・)か(・)ら(・)開(・)け(・)た(・)状(・)態(・)にしていなかったら逃げられていた。

 

「あの時は惜しかったね?そのままドアを開けていれば出られたのに」

「開けたけど、しまってた」

「そりゃあ、ドアのU字ロックしてたからねえ」

 

鍵が開いてるから出れる、とは限らない。

ちゃんとセキュリティは2重3重にしておくべきだ。

ましてや、大切な彼女が家にいる状況では。

外敵から彼女を護るためにロックをかけていたんだ、出られないのはそれの副次効果というわけだ。

決して、閉じ込める意図なんて、微塵もない。

そもそも、俺は別に彼女を閉じ込めているわけではないのだ。

ただ、危険な世界に彼女を生かせないため、この家の中で安全に暮らしてほしいから、こうやって出さないようにしているだけで、別に閉じ込める意図なんて、どこにもない。

 

「......何が、目的なの?」

「何が?」

「私を、ここにいれっぱにして、どうするつもりなの?」

「言っただろう?君を守るためだって」

「嘘だよ。私、守ってくれなんて言ってない」

「......君の行動がいかに危険で、一歩間違えば死に至るリスクがあるとは、先週あたりに3時間ほどたっぷり力説したはずだが?」

「......そんな長いの覚えとけるわけないじゃん」

「はぁ。もう一度言おうか?それとも、」

 

彼女に覆いかぶさって、続きを囁く。

 

「カラダに覚えさせる方が、早いかな?」

「......またそうやって、私を襲うんだ」

「毎度突っぱねて、結局いやらしくよがってしまうのは誰だっけ?」

 


 

「っ......」

「君も強情だな。苦しいのなら声を出したらどうだい?」

 

30分ほど彼女の胸と秘部を弄っては絶頂寸前で止めて、を繰り返しているが、彼女は一向に声を出さない。

前までが出し過ぎていた、と考えるのが妥当ではあるが、やはり今回は強情だ。

 

「もっと聞かせてほしい。君の声を」

「っう......!」

 

聞かせてとは言ったがそうじゃない。

俺は彼女の甘い声が聞きたい。

俺だけがあげさせられる声が、聞きたい。

 

「......ん、ならやめよう」

 

と言って、手を引いてみる。

と、彼女の手が伸びて、俺の手を掴むと、そのまま胸に置かれた。

 

「どうしたんだい?」

「......揉んで」

「これ以上大きくする気かい?」

「違う」

「じゃあどうして?」

「......イか、せて」

「君、胸だけでイけたっけ?」

「がん、ばる、から」

「......わかった」

 

甘いのはどっちなんだろうね。

仕方ない、彼女の頼みだ。

甘んじて受け入れてあげよう。

 

「あぅ......あぁっ......」

「わざと喘ぐならやめてくれないか?」

 

演技色が強い。

 

「ちがう、もん......ほんとに、きもち、よく、てぇ......」

「ならいいか」

 

大きい乳房を揉みしだきながら、先端にも触れる。

 

「ひぁっ......あっ、ま......い、く......」

「お望み通りの快楽だよ。享受しなよ」

 

そう言った途端に、体が跳ねた。

小刻みに震える姿は、なんだかよくないものを思わせる。

 

今日は胸だけでイケるよう、調教するとしようか。

 

 

 

 

 

 

 

 




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