※この作品はR-18です。

健気な彼女   作:ユイトアクエリア

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はい、アテンション!!

この先趣味嗜好がとんでもなく問われます。
冒頭の何行かを見ればどういうことかっていうのはわかると思うので、その時点でブラウザバックしちゃってください。


なので、えぇ、まあ。
この先の進む覚悟がある勇者の皆様は、ぜひ。


《NULL√》誰にも理解されない、狂気の世界【N】

『はぁ...疲れたぁ...』

『先にお風呂行ってくるね~!』

 

「ははっ...見られてるとも、聞かれてるとも思いもせず...くくっ...」

 

ボクはアヤノ。

普通の男子高校生さ。

...え?冒頭のあれは何かって?

君らも、1度はそういう映像や写真を見た事あるだろう?

つまり、そういうことさ。

世間一般的に見れば犯罪であるけれど、聞くだけ、見るだけじゃ刑には問われないんだな、これが。

個人で楽しむ分には節度を持って、なんて言うけど、その実なんのお咎めのないなら、楽しまなきゃね?

え?思考が変態のそれ?

違うよ、ボクは彼女を愛(・)し(・)て(・)いるんだ。

日々害虫がつかないように見張って、ボク以外が触れないように、って...

あぁ...君も...君だよ、君。画面の前でこの文の羅列を読んでる君。あ(・)い(・)つ(・)ら(・)と一緒で、ボクがヤバいやつだと指さし嘲るタイプかい?

それならそれでいい。

ボクの目的は、ボクだけが分かればいい。

ボクだけが、彼女をアイシテあげられる。

ボクだけが、彼女に愛をオシエテあげられる。

ボクだけが...

...おっと、自分語りがすぎたようだ。

どれどれ、彼女の様子はっと...

 

『あぁ...今日の分、復習しておかなきゃ...』

『いつまでも、頼ってる訳には行かないし。』

 

「もっと頼ってよぉ...ボクが君の味方なんだぁ...もっと...もっとぉ...」

 

まあ、こんな感じでボクの彼女観察日記の一部分を紹介したよ。

ここから先に進む覚悟があるなら、ビニール袋か、それかでっかいバケツでも用意しておいた方がいいよ。

まだ残ってる良心が忠告する。

ーーこの先の俺の書いた日記は、嗜好がイカれてる。

ーー戻るなら今だ。きっと君は、俺の気持ち悪さに吐き気を催す。

ーーそれにもっと酷い事態になっても、俺は責任を取れない。

ーー...俺は忠告したぞ。じゃあな。

 


 

6月10日

今日から彼女の観察を始めることにした。

特に何か記すことは無いけれど、先に彼女の特徴だけメモしておこう。

 

倉田ましろ、16歳、1-A、月ノ森学園、女。

白い髪に緑の目が特徴の、身長が低めの女の子。

性格はかなりネガティブで、私なんかと言ってしまうような女の子。

でもバンドの時は見違える。

堂々としていて、それでいて凛々しい。

彼女はきっと、大きくなったら美しい女性になる。

 

ーーその前に、ボクが貰ってあげようねぇ...

 


 

6月22日

この日は体育があった。

いつも体育は男が外、女は体育館というふうに別れていたけれど、今日は生憎の雨だった。

男女別になったけれど、隣で体育をしているましろを見ることが出来た。

汗をかいた顔に張り付く髪の毛が、とても美味しそうに見えて...

着ていた体操服も、いい匂いがするんだろうなぁ...

でも驚いた。彼女、着痩せするタイプだった。

胸が大きかった。

 

ーーきっとボクのために、大きくしてくれているんだろうねぇ...

 


 

7月10日

この日は定期テストだった。

教科は五教科。それほど難しくなく、高得点を取れるようなテストだった。

ましろは外部生だったからか、ぱっと見た感じだと、頭を抱え込んだまま動かないときが多々あった。

テストが終わった時間に、それとなく話しかけてみると、どうやら英語に自信が無いらしい。

それにしても彼女の声、やっぱり素敵だった。

 

ーー彼女の喘ぎ声を、いつか聞きたいなぁ...

 


 

7月13日

土日を挟んでテスト返却日、廊下に成績が張り出される。

一位は八潮瑠唯といういかにもお嬢様という感じの女の子だった。

ボクは2位。まあ、トップ3だっただけまだよしとしよう。

肝心のましろは...自信が無いにしては、という順位だった。

学級委員長と会話しているようだったから、少し聞いてみたら、

「みんなで一生懸命勉強したのに、ごめんね」って。

本当に彼女はネガティブが過ぎる。

どれほどの勉強かは知らないが、きっとお泊まりでもしながら勉強したのだろう。

 

ーーボクの家に来れば、手取り足取り教えたのになぁ...

 


 

はぁ...♡

ましろってば、いちいち可愛いんだから...

おっと、可愛すぎてトリップしてしまった。

さすがボクの彼女だ。

でも、かわいすぎて周りの男を引っ掛けるのは良くないよねぇ...

ちゃんとボクが睨みを効かせているのに...

さて、そろそろ計画を実行に移そうかな。

ましろはボクだけを見るようになる、その日も近い...

 

「ははっ...アッハハハハハハハハ!!!!」

 

ーーその目は、狂気で濁っていた。

 

 

 

 




ほらね?狂ってるでしょ?
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