エロシーンありです。
かつてその魂は激しい輝きを伴って地上に現れた。激情を表すその光とは対照的に魂の持ち主はいつも穏やかな顔をしていた。
仲間から慕われ、平和に時が流れていく。だがある日、それが目の前に現れる。どうして拒絶しなかったのだろう。後戻り出来ないところに踏み込めば、もう二度と平穏な日々は戻ってこない。
それでも彼は拒絶しなかった。その先に潰える運命が待っていたことを知っていながら、彼女を受け入れたのだ。
どうして拒絶できただろう。そう語った時の翠の目は不思議と穏やかだった。自分を想う心を、その願いを、そして破滅的な衝動を彼は受け入れたのだ。
世界はそれを境に魂の輝きを二つに割った。片方は天に、片方は地に、そして魂はそれぞれ時を紡ぐ予定だった。……そう、その予定だったのだ。
『例えその身体が抜け殻に近くとも、輝きが欠片でしかなくとも、それでも彼女は叫んだ。……もっとも、その叫びは心の中のそれだったがね』
天空の王と呼ばれた翠がその声を聞いたのは殆ど偶然に近かったという。いつものように世界を見つめていれば聞こえる筈がなかった声なのだ。だがその時に限って翠は天を仰いでいた。高く、広い空から彼女の叫びが降りてくる。
叫びは翠をがんじがらめに惹きつけた。翠はその拘束を彼女の願いだと称した。
龍神の禁忌が天空の果てで破られる。翠は天の城で子供を為した。彼らはそれぞれ、地上に送られる。
『彼らをなんと呼ぶか知っているか?』
そう訊ねた時の翠は嗤っていた。
誓約者。そう、翠は静かに告げた。天空の王は彼女の願いを聞き入れて、その力の一端を誓約者と呼ばれる者たちに託したのだ。決して止まることのない時の流れに紛れ、龍神たちを見守るように。そして彼らが間違いを犯しそうになった時、その力を解放して世界を救うように。
だが世界は翠と彼女の禁忌を見逃さなかった。そしてそれまでほぼ均等に分けられていた二つの輝きは更に分かれることとなる。
「オレごときに教えるなんて、最初は狂ったのかと思ったけどねぇ」
煙草が揺れる。順は嗤いを浮かべて視線を移した。絵美佳は狂気じみた勢いでノアを犯している。いや、実際に狂気に囚われているのだ。かつて潰えた魂が死に損なったままで叫んでいる。その叫びは順の心にも酷く冷ややかに流れてくる。
「あんっ! ああんっ! しん……やぁ!」
ノアが高く鳴く。順はせせら笑いながらその様子を見下ろした。プログラムは既に起動している。絵美佳がその機体に触れた瞬間にノアのプログラムは走り始めた。絵美佳の興奮の度合いを読み取り、忠実に動く。そして愛液や唾液を通じて絵美佳はノアに侵食されたのだ。
「今度は力は使ってないからねぇ。足跡は辿れないよ?」
順は軽くテーブルを突いて床に飛び降りた。煙草をビーカーの中でもみ消す。順は静かに二人に歩み寄った。絵美佳がびくりと震えて腰をひくつかせる。
「たつき……たつき!」
意識が混ざる。順は流れてくる激しい思いにそっと目を細めた。
かつてその魂は二つに分かれた。そしてそのうちの片方が更に二つに分かれた。そのために紫翠の力はバランスを失った。本来の姿を取り戻す筈だったのに、それは出来なかったのだ。
死に損なった魂は未だに力を携えている。順は絵美佳の背後に回り、膝をついた。腰を強くノアに打ち付ける絵美佳の胸に手を這わせる。
「キミの望みはなんだい? 願いはなに?」
絵美佳の耳元に順はそう囁いた。覆い被さるようにして絵美佳の乳房を揉む。それだけで絵美佳は掠れた声を上げて腰をひくつかせた。達してしまったのだ。
「たつきっ、たつきがいいっ!!」
「彼が……欲しい?」
順は絵美佳の髪をそっと分け、うなじに唇を這わせた。片手で絵美佳のシャツのボタンを外す。絵美佳は頭を激しく振って身体を起こした。その拍子にペニスがノアの膣から抜ける。ペニスの先からはまだ白い精液が流れている。順は嗤ってペニスに手を伸ばした。
「会いたい! あわせて!!」
狂気の叫びが部屋の中に満ちる。順はぞくぞくするような快感を覚えた。絵美佳を膝の上に抱え込む。シャツの合わせ目から手を滑りこませ、肌をなぞる。
「会うだけでいいの? ホントに? でもここは彼を欲しがってない?」
そう囁いて順は絵美佳のペニスをゆっくりと扱き始めた。同時に胸の膨らみを揉む。そんな二人の前でノアが静かに身体を起こす。うっとりとした目で絵美佳の股間に擦り寄る。
「真也……」
ノアは絵美佳にそう呼びかけてペニスの先を口に咥えた。順は嗤って手を滑らせる。ペニスを指先でなぞり、翳りの奥の女性器に辿り着く。そこに触れると絵美佳はびくりと身体を震わせて叫んだ。
「だって会えないっ! たつきぃ、たつきい!!」
「それはホンキで欲しいと思っていないからだよ、きっとね」
絵美佳のクリトリスは勃起しきっている。順は焦らすようにそれを嬲った。断続的に声を上げて絵美佳が首を振る。ノアは音を立ててペニスをしゃぶり続けている。順は絵美佳の身体を思う存分に弄っていた。
「立城……好きぃ! たつきがいい! たつきぃ!」
腰をひくつかせて絵美佳が叫ぶ。順は黙って絵美佳の陰唇を指で弄った。愛液の溢れる膣口に少しだけ指を入れる。
「物足りないでしょ? ここに欲しくない?」
興奮に開ききった絵美佳の膣口に指を出入りさせる。絵美佳は身体を震わせて叫んだ。
「たつきぃ! ここに来てぇ! たつき!」
歪んだ力に晒される。順はだが嗤っていた。ジーンズのジッパーを下げて下腹部を剥き出しにする。現れたペニスに手をあてがい、順は絵美佳に圧し掛かった。
一気に突き入れる。それと同時に絵美佳の身体を強く抱く。順は薄笑いを浮かべて絵美佳を膝に抱え直した。ノアの口からペニスが飛び出る。順は絵美佳のうなじに舌を這わせてペニスを強く扱いた。勃起しきった絵美佳のペニスは激しく脈打っている。
いやーw
これだけ呼ばれればそれはもうw