あ、TS警報出し忘れましたね! すみません(汗)
「しすい……?」
「ほら。喉が渇いただろう?」
立城がそう囁くと水輝は口を小さく開けた。舌先で立城の指先の血を舐め取る。立城は小さく笑って指を水輝の口の中に入れた。掠れた喘ぎを漏らす水輝の口の中を焦らすようにくすぐる。
ゆっくりと視線をずらす。立城が次に目を留めたのは水輝の下腹部だった。立城の意志を受けてつるが移動する。めくり上げたスカートの下には下着はない。剥き出しになった水輝の下腹部を撫で、立城は目を上げた。
「処女膜も再生されているね」
そう言いながら立城は指を水輝の口から抜いた。唾液に塗れた指を丹念に舐める。すると立城の身体の中に言いようのない衝動が生まれる。
「もっと……ちょうだい」
喘ぎ混じりに水輝が囁く。立城は口許に笑みを浮かべた。無言で水輝の唇を塞ぐ。甘い香りを嗅ぐだけで激しい衝動が体内に生まれる。立城はそれを抑えて水輝に深く口づけた。飢えていたのか、水輝が夢中で立城の唇に吸い付く。
本来、人は思い出だけを糧に生きていくことはできない。立城たち、龍神もそれと同じだ。が、人と龍神とではその力に異様なほどの差がある。例えば人が僅かに時に逆らい思い出だけにすがりついていても、その影響力はたかが知れている。だがこれがこと龍神になるとそうはいかないのだ。
時に反逆し続ければどうなるか。その思いは歪んだ力となり、世界を揺らがす。さらに悪いことに水輝からかつて分かれていた魂は、悉く潰えてしまった。事実上、水輝の力は今は全く分かれていない状態なのだ。
このまま時が進めば確実に世界は水輝の力の影響を受け、やがては崩壊してしまう。立城は目を閉じて先に訪れるであろう世の終焉を思い描いた。これまで幾度も水輝の思いを覆そうと試みてきた。だが、どれも失敗に終わった。それだけ水輝に対する紫翠の影響力が絶大だったということだ。
舌を絡ませて水輝の口の中を愛撫する。水輝は呻くように喘ぎを漏らして身体を震わせる。そうやって立城と身体を重ねていても、水輝が思い描くのは紫翠のことだけなのだ。
口づけしているだけで水輝の力が体内に入ってくる。立城は思わず眉を寄せて反射的に障壁を作ろうとした。が、すんでのところで思い止まる。防衛本能とも言える反射的行動を事前に食い止められたのは、ひとえにこの行為に慣れてしまったからだ。一度に吸収すれば共に滅びてしまう。だからこそ、立城は幾度もに分けて水輝と交わっているのだ。
緩やかに口づけを滑らせる。立城は水輝の首筋に唇で赤い印を残した。白い肌に口づけの染みが散る。そして立城の唇は血の十字架にまで降りていった。乾きかけた十字架の上をそっと唇でなぞる。すると血の十字架は静かに水輝の肌の奥へと染み込んでいった。
「な……に?」
「僕を感じ続けられるように印をつけたんだよ」
血の刻印は水輝の体内でやがて力を増す。立城はくすくすと笑いながら舌先で水輝の肌を辿った。柔らかな肌の感触を味わいながら乳房に口づける。すると水輝が甘い声を上げた。
「あっ、紫翠! そばに、居て……ずっと!」
立城はその声に答えなかった。返事の代わりに水輝の乳首を口に含む。舌で硬くしこった乳首を愛撫すると、水輝が悲鳴混じりの声を上げた。それまで制止していたつるが再び蠢きはじめる。水輝が反射的に震わせる身体を締め付け、幹にくくりつける。つるの動きを横目に立城はゆっくりと頭を下ろしていった。
剥き出しになった下腹部の翳りを指で分ける。するとそれまで死んだように制止していた木の根がゆっくりと動き始めた。幾本にも分かれた根が水輝の腿を拘束する。水輝は根に括りつけられたまま、片方の足だけを上げた。
「随分と興奮しているんだね。こんなに勃起して」
「あふっ、だって……!」
甘い鳴き声の隙間に水輝が答える。立城は嗤いながら硬くしこったクリトリスに唇をつけた。音を立てて舐め上げる。水輝は肌をひくつかせたが、拘束されているために身体は動かない。立城はじわじわと襲ってくる衝動を制して水輝を吸い続けた。
「あんっ、んふっ! しすい!」
水輝の声がどんどん激しくなる。立城は水輝の足を指でなぞりながら何度もクリトリスを吸った。舌先でくすぐるように陰唇を愛撫すると、水輝が首を仰け反らせる。僅かな動きを受けてひくつく肌をなぞり、立城は静かに指を移動させた。愛液の溢れる膣口にそっと指で触れる。
水輝が紫翠を呼ぶたびに歪んだ力が発生する。立城は全身でその力を受け入れていた。肌から、唇から、そして舌先から力が入ってくる。一つ一つは小さな力でも、体内で凝縮されれば強大になる。そしてその力は立城を否応なく興奮させる。だが力の発生源である水輝はそのことには全く気付いていない。
「まずは指で犯すよ」
静かに宣言し、立城は膣口にあてがっていた指を愛液の中へと浸した。
「あ、しすい……そこ、やっ!」
甘い声で鳴きながら水輝が頭を振る。だが立城はそれに構わず膣の奥へと指を進めた。ぬめって零れる愛液を唇で吸いながら指を上下させる。立城は音を立てて愛液を啜りながら膣壁を弄った。
「んっ、やっ、そこ! だめ、あふ、ああんっ!」
立城の指が上下するたびに水輝が声を上げる。立城は口許に嗤いを刻んで唇を離した。舌先に残った愛液が細い糸を引く。
人外ですからー(棒