「駄目ならやめようか? それとも」
左手を動かしてもう一方の局所を探る。立城は嗤いながら快感にひくついている水輝の肛門に触れた。
「君はこっちも好きかな? 優一郎くんにもたっぷりと可愛がってもらったんだよね?」
右手の親指の腹でクリトリスをこねながら人差し指で膣を犯す。そうしながら立城は左の手でゆっくりと水輝の肛門を弄り始めた。
「あふっ! そこは、いやあっ!」
だが水輝が嫌がるのとは対照的に肛門は徐々に拡き始めている。ひだの隙間から滲んできた愛液を指ですくい、立城はひだを分けるようにして愛撫を続けた。
「嫌がっている割には感じているんじゃないの? ほら、こんなに拡いてる」
嘲笑うように告げ、立城は膣を犯す指を二本にした。途端に水輝の身体が震える。つるに身体を締められ、根に拘束され、そしてあらゆる場所を植物に愛撫される。そんな水輝を見上げて立城は頬に嗤いを刻んでいた。
「んっ、ちがっ、やっ、あふぅ、うぅんっ!」
しとどに溢れた愛液は水輝の足を伝って根の上に落ちていた。だが落ちた瞬間に根が愛液を吸収する。そしてそれは立城の体内で力となって蓄積されていく。立城はそっと息をついて軽く身体を震わせた。
手首を捻って一気に肛門を拡かせる。立城は指をひだの間に滑らせた。
「そろそろいいかな」
「だめえっ! しすいっ! あっ、そこっやっいい!」
激しい声を上げて水輝がよがる。それを見ながら立城はおもむろに膣に突っ込んでいた指を抜いた。肛門を指で犯しながら立ち上がる。既に立城のペニスは勃起しきっていた。ジッパーを下げて下着をずらす。現れたペニスの先は濡れていた。
「まずは前を犯そうか。欲しいって言ってごらん」
焦らすように膣口に亀頭をあてがい、立城はそう囁いた。小陰唇の間から愛液がどっと溢れてくる。
「しすい、ちょう……だい!」
それを聞いた瞬間、立城はくすくすと笑いながら腰を前に押し出した。一気に障壁を突き破って膣の奥へと到達する。立城は密着させたままの腰を大きく揺すり、再生された水輝の処女膜をきれいに破った。
「つっ! んぅっ! しすい!!」
痛みがあるのだろう。水輝は顔をしかめている。だがそれを上回る快楽に襲われているのだ。立城は深く膣に突き入れたまま、静かに水輝を見つめていた。指を進めて肛門の奥を弄る。
「こうしているだけでどんどん力が入ってくるよ。君は本当に」
罪深い人だね。立城は唇だけでそう刻んでゆっくりと腰を動かし始めた。膣に溢れた鮮血がペニスにまとわりつく。密着した部分の全てから流れてくる力は、どこまでも歪んでいる。立城は強制的にねじ込まれる快感に顔を歪め、思わず熱い息をついた。一瞬でも気を抜くと快楽に囚われてしまいそうになる。
「しすい! しすい! あっ、んふっ! もっと……もっとぉ!」
あられもなく声を上げる水輝は唇の端から涎を垂らしていた。激しく興奮しているために目からは涙が零れている。立城は目を細めてその様子を見取ってから水輝の腰を片手でつかんだ。
「もっと感じさせて欲しい?」
肛門に入れていた指を抜く。立城は改めて両の手で水輝の尻をつかんで肉を両側へと引いた。
「しすいっ、もっと……ちょうだい!」
貪欲に水輝がねだる。立城は小さく嗤って意識を集中した。ほどなく足元に密集した根がざわめきだす。ちょうど、いきり立った立城のペニスと同じだけの太さの根が、一本だけするすると水輝の足に巻きついていく。立城の意のままに動いた根はやがて水輝の尻にたどり着いた。
よじれて拡いた肛門に根の先が食い込む。水輝を根が深々と犯していった。根に肛門を貫かれた水輝が悲鳴混じりの声を上げる。
「そろそろいきそうかな?」
立城はゆっくりと腰を動かし始めた。木の根も水輝の肛門に出入りしている。しこったクリトリスを刺激しつつ、ペニスを出し入れする。そんな立城の動きに耐えかねたように水輝が叫んだ。
「あっ、しすい! いっしょに……いっしょに! ああんふっ!」
一際高い声が上がる。だが立城は小さく笑って首を振った。
「僕が射精したらそれこそ元も子もないよ。ほら、気持ちいいよね? 両方を犯されている気分はどうかな?」
だが既に水輝の耳に立城の声は届いていない。快楽に溺れ、その感覚に酔いしれる水輝は、ひたすらに絶頂を目指してのぼっていく。
「いいっ、いいのぉ! しすいっ!」
やがて短く速い呼吸を繰り返していた水輝が声を上げる。快楽の頂点へと上り詰めた水輝はその瞬間、全身を硬直させた。膣壁がうねって立城のペニスを締める。立城はその感覚に思わず眉を寄せて息を殺した。反射的に射精しそうになる。立城は木の幹につめを立てて懸命に衝動を堪えた。受け入れた力を逆流させる訳にはいかない。
静かに波が引くように水輝の硬直が解ける。立城は肩で息をしながらゆっくりと腰を引いた。ねっとりとした愛液に混ざり、鮮血が水輝の膣口から滴り落ちる。立城は強く頭を振ってその場に膝をついた。快楽の余韻に浸る水輝の股間に顔を寄せる。
赤く流れる血に舌を這わせる。
「しすい……。すき……だいすき」
虚ろな眼差しで水輝が呟く。そうだろうね。立城は胸の中で水輝に答えた。そう、君は決して前を向こうとはしない。そう心の底で呟きながら、立城は水輝の血を啜った。口許が赤く染まる。水輝の血を啜っていくうちに立城の表情は変化していった。笑いたくなるような衝動がこみ上げる。誰かを傷つけたくてたまらなくなる。このまま水輝を吸い尽くしてしまいたくなる。だが立城は瞬き一つでそれらの衝動を胸の奥底へとしまいこんだ。
今ならきっと大事な人を簡単に傷つけられるだろう。そう思いながら立城は水輝を啜り続けた。
人外だから好き放題です!w
触手プレイって難しいんですよね……。