※この作品はR-18です。

魂の座 一部 凍えた魂   作:伊駒辰葉

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ちょっとカメラが遠いですが、エロシーンがあります。
……機械ですけども(汗)


要、ロボット研究会を訪ねる 2

「要さん、どうされました? もしかして、体調でも崩されましたか? 最近、激務が続いてましたし」

 

 試すように優一郎は告げた。心配そうな顔をした優一郎に要が微かに笑う。だがその笑みにはいつもの高飛車な印象はない。

 

「大丈夫ですわ。心配させてしまってごめんなさいね」

 

 言いながら要は椅子に深く腰掛けなおした。ほつれた髪を耳にかける。優一郎はしばらく黙って要を見つめていた。しばしの後、要が意を決したように顔を上げる。

 

「一度、ヒューマノイドとやらの実物を見てみたいの。できれば、直ぐにでも」

 

 真剣な面持ちで言われ、優一郎は返答に詰まった。いきなりこんなことを言われるとは思わなかったのだ。が、どのみち要には実物を見せて説明するつもりだった。優一郎は小さく笑って席を立った。

 

「それでは、今日はうちの研究室に泊まっていかれますか? ゆっくり説明ができますし」

 

 そう告げて優一郎は要に手を差し伸べた。要が無言で手を取って立ち上がる。二人は連れ立って生徒会室を出た。優一郎は要を連れて来た道を戻り始めた。静かに階段を降り、廊下を行く。途中で要が用務員室に寄り、生徒会室の鍵を預ける。その間、優一郎は窓から月を見上げていた。

 

 赤から白へと色が変わっている。優一郎は月明かりに目を細めて微かに笑った。ドアが閉まる音がして要が廊下に戻ってくる。優一郎は要を伴って再び歩き出した。

 

 地下に続くドアをくぐる。地下への廊下には淡い明かりが灯っている。優一郎は無言で廊下を進んだ。要も二度目だからか特に変わった反応はしない。時折、感嘆のため息をつく以外は普通に優一郎について歩いている。優一郎は要を研究室の一つに案内した。

 

「改造が完了したら、当面の間、栄子さんはうちの研究室で預かろうと考えています。必要でしたら、要さんや生徒会の方のために、地下に部屋を提供しても構いませんよ」

 

 そう言いながら優一郎はドアを開いた。途端に声が響いてきた。硬直した要に笑いかけ、優一郎は研究室の中を手で示してみせた。要がぎくしゃくとした足取りで研究室のドアをくぐる。

 

「あ、れ? 部長? お客さんっすか?」

 

 上がった息をつきながらカレンが振り返る。優一郎は頷いてカレンの乗った台を行過ぎた。要はまだ入り口のところで固まってしまっている。やれやれ、と肩を竦めて優一郎は研究室の入り口にとって返した。

 

 広い実験台の上ではカレンと保美が交わっている最中だった。保美の身体には申し訳程度に下着が絡み付いている。カレンはそんな保美を両腕に抱えて腰を艶かしく前後させている。優一郎はちらりと二人を見返ってから要に目を戻した。要は目を見開いたままで台の上の二人を凝視している。

 

「要さん、彼女達については後で詳しく説明しますので、こちらへどうぞ」

 

 そう言って優一郎はさりげなく要の手を取った。よろけるようにして要が優一郎に導かれて歩く。台の横を過ぎる時、保美が一際高い声をあげた。びくり、と要が身体を震わせる。

 

「ヒューマノイドのシステムについては以前に説明しましたよね?」

 

 足を止めた要を肩越しに見て優一郎は告げた。要が慌てたように頷く。優一郎は台の上で交わる二人を眺めてから口許に微笑を浮かべた。カレンがさりげなく優一郎に片目を閉じる。軽く頷くとカレンの腰の動きが更に激しくなった。

 

「あっ! カレン! もっとっ! もっと、ちょうだい!」

 

 カレンに組み敷かれた保美が艶かしく腰を突き上げる。淫猥な二人の交わりを間近で見ていた要の顔は真っ赤に染まっていた。

 

「ヒューマノイドには性行為が必要不可欠です。さらに、この二人は特殊なヒューマノイドとして、エネルギーをやりとりするためにセックスが必要なシステムになっています」

 

 要の手を離し、優一郎は台の上の二人に向き直った。カレンに軽く手を振ってみせる。するとカレンは頷いてゆっくりと腰を引いた。恥丘にそそり立ったメタリックのペニスが半分ほど姿を現す。要は吸い込まれるように二人の繋がっている部分を見つめた。ごくん、と喉を鳴らして唾液を飲む。優一郎はそんな要を横目に口許に笑みを浮かべた。

 

「何だったら触ってみるかい? かなりリアルに出来てるんだよ、コレ」

 

 言いながらカレンがにっこりと要に笑いかけた。その目はカレンの感情をよく表している。カレンは元々、男には欲情しない。それは生身だった頃からの性癖だ。きっと要の容姿を気に入ったのだろう。狩る者の目をしている。

 

「カレン。とりあえず、保美先輩とのセックスに集中したほうがいいんじゃないかな」

 

 動揺する要の代わりに言いながら優一郎は苦笑した。カレンがちぇっ、とつまらなそうに唇を尖らせる。だがカレンはすぐに腰を動かし始めた。快感から一時的に放りだされていた保美が声を上げてカレンの腰に足を絡める。




カレンが狙ってましたが、優一郎に釘を刺されましたw
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