ベタベタな感じの流れですw
「い、いけませんわ。娘が階下に……」
栄子は頬を染めて順の腕から逃れようとする。だがその抵抗は本心からのものではない。形だけの拒絶に順は口許に笑いを浮かべた。大きく開いた胸元へ唇を落とす。栄子は小さく息を飲んで首を仰け反らせた。甘い香水の匂いをかぎながら、順は白いブラウスに手をかけた。
「いいじゃない。声を出さなきゃバレないよ」
「そんな……だって娘はこの部屋の真下におりますのよ?」
だが口先だけでそう言いながら栄子は興奮に目を光らせている。順は栄子のジャケットのボタンを外し、ブラウスの上から豊かな胸に触れた。手触りのよい絹のブラウス越しに乳房を愛撫する。
「要ちゃんに聞かれるかもって思ってる? でもだから興奮してるでしょ?」
ソファの背に栄子の身体を押し付け、順はその乳房を大胆に弄った。次第に栄子の呼吸が速くなる。
「んっ、意地悪いことを」
そう言いながら栄子の手がじわじわと伸びる。栄子は指先で順の股間に触れた。艶かしい動きで順のペニスを愛撫する。順はくすくすと笑って栄子の首筋に口づけた。口づけを滑らせて耳たぶを舌でなぞる。薄いファンデーションの乗った頬を辿り、赤い口紅のひかれた唇を舐める。順はゆっくりと栄子の欲情を引き出していった。
喘ぎかけた栄子の唇を塞ぐ。栄子は唇を開いて自分から舌を絡めた。順の舌を吸う。深く口づけを交わした後、順は静かに顔を上げた。
「先にオレのを舐めてよ」
順がそう告げると栄子は頷いて身体を起こした。ソファにもたれた順の股間に頭を沈める。剥き出しにされたペニスに大胆に吸い付かれ、順は思わず目を細めた。唇を手の甲で拭う。唇に残っていた口紅が手の甲に赤い線を描いた。
あの日を境に順は都子と交わるのをやめた。背徳的だからということではない。それまで眠りについていた都子の精神が別の器に入って戻ってきたからだ。それまで順が交わっていたのは都子の身体……つまりは抜け殻だったのだ。
それまでの都子との交わりで得たものは空しさだけだった。自分のために眠りについた都子を思えば思うほど、悔しさと切なさが胸の奥からこみ上げてきた。都子を失った当初、順は狂ったようにその身体を抱いた。だが眠りについた都子が帰ってくることはなかった。
そして都子は帰ってきた。ただし、その肉体は全く別のものだった。出来すぎた美しい肢体は紛れも無く龍神のそれだったのだ。
「もっと深く咥えてよ。そう……奥までね」
頭を上下させる栄子に指示を送り、順は目元を手で覆った。暗がりの中で目を開くと一つの人影が浮かんでくる。力の主が無意識に求める姿を順は睨みつけた。陽炎のように視界に立つ姿をじっと見ると、それだけで苛立たしい気分になる。
その他は本当にどうでもいいんだねぇ。順は心の中でそう呟いた。
「順さん……」
栄子が小声で呼ぶ。順は手を退けて視線を下げた。栄子はうっとりとペニスを舐めている。赤い舌が屹立したペニスをゆっくりと舐め上げる。真っ赤に濡れた唇が亀頭を含み、ペニスの根元まで滑っていく。それを見ながら順はゆらりと手を伸ばした。
「オレのを咥えて気持ちいいでしょ?」
指でスカートをめくる。赤いタイトスカートを腰までめくり、順は指を栄子の足に伸ばした。黒いストッキングに包まれたふくらはぎをゆっくりとなぞる。柔らかな肉の感触を楽しみつつ、順はその指をじわじわと移動させた。膝の裏をくすぐるように撫でて過ぎ、腿へと辿り着く。
勃起したペニスを栄子の唇が艶かしく愛撫する。舌先で亀頭の縁をなぞり、再びペニスを唇で吸う。順はそんな栄子の動きを見つめながら指を動かした。白い下着の底に触れる。指先に感じた湿り気に順はうっすらとした笑みを浮かべた。
「もう濡れてる」
わざと栄子にそう言いながら順は下着の底を静かに撫でた。すると栄子が軽く身震いして顔を上げる。
「だって順さんのここがこんなに……」
栄子は甘えた声で告げると順の股間を指で弄った。屹立したペニスと睾丸を指で嬲る。もの欲しそうな目をして栄子は再び順の股間に顔を伏せた。指で器用に睾丸を愛撫しながら頭を上下させる。順は苦笑して栄子の下着を少しずらした。下着の脇から指を入れ、触感だけでしこった部分を探し当てる。
「私のも……硬いかしら?」
愛撫の隙間に栄子が問い掛ける。順は笑って頷きながら指の腹でクリトリスを押し潰した。そのままこねるように弄ると、栄子が微かに声を漏らす。
「そろそろ出したいな」
そう告げて順は片手で栄子の頭を押さえた。髪を優しくつかむようにして漉く。栄子は涎に塗れたペニスを唇で上下に強く扱き始めた。強い刺激に衝動が激しくなる。順は声を殺して射精した。栄子が慣れた調子で精液を飲み下す。力のこめられた順の精液を飲み込んだ栄子の目の色がすっと変化する。順は小さく笑って身体を起こした。
「気持ちよかったでしょ? オレのを飲んで」
「ええ。とってもいいわ」
口許に張り付いた髪を指で退けつつ栄子が応える。愉悦の色に満ちたその目を見つめながら、順は栄子をソファに押し倒した。ああん、という甘い声を上げて栄子がソファに倒れる。
何もしなければ順もかなりの美形なので、この手の技が使えます。