TS、百合注意!
エロシーンありです。機械ですが。
その筈だ。多輝は低くそう呟いた。由梨佳は少しでも早く修理しようとしているのだろう。無言で作業を続けている。多輝の股間部、大陰唇を取り外して内部の修理を行っている。その音だけを聞きながら多輝は考えを巡らせ続けた。
それ以外に変わりはない。多輝は心の中でそう呟いた。だがそう思うのにどうして不安を感じるのだろう。多輝は目を閉じて深い息をついた。感覚の全てがカットされているために股間で由梨佳が作業していても何も感じない。機械の触れる音だけが聞こえてくる。多輝は目を閉じたまま、胸に手をあてた。心臓を模した機関が定期的に脈打つ。知らなければそれが心臓の音と思うだろう。だがその鼓動ですら作られたものだ。
どうしておれ、この身体になったんだっけ。多輝がそう思いを巡らせた時、唐突に由梨佳が声をかけた。
「完了したわ。感覚を戻すわよ」
そう告げられた瞬間、それまで完全に消えていた快感がいきなり多輝を襲った。由梨佳は指先で部品を戻しただけだ。なのに多輝はまるで雷にでも打たれたかのような快感に激しく仰け反った。
「んはぅ! せっ、先生っ! 何したんすか!」
「だいじょうぶ!?」
由梨佳は慌てたように多輝の顔を覗き込んだ。ということは多輝の女性器には何も触れていないということだ。なのに多輝の下腹部を言いようのない快楽が襲っていた。多輝は頬を赤く染め、それまで考えていた全てのことについて思いを巡らせることが出来なくなった。
「しっかりなさい。どうしたの?」
肩をつかんで揺さぶられる。だが多輝はそんな由梨佳の白衣をしっかりと握り締め、頭を強く横に振った。何かが膣壁を擦っている。異物を挿入された感覚に多輝は喘ぎ声を上げた。
「あっ、やっ、せんせぇっ、あそこがぁ!」
多輝は涙を零しながら叫ぶようにして告げた。溢れた愛液がベッドのシーツに染み込んでいく。目に見えない何かが多輝を犯していた。だが由梨佳の目にはそれは知覚出来ない。由梨佳は多輝の様子に戸惑っていた。
「あっ、あっ、ゆりか、せんせぇ! あそこが、熱い、あついのぉっ!」
膣壁を強く刺激され、多輝は甘い声を上げた。勃起しきったクリトリスを何かが撫でる。快楽に溺れる多輝の感覚によく知る何かが引っかかる。だがその正体に多輝が気付く前に、多輝のクリトリスを何かが強くこねた。
「そうか、この子もヒューマノイドだもの。そうよそうよね」
一人、納得顔で由梨佳が頷く。多輝は我慢出来ずに由梨佳にすがりついた。よしよし、と多輝の背を由梨佳が撫でる。その目は慈愛に満ちていた。
「安心しなさい、これはヒューマノイドとして、ごく普通のことだから。いかせて……あげるわ」
多輝の背をゆっくりと撫でる由梨佳の表情はどこか憂いに満ちていた。だが多輝は由梨佳のその表情を見ることは出来なかった。快感がどんどん強くなり、何も考えられなくなる。
「あっ、あっ、いい! いいのぉ!」
細い指先が多輝の股間に辿り着く。多輝は由梨佳の愛撫を受けて激しい声を上げた。由梨佳が静かに多輝のネグリジェをめくる。白い膨らみの先で色づく乳首は、興奮のために硬くしこっていた。
「凄い感度だわ」
ほう、とため息をついて由梨佳が呟く。多輝は直に乳首をつままれ、背中を反らして鳴いた。由梨佳の手がじわじわと多輝を攻める。
「あっ、あっ、ああっ! せん、せぇ! すごい、すごいぃっ!」
激しく鳴きながら多輝は腰を動かした。淫らな腰の動きを見下ろしていた由梨佳が薄く笑う。その手は多輝の乳首とクリトリスを同時に弄っていた。
「乳首の感触も凄く自然……」
そう告げて由梨佳はそっと多輝の胸に顔を埋めた。確かめるように舌先で乳首を舐める。その感覚に多輝は激しい声を上げて腰を震わせた。軽い絶頂が訪れたのだ。
由梨佳は多輝の小陰唇に指を伸ばした。静かに小陰唇の間に指先を進める。かき分けるように膣口を撫で、由梨佳の指はゆっくりと多輝の膣の中へと埋まった。
「あっ、そこ! いいっ……いいのぉ!」
「ここも本当に良く出来てるわ」
声を上げた多輝を弄りながら、由梨佳はうっとりとした声を上げた。それは情欲に溺れた者のそれではなく、あくまでも機体の造作に感心からくる声だ。由梨佳は一つ一つを確かめるようにして多輝の膣内を指で探索していった。
「あっ、あっ! ゆ……ちがう、だめぇ! たつき、たつきぃ!」
多輝は激しく頭を振って叫ぶように喘いだ。由梨佳の指の動きのままに敏感に反応する。だがそんな多輝を見つめる由梨佳の目には、それまでになかった光が宿っていた。口許に笑みが浮かぶ。美しい赤い唇で笑みを刻み、由梨佳はゆっくりと多輝を焦らし始めた。
「そんなに、立城さんが好き?」
愛液が膣口から漏れて落ちる。そんな多輝の小陰唇をゆっくりとなぞりながら由梨佳は微笑んでいた。くすぐるように乳首を指の腹で撫でる。多輝は焦らされていることを知り、甘い声を上げた。
「あっ、あっ! すき! すきなのぉ! ……た、つきぃ!」
だが多輝が素直に答えても由梨佳はうっとりとした眼差しで見つめるだけで、多輝が望む通りにはしなかった。多輝のクリトリスを軽くつまんで優しく撫でる。その指の動きに多輝は悲鳴混じりの声を上げた。
「どうしてほしいの?」
正気であったなら、多輝は由梨佳の顔にそれまでに見たことのない表情を見出すことが出来ただろう。由梨佳は薄く笑いながら嬲るように多輝を弄っていた。指先がくすぐるように多輝の身体を撫でていく。多輝は嫌がるように頭を振り、泣きながら告げた。
エロ描写が甘いのはご容赦ください……。
今でも修行中です。