※この作品はR-18です。

魂の座 一部 凍えた魂   作:伊駒辰葉

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エロシーンはありません。
文字数が足りなかったので、説明が足してあります。


時の彼方にさらっていくよ

 ごくごく小さな弱い光が地上に生まれる。それは決して分かれることのなかったはずの力の欠片だ。歪みかけていた力はだが、その欠片を放出したことで再び安定した。欠片ははじき出されてもなお、その力が歪んではいるが、それも些細な力だ。さして気に留めるべき事柄ではない。

 

 地上では幾つもの命が今日もまた生まれ、そして死んでいく。欠片もそんな中の一つと言えた。放っておけばその内に自然と力は消滅する。欠片の放つ、ごくささやかな光もまた力と共に消え失せる。それが幾つも積み重ねられる世界の理だ。

 

 だが放置できない輝きというものもまた存在する。たった一つの欠片であっても、放置すればまたきっと歪んだ力を増幅させる。折角、切り分けられていてもそれでは無意味だ。

 

 静かな光が地上に到達する。決して人の目に触れない光はやがて一つの部屋へと届いた。欠片の傍らに光が降りる。

 

「……まさかあなたが直接に出てこられるとは思いませんでしたが」

 

 手にしていた雑巾をバケツに引っ掛け、立城が立ち上がる。閉じていた瞼を開き、翠はその室内を無造作に見回した。

 

「暇だったのでな」

 

 無愛想に告げて翠はソファに横たわるそれに手を伸ばした。触れずともその欠片の輝きが消えかけていることが判る。翠は目を細めて無言でそれを抱き上げた。立城は腕まくりを下ろしながら翠を見てはいたが、止めない。

 

 完全に消えてしまう前に処置しなければならない。翠は挨拶もせず欠片を抱えたままその場から消えた。

 

 

*****

 

1,000字を切ってしまったので、蛇足ですがここまでの説明です。

 

翠というのは時を司る龍神です。

時……だけでなく、時空を無茶苦茶に出来るので、自由気ままに動いてるように見えます。

しかも無愛想なので必要なことすら言いません。

 

奈月というのは……まあ、ネタバレすれば機械です。

本来は崩壊している予定でしたが、水輝が助けたという経緯があります。

そのため、奈月は水輝しか見えてません。水輝も奈月には半端ないこだわりがあります。

誘拐された時にその辺り一帯を崩壊させる程度にはw

 

前のシーンに出てきた真也というのは立城の双子の弟で、立城を庇って亡くなっています。

見た目は立城によく似ているのですが、中身が全く違うというかw

性格は全然違ったりします。

 

他にも名前だけですが、キャラががんがん出てきてます……。

カオスですみません。

お付き合い頂いている方には感謝を。

出来れば今後ともよろしくお願いします。




蛇足ですみません……。
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