文字数が足りなかったので、説明が足してあります。
ごくごく小さな弱い光が地上に生まれる。それは決して分かれることのなかったはずの力の欠片だ。歪みかけていた力はだが、その欠片を放出したことで再び安定した。欠片ははじき出されてもなお、その力が歪んではいるが、それも些細な力だ。さして気に留めるべき事柄ではない。
地上では幾つもの命が今日もまた生まれ、そして死んでいく。欠片もそんな中の一つと言えた。放っておけばその内に自然と力は消滅する。欠片の放つ、ごくささやかな光もまた力と共に消え失せる。それが幾つも積み重ねられる世界の理だ。
だが放置できない輝きというものもまた存在する。たった一つの欠片であっても、放置すればまたきっと歪んだ力を増幅させる。折角、切り分けられていてもそれでは無意味だ。
静かな光が地上に到達する。決して人の目に触れない光はやがて一つの部屋へと届いた。欠片の傍らに光が降りる。
「……まさかあなたが直接に出てこられるとは思いませんでしたが」
手にしていた雑巾をバケツに引っ掛け、立城が立ち上がる。閉じていた瞼を開き、翠はその室内を無造作に見回した。
「暇だったのでな」
無愛想に告げて翠はソファに横たわるそれに手を伸ばした。触れずともその欠片の輝きが消えかけていることが判る。翠は目を細めて無言でそれを抱き上げた。立城は腕まくりを下ろしながら翠を見てはいたが、止めない。
完全に消えてしまう前に処置しなければならない。翠は挨拶もせず欠片を抱えたままその場から消えた。
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1,000字を切ってしまったので、蛇足ですがここまでの説明です。
翠というのは時を司る龍神です。
時……だけでなく、時空を無茶苦茶に出来るので、自由気ままに動いてるように見えます。
しかも無愛想なので必要なことすら言いません。
奈月というのは……まあ、ネタバレすれば機械です。
本来は崩壊している予定でしたが、水輝が助けたという経緯があります。
そのため、奈月は水輝しか見えてません。水輝も奈月には半端ないこだわりがあります。
誘拐された時にその辺り一帯を崩壊させる程度にはw
前のシーンに出てきた真也というのは立城の双子の弟で、立城を庇って亡くなっています。
見た目は立城によく似ているのですが、中身が全く違うというかw
性格は全然違ったりします。
他にも名前だけですが、キャラががんがん出てきてます……。
カオスですみません。
お付き合い頂いている方には感謝を。
出来れば今後ともよろしくお願いします。
蛇足ですみません……。