ラスボスと裏ボス?が一体誰なのか、みんなで考えてみよう!
ノイントを性奴隷にしたハジメは、本当の意味で従順にするために教会に行った。しかしその前にとある用事で、クラスメイト達がいる宿へと向かった。
目的は、性奴隷にした子達へのフォロー。特に香織と雫は、精神的にかなりやられていたらしい。いや、香織に関しては一時的なものだろうが……雫のメンタルはかなり脆い。先んじて手を打っておかないと、取り返しのつかないことになる可能性があった。
他の子達についても、近くで見たというわけではないが、それでもかなり動揺していることだろう。だから軽く顔くらいは見せて、真実を伝えておくべきだと、ハジメは考えたのだ。
そうしてハジメは、前日に使っていた宿へと訪れた。が、バレたら面倒なことになってしまうので、もちろん“幻術”を使って姿を隠して侵入する。これを看破できる可能性があるのは光輝だけなので、比較的簡単に侵入できた。
そうしてハジメは、香織と雫の部屋へと入る。道中ではほとんど誰とも遭遇しなかった。どうやらほとんど全員が、自室に戻ってるようだ。
部屋の中で、香織と雫は眠っていた。ベッドに横にされているが、その中でも雫は、悪夢に
「香織、雫」
そう声をかける。すると香織の方は、布団から出ていた手がピクリと反応する。慌ててハジメはその手を包むかのように握る。
「う、うぅ……ぇ……」
ハジメの手の感触に引っ張られたのか、香織の意識はどんどん覚醒していき、ゆっくりと目を開けた。
「は……ハジメくん……?」
「うん。ごめんね、心配かけさせて」
そして、ハジメを認識する。あの時死んだはずの、死んでいないとおかしいはずなのに……ハジメは、生きて戻ってきた。
また会えた。生きていた。極度の感動と安心感から、香織はハジメの胸に顔を埋めると、大粒の涙を流して泣き出した。
「ハジメくん……ハジメくんっ!! 生きててよかったよぉぉお!!」
「ああ、心配かけたね。本当にごめん」
そんな風に香織を宥めていると、その隣のベッドで寝ていた雫も声を上げ、目を覚ます。
「あ……え……? は、ハジメ……?」
「おっ、雫も起きた?」
「えっ……ハジメ、よね……?」
「うん。雫もおいで」
そう言って手招きすると、雫は千鳥足でハジメのいる方へ向かってくる。そして無言で、香織と同じようにハジメの胸に飛び込んだ。
「あ……ハジメだ……この身体と匂い、絶対……ぁ、うぁぁぁぁああ!!」
直に触れて、本当にハジメが生きているということを実感した雫は、香織以上の号泣を見せた。それこそ香織自身が「よしよし、辛かったね」と、ハジメと一緒に雫を慰めるほどには。
それから十分ほどで、大泣きしていた二人は落ち着いて、平静を取り戻した。
「さてと、こうして生きてたわけだけど……ごめん。僕はここを出ることにするよ」
「えっ?」
「ハジメ……どうしてそんなことを?」
二人とも、ハジメの言葉には軽く驚く。雫に関しては、ギュッと手を握ってきている点や、他にも表情から、明らかな不安が読み取れた。
「この世界に来た瞬間から、僕はエヒトに警戒されていたんだ。そしてオルクス大迷宮で処分されるはずだった。けど上手く“幻術”で欺いて、こうして生き残った」
「エヒトに狙われるって……ハジメくんが?」
「そう。僕達じゃない、本当の意味での神の使徒が、僕を殺そうとしてきた。まぁその神の使徒も、さっき性奴隷にしてきたけど」
「そんなことできるの?」
「案外できるものだよ? 神の使徒と言っても、遺伝子的には人間の女性だし。ほんの少し、身体構造が異なってたけど、まぁそれは関係無いか」
他にも、エヒトは自分を殺したと勘違いをし、もう襲ってこない可能性も示した。だが同時に、もし仮に自分の存在がバレたら、その時は確実に自分は死ぬだろうとも言った。
「つまりは……僕が死んだように見せかけたい。もし僕の存在がバレたら、今度は大量の神の使徒を送りつけて、確実に殺しにかかる。そんなことをされたら、流石に死ぬだろうから」
「じゃあ私も! 私もハジメくんと一緒に行く!」
「あっ、もちろん私も! 香織だけなんて嫌よ!」
「あー、ハハハ。でも二人には、ここに残ってやってほしいことがあるんだ」
そう言うと、二人は嬉しそうに頷いた。性奴隷にとって、主たるハジメに命令していただけることは、それだけで幸福で、名誉なことなのだ。
「香織には、性奴隷にした子達をまとめ上げてほしい。僕が死んだと聞けば、確実に動揺するだろうから、その前に事情を説明するんだ」
「うん」
「それと戦闘に向かない子を上手く戦線から離脱させたい。だから雫には、精神を病んだフリをしていてほしい。どうやって演技するかは雫に任せるよ」
「分かったわ」
「あっ、もちろん雫は戦闘訓練に行かないでね。というかこれから、雫に戦闘をさせるつもりはないから。正直な話、戦うの嫌でしょ?」
「……うん」
「なら絶対に戦わせない、僕が何とかして守る。必ず迎えに行くから、それまで待っていてほしい」
雫はパァァっと笑顔になり、ハジメに抱きついた。今と言葉が、彼女の琴線に触れたらしい。
「さてと、とりあえず二人への話は終わりだ。他の子にも伝えないとだから、もう行くね」
「うん。じゃあね、ハジメくん」
「……私も。ずっと待ってるからね」
そうしてハジメは二人に別れを告げ、他の性奴隷の子達にも事情を伝えに向かうのであった。
◆◇◆◇
そうして宿屋に戻ったハジメは、ノイントを更に調教し、性奴隷として相応しい思考を持つように変えたのであった。その過程で、様々な情報を得ることができた。今はその情報を、詳しくノイントに聞いているところだ。
「……なるほど。つまりエヒトの目的は、最終的には地球への侵攻を行うことなのか」
「はい♥ どうやらエヒトは、このトータスに飽きたようです♥ なので天之河光輝の肉体とその力を手に入れ、新たな地球という世界を支配しようとしているみたいです♥」
「…………地球を支配ねぇ」
思わずハジメは苦笑いを浮かべてしまう。なんせハジメは、地球がとんでもない魔境だと知っているから。地球には、人間を超えた上位存在が数え切れないほどいる。それらを全て倒して地球を支配すると言うエヒトが、ハジメには愚かとしか思えなかった。
ちなみに、現在ハジメはノイントといるのだが、ノイントの変わりっぷりが凄まじい。最初の能面のような無表情は完全に消え去り、女の子の表情になっていた。
今ではハジメにしなだれかかり、頭を撫でられただけで頬を赤くしているほどだ。調教され過ぎた結果、自分がハジメの性奴隷であるという事実だけで、幸福を感じるようになったのだ。そんな彼女を撫でてやれば……即座に発情状態になり、下手したら絶頂してしまう。性奴隷として最も相応しい心と身体になっていた。
「まぁいいや。んで、ノイントと同じ姿の神の使徒がいるってのは?」
「私は元々、エヒトに作られました♥ 作られた目的は、トータスを裏から操るためです♥ エヒトの意にそぐわない行動を取る人を処分したり、あるいは魅了して操ったりしていました♥」
「ということは、地上には神の使徒がいっぱいいるのか?」
「いえ、そういうわけではありません♥ 地上に常在しているのは、私を含めて二人だけです♥ ですが私は主様の性奴隷となったので、今では一人です♥」
案外、地上にいる神の使徒は少ないが、ノイントに聞いた話だと素のステータスで一万を超えるらしい。だからこそ、たくさんいてもあまり意味は無いのだろう。元が強いのだから。
「……とりあえず、エヒトを倒して地球侵攻を止めよう。いや、何とかして性奴隷にできるのならそっちの方がいいな」
「そうですね♥ 性奴隷を増やせば増やすほど、主様の力が強くなっていきますからね♥」
「そういうわけ……あ、そういえば今のステータスはどうなってるんだろう?」
ハジメは既に、二十人ほどの女性を性奴隷へと変貌させている。加えて神の使徒だったノイントも堕としている。相当高くなっているだろうと思い、ステータスプレートを見てみた。
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:47
天職:覇王
筋力:62450
体力:65960
耐性:67220
敏捷:69010
魔力:90840
魔耐:66460
技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物分離][+鉱物融合][+遠隔錬成][+複製錬成][+圧縮錬成][+高速錬成][+イメージ補強力上昇][+消費魔力減少][+鉱物分解]・武術・砲術・並列思考[+思考速度上昇]・縮地[+無拍子]・先読・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・透視・空間把握・魔根化[+精力増強][+精力変換][+精神攻撃無効化][+全属性耐性][+物理耐性][+高速魔力回復][+消費魔力減少][+快楽増強][+強化効率上昇Ⅹ]・体液媚薬化[+効率上昇][+性奴隷強化Ⅹ]・淫紋契約[+身体強化][+変換効率上昇Ⅴ][+魔力操作][+回復魔法][+光属性適性][+投擲術][+火属性適性][+調理術][+水属性適性][+氷属性適性][+操鞭術][+風属性適性][+隠業][+降霊術][+闇属性適性][+複合魔法][+結界術適性][+魔力付与][+魔法付与][+土壌管理][+土壌回復][+範囲耕作][+成長促進][+品種改良][+植物系鑑定][+肥料生成][+混在育成][+自動収穫][+発酵操作][+範囲温度調整][+農場結界][+豊穣天雨][+家事][+交渉術][+手捌][+会計術][+直感][+分解能力]・心理掌握[+読心][+遠隔発動][+同時発動][+発動速度上昇][+念話(性奴隷)]・幻術[+消費魔力減少][+効果範囲拡大]・女体化変異・性奴隷変異[+変異速度上昇]・言語理解
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「……え?」
それを見た瞬間、ハジメは驚愕した。ステータスが伸び過ぎている。技能が増え過ぎている。いや、嬉しいといえば嬉しいが、何故こうなったのか、理解が追いつかなかった。
そしてこのステータスプレートには、いつの間にか改造が施されていた。そのおかげで、新たに修得した技能は赤文字で表示されている。そして赤文字に触れてみると、その技能の詳細を知ることができた。特に重要なのは、
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【快楽増強】
性的な快楽を感じやすくなる。
【強化効率上昇Ⅹ】
異性との性行為で快楽を得るほどに、ステータスや技能が強化されていく。ランクが上がるほどに強化倍率は上昇し、最大はⅩである。
【性奴隷強化Ⅹ】
性奴隷に対して射精を行うことで、その性奴隷のステータスを上昇させる。ただし主のステータスを上回ることはない。ランクが上がるほどに強化倍率は上昇し、最大はⅩである。
【念話(性奴隷)】
性奴隷と心の中で会話することができる。
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これらだろう。一つ一つはそこまで、というものもあるが、他の技能とのシナジーで、凄まじい性能を発揮している。これにより、ハジメのステータスや技能が爆発的に上昇していたわけだ。
とはいえ、最終目的である光輝の対処ができるかどうかは分からない。ここまで高いステータスを持っていたとしても、光輝の“寵愛”の能力一つで劣勢になる可能性すらあるのだから。いや、まともに戦えば、このステータスでもハジメは勝てないだろう。
「ハハッ……化け物だろこれ……」
「そう、ですね♥ このようなステータスは、今まで一度も見たことがありません♥」
「これなら、オルクス大迷宮に行っても問題無いかな?」
「私は問題無いと思います♥」
ノイントの意見を聞いて、ハジメは立ち上がった。
「じゃあ行くぞ。確実にバレないようにするために、同じトラップにかかって奈落に落ちる。気を引き締めるよ」
「……っ、はい」
ノイントも既に正装だ。いつでも戦闘を行う準備はできていた。
こうして二人は、誰にも知られることなくチェックアウトを済ませ、密かに迷宮へと行き、同じトラップにかかり、再びベヒモスを倒してから奈落の底へとダイブしたのであった。
・南雲ハジメ∶正直、セックスばっかりしてたのに異常に強くなっててビビっている。もっと快楽に身を任せようと思った。
・ノイント∶ハジメ大好き。感情が芽生えてから時間が経ってないので、とても素直な求愛をする。
・白崎香織∶ハジメが死んだところを見ても、案外大丈夫だった。ハジメのために前に進むことができる。
・八重樫雫∶ハジメが死んだところを見て、病みかけている。ハジメからの戦闘禁止令が出た。
肝油ドロップ様 柳命様 Zodiac様
tk2様 ランペル様 Dr.koshou@ロム専様
oldgold様 ougust様
評価していただき、ありがとうございます。