ようやくユエとの濡れ場を書ける時が来ました。ここまで本当に長かった……!
ハジメはサソリの魔物と向き合う。そして先手をとったのは……ハジメだ。
挨拶代わりの数百の熱線がサソリの魔物を襲う。そもそも熱線が近づくことすら感知できない上、もし感知できても、その時にはもう回避できない場所へ到達している。故に必ず当たる。
今回も今まで通り、軽い挨拶程度の攻撃で死んでくれると思っていた。しかし、
「キシャァァァァア!!!」
サソリの魔物にはほとんど効いていない。甲殻により、攻撃をほとんど防いでしまっていたのだ。一応、熱線が当たった部位の甲殻は溶けているが、一点を貫くことに特化した攻撃なので、甲殻をあまり溶かせていない。
反撃と言わんばかりに、サソリの魔物は尻尾の針から紫色の液体を噴射する。かなりの速度で飛来したそれを、ハジメはすかさず飛び退いてかわす。着弾した紫の液体はジュワーという音を立てて瞬く間に床を溶かしていった。
「なるほど……なら全体を溶かすまで!」
一瞬、一秒もかからない間に、サソリの魔物の真下に魔法陣が形成され、即座に魔法が発動する。
「“蒼星”」
真っ赤な業火が、螺旋を描きサソリの魔物を包み込み、巨大化し、現れたのが、太陽のように輝く炎の塊。そして赤から橙に、橙から黄色に……そして夜空に輝く
数十秒後、炎から解放されたサソリの魔物は、ほぼ液状化して絶命していた。
「よし終わり」
そう言って、ハジメは辺りを見渡す。が、これ以上は敵の気配はなさそうだ。扉の方に目を向けると、そちらもやはり障壁は消えていた。
◆◇◆◇
この後、ハジメ達はユエを新たに連れて、五十層に作った拠点に移動した。ある程度大きめの空洞だが、ハジメの錬成師としての腕のおかげで、そこそこ綺麗になっていた。
もちろん家具などがあるわけでもなく、単にハジメとノイントの二人が手足を伸ばして寝れるくらいの広さがあるだけ。今は二人に加えてユエも寝れるくらいのの大きさに拡張してあるが。
灯に関しては特に用意していないが、壁には光る鉱石が埋まっているので、それなりに明るくはなっている。
「ふぅ……にしても、まさかこんなことになるとはなぁ」
ハジメは壁を背もたれにしてくつろぎながら言う。正直な話、彼からしてみても、まさかこんな場所で新たな人と出会うなんて思いもしなかったのだ。
「そうですね。あんな場所から落ちた先に、ア……ユエが封印されているとは予想すらしませんでした」
「ああ……というかユエ。一応聞いとくけど、ここがどこか分かったりする?」
ハジメ達は、オルクス大迷宮の奈落から落ちてここまでやって来た。しかしここがオルクス大迷宮の奥深くなのか、あるいはそれとは別の洞窟なのかは分からない。なのでユエに尋ねてみることにした。
「……ここは、反逆者の一人が作ったと言われてる……ということは知ってる」
「反逆者? ん……いや、聞いたことはあるけど……」
トータスに召喚されてから、ハジメは世界の情報をかき集めていた。デマかもしれない情報でも集めたが、その中でも“反逆者”に関する話はいくつか聞いている。
特に有名なのは、七大迷宮は、反逆者達が作り出した隠れ家であるというもの。隠れ家に容易に到達できないように、意図的に過酷な環境を作っているという話は聞いたことがあった。
が、確定的な情報は何もない。反逆者と呼ばれる存在達の規模、勢力、主要人物等、何も分からないのだ。
そんなハジメに、元神の使徒であるノイントは色々と説明してくれた。
「反逆者は……正確には“解放者”と呼ばれる者達のことです。この世界の人間族と魔人族は戦争を行っておりますが、その戦争は、エヒトが意図的に起こしているのです。それを知った人が、エヒトを討つために“解放者”を組織したのです」
「……なるほど」
「最終的には“解放者”は敗北しましたが、その主要人物七人の死体は発見されていません」
「ということは、噂みたいな話も、もしかしたら……って、ん?」
ノイントから話を聞いていると、ハジメはふとユエが静かなことに気づいた。元から自分から喋る性格ではないことはなんとなく理解しているが、それにしても静かなので、ユエの方を見た。
「……」
「ユエ、どうかしたのか?」
「……なんでもない」
声をかけてみるも、ユエは明らかに何かを隠している様子だった。わずかに俯き、ゆっくりと呼吸を続ける。ハジメはそんなユエの心を読んでみた。
(お腹すいた……血が……ハジメの血がほしい……)
その心の声に、ハジメは困惑したが、すぐにハッとした。ユエは吸血鬼、つまりは主食は血なのではないかと。血を摂らないと、栄養を摂取できないのではないかと感じた。
幸いにも、心を読んだ感じでは、大量の血を吸う必要は無いらしい。なので血を吸われすぎて死ぬ、ということはなさそうである。
「……お腹すいた?」
「っ!?」
「まぁ……僕のでいいなら、吸ってもいいよ?」
そう言うハジメに、ユエはわずかに逡巡する。彼女の心を支配するのは、いわば恐怖感に似た感情。人間にとっては異端としか言えないような吸血行為、それに嫌悪感を抱かれないかが心配なのだろう。
「いいよ?」
もう一度そう言うと、ユエは静かに頷く。そしてハジメに近づくと、首筋に噛み付いた。
ピリッとした痛みがする。しかしそれはすぐに消え、首筋から体液を吸い出される感覚を覚えた。そんな不思議な感覚ではあるが、ハジメは受け入れ、ユエの頭を撫でていた。
ユエはビクビクッと身体を震わせながら血を吸っていたが、約二十秒後、首筋に吸い付いていたユエは口を離した。
「ごちそうさ……ま゙っ♡」
その時だった。ユエは突如として身体をビクンと跳ねさせて、絶頂してしまった。しかし一回絶頂した程度では治まることはなく、ユエはあまりの快楽で地面でのたうち回る。
あまりにも突然のことであり、これには流石のハジメも困惑していた。なんせ、何故絶頂したのかが全く分からないのだから。
だが実を言うと、その原因はハジメの血液にあった。実はハジメの血液は女性に対して、精液と同等の媚薬効果を与えるのだ。それこそ、飲んでしまえばあっという間に絶頂してしまうほどには強力だ。
今までは、誰かに血液を飲ませるなんてことをしなかったので、ハジメもこれには気づかなかったのだろう。が、冷静に考えれば原因は理解できた。それを理解した時、ハジメは自分の恐ろしさというものを、改めて再認識した。
「お゙っ……♡ ん゙お゙っ♡ なにっ、これぇ……♡ からだっ、お゙かしい゙っ……♡」
服を脱ぎ、やがて露わになるハジメの裸体。当然ながら、女性を魅了してやまない巨大な勃起チンポも見えるようになるわけで。
「はむっ❤」
少しずつ落ち着きつつあったユエは、本能のままに、いや無意識にというべきだろうか、ハジメのチンポを咥えこんでいた。
ハジメはそんなユエに着せていたローブを剥ぎ取る。そうして露わになるのは、未熟ながらも美しく完成された身体だった。男であれば誰でも魅了する身体に、ハジメもまた魅了されていた。
「んんっ❤ じゅるっ❤ ちゅぱっ❤ じゅるるる♥ じょぼぼっ♥」
自分から進んでチンポに奉仕していくユエ。初めてのはずなのに、
ユエの頬は赤く染まり、咥えていればいるほど興奮は高まり、喉奥までチンポに差し出しているが……しかし彼女の本心は違った。
(どうしてっ♥ 身体が勝手に動いちゃう♥ こんなの、ぜったいおかしいっ♥ いやなはずなのに……♥)
自分の身体が自分のものではなくなったかのような感覚、普通は発生するはずのない感情。それらを感じたユエは、何事にも形容し難い恐怖に似た感覚を覚えた。
嫌なのに、嬉しい。苦しいのに、気持ちいい。嫌いなのに、好き。大好き、もっとしてほしい、犯してっ、もっと犯してっ……!
心の奥底から溢れ出る感情に、ユエは胸が張り裂けそうになっていた。
(嫌……いやなのに……♥ おまんこ疼く♥ おチンポ様ほしい♥ ハジメにご奉仕しなきゃ……♥)
ユエは喉奥までチンポを飲み込む。それも自身の手をハジメの背に回し、喉奥にチンポの形が浮き出る程までだ。
「ぐっ、じゅぽっ♥ じゅぽっ♥ じゅるるぅ♥」
(おチンポっ、おチンポおいしい♥ なんでっ、苦しいのにっ、幸せ♥)
身体を前後に動かし、淫らな水音を立てて、ユエは精一杯の奉仕をする。そこにハジメは、左手で後頭部を押し込み、強制的に前後させる。
苦しさと、それを圧倒的に超える快楽と幸福感で、喉から絶頂するユエ。唾液を口から垂れ流し、涙と鼻水で顔を汚しながらアヘ顔を晒し、腰を震わせながら下腹部から潮を噴き出す。
そして絶頂による喉の収縮の繰り返しにより、チンポへの快感はより増していた。
「……っ!」
やがて、ハジメは限界に達する。するとユエの頭を掴んで奥まで咥えさせ、そして射精した。
びゅるるるるるるっ! ぶびゅるるるるぅぅぅうっ! どびゅぅぅぅぅうううっ! どぶっ、どくんっ、ぶびゅるるるるるっ!
「んんんんんんん♥ んんっ♥ ぐうぅぅぅぅぅぅ♥ んんんんんん♥」
まるで固体のような精液が、ユエの口に出され、胃に叩き込まれる。ユエは無意識に口の中に勢い良く解き放たれた精液を飲み干そうとするが、放たれた精液はあっという間にユエの胃を満タンにし、鼻や口から溢れ出る。
(ぐる゙しいっ♥ ぐる゙じい゙のにぃぃい♥ きもちいい♥ きもちいいっ♥ せーえきおいしいっ♥ なんでっ、なんでっ♥)
血液を飲んだ時点で、ユエの脳は狂っていた。故にハジメのチンポや精液を世界一美味しいモノとして、彼女は認識してしまう。
そんな普通はありえない現状に、ユエは困惑し、同時に幸せで頭が蕩けそうになっていた。
約五分も続いた射精を終えたハジメは、ユエの口からチンポを引き抜いた。引き抜かれたチンポには、自身の精液とユエの体液が染み付いており、並の女性であれば一瞬で絶頂してしまうほどだろう。実際、この熱気にあてられたノイントは発情し、部屋の端でオナニーをしていた。
チンポを引き抜かれ、支えを失ったユエは、力なくべちゃっ♥ と精液で濡れた地面に倒れた。お腹は、食事を満腹まで食べきった時のように膨らんでいる。
「ふぅ……こういうのも新鮮だなぁ」
そんなユエを見て、ハジメは素直にそう言った。心を読んだら分かることだが、彼女はそれなりに抵抗してくれている。まだ嫌がっている。
だからこそ、そんなユエを心の底から屈服させ、自分から性奴隷になりたいと懇願させ、幸せにしてあげたいと思ったのだ。
と、思っていたのだが。ハジメは、あるものを見つけてしまった。それは現在のユエには、絶対に存在するはずのないもの。
「淫紋? まだ中出ししてないのにどうして……」
ユエの下腹部には、既に淫紋が出ていた。まだ中出しすらしていないのに。中出ししないと、淫紋が刻まれないはずなのに。
とはいえ実を言うと、ユエはハジメの血液を飲んだ時点で、淫紋が刻まれて性奴隷になっていたのだ。
ハジメの血液は凄まじい。その効果は精液を圧倒的に上回っており、一口分飲むだけで、女性は確実に性奴隷となってしまうほどだ。
それを知らなかった理由は、そもそも人に血液を飲ませることが無かったためだ。ハジメは当然だが、今までにいた他の能力持ちすらやったことがなかったことのため、この効果は悪魔すら把握していないことだろう。
「あっ……♥」
一瞬驚きはしたが、すぐにハジメはユエを抱き寄せ、膝の上で向き合う形になる。
じっと、ハジメはユエの瞳を見つめる。ユエは蕩けた表情をしており、まるで愛する人を見ているようだった。拍動も激しくなっている。
「ダメ……はなして……♥」
そうは言うものの、ユエの本心は違う。
(あぁ……♥ ハジメのにおい、すてき♥ 幸せ、だいすき♥ いやっ……ダメ、なのに……♥)
ほんの少しの抵抗心が、押し流されそうになる。性奴隷になったがために、ユエのハジメに対する愛情はより強くなっていた。
「可愛いなぁ、ユエは」
可愛らしい抵抗をするユエを見て、思わずそう言うハジメ。さらに身体を密着させ、頭を撫でてあげると、ユエは「あっ♥ だ、だめっ……♥」と声を上げ、しょろろろろ……♥ と、幸せでイきながらお漏らししてしまった。
「あ……あぁ♥ ごめんなさい……♥」
(やだ、お漏らしなんて……嫌われたくない……ごめんなさい、ごめんなさい……)
ハジメを見つめて、震えながら謝罪をするユエ。その心は恐怖で支配されていた。ハジメに対して抵抗感はあるものの、それよりも遥かに、ハジメに対する愛情の方が大きい。だからこそ、嫌われることを恐れた。
「大丈夫だよユエ」
「あ……♥ ハジメ……ハジメぇ♥」
(こんなの……ダメ♥ だめなのに……♥ ガマンできない♥)
抵抗心が削がれていく。いや、次第に大きくなっていく愛情に飲み込まれ、消えていく。
「ん……♥」
ユエは深呼吸しながら、ハジメの胸に頬ずりした。目を閉じて、心地よさそうにしている。片手で身体を優しく抱きしめられ、頭を撫でられ、気持ちいいのだろう。
気づいたら、ユエはハジメを抱きしめていた。そして体格差から、自然に上目遣いでハジメを見つめる。そしてハジメに見つめられる。
(好き、大好き♥ カッコいい♥ 素敵♥ 愛してる♥ 愛してる♥ 愛してる♥)
本能から大好きな相手に見つめられた。そんな究極の幸福を一身で味わったユエは、もう大好きなハジメのことしか考えられなくなっていた。抵抗心なんてものは、もう消えてなくなっていた。
「ユエ」
「ん……ハジメ♥」
「セックスしよう」
「……♥♥」
頬を赤くしながら頷くと、ユエは腰を持ち上げて、勃起したチンポにおまんこをあてがう。三十センチを超える巨大なモノを小さな腟へ挿入するのだ、当然恐怖はある。
「……あ♥ あああっ♥ んひゃあああああああっ♥」
だがそんな恐怖は、ほんの少し挿入した時には泡沫のように消え去っていた。カリを挿入すると甘い声を上げ、処女膜をツンツンされるとハジメのモノになる歓喜に打ち震え、そして貫かれると盛大に絶頂した。
(しゅごいっ♥♥ これっ、きもちいい♥♥ だめっ、私だめになっちゃう♥♥)
処女膜を貫かれた。普通は痛いはずなのにそんなものは一切無い。むしろ今までに感じたことのない快楽と、ハジメのモノとなった幸福感で何度も絶頂してしまう。
膣はビクビクと震え、暖かな愛液を垂れ流し、ハジメのチンポを気持ちよくするためにおまんこを動かしている。
「はぁ……ユエは可愛いなぁ」
何度も何度も性奴隷を犯した結果、ハジメの感度もかなり上がっていた。一回ユエを突き上げるだけで、腰がゾクゾクと震えて気持ちいい。
もっと、もっと犯したい。ユエのふわふわおまんこを堪能したい。
「んっ♥ あっ♥ あ゙あ゙っ♥♥ ハジメっ♥♥ ハジメぇ♥♥ しゅきっ、しゅきぃ♥♥」
ハジメの動きはだんだんと速くなり、ユエの喘ぎ声も大きくなる。まるでハジメに求愛するかのように「しゅきっ」「だいしゅきっ」と鳴く。
もう抵抗心など消えていた。ハジメの血液を吸い、精液をお腹いっぱいになるまで飲まされ、性奴隷となり……全身がハジメ大好きと悦んでいるのだから。
何度も何度も突き上げ、狭いおまんこを耕していく。するとどんどん柔らかくなり、強めの絞めつけはそのままに、ぞりぞり♥ と膣が動いてチンポにご奉仕していた。
「……っ! ユエ、
「……♥♥ ハジメっ♥♥
見つめられながらのユエのおねだりは相当に堪えるものだった。ハジメは即座に限界に達し、睾丸で生成された精液が尿道を通り、そして放出された。
ぶびゅるるるる! ぼっびゅっぼっびゅっ! びゅるるるるるぅぅぅうっ! びゅっぼどぼぼぼぼぼっ!
「んお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙おっ♥♥ せーえきっ、せーえきがぁぁあっ♥♥ おまんこっ♥♥ んぁぁあイくぅぅぅうう♥♥」
今までで一番とも思えるほどの射精がユエを襲う。精液は子宮に納められ、それでも納まりきらないものがおまんこから滝のように流れ出る。
そしてその匂いすらも、ユエを興奮させる材料となる。ユエは何度もハジメの腕の中でハジメの匂いに包まれながら絶頂を繰り返したのであった。
射精は、またしても五分ほど続いた。非常に長い射精の結果、ユエのお腹は大きく膨らみ、まるで妊婦のようになっていた。
そんなユエを抱えて、ハジメは仰向けになる。そしておまんこに挿入したまま、ユエを抱きしめて眠りにつくのであった。
・南雲ハジメ∶ハジメの血は体液の中でも最強。精液よりも効力がある。でも射精量を考えると、精液の方が効率が良い。
・ユエ∶地味に性奴隷になってなお抵抗していた。まぁでも性奴隷になった時点で、堕ちるのは確定している。
・ノイント∶これからユエと一緒に仲良く犯されることとなった。ハジメが幸せならそれでいい。
ユーベル様
リミロゼ出なくて現実逃避様
クリボー♪様
評価していただき、ありがとうございます。
それと、次話は地上のお話になります。まぁ色々と原作とは変わってる部分が……あるかもしれないですね。
-追記-
感想にて「なんか濡れ場少なくない?」という意見をいただいたので、アンケートを取りたいと思います。ちなにですが、濡れ場を増やすと、ほぼ原作通りに進んだ部分をダイジェストにすると思いますが、そこをよろしくお願いします。