なんか今回は上手くかけなかった気がします。色々と考えたけどどうだろう……なんか不安です。
それと感想欄で、前回シアの口調が変と言われました。確かに原作とはかけ離れた感じではありましたが、フェアベルゲンの危機なのに「〜ですぅ」とか言ってたら気が抜けそうなので、雰囲気を考えて、しゃっきりした感じにしました。今回では堕ちてるので、原作と似た雰囲気になってると思います。
シアを性奴隷にしたことにより、ついにハジメは、フェアベルゲンを完全に支配することに成功した。
フェアベルゲンの住人は全員女性。そして誰もがハジメを神と崇め、永遠の忠誠を誓う。たとえハジメの命令で二十四時間休み無し飲まず食わずで働かされても、不満などなく、むしろ喜んで働いてくれるだろう。
そして何より、このフェアベルゲンでは、ハジメのありとあらゆる行動は正当化される。性奴隷の女性をレイプしても、暴力を振るっても、さらには殺したとしても、ハジメが起こした行動であれば、全てが正しいのだ。
そんなハジメのためだけの楽園、その中でも最も豪華な部屋にて、ハジメはふわふわの肉の暖かさに包まれながら目を覚ます。
「ん、ぁぁ……」
目を開けてすぐ前に映ったのは、アルテナの整った寝顔だ。胸板におっぱいを押し付けて、ハジメを暖めるように抱きしめており、その逆方向では、シアが豊満な胸で腕をはさみながら、だらしない笑顔で眠っていた。
スヤスヤと気持ちよさそうに眠る二人のおっぱいを、もにゅん♥ と揉む。その瞬間、二人は同時に「ひゃぁっ♥」と艶のある喘ぎ声を上げて目を覚ました。
「ぁ……おはようございます、ハジメ様♥」
「おはようございますぅ♥」
頬を赤く染めておはようと挨拶をしてくる二人。ハジメの方も、まずはシアにおはようのキスをした。
「んっ、んんんんんんっ♥♥」
しゃぁぁぁぁあ……♥
性奴隷であることを示す淫紋が、シアの下腹部で淫らに輝いている。身体はハジメのためだけに変異し、快楽と幸福感を得られるように効率化された。
今までに感じることすらできなかった、凄まじい快楽と幸福感。全身の筋肉は緩んでしまい、下からはお粗相をしてしまう。
「じゅるっ♥♥ ぷちゅっ、ぢゅるるっ♥♥ ぶちゅぅちゅっ♥♥ ちゅぷぷっ♥♥ んっ、あ……お漏らししてしまって、ごめんなさぃ……♥♥」
蕩けた表情でハジメに身体を寄せながら、シアはお漏らししてしまったことを謝罪をする。が、ハジメとしては別段大したことでもないので、頭を撫でて「大丈夫だよ」と囁く。
ご主人様であるハジメに頭を撫でられるなど、性奴隷にとって最高の幸福の一つだ。そんな幸せを体感したシアは、潮噴きアクメ沼へと落ちて、くたりと意識を失ってしまった。
同時に床に溜まった黄金色の液体は、小さくなって消滅する。ノイントを性奴隷にした際に得た“分解能力”により、こうした汚れは消し去ることができるのだ。
「ほら、アルテナも、おはよう……」
「んっ……ちゅっ♥♥ じゅるっ♥♥ んじゅるっ♥♥ ぢゅっ♥♥ ぢゅぅぅぅっ♥♥」
恋人キスのあまりの多幸感に、アルテナはハジメのおチンポ様をおねだりするかのように腰をヘコヘコ♥ 振りながら唾液を交換する。下の金色の茂みは濡れており、片手で弄ると、ぬちゃぁ♥ とハメ頃おまんこになっていた。
とはいえ、今は気分的にハジメは性行為をするつもりはなかった。
「さてと……ほらシア、起きて」
「んお゙っ♥ あ……ハジメ様ぁ、気絶してごめんなさいぃ♥」
そう言って、シアはハジメの目の前で床に額を擦りつけて深々と土下座をする。ご主人様直々に起こして頂いたのに、速攻で気絶する雑魚メスであったことを、シアは心の底から謝罪する。
「いや、大丈夫。シア、顔を上げて」
「ふぁい……?」
「シアは僕のこと、どう思ってる?」
「ハジメ様……愛してます♥ 心の底から愛していますぅ♥ ハジメ様のためならなんだってします♥」
「じゃあどうして僕を止めようとしたの?」
「あ、あの時の私は愚かで……まだハジメ様の素晴らしさをしらなかったんです……♥ れいぷされた時にようやく、ハジメ様の性奴隷になりご奉仕することこそが、私の生きる意味だとしったんですぅ♥」
「うんうん、そうかそうか……」
圧倒的としか表現しようが無いほどの忠誠心に、ハジメも思わず引いてしまう。単純に性奴隷にするだけでなく、神だとも刷り込むことで、ここまで自分を卑下するようになるとは予想していなかったのだ。おそらくはアルテナも、シアと似た思考を持っていることだろうと考えると、さらに頭が痛くなる。
流石のハジメも、まだまともな日本の倫理観は持ち合わせている。地球で能力を得てからの一年で、性に関する倫理観はかなり薄れている部分もあるが、ここまで飛び抜けていると、流石におかしいと思う。
だが同時に興味もあった。シアは、アルテナは一体、命令したらどこまで喜んでやってくれるのか、と。ハジメは興味本位から、とある命令をしてみた。
「それで、今日はシアのために生まれ変わったフェアベルゲンを見て回ろうと思うんだけど……あっ、そうだ。二人とも、犬になって」
この言葉に、性奴隷となったばかりのシアは意味がよく分からずに困惑してしまう。しかしその隣では、アルテナが四つん這いになって返事をした。
「わんっ♥」
「おおぅ……」
犬になるとはすなわち、二足歩行をするな、人語を喋るな、衣服を身に着けるな、犬のように歩いて鳴け、などといった命令の総称である。アルテナは、それを躊躇うことなく行った。いやむしろ、彼女は喜んで行っていると、心を読んでみると分かった。
「ぅ……わんっわふぅ♥」
それに倣うように、シアも四つん這いになって犬のように鳴いた。頬が真っ赤になっているところから、相当恥ずかしい行為ではあるらしい。が、彼女も内心では命令されて嬉しいようだ。
ハジメは宝物庫から取り出した金属で鎖のリードを作ると、二人の首輪へと取り付けた。一度犬になれと言った以上、ハジメもしばらくは二人を犬のように扱うようだ。そうしてハジメはリードを引っ張り、外へと出ていった。
◆◇◆◇
フェアベルゲンでの日常生活は、今までとはそこまで変わらない。変化したのは、全ての男性が女性に変わったという点くらいだろうか。
明らかに今までとは異なる景色に、ここ数日ずっと監禁されてきたシアはまたしても困惑する。そんな彼女の疑問を、ハジメはアルテナに説明させようとしたのだが……犬なので人語を喋ることができないことを思い出して、ハジメが自分で説明することにした。
「フェアベルゲンは、性奴隷の国になったんだ。男は僕だけ、他は全員僕の性奴隷だ。んで、男については……僕の能力で女に変えて、性奴隷にしたんだ。誰一人として殺してないよ。ああでも、年寄りとかは身体が若返ってるね」
そんな感じの説明をしながら、ハジメは平然とフェアベルゲンを歩いていく。
だが周囲の人達からしたら、急に自分達を支配して下さっているご主人様が現れたのだ。興奮して気が気じゃなくなっている。誰しもが『ハジメ様ぜひ犯してくださいぃぃ♥♥』と、心の底から思っていることだろう。
しかし性奴隷達は、自分からおねだりをしに行くことはない。彼女らは皆、自分の勝手な行動でハジメ様にご迷惑をおかけするわけにはいかないと思い、普段通りを装っているのだ。
「待て」
そんな中、ハジメはふと三人の女の子に目を向けた。それは見た目的にはユエよりも一回り大きいくらいの、狐耳と尻尾をつけた少女達……狐人族である。ふとムラッとしてしまったハジメは、目にも留まらぬ速さで三人を攫って戻ってきた。
「ひゃぁっ……ごっ、ご主人様……♥」
三人は驚きつつも、こうしてハジメに掴まれる悦びでぴくぴくっ♥ とイッてしまっている。そんな彼女らのことなど気にすることなく、ハジメはその中の一人のおっぱいを鷲掴みにしながら、おまんこに勢いよく挿入した。
他のメス奴隷達の前で、獣のようなベロチュー交尾を始めるハジメ。しかしこのレイプを止める人は誰一人としておらず、ハジメは勢いよく快楽に身を任せて腰を振る。少女は突然訪れた幸福で絶頂が止まらなくなり、ハジメ様専用子宮に、どっぴゅぅぅぅぅう♥♥ とザーメンぶち撒けられると同時に、完全に気を失って気絶してしまった。
続いて、三人の中では小柄な方の少女を、ハジメ組み伏せてバックからレイプしつつ、同時にもう一人とベロチューしながらおまんこマッサージをして、あっ♥ ああっ♥ んほぉぉぉぉぉお♥♥ と鳴かせて絶頂させた。
その後もひたすらに暴力的なピストンで、ぱんぱん♥ ぱんっぱんっ♥ どちゅんどちゅん♥ と尻肉に金玉を何度も叩きつけ、最後には、びゅびゅぅぅぅぅぅうう♥♥ とマゾまんこに注ぎ込まれ、オホイキ受精させてあげた。
そして最後に、残った一人にお掃除をしてもらうことに。気絶せずに残った狐人族は、まずはおチンポ様を前に瞳を閉ざし、ちゅっ♥ とキスをし、れろれろ♥ と舌を這い回していく。
おまんこ弄りをしながらのご奉仕という、性奴隷としての模範的行動をした彼女の頭を撫でてやると、それだけで彼女は全身が幸せに包まれ、ぷしゅっ♥ ぷしゃぁぁあ♥ と嬉しイキを繰り返して果ててしまった。
こんなレイプ紛いの行為をやっても、ハジメが咎められることは無い。なぜならこのフェアベルゲンに住む性奴隷は、全員ハジメ様の
だからこそ、性奴隷にとって、偉大なるご主人様にレイプしていただくことは、全性奴隷垂涎モノの最上級のご褒美なのだ。
また、そのさらに上……ご主人様に気に入られ、首輪と指輪を与えられれば、一生ご主人様の側でお仕えすることができる。ということは、いつでもイチャラブセックスをしていただけるということである。
だからこそ、その首輪と指輪をご主人様に付けていただいたシアとアルテナは、周囲から尊敬の眼差しを受けているのである。
そうして、ハジメは道すがらに興味を持った女の子をレイプして危険日中出ししながら、今回の第一の目的地へと向かった。
◆◇◆◇
そこは、シアの家族である兎人族の暮らす区画であった。兎人族は他の亜人族と比べて、家族間の関係性が非常に強い。故に一族でまとまった区画で共同生活を送っているのだ。
そんな場所にシアが戻ってきたとなれば、一族は大騒ぎだ。一斉に、今いるシアの家族が十人ほど集まってきた。
本来であればもう少し人数がいるのだが、別件で用事があるらしく、残っている人数が少なかった。
「シアお姉ちゃん! あっ……ハジメ様のお気に入りにしていただいたんですね」
「わんっ♥」
「それにアルテナさんも……羨ましい……♥」
やって来た者の中には、当然だが元男もいる。しかしそういった者も含めて全員が、ハジメ様のお気に入りとなったシアとアルテナを羨望の眼差しで見つめていた。
「じゃあシアが完全に僕の性奴隷になったことを、ここで家族に見せつけてあげようか」
「わんっ、わふぅ♥♥」
シアはいつもに増して、ふりふり♥ とお尻を振って喜びを表現する。が、ハジメからしてみれば、自分に犯されたいと媚びているようにしか見えず、おチンポ様をイライラさせ、ケツマンコへの挿入を促す形になった。
どちゅんっ♥
「んぉぉお゙っ♥♥」
後ろの穴は初めてにも関わらず、シアの身体はハジメのおチンポ様に完璧に順応して締めつけてみせた。そのままハジメはシアを持ち上げ、胸を激しく揉みしだく。
「さぁシア、あとアルテナも人語は喋っていいから、どうなったか説明するんだ」
「ひゃぁっ♥♥ ふぁいっ♥♥ わたしはぁ、ハジメ様の性奴隷になりましたぁ♥♥ ざこめすオナホ穴のシアですぅぅ♥♥」
オナホ自己紹介の途中だが、ぱんぱん♥ ぱんぱん♥ と、尻肉に腰を叩きつける。同時に暴れるおっぱいを揉みしだくと……白い液体が、おっぱいの先端、乳首から滲み出てくる。
「ハジメ様、私もご奉仕致しますね♥」
「ん? ああ、じゃあ頼むよ」
そう言うと、アルテナはハジメの腰を掴み、後ろから汗で蒸れた尻に顔を突っ込み、アナルへ舌を突っ込んだ。その瞬間「びゅっ♥♥」「んお゙っ♥」と、秒でびくびく♥ アクメ痙攣を繰り返す。
「わたしはぁ♥♥ ハジメしゃまに永遠の忠誠を誓いますぅ♥♥ どうぞハジメさまっ♥♥ わたしを好きなだけ犯してっ、気持ちよくなってくださいぃ♥♥」
容赦無く、尻肉を抉る荒々しいピストンを強めていく。おまんこレイプの時とはまた異なる締めつけ。そして何より、性奴隷になったとはいえ、初めての尻穴は良い具合にほぐれてほり、その程良い締めつけで射精を促してくるのだ。
そこからさらにピストンが速まると、シアは射精カウントダウンが始まったのを感じ取ると、媚び媚びお射精おねだりをする。
「ああっ♥♥ どうぞハジメしゃまぁ♥♥ わたしのよわよわ尻オナホの中に、お射精してくださぃぃぃ♥♥」
どぴゅぅぅぅぅぅぅうっ♥♥ どぷぷぷぷぷぷっ♥♥ びちゃっ♥♥ びちゃっ♥♥ びゅぴゅるるるぅぅぅぅぅうっ♥♥
「お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙……❤❤」
尻奥に大量の精液を叩きつけると、ハジメは、ぬぷぷっ♥ とチンポを引き抜いた。同時にシアは何度も何度もビクビクビクッ♥ と痙攣し続け、やがて全身から力が抜け、どちゃっ……♥ という音と共に、青空の下で股を広げて、お漏らし失神アクメをしてしまった。
「お”っ♥♥お”っ♥♥」
それとほぼ同時に、尻穴ご奉仕をしていたアルテナも、その射精と濃厚フェロモンを吸い込み続けた結果、無様な絶頂をしながら気絶してしまっていた。が、その表情はとても幸せそうなものだった。
が、気絶してしまったのは事実。起こして行ってもいいが、二人とも足腰はガクガクになっている。こんな状態で起こされても、まともに歩くことすら困難であろう。
「ユエ、ノイント」
「はい、主様」
「……ハジメ、どうしたの?」
「この二人を休ませてあげて。その後は僕の所に来て付き添いね」
「了解致しました」
「んっ、分かった」
どこからともなく、瞬間移動のように現れたユエとノイントに、二人を休ませるように指示を出した。特にノイントであれば、その“分解能力”を利用して、彼女らを清潔な状態にすることもできるし最適だ。
ユエはシアを、ノイントはアルテナを持ち上げると、またしても姿を消す。その約十秒後に、二人は戻ってきた。
「それでは主様。これから如何なさいますか?」
「元長老達に会いに行く。僕が支配者になったとはいえ、基本的にここを統治するのはあの人達になるだろうからね」
流石のハジメも、政治は難しい。いや、性奴隷には食事も睡眠も不要であり、ハジメへの絶対的な忠誠心があるので、真面目な政治をする必要があるかといえば無いが、しかしやっておくべきではある。
その方針を伝えに、ハジメはユエとノイントを侍らせ、長老達の集まる場所へと向かった。
◆◇◆◇
別にフェアベルゲンを見て回るというわけではないので、目的の場所には十秒もかからず到着した。そして、このこと察知していた元長老達に、全裸で土下座した状態で迎え入れられた。
長老とは言うが、見た目は全員若い美女あるいは美少女だ。年寄りの姿をした人物を好むという性癖を、ハジメは持ち合わせていない。
そうしてハジメは奥の上座の方へと案内され、そこに
そして下座の方では、元長老達が平伏し、ハジメという神の御言葉を待っていた。
「さて、僕はここから出る。だから君達に、このフェアベルゲンの統治を任せる」
「「「分かりました」」」
ハジメは翌日、フェアベルゲンを出ることを伝えた。この理由はいくつかあるが、一つはハルツィナ樹海に存在すると言われる迷宮に挑戦できなさそうだからだ。
フェアベルゲンを支配した翌日に、ハジメは元長老達の案内で大樹という場所へと向かった。そこに、オルクスの指輪と同じ紋章が刻まれた石碑があると聞いて。それを聞いて、大樹付近に迷宮があると予測したのだ。
その予測は、一応は正しかった。しかしハジメ達では、どうあがいても挑戦することができなかったのだ。なんせ石碑に書かれた文章を鑑みるに、どうやら『四つ以上の迷宮突破』『再生に関わる神代魔法』が必要のようだったから。
ハジメがフェアベルゲンにやって来た目的は、やはり支配が一番だったのだが、他にも迷宮攻略というのもあった。それができないのであれば、さっさと出て他の迷宮を探すべきだ。そうすれば、他の強力な神代魔法を得ることができ、そして今後の助けになるだろうから。
「で、だ。それともう一つ」
ハジメは宝物庫から、とあるモノを取り出した。それはちょうど、このフェアベルゲンを守っている“フェアドレン水晶”と似た物だ。形はほぼ同じだが、青ではなく赤色の淡い光を放っている。
「これは“幻燈水晶”といって、フェアドレン水晶をイメージして作ったものなんだ。全く同じ効果を持つわけではないんだけど、効果はほぼ再現してある」
ハジメはこの三日間で“幻燈水晶”というものを作り出した。形状などを見ればわかるが、このフェアベルゲンの外周に多く設置されているフェアドレン水晶からアイデアを得て作ったものだ。
フェアドレン水晶の効果を簡単に説明すると、いわば魔物避けだ。機能的には、魔物にフェアベルゲンの存在を認知されにくくする感じらしい。
対してハジメの作った幻燈水晶には“幻術”を付与してある。これにより、ハジメとその性奴隷以外の者は、それを設置した内部に存在するモノを完全に認識できなくなるのだ。つまりハジメと性奴隷以外からは、フェアベルゲンは存在しないように見えるし、その中にいる者達の匂いすら分からないのだ。
これを作った目的は何よりも、エヒトから変わり果てたフェアベルゲンを隠し通すためだ。ここまで変わったフェアベルゲンを見られれば、確実に警戒されてしまう。それだけは避けておきたいのだ。
「実験がてら、一部の区画には既に設置してある。君達には、この“幻燈水晶”を、フェアドレン水晶と入れ替えておいてほしい」
「「「分かりました」」」
そう言うと、幻燈水晶を複数個取り出して、元長老達の前へと置いた。
「次にだけど、これは今後のフェアベルゲンの政治方針についてだ。基本的には今まで通りで構わないけど……戦闘訓練にも励むように伝えておくこと。今後君達に戦ってもらう機会が来るかもしれないからね」
「「「分かりました」」」
「うん。話は……っと、そうだ。シアとアルテナは連れてくからよろしく」
「「「分かりました」」」
「よし、話は以上だ」
そう言って、ハジメのチンポを咥えて奉仕していたユエとノイントの口内に精液を吐き捨てると、ハジメ達はさっさと部屋を去っていった。その間も、元長老達は土下座の姿勢を崩すことはなかった。
◆◇◆◇
フェアベルゲンの夜。ハジメは居住している家の屋根の上で、一人夜空を眺めていた。
(……色々と、凄かったな)
変わり果てたフェアベルゲンは、全てにおいてハジメにとって都合の良いものだった。ここでならハジメは、どんなことをしても許される。気に入った子をレイプしたっていい。勝手にモノを奪ってもいい。本当に、何をしても許されるのだ。
何をしても許される。そして住人全員が、ハジメを神と崇めてあらゆることをしてくれる。目の前で平伏す性奴隷を見ると、取っ替え引っ替えに性奴隷を犯すと、優越感と支配欲が、今までに無いほどに満たされる。
しかし、ハジメの良心が痛む。確かに性奴隷にした子達はとても幸せそうだ。しかし性奴隷にすることで、元あった人格はことごとく作り変えられてしまう。それは本当に正しいのか?
日本人としての倫理観を持っているからこそ、苦しむ。トータスを支配すれば、確かに全員幸せにはなれるかもしれないが……本当にやってしまっていいのだろうか。
「主様、どうかいたしましたか?」
「っ!? ……ああ、ノイントか」
物思いに耽っていると、気付いたときには隣にノイントがいた。
「先程から見ておりましたが、なんとなく思い悩んでいるように見えました」
「……ああ」
ハジメはゆっくりと深呼吸をして、ノイントの方を向いて口を開く。
「僕はトータスを支配するつもりでいた。けど……今、こうしてフェアベルゲンを支配してみて、支配するのが怖いと思ったんだ」
「それは……何故ですか?」
「上手く言葉では表せないんだけど……皆が変わっていくのが、世界が変わっていくのが……そして、僕が狂っていくのが、怖い。女性を性奴隷にして支配するたびに、狂っていく……ような気がする」
これは、以前からなんとなく感じていたことだ。香織を、優花を性奴隷にした頃は、罪悪感を感じまくっていた。しかし高校生になった頃には、そんなものはほとんど無くなっていた。天之河光輝を何とかするという名目で、クラスの女子を堕としていくことに興奮すら覚えていた。
トータスに召喚してからもだ。この頃から、女の子を物扱いすることに抵抗が無くなってきた。そして、もっと女の子を性奴隷にして、幸せにしてあげたいと思うこともあった。
明らかな変化だ。倫理観を捨てることができれば楽なのだろうが……それは難しい。だからこそハジメは、この非人道的な性格の変化に戸惑い、そして恐怖していた。
そんな想いを、ノイントの目の前にして口にした。
「もしこのままトータスを支配していったら……なんとなく、本当の僕が消えてしまいそうな、そんな気がするんだ」
「……これは私の意見ですが、そこまで問題無いと思います」
そんなハジメの不安に、ノイントはそう返した。
「主様の優しさは、決して消えることはありません。この旅で価値観が変わり、優しさの基準が変わっても……根底の優しさは変わらないと思います」
「え……?」
「主様は、今も昔も、常に性奴隷にした方々のことを思って行動しているように見えます。決して嫌なことをしない。いえ、性奴隷は主様に何をされても幸福に感じるでしょうが……その中でも一番の幸福を、一人一人に与えているように見えます」
ハジメは何も言えなかった。自分では自覚ができない部分だから。本当にそうなのだろうかとしか思えなかった。
「だから私は、主様の好きにすればいいと思います。主様であれば、支配しても、しなくても、トータスを平和にすることができると思います。主様の中に優しさがある限り、そうなるでしょう。そして主様の優しさは、絶対に無くならないと信じていますから」
このノイントの言葉が、妙に腑に落ちた。
結局どっちに転んでも、ハジメの中の優しさが変わることはあれど、消えることはない。だから平和になるんだと。
防衛本能なのかもしれない。しかし、ハジメは納得し、結論を出した。自分は、自分の思うままに進めばいいんだと。本能のままに、動けばいいと……。
「……そうか」
「不安は消えましたか?」
「ああ、ありがとうノイント。ちょっと……今日は一人で寝ることにするよ」
「承知致しました」
そう言って、ハジメは自室とは違う部屋に行き、一人で眠ることとなった。
・南雲ハジメ∶たまに物凄く思い悩む。でも最近はその頻度も減ってきた気がして、思い出した時に不安になってしまう。
・シア∶お漏らしが癖になってしまった。
・性奴隷達∶みんなハジメのことが大好き。どんなことをされたって許しちゃいます。ハジメ様からのレイプとかは究極の幸せ。