※この作品はR-18です。

南雲ハジメは悪魔にエロ技能を与えられた!   作:木崎楓

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 濡れ場はあるっちゃありますが……本番行為は無い上にめっちゃ短いです。そういうのは次話に回します。


民泊探し

 ティオを完全に屈服させた翌日。

 

 ハジメ達は、ティオも含めて六人でグリューエン大火山へ向かっていた。その間に何度か魔物に遭遇することはあったが、その辺にいる魔物程度では相手にすらならなかった。

 

 大火山に入ったら入ったで、別に大したことはない。本来であれば、その灼熱の空間に体力を奪われ続けるところだろうが、ハジメやその性奴隷達のステータスは、それを無視できるほどに高かった。

 結果、大した消耗もせずに迷宮の最深部へと到達することができたのであった。

 

 まぁ、最深部に到達したところで、最後の試練もそこまで難しくなかったのだが。

 

 というのも、この迷宮は過酷な空間における継続戦闘能力を試しているものだった。だから最深部で出てくるマグマでできた蛇のような魔物も、大迷宮の外のものよりは強力で数も多いが、そこまで強くはなかった。

 しかしハジメ達からしてみれば、この程度の空間は過酷でもなんでもない。なので単なる雑魚処理程度にしか思わず、あっさりと迷宮攻略を完了してしまった。

 

 そうしてハジメ達は、攻略後に現れた漆黒の建造物の中へと入っていった。

 

「今回の迷宮は楽勝だった。……っと、魔法陣だ」

 

 建造物の中へ入るとすぐに、ハジメは魔法陣を発見する。そもそも魔法陣以外にほとんど物が無かったので、見つけるのは本当に簡単だった。

 ハジメが魔法陣内に入り、性奴隷達もそれに続く。【オルクス大迷宮】の時と同じように、記憶が勝手に溢れ出し迷宮攻略の軌跡が脳内を駆け巡る。そして、マグマ蛇を全て討伐したところで攻略を認められたようで、脳内に直接、神代魔法が刻み込まれていった。

 

「おお……なるほど、空間魔法ね……」

 

 修得した神代魔法は“空間魔法”だ。名前の通り、空間というモノに作用する魔法であり、単純に使うだけでワープとかができる。他にもできることは多いだろう。

 

「ハジメ……もしかしてこれがあれば、ハジメのいた世界へ戻れる……?」

 

 もちろん魔法の概要は性奴隷の頭にも刻まれているわけで。その中でも特に魔法に長けたユエが、ハジメへ尋ねる。

 

「う~んと……無理、じゃないかな? 色々な理由があってできなさそう」

「ほう……それは何故じゃ?」

「簡単に言えば、地球の位置が分からない。だからどこへワープすればいいか分からないんだよ」

 

 空間魔法を利用したワープ方法としてハジメがイメージしているものは、座標と座標を繋げる、というものだ。

 まず現在位置を座標(0.0.0)の原点と仮定し、そこから東西をX軸、南北をy軸、高低をZ軸とする。この条件の下で、ワープしたい場所の座標を設定し、そこまでの距離をゼロにすることでワープを行うというのが、即興で考えたハジメの理論だ。

 

 ただしこれにも明確な弱点というものもあり、座標が分からない場所にはワープできないのだ。

 

 この場所を原点と仮定した場合、地球がどこにあるかが全く分からない。さらに言うと、トータスが何らかの惑星の一部である以上、自転と公転のことも考えなければならないため、尚更難しい。

 それに、もし地球が別次元、すなわち全く違う世界に存在する場合は、現在ハジメ達がいる次元の世界と、地球が存在する次元の世界を繋げなければならない。そしてその行為は、空間魔法の範疇を超えていたのだ。

 

「でも、他の手に入れてない神代魔法を手に入れることができれば、もしかしたら元の世界へ帰れるかもしれないね」

 

 しかし、今はまだ手にしてない他の神代魔法を得られたら、その時は、帰るための手段を手にすることができるだろう。ハジメはそう確信していた。

 

「さて、じゃあ帰ろう。帰る先は……あの宿屋にしよう」

 

 そう言うと、早速ハジメは神代魔法を使って、アンカジ公国の宿屋へと帰還した。

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 目がくらむほどの眩い光だったが、それが消えた時には、ハジメ達は宿屋の一室へと戻ってきていた。

 

「よしっ、これで三つ目か……なら次はエリセンへ行こう。どうも海底に迷宮があるらしい」

「海底に……? それは難しいのではありませんか?」

「そうですよ! ずっと海底なんて、息ができるはずないですよぅ」

「いやいや、僕達ならステータス高いし、水中でもある程度はなんとかなるでしょ。まぁ何とかならなかったら、何か作って対処するよ」

 

 シアやアルテナの疑問も最もだが、そこに関しては対策するしかない。そしてその対策は、ハジメが行うべきではある。

 

「さて、じゃあエリセンへ行こうか。一度も行ったこと無い場所だから、ちょっと時間がかかるだろうけどね」

 

 これでアンカジ公国に滞在する理由はなくなった。支配もしたいと言えばしたいが、まだ国一つを支配するに相応しい時ではない。

 

 ハジメ達はこれから、海人族の住む街であるエリセンへと歩を進める。

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 アンカジ公国からエリセンまでは、アンカジ公国から海岸線に出て、そこに沿いに進んでいくだけでたどり着くことができた。

 

 しかし、そこまで大きくはない街だ。人間族のように数が多いわけでもなく、観光客のような者も基本は訪れないので、宿屋らしきものはない。

 加えて面倒なのが、少ないながらも人間族の兵士がいる点だ。海人族は魚介類を提供してくれるので、人間族に保護されている。兵士達がいるのも、海人族を守るためだろう。

 しかしそのせいで、エリセンを支配することができない。支配してしまえば、遅かれ早かれ確実に外部にその情報が漏れるからだ。

 

 なのでハジメ達は“幻術”で隠れて行動することにした。宿屋が無いのなら、女性のみしかいない家を探し、そこの住民を性奴隷にして、一時的に使わせてもらえばいいだけの話だ。

 探す時に関しても、街の海人族の記憶を覗けば容易だろう。街とはいえ、そこまで広くないどころか、むしろ狭いくらい。それならば、情報を手に入れるのも容易いだろう。

 

 そうして約三十分程の情報収集を行ったところ、一つ良さそうな家を発見した。どうもそこは母とその小さな娘が暮らしている家のようだ。父親に関しては、若くして亡くなってしまったとか。

 

 コンコンコン。

 

「……」

 

 コンコンコン。

 

 ハジメ達はその家へたどり着くと、何度か軽くドアをノックする。しかし一切出る気配が無い。今は“幻術”を一部を解除しているのに、だ。

 

「主様。気配的に、ここの家族は外出中のようです」

「そうみたいだ。なら適当に……海にでも行くか」

 

 探すのも面倒だし、気配もよく分からないので、自分の手で探すことはしなかった。それよりも、せっかく海に近い街へ来たということで、ハジメ達は海に行くことにした。

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 そうして浜辺にやって来たハジメ達。浜辺に着くと、ハジメは即興でテントを作り上げた。しかもこれは、空間魔法を応用することで、空間の拡張を行っている。そのため見た目は小さくても、中は物凄く広いというテントができていた。

 

 そしてその中では……

 

「ぢゅるっ♥♥ じゅるるるるっ♥♥ じゅぽっ、じゅぽっ、ごぽっ♥♥」

「はむっ……あふぅ……♥♥ あるじ、しゃま……♥♥ きもちいい、ですかぁ♥♥」

「ああ、いいよ……それとティオ、おっぱい飲ませて」

「ふふふ♥ 妾の母乳、好きなだけ飲んでいいんじゃぞ♥」

 

 ハジメは水着姿のユエ、ノイント、ティオの三人のご奉仕を受けていた。最初はハジメ達も泳いでいたのだが、いつの間にか、こんなことになっていた。

 ちなみにだが、ユエのはフリルの付いた可愛らしい水着で、ノイントのは白い布地と黒い紐のシンプルな水着。ティオは紺色のラッシュガードを着ているが、その内側にはドスケベなマイクロビキニを身に着けていた。

 

 ちなみにだが、シアとアルテナの二人は初めての海に興奮しているのか、まだ外で遊んでいる。特にシアは大興奮と言ってもよく、アルテナは表には感情をあまり出さなかったが、心が読めるハジメには内心ではかなり興奮しているのがよく分かった。

 

「んぢゅるるっ♥♥ ぷちゅっ……ああっ♥♥ ビクビクしてる……♥♥ 主様、射精()そうですか?」

「ハジメ……好きなだけ射精()して♥♥ 私達にいっぱい、精液かけて♥♥」

 

 それはそれとして、ハジメの方も限界が近づいてきていた。今まで散々ドスケベな身体と水着姿を見せつけられ、メスの匂いを吸い込んだせいで、興奮が治まらなくなっていた。加えてティオの濃厚おっぱいを飲んでいるのだから、さらに性欲も強くなるというものだ。

 

「んっ、んんんっ!!」

 

 びゅっ、びゅるるるるぅぅぅぅうっ♥♥ どぴゅっ、どぴゅっ♥♥ ぶりゅりゅりゅりゅうううううっ♥♥

 

「あぁっ♥♥ 主様の精液が顔中にかかって……♥♥ あ、ああ゙あ゙あっ……♥♥」

「んぎぃぃぃぃっ♥♥ せーえきっ、せーえきっ♥♥ だめっ♥♥ あたまおかしくなるぅぅぅぅぅううっ♥♥」

 

 ハジメの精液の臭いを嗅いだ性奴隷は、即座に多幸感に見舞われ、絶頂してしまった。その中でも特に間近で臭いを吸い込んだノイントとユエについては、絶頂が止まらなくなってしまっていた。

 

 ぷしゅっ♥♥ ぷしゅーっ♥♥

 

 ちょろろろろろ……♥♥

 

 やがて二人は全身の力が抜け、何度も潮噴きぴゅっぴゅっ♥ しながらお漏らしして、幸福そうなアヘ顔を晒していた。

 

「流石はご主人様じゃ……♥♥ メスを支配してくださるその力……♥♥ やはりご主人様こそが、世界の頂点に立つべき――」

「……ッ!!」

 

 ティオは頭を撫でながら、一度の射精で二人の性奴隷を絶頂させたハジメのことを褒め称える。しかしその時、急にハジメは身体を起こした。

 

「ど、どうしたのじゃ? 妾の撫で方が不愉快じゃったか……?」

「いや違う。魔法の気配を感じたんだ。亜人族の村なのに」

 

 海人族も亜人族の一種であるため、魔力を持つことはなく、それ故に魔法を使うことはできない。一応この街には人間族の兵士がいるようだが、なんとなく、使おうとしている魔法の系統的に、兵士とは思えなかった。

 

「ちょっと行ってくる」

 

 何かがあったことを確信したハジメは、すぐに服を着てテントを飛び出した。

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 ハジメが動き出すよりも少し前の話。一人の若い海人族の女性が、足跡を消している数人の怪しげな男達を見かけた。

 彼女の名はレミア。海岸ではぐれてしまった娘を探しており、その過程で見かけた人間に話を聞こうと近づいた。

 

「あの、すみません……娘を知りませんか? 四歳の女の子なんですが……」

 

 その言葉に男達は顔を見合わせると、それぞれがハッとしたり、眉間にシワを寄せたりした。

 

「……! 求めるは火――」

 

 そして一人が魔法の詠唱を開始する。魔法に関する知識が乏しい海人族のレミアでも、それが魔法の詠唱だということは容易に理解できた。

 同時にこの行動で、レミアは男達が娘と何か関わっていることを確信し、消えかけている足跡の方へと走り出す。しかし、

 

「行かせねぇよ!」

「ぅあっ!?」

「――“火球”」

 

 別の男に後ろから後頭部を殴打され転倒してしまう。そこに詠唱完了して発動した魔法、それによる火の玉が飛来する。

 

 今にも当たる。その時だった。

 

 男達の前からレミアの姿は消えた。

 

「……これは、王国の兵士とかでは無さそうだ」

 

 それとほぼ同時に、男達の後方から声がした。ゾクリとして振り返るとそこには、比較的小柄な男性が、ハジメが立っていた。その後ろには、驚き呆然としているレミアがいる。

 だがこれには男達も安心する。出てきたのが屈強な兵士とかではなく、それこそどこにでもいそうな、普通の男性なのだから。

 

「……なるほど、フリートホーフの構成員ね。んで、お前達がこの人の娘さんを攫ったわけか」

「ッ!?」

 

 しかし安心したのも束の間。なんせハジメからしてみれば、彼らの素性を知ることなど容易にできるのだから。バレないように隠してきた情報を抜かれたことに、少なからず動揺してしまう。

 

「お、おいっ、逃げ――」

「“平伏せよ”」

 

 ハジメの一言。それだけで、男達は砂浜に倒れた。意識はあり、抵抗もしているようだが、どれだけ身体を動かそうとも、立ち上がることはできない。

 ちなみにこれのタネは、単なる重力魔法だ。魔法で彼らにかかる重力を上げることで、身体を動かせないようにしただけである。

 

「さぁ話せ。この人の娘をどこにやった?」

「ぐ……ぁ……足跡を、たど、れば……そこにいる仲間が……持っている、はずだ……」

「そうか。じゃあ気絶しとけ」

 

 そう言った瞬間に、男達は首元からゴキッという音を発して、意識を手放した。

 

「えっと、レミアさんでしたっけ? 南雲ハジメといいます。娘さんはすぐに助けてくるんで、ここで待っててください」

「えっ? は、はい……」

 

 困惑するレミアのことは放って、ハジメは彼女の娘を助けに向かった。と、思えば、

 

 ドサッ!

 

 その二秒後には、どこからか新たに二人の男が浜辺に現れた。もちろん気絶しており、動く気配は無い。さらにもう一秒経つ頃には、ハジメが戻ってきていた。しかも、いなくなった娘を連れて。

 

「ママ!」

「ミュウ……ミュウ! 無事なのね、怪我はない?」

「うん! 怖かったけど……このお兄ちゃんが助けてくれたから!」

 

 ミュウ……レミアの娘の言うお兄ちゃんとは、もちろんハジメのことである。攫われてしまったミュウを、ハジメは速攻で助けたわけだ。

 何度かミュウを撫でて落ち着かせると、レミアはハジメの方を向く。

 

「あの……娘を助けて下さって、本当にありがとうございます」

「いえいえ。それに……僕だけでは気付けませんでしたし」

「あら、そうなのですか?」

「実は気づいたのは僕の仲間なんです。それを聞いて、慌てて飛んできただけで……っと、来ましたね」

 

 ノイントとユエが近づいてくる、そんな気配を感じた。もちろん他の三人も同じ速度で近づいているが、“幻術”の都合で周囲に認識されることはないだろう。

 

「主様、ご無事でしたか?」

「……ハジメ、大丈夫?」

「もちろん。とりあえず……ノイント、この人達から情報取っといて」

「かしこまりました」

 

 そんなやり取りを軽くして、ハジメは再びレミア達の方へ向く。

 

「ああ、彼女達がその仲間です」

「そうなのですか……本当に、ありがとうございます。このことのお礼がしたいので……よければ家に来ていただけますか?」

「家にですか? それはありがたいです。ここに来て、宿はどうしようかと迷っていたものなので……」

 

 運良く、奇跡的に、ハジメは家に上がらせてもらえることとなった。しかも最初に狙いを定めた人達の家へ。そう、ハジメ達の標的は、最初からこの二人だったのだ。




・南雲ハジメ∶大火山はヌルゲーだった。エリセンで軽く調査をしてから、もう一つの大迷宮に挑む予定。

・レミア∶ハジメに対してめっちゃ恩を感じている。もちろん好感度はかなり高め。

・ミュウ∶攫われていたところを、ハジメに助けられた。加えてもう一つのとある理由により、ハジメへの好感度は吹っ切れている。



松江陸様
爆死の達人様

評価していただき、ありがとうございます。
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