※この作品はR-18です。

南雲ハジメは悪魔にエロ技能を与えられた!   作:木崎楓

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濡れ場あり∶ノイント

 今回の濡れ場に関しては、普段とは少し雰囲気が異なっています。具体的に言うと、一人称での描写となります。


最速攻略?

 ウルの街が壊滅し、愛子達が失踪した翌日の聖教教会にて。

 

「なっ……! “豊穣の女神”が……神の使徒が消えただと!?」

 

 神山の聖教教会本部。ウルの壊滅と幸利の離反、そして愛子達の失踪の報告を受け、教皇のイシュタルは怒りに震えていた。

 

「神の使徒の一人が裏切り、挙げ句には“豊穣の女神”が行方不明……そんなことが知られては、聖教教会の威光に泥を塗ってしまう!」

「しかし、この情報は既に出回って……!」

 

 イシュタルやその他の有力な司祭達は、頭を悩ませていた。なんせ神の使徒の裏切りと、それにより“豊穣の女神”と呼ばれるほどの実績を積んだ畑山愛子が消えたとなれば、聖教教会の信頼は地に堕ちてしまう。

 

「ぐぅ……この状況での裏切り行為……まだ勇者達は成果を挙げていない……どうやって切り抜ければ……」

「そんなことよりも! 今は裏切った神の使徒を捕縛するのが最優先だ! 奴を野放しにしておけば、被害は広がるばかりだ!」

「……そうですな。しかし安心しなさい。既に勇者一行は呼び戻しております。もうじき到着する――」

 

 その時だった。

 

ズゴォォォオン……

 

 遠くから音が響く。何かが崩れるような音だ。全員がその音がした方を向くが、慌てる様子は無い。轟音ではない、つまり大したことではないとでも思っているのだろうが、その余裕は一瞬にして崩れ去った。

 

「は……?」

「こ、これは……これはッ!!」

 

 司祭達は恐怖する。それもそのはず、神山から見下せるハイリヒ王国王都が、炎に染まっていたのだから。そして何よりも目立つのが、上空を飛ぶ一体の竜。

 まさに天災。まるで世界の終わりかのようなおぞましき光景が、そこには広がっていた。エヒトの守護など関係無しに、街は破壊されていく。

 

「何故だ……何故だっ!! 何が起きている! 大結界が崩れたというのかッ!!」

 

 これには今までそこそこ余裕を見せていたイシュタルですら、顔を真っ赤にして凄まじい形相で叫んでいた。

 

「教皇様! ご報告です!」

 

 そこへ新たな人物がやってくる。それはどうも、美しい装備を身に纏っている。教会直属の神殿騎士の一人だった。

 

「大量の魔物が……ハイリヒ王国王都内へ侵入しております!」

「ッ!! 勇者達はまだか!?」

「あと一時間程とのことです……!」

 

 大量の魔物の軍勢が王都へ雪崩れ込み、竜が街を破壊していく現状。それを打破できるのは勇者のみ。少なくともイシュタルはそう確信していた。

 しかし、まだ一時間もかかるときた。そんな事実に歯噛みしていたその時であった。

 

「一時間か。なら問題無い」

 

 部屋に、男の声が響く。司祭のものでも神殿騎士のものでもない、若い男の声。全員がそちらへ振り向くとそこには、彼らにとってあり得ない人物がいた。

 

「お久しぶりですね、イシュタル教皇」

「ッ……南雲、ハジメ殿……」

 

 そう。そこにいたのはハジメだった。それだけでなく、その横には白いローブを羽織って、フードで顔を隠した人物がいた。

 

「何故生きている? と聞きたいみたいですね。まぁそれもそうだ。オルクス大迷宮で、僕は真の神の使徒であるノイントに殺されるはずだった」

「ま、まさか……」

「全てバレていた、それだけの話です。そして僕が生きている一番の理由は……」

 

 ハジメがフードの人物に軽く目を向ける。するとフードの人物はローブを脱ぎ捨て、その姿を見せつけた。この場で唯一、彼女が何者かを知っているイシュタルは、開いた口が塞がらなくなった。

 

「なっ……!」

「既にノイントは僕の性奴隷だ。彼女が行方不明になったのも、それが理由です」

 

 ハジメは全てを説明してみせた。わざわざ説明する意味は特に無いが……しいて言えば、自分を殺そうとしてきた奴らへの、ちょっとした仕返しみたいなものだ。

 

「ふふっ……その顔を見ると、ちょっとだけ笑っちゃうね。僕を殺そうとした人達が、今度は僕に絶望させられる……まぁいいや。ノイント、殺しといて」

「了解いたしました」

「まっ、まつ――」

 

 その瞬間、広間にいたイシュタル達は光に飲み込まれる。そして光がおさまった時には、血痕すら残さず消え去っていた。

 

「……それにしても、教会の人達に関しては殺すのですね?」

「ああ。今までの経験上、修道女とかを性奴隷にして堕とすのは地味に時間がかかる。だから心苦しいけど、神山の人達には死んでもらう」

 

 教会の司祭や修道女などは、エヒトへ縋りまくっているからなのか、ある意味で凄まじいほどの精神力を持っている。だからなのか、性奴隷にしたとしても、中々精神的には堕ちてくれない。割と長い時間耐えてくるのだ。

 ゆっくり時間が取れるのならいいが、今回はどうしても時間勝負となる。だからこそ、時間がかかることは止めて、さっさと殺すことに決めたのだ。

 

「さぁ、教会の人達を皆殺しにするよ。それが終わったら神山の迷宮だ。場所は把握してある」

「了解いたしました」

 

 そうしてハジメ達は、教会にいる人間達を皆殺しにしていき、やがて全員を殺すことに成功した。かかった時間は、たったの十分だ。

 

 神山が静まり返ったところで、ハジメは教会の大広間に入った。その部屋の奥の方には巨大なエヒトの像があり、大自然を抱くエヒトの壁画も飾られている。おそらくは、神に祈りを捧げるための部屋なのだろう。

 

「……すごいなぁ。よくこんな巧妙に隠せるものだ」

 

 ハジメは思わずそう漏らした。

 

 ハジメ達が今までに挑んできた他の迷宮は、大自然という名の要塞の中に隠されてきた。過酷な環境下だからこそ探索は難しく、それ故に、オルクス大迷宮とグリューエン大火山しか、今までは場所が分かっていなかった。

 

 しかし神山の迷宮は、他のそれとは明らかに性質が異なる。まず神山は、人の利用している土地に大迷宮が存在している。そんな場所にある大迷宮のため、敵に隠蔽されたり、悪用されたりすることを避けるために、巧妙に入口が隠されているのだ。

 どんな魔法を使おうが、入口を見つけ出すのは不可能。大掛かりな障害も当然だが無い。そんな迷宮を見つけ出すのは、一人だと至難の技だった。もちろん、ハジメですら一発では分からなかった。

 

「主様は、場所が分かるのですか?」

「ミレディに教えてもらっているから分かる。ただ、普通には見つからないだろうなぁ……」

 

 そう言いつつ、ハジメは壁画と照らし合わせて、大広間の所定の位置に大迷宮攻略の証を置く。すると二つ目を置いたその時、

 

ゴゴゴゴゴ……

 

 エヒト像が、動き出した。ゆっくりゆっくりと動き出して、隠された階段が現れる。

 

「これは……!」

「絵画には大自然が描かれている。広大な大地、樹海、山脈、峡谷、大海、雪原……それらは、七つの迷宮を暗喩している。それと大広間を照らし合わせて、大迷宮攻略の証を置くことで道は開かれる、と。よくこんなとんでもない設計をしたものだよ……」

 

 そう言いながら、エヒト像の下に隠れていた階段を降りていくハジメ。ノイントもそれに続く。

 

 そうして奥までたどり着くと、行き止まりだった。ただその壁に、魔法陣が存在しているだけ。ハジメはそこに手を触れ、魔力を流し込んだ。

 

 その瞬間、二人は頭の中に何かが入り込んでくるかのような感覚に見舞われた。不快……ではないが、記憶を探られるような、そんな感覚だった。

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 光に包まれる。同時に何か頭の中を探られるような感覚がする。主様以外にこんなことをされるなど、あまりに不快。しかしそれも一瞬でおさまった。

 

「ここは……」

 

 私は、ハイリヒ王国の王都の入口のような場所に立っていた。実際の王都とは微妙に異なってはいるが、発展具合はほぼ同じ。だがそんなことよりも……

 

「……主様?」

 

 主様、つまりハジメ様がどこにもいないのだ。あの御方のことだから、既に迷宮を攻略してしまったというのも可能性としてあるが……少し寂しい。

 

 そこは、ひたすらに熱気の溢れた街だった。青空の下で行き交う人々は希望に満ち溢れた顔をしており、不安など一欠けらもないといった様子だ。

 そして何よりも凄まじいのは……歩く人が全員、美しい美少女や美女ばかりだったのだ。男性や年老いた人など一人も存在しない、そんな世界だった。

 

「これは……お祭りでしょうか?」

 

 街では軽快な音楽が奏でられており、人々は少しだけおめかししているようにも見える。紙吹雪のようなものが所々で舞い散り、通りを横切るようにして家の二階同士で結ばれた紐には鮮やかな色の旗が吊るされている。

 

 そう思いながら、門を潜った。すると多くの人々が、一斉に私の方を見て、そして歓喜の声を上げる。

 

「軍が帰ってきた!」

「ほら見て! 世界を救った英雄達よ!」

 

 その歓喜の対象は、なんということだろうか……私だった。どうやらここでは、私は強大な敵を倒した、ということになっているらしい。

 ただ、嫌な気はしない。こうして皆に称賛されるというのは、どこか嬉しいものだ。

 

「あっ……あああっ……♥」

「ご主人様っ♥」

 

 しかしその様子は、一瞬で変わった。私の方へ近づいてきた女性の多くが、いや全員が黄色い歓声を上げ、道を開け、五体投地で這いつくばった。

 何事かと思ったその時、私の身体は歓喜で震えてしまった。

 

「やぁノイント。お仕事お疲れ様」

「主様……♥」

 

 クイッと顎を上げられると、主様は私へ口付けをなさいました。それだけでなく、私の奥に舌を挿入し、その貴重な体液を分け与えて下さいました。

 

 あっ♥ 主様とのキス♥ きもちいい、幸せっ♥ あっダメっ♥ 舌入れられたら、私、もう……♥

 

ぷしっ、ぷしゅーっ♥♥

 

 私は、主様の前で果ててしまいました。主様からキスを求められ、唾液を交換し……主様の最高級の体液を取り込んでしまえば、私を含めた性奴隷は皆喜んで発情してしまう。

 

「ノイント。ご褒美をあげるから、今からついてきて」

「はい……♥」

 

 またしても、歓声が響き渡る。主様の寵愛を受けることは、全ての性奴隷に共通する幸福であり、名誉である。故に寵愛を受けた者は、周囲から羨望の目で見られるのだ。

 

 でも、そんなことはもうどうでもいい……♥ 主様に求められている♥ それだけで私は、私は……♥

 

 主様が転移魔法を使われ、私は、王城の寝室へと連れて行かれた。そこには天蓋付きのキングベッドが置かれており、綺麗に整えられている。

 だが部屋には雌の発情臭と、雄の濃厚な性の香りがした。私達性奴隷を狂わせる、麻薬のような香り。

 

「あっ、はぁぁっ♥」

 

 脳が震える。辺りが白に包まれる。主様の声と身体と匂いと、それしか感じない。今までに感じたことのないような幸福感……。

 

「ノイント、エッチで可愛いよ」

「あ、主様ぁ……♥」

 

 主様は、私の衣服をずらし、股を広げ、そこにおチンポ様を押し当てた。さらには口付けをされ、胸を揉みしだかれる。

 

「んんっ♥ ちゅっ♥ じゅるるっ♥ ぷちゅぅぅっ♥ ちゅぷっ、ぴちゅっ♥ ちゅぱっ♥」

 

 今から……主様との交尾が行われる……♥ 主様の性欲発散のために使われる……♥ ああ……なんという幸福……♥

 

ぬぷぷぷぷ……ズプンッ♥♥

 

「んぉぉっ♥♥」

 

 あっ♥ はぁっ、ああっ♥ おまんこがっ、主様のでいっぱい♥ あっあっ……イクぅっ♥♥

 

 ぱんっ♥ ぱんっ♥ ぱちゅん♥

 

「ぁぁぁあ♥♥ あっ……あるじしゃまぁ♥♥」

「ノイント……!」

「らめっ♥♥ そんな抱きしめられたら……ひゃぁぁっ♥♥」

 

 びゅるるるるっ♥♥ ぶぴゅっ、びゅるるっ♥♥ どぴゅるるるるるっ♥♥

 

 ぷしゃぁぁぁぁあ♥♥ ビクッ、ビクッ……♥♥

 

「ぉお゙お゙お゙♥♥ らめぇ、おかしくなるぅ♥♥」

「おかしくなれ! もっとイけっ!」

「んぁぁぁああ♥♥ はげしくつかないでぇぇ♥♥」

 

 ぱちゅ♥ びゅしゅっ♥ ビクンっ♥

 

「ぁぁぁぁぁぁぁああああっ♥♥」

「大好きだよ、ノイント」

「あっ、あぅぅ♥♥ ……すきっ♥♥ あるじさまっ♥♥ 私も愛してますっ♥♥」

 

 ぬちゅっ♥ ぴゅっ♥ ぷしっ♥

 

「あっあっ♥♥ 胸、だめっ♥♥ んむぅ……♥♥」

 

 ぷちゅっ♥♥ じゅるるるるっ♥♥ ぷちゅっ、ちゅるっ♥♥

 

 ぱんっ♥♥ ぱんっ♥♥ ぱちゅん♥♥ ぱちゅん♥♥ ぷしっ、ぷしゅーっ♥♥

 

「ひゃぁぁあ♥♥ らめっ、くるぅ♥♥ おおきいのキちゃうぅ♥♥」

「イけっ、イけっ……!」

 

 びゅっ、どびゅりゅりゅりゅぅぅぅぅぅううっ♥♥ ぶびゅっ、どぴゅっ♥♥ どぷぷぷぷぅぅぅぅぅっ♥♥

 

「んほぉぉぉぉぉぉぉおおお……♥♥」

 

……………………………………

 

 

……………………

 

 

…………

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 魔法陣の輝きがおさまる。するとそこは、最初の行き止まりとはまた違う、石造りの部屋だった。そしてハジメの目の前には、一人の禿頭の男性がいた。その体は透けて、ゆらゆら動いていた。

 

「……これは、映像?」

 

 しかし映像ではないことはすぐに分かった。禿頭の男はハジメを確認したような様子を取ると、無言で歩き出した。ハジメも警戒しつつ、そちらへ向かっていく。

 だがここでハジメは気づく。ノイントがどこにもいないことに。

 

「まさかノイント……攻略に失敗したか? というか僕もそもそも攻略なんてしてないけど……」

 

 そんなことをぼやきながら歩いていくと、最終的にこじんまりとした部屋にたどり着いた。広さは学校の教室程度であり、部屋の中央には魔法陣が描かれている。今までの経験で、それが神代魔法を修得できる魔法陣だと確信することができた。

 

 魔法陣の上に乗ると、心よりももっと深い部分に何かが入り込んでくる感覚を覚え、ハジメは一瞬だけ眉をひそめた。が、そんな感覚もすぐに霧散して、ハジメは新たな神代魔法を得た。

 

「……魂魄魔法。魂……というか、心とか自我とか記憶とか、そういう所に作用する魔法か。……恵里とか、相性良さそうだな」

 

 軽く神代魔法の感触を確かめると、ハジメは台座に歩み寄り、安置された本を手に取って読み始めた。どうやら、中身は神山の大迷宮の創設者であるラウス・バーンという人物が書いた手記のようだ。オスカー・オルクスが持っていたものと同じで、解放者達との交流や、この神山で果てるまでのことが色々書かれていた。

 他にも、大迷宮に関する詳細についても書かれていた。どうやらここは『神に靡かない確固たる意志を有すること』がコンセプトなようで、そもそも神の使徒を性奴隷にしたハジメは、最初から攻略したようなものだったらしい。

 

 そして大迷宮の攻略に失敗、つまりは神の誘惑に屈服した者は、大迷宮に関する記憶と、今までに得た神代魔法の記憶を全て消された上で、迷宮から追い出される仕組みになっているようだ。

 

 数分で、ハジメは読み終えた本を元の場所へと戻す。すると部屋は光に包まれた。




・南雲ハジメ∶無事に大迷宮攻略完了。まぁ実際は、突入した時点で攻略が終わってたんだけど。

・ノイント∶ハジメ様の寵愛を受け、幸せの絶頂に達する。大迷宮については次回。



如月恭介様
K.Lenneth様
kuro3284様
sahala様

評価していただきありがとうございます。
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