BIOHAZARD sexual invasion 作:MIYOSHI
「……それじゃあ、吟味させてもらおうかしら」
ドミトレスクは真っ赤な口紅が塗られた唇を歪め、じゅるりと音を立てて舌舐めずりをする。
震えるアダムの両腕を掴み、さらに張りのあるその大きすぎる乳房を下半身に押しつけることで身動きが取れないよう拘束。
「ッ!?」
そして、顔の距離を詰めて彼の唇を奪った。
「ンーフフ……ちゅっ、んぅふ……あぁぅむっ」
笑みを零しながら、翻弄するようにねっとりと、アダムよりも一回り以上も大きな口で濃厚なキスを交わすドミトレスク。
鼻息の荒いまま、容赦なくアダムの口内を舐め回し、その長い舌で歯ぐきや喉ちんこ、喉奥に至るまで丹念に舌を這わす。
「ぁ……ふ、おぐっ──」
「ちゅうぅ……むっ、ふぅ……んーっ、はあぁ……素敵よ。んぅっ」
少年を貪る巨女。アダムは顔の内側から食べられている気分だった。
幾重にも唾液が混ざり合い、まるで彼女の唇と舌によって溶かされて一つにされているかのような、蕩ける快感。まさに口による性交……いや、レイプと言えるだろう。
「じゅる……はぁあ、むっちゅ……ン、フフフ……そろそろ」
キスを続けながら何やら呟いた彼女に、何をするつもりかと目を瞬かせるアダム。
すると、ガリッ! という音が立ち、彼の舌に痛みが走った。喉奥を襲っていた彼女の舌から逃れるように突き出していた舌を、鋭い歯で噛まれたのだ。
(血を吸うつもりか!? ヒルや吸血鬼じゃあるまいし!)
アダムは驚きのあまり瞠目し、動揺の視線を寄越す。
それさえも楽しんでいる様子のドミトレスクは一旦唇を離し、赤色の混じった唾液の糸を伸ばしながら、新鮮で活きの良い血液を味わう。
「ふうぅ……ちゅっ、ん……ああぁ、なんて味わい深────ッ!」
刹那、ドミトレスクの動きがピタリと止まった。
後ろで身を乗り出すように行為を眺めていた三姉妹は顔を見合わせ、長女のベイラが「お母様……?」と様子を伺う。
「──ん゛んッ、お゛っ、おおお゛ッ!?」
プシィーーッ!! プシッ! プシィ……ッ!
突如として、四つん這いになっていたその肉厚な身体が痙攣、波打ち始めた。
アダムを味わっていた唇からは野太い喘ぎ声が漏れ、灰色の女陰はアナルと共に急激に収縮して尿道から潮が噴き出す。
「お母様!?」
「このガキ……お母様に何を──」
「はぁ……はぁ……ま、待ちなさい」
ベイラとカサンドラが動揺して声を上げるが──ダニエラはうっとりした様子で頬に両手を添えている──、ドミトレスクは息を整えながらもそれを制した。
その彼女の瞳は先ほどまでよりギラついた輝きを放っており、唇からは涎が滴り落ちてアダムの顔を汚している。完全に理想の獲物を見つけたかのような深い笑みを浮かべていた。
「素晴らしい逸材だわ……こんなにも甘美で香味に満ちた血は初めてだもの。それに、私には分かるわ。たくさんの処女を喰らってきたのね」
恍惚とした表情でアダムの唇を親指でなぞり、擦りついた自身の口紅を拭う。
「でも、至高の味も過ぎれば毒になる。やはり私が先に味見をして良かったわ。お前達が軽はずみに飲んでみなさい。飛ぶわよ?」
「お、お母様がそこまで仰るなんて……んっ」
「それは……私達が味わってはいけないということですか? せっかくのお土産なのに、あんなあられもない姿を見せられてお預けだなんて、私……はあぁ、おかしくなりそう!」
生唾を飲み込んで喉を鳴らすベイラ。
対して、カサンドラは事実上の吸血禁止を言い渡されて不満げに唇を尖らせている。溢れんばかりの興奮を表現するように、その魅惑的な稜線を形作る肢体に両手で撫で下ろす。
「安心なさい。そのための──」
口端を歪めて、おもむろにアダムの両足を掴んで持ち上げるドミトレスク。そのまま自身の方へ向くようにひっくり返し、彼の男性器を眼前に捉える。
「──おちんちん、なんだから」
ドミトレスクは鼻孔を膨らませ、テイスティングするかのように子供ペニスの香りを楽しむ。
そして、パクリと。一思いに根本まで頬張った。
「う、ぁッ……!」
彼女の鼻息と、口内の生暖かさ。ザラザラとした舌の感触。
あっという間に皮を剥かれ、舐めるどころか吸い千切られるのではないかと思うほどの勢いでバキュームフェラが襲う。
「ズゾゾゾッ! じゅぽっ! じゅぽっ! んぐっ、ちゅむっ」
「あ゛! ああ、ぁっ、お゛おぉ……」
口淫の接合部から滴り落ちる涎と先走り汁で体が濡れる。
視界が上下反転しているアダムは耐え難い快感に掴まれている両足をピンと伸ばし、みっともなく喘ぎ声を漏らした。
いくら十歳とはいえ、彼の体重は40kg近くある。
それをこうも軽々と持ち上げて好き放題辱めるなんてことは、アダムの恋人達にも到底できまい。
「じゅぽっ! じゅぽっ! じゅぽっ! ちゅっ。ン、フフフ……さあ、見せてごらんなさい。もっともっと、大きくなるんでしょう?」
唇を尖らせた巨女による猛攻が続く。
頭を激しく前後しながら吸い上げられ、かつ舌で根本から鈴口まで余すことなく入念にねぶられる。
アダムは必死に勃起しまいと抵抗しているが、目の前ではどたぷんッという幻聴が聞こえそうなほどに大きなおっぱいが視界を覆っている。
両手でドミトレスクの体を押し退けようにも、その男を魅了して止まない脂肪の塊に飲み込まれてしまう。暴力的とも言える柔らかさを前にして、彼は亡きジェシカを思い出し興奮を湧き上がらせてしまう。
「あ゛……ぅ、ふっ! あ、むっ!」
負けじとドミトレスクの乳首に吸いつき、大勢の女性相手に培ってきた舌技で対抗する。
「んぅ、ちゅっ……れろっ、ぇろ、はぁ、む……」
「あっ! ンゥフフ……なかなかテクニシャンじゃない。おちんちんも素直になればいいのに……我慢汁たっぷり漏らしちゃって、強情ね」
小さな獲物の僅かな抵抗に、気を良くしたように笑みを浮かべるドミトレスク。
「でも、これはどうかしら?」
言うや否や、ドミトレスクは目一杯顎を開き、大口のままアダムの股間に顔を密着させる。
そう。あろうことか、彼女は睾丸ごとペニスを頬張ったのだ。
「はぐぉっ……じゅるゾゾゾッ! ぐ、ぽっジュルッ!」
「うぁ゛! おおぅっ!」
蛇のような舌で産毛一つ生えていない陰嚢を揉みほぐすように愛撫される。同時に、異常なまでの吸いつきによって竿は喉奥まで伸び、圧縮による超刺激が襲う。
さらに駄目押し。彼女の大きな指がアダムの菊紋に刺さり、鋭い爪先で前立腺を突かれる。
全身の神経が股間に集中。アダムは逆さまのまま仰け反り、ペニスは彼女の喉奥で瞬く間にギンギンに勃起した。
尿道を通って、敗北の精液が一気に吸い上げられていく。
「 あ゛あああぁぁーーッ!! 」
ブビュリュリュリュルーーッ! ドクッ、ドクッ! ブビュルルーー!!
「──ッう゛、ごほぼぉッ!」
口内で急激に大きくなった肉棒にドミトレスクは目を剥き、喉奥を越えて直接胃に向けて発射された大量の精液にむせ返る。
ミランダによって赤玉が出かねんほどに搾り取られた精液。精神不安定な状態のためか回復が遅れているが、それでもとてつもない量だ。
ドミトレスクはアダムの足から手を離し、逆流した精液と共に食道を拡げている物を吐き出す。
ブルンッ、と跳ねて露わとなる巨大な男根。未だその先端からは射精が続き、彼女の顔はおろか後ろに立っていた三姉妹達にまで降りかかる。
「ひゃ、あっ!」
「な、なんてことッ」
「はああぁぁ……」
三者三様の反応を示す姉妹。それでも、全員が頬を紅潮させて鼻の穴を膨らませていることは共通している。
自身らの鉄の匂いを圧倒する、熱いと感じるほどに濃厚なマロニエの花の香り。女を刺激して止まない究極のアロマ。
並んだ金の瞳は、正体を現した恕張から目を離せられないでいた。
「ああぁ……まさか、ここまでなんて。まさに男の完成形。私達にとっては血が一番だけど、これは……病みつきになっちゃうわよ」
陶然とした表情のドミトレスクが、射精を終えてもビクビクと震えて天井を指している巨大な男根に手を這わせる。
「──ッ!!」
瞬間、仰向けになっていたアダムは弾けるようにしてベッドから飛び跳ねた。
千載一遇のチャンスだ。床に体を打ちつけながらも、這う這うの体で立ち上がり、精液を垂らしながら扉から飛び出して走り出す。
魔女達はその背中に、捕食者の笑みを浮かべる。
「あらあら……私達から逃げられると思ってるのかしら。お前達、お楽しみの時間よ。もちろん、血は飲まないようにね」
「「「はい、お母様」」」
母への返事と共に、なんと三姉妹の姿が一瞬にして掻き消えた。
いや、違う。その体が無数の小さな黒い物体に分離したのだ。その物体が、羽音を響かせながら宙を飛んで廊下を走るアダムに近づいてくる。
それは、蝿に似た虫だった。
驚くべきことに、彼女らの正体はその虫達が集合体となって人間に擬態したものだったのだ。恐らく、特異菌を利用して生み出された存在。B.O.W.に相当するものだろう。
「ま、待ちなさぁい。坊や」
「やっぱり男は狩りで仕留めるのが醍醐味よね。小さな子は初めてだから興奮しちゃう」
「フフ、おいでぇ。ダニエラお姉さんがいーっぱい、可愛がってあげるからぁ」
声帯のみ擬態した状態なのか、三つの蝿柱から姉妹達の声が耳に届く。
アダムは纏わりつく蝿を払い除け、なけなしの力を振り絞ってひた走った。
それを見送りながら、ドミトレスクはベッドの上で身体中にかかった精液を指で掬い取り、アイスクリームを味わうように咥えてしゃぶる。
「ンーッフフ……白ワインの醸造も始めてみようかしら」
「はっ……! はっ……! ッ、はぁ……!」
ペタペタと裸足で床を蹴る音を城内に響かせながら、アダムは駆ける。
全速力とはほど遠いが、それでも今はこれが限界だ。
ミランダに搾り取られたのもあるが、やはりジェシカを失った精神的ダメージが計り知れなかった。
いくら最愛の人だったとはいえ、一人の女性を失っただけでここまで弱り切ってしまうなんて。自身の不甲斐なさに心中で悪態を吐く。
ペニスは走っている間に縮み、元の皮かぶりのおちんちんに戻っていた。
勃起したままではみっともないし、何より走り辛い。
「とにかく、外に出ないと……!」
広い城だが、運ばれている間にルートは覚えておいた。
メインホールを抜けて廊下を走り、ロビーへと続く扉に辿り着くアダム。だが──
(!? か、鍵がかかってる!)
ノブを回してそのことに気づいたアダムの耳に、羽音が近づいてくる。
バッと身を動かすが時既に遅く、彼の体に大量の蝿が纏わりついた。
「残念、行き止まりよ」
「うあぁっ!」
蝿達が人型を形作り、目の前に長女のベイラが姿を現す。
アダムは形成途中の彼女の腕に抱き上げられ、瞬く間に捕まってしまう。
「フフ……い、いけない坊やね。お母様をあんなに乱れさせるなんて……」
わなわなと腕を震わせて、50cmの身長差があるアダムを胸に掻き抱くベイラ。
緊張しているのだろうか? その顔は、上気した頬と共に赤黒い唇の端をヒクヒクとニヤつかせている。
「ぐっ、この──」
「大人しくなさい! 大丈夫、大丈夫よ。私が元気にしてあげるわ……」
弱々しくも暴れるアダムを抑えたベイラは、彼の腰を掴んで子供ペニスが眼前に来るように持ち上げる。
「すぅ、はぁ……んッ!」
一つ深呼吸すると、意を決したようにアダムのおちんちんを咥え込む。
「あぁっ……!」
「ふー、ふー、くっちゅ……むちゅる、ぶ、ちゅっ」
再び美女による尺八を受け、その生暖かい感触の亀頭を舐め回す舌の刺激に身悶えするアダム。
(ああ、すごい、信じられない……この子の精液、たまらないわ! いくらでも飲めちゃいそう! これなら……)
対して、ベイラは興奮と緊張のあまり我を忘れかけていた。
普段は長女として冷然とした態度を取っている彼女だが、今はその面影はどこへやら。無我夢中でおちんちんに吸いつくあまり、窄められた口で端正な顔が不細工になっていることさえ気づいていないのだ。
それは何も、ペニスにこびりついていた精液をその舌で味わったから、だけではない。
もちろん、彼の精液は今まで味わい殺してきたどの男性の精液よりも美味である。だが、アダムを一目見たその時から、胸の高鳴りが抑え切れずにいた。
ダニエラと同じように。
いや、もしかすると彼女以上かもしれない。
「んぅ、ふうぅっ……ぶ、ちゅっ! ぶ、ちゅっ!」
(うっ……この人、もしかして)
金髪を振り乱しながら夢中で肉棒を貪っているベイラを見て、ピンと来たアダム。
伊達に同じような女性を大勢相手にしてきたわけではない。
彼は一計を案じてみることにした。股間を襲う快楽に耐えながら、彼女の頭に覆い被さるよう蹲り、耳元でポツリと囁く。
「…………お姉、さん」
その一言を耳にした瞬間、ベイラの目がカッと開いて停止する。
一瞬の間を置いて、彼女の身体が小刻みに震え出した。
「あはっ、あっ! はあ゛あうぅぅ……!!」
プシッ! プシィッ、ショワアァァ……
おちんちんから口を離し、嬌声を上げるベイラ。
下半身がガクガクと激しく揺れ、魔女の服の股間部分がじわじわと濡れ始める。床には刺激臭の混じった黄色い液体が水溜まり。
人間の器官まで忠実に再現しているせいだろう。感極まってオーガズムを迎え、おしっこを漏らしたのだ。
そのまま腰砕けになり、膝を折る。無様にお尻を上げた状態で床に倒れたベイラから離れ、アダムは他の出口を探すために再び走り出した。
「ま、待ちなさ……くうぅっ」
ベイラの縋るような声を背中に、アダムはペニスを揺らしながら廊下の床を蹴る。
三姉妹達と顔を合わせた広間には外へと続いている扉があったはず。窓があったことからして間違いない。
そう考え、来た道を引き返す形でメインホールからその広間に向かおうとしたが、またしても蝿柱がアダムの体を飲み込むようにして纏わりつく。
「うっ……ゲホッゲホッ」
「あら、美しいレディを前にして咳き込むなんて失礼しちゃうわ」
この声は次女のカサンドラだろう。
顔を上げると蝿の集団の中に彼女の顔だけが擬態され、ニマリと被虐的な笑みを返した。
アダムは周りの蝿を手で払い、踵を返して二階へと続く階段を躓きながらも駆け上がる。
今は彼女達から逃げなければ!
「いい子ね。獲物は逃げてこそなんだから。もっと私を楽しませて!」
階段を上り切って正面にある扉には、白い人間の顔が象られていた。アークレイフォレストの洋館を知っているアダムは直感で仕掛けを解かないと開かない扉だと察知し、すぐさま右手に向かう。
向かった先の扉は鍵がかかっていなかった。飛び込むようにして扉を開け、奥へと走る。
だが、またしても蝿の集団に視界を遮られる。
「素敵なお城でしょう? この先はドレスルームよ。お母様の下着でも漁るつもりなのかしら?」
「くっ!」
急いで引き返そうとするが、振り返った先にも蝿が集まって道を塞いでいた。
その蝿がカサンドラの上半身を形作り、口を開く。
「「フフフ……」」
声が二重に響き、近づいてきた顔の暖かい吐息が背後からも感じる。蝿の群れを二分させ、自身の上半身を二つ形作ったのだ。
背後のカサンドラによって引き倒され、アダムは仰向けに床に倒れてしまう。
「うああっ!?」
直後、股間に衝撃が走る。
二分した蝿を集合させて、肉体を再構成し直したカサンドラ。彼女がペニスを踏みつけたのだ。ヒールを履いた足で。
「さすがね。頑丈なおちんちんだわ。今までの男のはすぐに千切れちゃって泣き喚いてたのに」
睾丸が縮み上がりそうな話をしながら、カサンドラはさらに足でアダムの男根をぐりぐりと踏みにじる。
アレクシアにも何度もされたことはあったが、子供の彼女とでは力加減が比べ物にならない。強い刺激を受けて、ペニスは見る見る内に硬く大きくなっていく。
「アハハッ! 勃起しちゃう男も初めてよ! 僕は本当にエッチな子なのねぇ……ほらっ、ほらっ! これがっ、気持ちいいんでしょう!?」
アダムの両足を掴み、電気あんまの要領で彼の熱り立った肉棒を潰す勢いで踏みつけるカサンドラ。
「い゛っ、ああァ……!!」
ビュルルーーッ! ビュッ! ブリュッ!
激しい刺激に耐えかね、アダムは再び射精してしまう。チューブから捻り出すように、痛々しくも床へとぶち撒けられるゼリー状の白い液体。
カサンドラはその様を見て乱れた黒髪を掻き上げ、母親のように舌舐めずりする。
「あら、また出しちゃったのねぇ。フフ、それじゃあ早速味わわせて──」
だが、そんな彼女の視線の先にある物が映った。
血だ。ヒールで突き刺すように強く踏みつけたことによって、勃起して血液が集まっている竿に小さな傷が出来ていた。
僅かながらに血が滲んだその箇所を見て、カサンドラの鼻息が荒くなる。
「はぁ、はぁ……ああ、ダメ! もう我慢できない!」
張り詰めていたものが切れるようにしてそう叫んだ彼女は、精液で汚れるのも構わずその場に四つん這いに。
焦点の合わない瞳で天を衝くペニスに顔を近づけ、はしたなくも鼻の穴を拡げて精液と血によるフレグランスを堪能した。
「んー、ふぅ……い、いい? お母様には内緒よ。一口だけ、一口だけなんだから……」
そして、恐る恐る。
竿に滲んだ血に舌を伸ばし、ペロリと味わう。
「──あっ! あっ! ほっ、ほお、お゛おぉぉッ!!?」
プシュゥッ! プッシャアアッ! シュルルル! シュルッ!
舌についた瞬間、カサンドラはドミトレスクを凌駕するほどに激しい反応を示した。
完全に白目を剥き、豚のような喜悦の叫びを上げて全身が痙攣。股間から凄まじい量の潮を噴き出し、気絶してしまう。
「はぁ……はぁ……」
床に溜まった精液に顔を沈める形で気絶した彼女を置いて、アダムは勃起状態のままふらふらと立ち上がる。覚束ない足取りで一階のメインホールへと戻った。
なぜ戻るのか。それには理由がある。
あのイングリドというメイド。恐らく厨房にいるだろう彼女を見つけて、鍵の場所を教えてもらうか、どこかへ匿ってもらうのだ。
メインホールは厨房と近いのか、微かに食欲をそそる香りが漂っている。
その香りを頼りに進み、扉を開けて食堂らしき部屋に入るアダム。
食堂の真ん中にはレースのテーブルクロスがかけられた長机があり、上にはいくつものワインボトルが並べられていた。
向かい側には窓から覗く中庭らしき場所へと続く扉もあるが、恐らくロビーと同様に鍵がかかっているに違いない。そのまま、アダムは厨房へと続くであろう左手の扉へ向かおうとする。
「お腹が空いたの? 私もディナーが待ちきれなくって」
直後に、どこからか聞こえてくる可愛らしい印象の声。
長女、次女と来て、今度は三女のダニエラだろう。だが、既に体力は限界で走ることが叶わない。
彼女は特に自分を気に入った様子だった。ベイラの時のように、どうにか対処できるかも。
そう思ったアダムは、逃走を諦めて辺りを見回そうとする。
すると、蝿の大群がテーブルクロスに隠れて机の下から羽音と共に出現。
大群はアダムを真正面から襲い、彼を取り込むと宙へと舞い踊る。そのまま、ワインボトルを跳ね除ける形で机の上に叩きつけた。
「がっ……!」
背中を打ちつけられ、一瞬呼吸が止まる。
机から弾き飛ばされたワインボトルが壁や床にぶつかって割れ、葡萄に混じった鉄の香りという材料に予想がつく匂いが鼻を刺す。
「ウフフ……やっと来てくれた。私の可愛い子」
アダムの上にはダニエラが覆い被さっていた。
しかも、先の姉達と違って全裸である。美しい流線美を誇る肢体が、目の前にある。思わず目を奪われてしまったアダムは硬直を余儀なくされてしまう。
「ごめんね、乱暴しちゃって。でも、これからもっとすごいことしちゃうんだもの。構わないわよね? ……んぅっ」
辛抱堪らないとばかりに顔を落とし、アダムにキスをするダニエラ。
「んーちゅっ、はむっ、ちゅ、ちゅ、じゅる……」
身体を密着させて、夢中で幼き口内を犯す。
その激しさと心地良さにアダムは目眩を覚え、抵抗を忘れて無意識の内に彼女の舌に自身の舌を絡めてしまう。
「ちゅっ。フフ……いいわぁ、とっても素敵……」
そう言うと、ダニエラは自身のお腹を突いているペニスに手を添えた。
次いで、上半身を起こし、自身の花園に亀頭を宛てがい──
「もっと、私に夢中にさせてあげる」
腰を一気に落とした。
それと同時に、厨房へと続く扉が開いて、中からイングリドが顔を出す。
「何か割れる音が── 「 はあ゛あぁぁーーんッッ!! 」 ……えっ?」
イングリドの思考が停止した。
「んぅっ、ああぁっ! 気持ち、いいぃ! こんなに奥までっ、届いたの、初めてぇ!!」
扉を開けた瞬間に、目の前に飛び込んできた痴態。
仕える対象であるお嬢様が、全裸で、まだ年端も行かない少年を犯していた。
──パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
ダニエラを初めとした三姉妹は使用人に対して傍若無人な態度を繰り返しており、母と自分達を除く存在を下等な者としか見ていない。
が、そんな彼女達の獰猛な目は高貴さとはほぼ無縁。言うなれば肉食獣のそれに似ていた。
イングリドは昔、狼に遭遇したことがある。
あの時の狼の金眼に愉悦の色を濃く混ぜれば、丁度あのような感じになるだろう。
「お゛っ! ほおっ! はあ゛、あぁんっ!!」
──パチュッ! パチュッ! パチュッ! バチュンッ!
そんな高飛車を超えた畏怖べき存在の一人である彼女が。
口からだらしなく舌をはみ出し、少年相手に腰をヘコヘコと上下させてイヤらしい喘ぎ声と水気に満ちた肉打ち音を響かせている。
「……ぇ、あっ……」
あまりの光景に、意識を取り戻しても混乱したままのイングリド。
思わず視線を向けてしまったのは、ダニエラと少年の結合部。
(お、おっきい……!)
大人と子供の体格差がある中で、小さいはずの子供の方の男根はアンバランスなほどに巨大だった。
本物の男性器を見たのはこれが初めてのイングリドだが、彼の物が異常だということは知識がなくても分かった。
だって。だって。ドミトレスクが卑猥かつ屈辱的な方法で運んでいた時は、あんなにも可愛らしいおちんちんだったのだから。
「う……ぁ」
イングリドの心臓の高鳴りが増す中、仰向けに押し倒されているアダムが彼女に気づいて振り向く。
彼は縋るような視線を向けて、イングリドに弱々しく手を伸ばした。
「──ッ!」
助けを求めてる! あの子は私に助けを求めてるんだ!
唇を引き結び、その手を掴むべくイングリドは一歩踏み出そうとする。
しかし、持ち上げた足は前に進まず、後ろへと後退した。心は少年を助けろと叫んでいるのに、身体は恐怖に竦んで反対の動きをしてしまう。
「あっ! あ゛あっ! 何、これぇ!? すごいの……すごいの、来ちゃうぅ!」
あれよという間に、ダニエラはオーガズムが近くなったのか、その腰の動きをさらに激しくしていく。
そして、ラストとばかりに高らかに腰を上げて、ドパチュッ! と思いっ切り腰を打ちつけた。
「 んあ゛あああぁぁーーーッッ!! 」
ドピューッ! ブビュルルルッ! ビュブッ! ビューー! ビューー……
嬌声を上げ、絶頂を迎えるダニエラ。
それに伴って、アダムの剛直からもどこに残っていたのかというほどの量が射精される。
「ひ……ぁ……」
イングリドは狂気を前に動揺する心を抑え切れず。
反射的に扉を閉めて、脱兎の如く厨房へと走り去ってしまった。
「あぁ……最ッ高ぉ。もう貴方なしじゃいられないわ、アダム」
ダニエラは涎を垂らしながら、快感の余韻に浸って震えている。
ミランダの時同様、白目を剥いて気絶してしまったアダムを抱き上げ、一方的な口づけを交わした。
そこへ、メインホールの扉から開き、集まる二つの蝿柱。それぞれが人型を形作り、全裸のカサンドラ、ベイラの姿に変化する。
「はぁ、はぁ……ダニエラ。姉である私達を差し置いて、独り占めだなんていい度胸ね」
「そ、そうよっ。早く私のアダムから離れなさい!」
「ちょっ、ベイラお姉様まで! 二人がそうするなら私だって……!」
アダムにキスし続けるダニエラの肩を掴んで引き剥がそうとするベイラ。それを見て、カサンドラも遅れを取るまいとアダムの腰に掴みかかった。
全裸の美女三姉妹に挟まれて揉みくちゃになるアダム。
少年という最高級のご馳走を取り合う中、食堂に大きな影が入ってくる。服を着直したドミトレスクだ。
「……全く、予想通り歯止めが効かなくなってるみたいね」
彼女は娘達の瑞々しい身体の隙間から、埋もれているアダムの柔らかくなったペニスを掴んで持ち上げた。
ふらふらと揺れながら宙に浮いた愛しの子を凄まじい反射神経で見上げ、手を伸ばす三人。
「ああっ!」「お、お母様……!」「あんっ、ひどいわ。返してぇ!」
「お黙り! みっともないったらありゃしない。淑女としての慎ましさが欠けているわ」
母親からのお叱りを受け、三姉妹は渋々大人しくなる。
皆一様にしょぼくれた顔をしているが、それでもチラチラと未練がましくアダムのおちんちんに視線を向けていた。
「ダニエラ。私の見本を無視してセックスするなんて、よほどお仕置きして欲しいみたいね」
「ご、ごめんなさい……でも、我慢できなくてぇ」
素直に謝りながらも、目はアダムの方を向いたままの三女。そんな彼女に、ドミトレスクはやれやれとばかりに溜息を吐く。
「はぁ……この子の中毒性を見誤っていたみたいね。やはり、しばらくの間地下牢に閉じ込めておきましょう。もちろん、当分接触禁止よ」
「ええ、そんなぁっ……!」
「これはマザー・ミランダの意向でもある。つまり、決定事項なの」
不満げに唇を尖らせる娘達を尻目に、握っているペニスの先端を口に近づけるドミトレスク。
亀頭にキスを落とし、気を失っているアダムの汗で張りついた銀の髪を撫で上げた。
「ゆっくりお眠りなさい、坊や。ンフフフ……」
三姉妹の性癖は以下の通りです。
ベイラ:むっつり?ショタコン
カサンドラ:ドSショタコン
ダニエラ:甘々ショタコン
三人相手に追いかけっことあって、ちょっと冗長気味になってしまいました。
上手いこと分割もできそうになかったですし。
次回でアダムが復活する予定ですので、よろしくお願いいたします。