再び千手一族との戦が始まろうとしている
ユキ「......よし、イズナ、準備できた?」
イズナ「うん、できたよユキ兄さん」
扉間と会って数日後、また千手一族との戦が始まる
父様や兄様もよくするものだと、
心の中で呆れながら、
弟 イズナと共に戦の準備を進めていた
兄様はとっくに終わらせ、父様と共にうちは一族の士気を高めている
うちは一族には、【千手一族を滅ぼす】と唱える者しか居なくなってしまった
確かに、私も扉間に出会うまでは、
弟達の仇である千手一族を深く憎んでいた
だが、扉間と出会って、変わった
これから戦うというのに、
【扉間に会えるかもしれない】という期待のみが心の中を締めている
深いため息を吐き、憎らしい程晴天の青空を見上げる
あれから、扉間を思い出す度に、
胸の鼓動が少しずつ早くなっていく
駄目だと分かっていても、止まりはしない
マダラ「ユキ、イズナ そろそろ時間だ。行くぞ」
イズナ「はーい!ユキ兄さん!行こう!」
ユキ「うん、わかった」
うちは一族の忍達が集まっている場所に来た
皆、鬼のような形相で殺気を纏っている
イズナ「大人達もやる気だね」
ユキ「忍なんだから少しは殺気を抑えれば良いのに......」
マダラ「数日ぶりに千手一族と戦えるんだ。
そのため、士気が高まっているんだろうな」
ユキ「そうですかね......」
イズナ「まぁ、ユキ兄さんの言う通り
少し殺気出過ぎだよね。
これじゃあ、すぐに気付くと思うよ」
マダラ「確かにな
ユキ」
ユキ「はい」
マダラ兄様に呼ばれ、目線を向けると
真剣な顔したマダラ兄様がこちらを見つめていた
マダラ「ユキ、この戦でお前には【千手扉間】を相手にしてもらう」
ユキ「......!!」
イズナ「えっ!?あの......?」
マダラ「嗚呼、父上からの申し出だ」
【扉間】と戦う、つまりそれは
彼の敵になると言うこと
頭の中が真っ白になった。
まさか、初恋の人と戦わなくては行けないなんて......
タジマ「行けますね?ユキ」
ユキ「はい、父様」
大丈夫、いざとなったら自ら......
ーーー
ユキと会ってから数日後、
またうちは一族との戦があるのだという
兄者は分かりやすくショックを受けている
柱間「いくら何でも早すぎるぞ!!!!」
扉間「仕方ないだろう、どうせ今日では無くても
いつかは戦う運命なのだから」
柱間「はぁ、うちはとの戦いを辞めさせられる方法さえ見つかれば......」
扉間「休戦協定の書状を送ればいいのでは無いか?」
柱間「でも、扉間は反対だ......え?」
俺が意見を言った途端に兄者は信じられない者を見るような目でこちらを見てくる
なんもおかしい事言ってないだろう......
扉間「なんだ兄者」
柱間「え......お前......え?!」
扉間「えぇい!!!!鬱陶しい!!!!!!!!!!!!」
うちはと千手の兄弟はそれぞれ正反対!