※この作品はR-18です。

オルタはお嫌いですか?   作:濁り丸

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番外編:虞美人草は淫蕩に耽る-5

「――いっ、後輩っ♡ ぁっ♡♡ わっ、私とエッチしてるのに、何考え事なんてしてるのよぉ……ッ♡♡♡ ――んぁっ♡♡」

 

 

 快楽で蕩けながらも非難の視線をマスターに向ける虞美人は、今も自分の秘所を貫いている彼の極太で長いペニスによる、開発済みの子宮口のポルチオ責めに嬌声を上げていた。

 

 

「あっ♡♡ ぁひっ♡♡♡ どっ、どうせ他の女のことでもっ♡♡ んっ♡ かっ、かんがえてたんでしょっ♡♡♡ んひっ♡♡ んっ♡ あぅ……ッ♡♡♡」

 

 

 二人だけでのセックスの時には、自分だけに集中して欲しいという"いじらしさ"から、目の前の彼のことを怒っているのだ。

 

 しかし、今の虞美人はマスターの胡坐の上に載った状態であり、コアラのように両手両足を使って彼の身体にしがみ付いている。非難する声すらもトロトロに蕩けた蜂蜜のような甘い声であるため、マスターには求愛の言葉にしか聞こえていなかった。

 

 そんな愛おしいと感じる彼女の機嫌を取るために、彼は微笑んだ後に瑞々しい桜色の唇を奪う。

 

 

「ほっ、本当に淫獣なんだか――んむっ♡♡ ちゅぅ……っ♡♡ ちゅる♡ ちゅるるっ♡♡ ちゅぅ……っ♡♡」

 

 

 命のゆりかごである子宮をペニスでズンズンと突き上げられながら揺らされ、言葉よりも『愛している』と伝えているキスを同時に受ける虞美人は、膣をキュンキュンと甘えるように締め付けながら、キスを受け入れることしか出来ない。

 

 この時点で彼女の怒りも完全に消え去っているのだが、虞美人がチョロいというよりも、マスターの性愛術が上達し過ぎているせいだ。何事においても経験が多ければ多い程、上達していくのは当然のことだろう。

 

 多くの女性と数え切れない程の経験を持っている彼は、性や愛に関しては並大抵の相手では敵わないのだ。タップリと彼女の甘い唾液や唇を味わったマスターは、ゆっくりと唇を離して先程まで考えていたことを説明する。

 

 

「――んっ、はぁ……第三異聞帯のことを少し思い出してたんです。俺は項羽さんに先輩のことを"任された"から、ちゃんとしないとって考えてました」

「~~~~~~~~~~っっっ゛♡♡♡♡」

 

 

 彼は虞美人の快感や幸福感に潤む朱色の瞳をジッと見詰めながら、彼女の背中に両腕を回して強く抱きしめる。それはまるでこれからも絶対に離さないと伝えているようでもあり、虞美人は既に真っ赤に染まっている顔を更に紅潮させる。

 

 気恥ずかしさから何か憎まれ口でも叩こうとするが、言葉が出てこず口を金魚のようにパクパクとすることしか出来ない。

 

 そんな可愛らしい姿を見せてくれる彼女に、マスターは男としての責任の取り方を口にする。遅かれ早かれではあり、本当は虞美人が孕んだ後に伝えるつもりだったのだが、募った感情を口にしてしまう。

 

 

「俺と結婚して下さい。これからもずっと一緒に居たいです」

「――――ッ♡♡♡ ばっ、バカっ♡♡ セックスしながら、プロポーズするなぁ……っ♡」

 

 

 彼女は顔から湯気でも出てしまいそうな程に赤面しており、頭の中ではマスターのプロポーズが何度もリフレインしている。勿論、項羽との三度目の別れに落ち込んでいた自分を彼が慰める中で、今の愛し合いながら子作りセックスに耽るようになっていたため、将来的には"結婚"も考えてはいた。

 

 しかし、ハッキリと口にされる破壊力は凄まじかったらしく、混乱と幸福感の入り混じった複雑な心境となってしまっている。そんな虞美人に更なら追い打ちを掛けるように、マスターは愛の言葉を紡ぎ続けてしまう。

 

 

「先輩のことが大好きだから、いっぱい幸せにして上げたいです。意外と寂しがりやな先輩が寂しくないように沢山子供を作って、笑顔でいっぱいの家庭を築きたい。項羽さんとも約束したから、絶対にずっと一緒にいたいです」

「~~~~~~~~~~っっっ゛♡♡♡♡ ばかっ♡♡ ばかばかばかっ♡ ばかぁ……ッ♡♡♡」

 

 

 彼女が一番望んでいることを叶えようとしてくる彼に、子供のような反応しか虞美人は出来なくなっていた。彼のしっかりとした広い胸板にオデコをグリグリと押し付けて抵抗しているが、先程から子宮が『キュンキュン♡♡♡』と強く疼いてしまう。

 

 子供の悪口のような照れ隠しの『バカ』という言葉を口にしながら、彼女はマスターのプロポーズについて考えていた。

 

(バカっ♡♡ こっ、後輩ならずっと一緒に居てくれるって分かるから、何にも反論できないのよぉ……♡♡♡ 項羽様の名前まで出して、絶対に私が断れないようにするなんて卑怯よっ♡♡ ――バカっ♡)

 

 実際に彼は人間という"枠組み"から外れつつあるため、虞美人と永遠を生きることも不可能では無い。精霊種である彼女自身の"体液"の他にも、神や鬼、龍など多種多様な人外の者の体液を日常的に接種している彼は、違うナニカへと変化しつつある。

 

 未だにマスターが人の範疇にギリギリの所で留まっているのは、何でもありのBBちゃんや神代クラスの魔女、他にも聖女達の尽力のお陰であったりするのだが、それを詳しく説明するのはまた別の機会としよう。

 

 一番のネックとなる寿命の問題すらもクリアしているため、本当の意味で虞美人の孤独は無くなるのだ。星が終わるまでの永遠のような時間を愛する者と共に、歩むことが出来てしまう。

 

 それは彼女が数千年の時を経ても得られなかった夢であり、感極まってしまうのも仕方ないことであった。

 

 

「…………っ♡♡♡ ほんとうに…………ば……かぁ♡♡」

 

 

 気付けば虞美人の目から、大粒の涙が溢れていた。

 

 そのキラキラと宝石のように輝く涙は、間違いなく嬉し涙と呼ばれる類のものであり、彼女の心が幸福感で満たされていることの証である。肩を震わせている虞美人の背中を、マスターはポンポンと優しく叩いた。

 

 彼女の熟した林檎のように真っ赤な耳元で、安心させるような声を掛ける。

 

 

「大丈夫です。これからは俺が先輩を支えます」

「~~~~~~~~~~っっッ゛♡♡♡♡」

 

 

 その気遣いにすら胸がトクントクンと高鳴ってしまい、照れ隠しに彼女はやめさせようとする。しかし、抱きしめられている状態では身体を離すことも出来ないため、彼にされるがままになるしか無いのだ。

 

 せめてもの抵抗でこれまでよりも甘ったるい声で、反論の言葉を口にしようとする。

 

 

「ばか……っ♡♡ こっ、子供扱いしないでよ……ッ♡♡♡ んぁっ♡♡ ぁっ♡ わっ、私の方が先輩でっ♡♡ ひぅ……ッ♡♡♡ 長く生きてるんだからぁ♡♡♡ あっ♡♡ ぁっ♡ あぁ――っ♡♡」

 

 

 下腹部からジンジンと痛い位に疼きが走り、これまでよりも快感が高まっていた。秘所からもこれまでよりも粘っこい愛蜜が溢れ、虞美人の肉体は確実に子を作るための準備を始めてしまっている。

 

 幸せと快感がドロドロに混ざり合い、彼女の心と体は蕩けていた。

 

 最早、答えは分かり切っていることなのだが、マスターは彼女にプロポーズの返答を求めた。

 

 

「先輩の答えを聞かせて下さい。俺と結婚してくれますか?」

「――るっ♡♡ するっ♡ するわよッ♡♡♡ アンタと……"立香"と結婚する♡♡ ……ずっと一緒にいなさいよ♡♡♡」

 

 

 半ばヤケクソに虞美人は彼と結婚することを伝え、これからもずっと傍にいたいと口にする。その言葉を聞いていたマスターは嬉しそうに笑った後に、彼女の瑞々しい唇を再び奪う。

 

 

「――んむっ♡♡♡ ちゅぅ……っ♡♡ ちゅるるっ♡♡ じゅるっ♡ ぢゅるるるッ♡♡ じゅずずずずっ♡♡♡ じゅるるるるッ♡♡ ――じゅる♡♡♡」

 

 

 結婚式でする誓いのキスとは、軽いリップキスである。しかし、今の二人が行っているのは、唾液を啜り合うディープキスであった。

 

 お互いの好意や愛を伝え合うキスが、唇を触れ合わせるだけでは足りる筈も無かった。自然と二人の唇は開かれ、唾液に濡れた舌が伸ばされる。二人は舌先は躊躇無く触れ合い、蛞蝓同士の交尾のように絡み合う。

 

 口内でイヤらしい水音が鳴り響き、その水音は大きくなっていく。

 

 

「ぢゅるる゛る゛っ♡♡♡ じゅぷっ♡♡ ……んぐッ♡♡♡ ちゅっ♡♡ じゅちゅぅ♡♡♡ ちゅるるるっ♡♡ じゅるるるぅ……ッ♡♡♡ ――じゅるるっ♡♡」

 

 

 お互いの唾液を舌で混ぜ合わせ、喉をコクコクと鳴らして嚥下する。口端からも泡立った唾液が零れるが、それを気にすることすら出来ない程に、ディープキスに夢中になってしまう。

 

 相手の鼻息が顔に吹き掛かるが、それすら心地良いと感じていた。

 

 タップリと口で行う交尾のようなキスを交わした二人は、何方とも無く自然と唇を離していく。唇が離れてしまうことを惜しむように、混ざり合った唾液の糸が唇と唇の間で繋がっている。

 

 

「はぁ……っ♡♡ はぁーーっ゛♡♡♡ ――はぁッ♡」

 

 

 虞美人とマスターは荒い呼気を吐きながらも、相手の瞳を少しも逸らすこと無く見詰めていた。彼らの朱と蒼の瞳には、もっと愛し合いたいという情欲の炎が灯っている。心なしか彼女は先程からお尻を揺らしており、今も膣を貫いているペニスに奉仕をしていた。

 

 彼は怒張したペニスをキュンキュンと締め付けてくる彼女の膣の感触を感じながら、虞美人の口から聞きたかった言葉を言って欲しいとお願いする。

 

 

「先輩にお願いがあるんですけど……好きって言って欲しいです。これまで一回も聞いたこと無いから、先輩の好きって言葉が聞きたいです」

「~~~~~~~~~~っっ゛♡♡♡♡」

 

 

 これまでに何度も口付けを交わし、愛の結晶である子供を作るための種付けセックスを行っているが、マスターが言うように虞美人が『愛してる』や『好き』という言葉を口にしたことが無かった。

 

 勿論、彼女は彼のことを愛しているのだが、俗に言うツンデレに近い素直になれないせい性格のせいで、いつも『項羽様の次なんだから……ッ♡♡♡』と、好意をキチンと口にすることが出来ない。

 

 しかし、今のプロポーズを受け入れた彼女は、羞恥心から少しだけ戸惑った後に、蚊の鳴くような声で言った。最初は小さかった声も一度でも堰を切れば、ダムが決壊した時のように大きくなる。

 

 気が付けば虞美人は、マスターへの愛を大声で叫んでいた。

 

 

「……好き♡♡ 好きよっ♡ 立香のことが大好きっ♡♡ 立香との赤ちゃんならいっぱい欲しいから、今まで沢山セックスしてたのっ♡♡♡ 恥ずかしくて言えなかっただけで……愛してる♡♡♡」

 

 

 ――ビキビキっ

 

 

「んひぃ――っっ゛♡♡♡」

 

 

 彼女の好きや愛しているという言葉を聞いた彼は、長大なペニスに更なる血流が集まってしまう。虞美人の膣の中でペニスが更に大きくなり、既に押し潰されていた子宮が更に圧迫される。

 

 それ程までに虞美人の愛の言葉とは破棄力があり、彼の理性のようなものを一気に蒸発させた。

 

 彼女はいきなり訪れたポルチオへの強い快感に、背中を弓のように反らせてしまう。尿道口からも潮と呼ばれる体液が噴き出て、マスターの下腹部に水音を立てながら掛けられる。

 

 

「――きゃっ♡♡♡」

 

 

 彼は虞美人をベッドの上に押し倒し、これまでの弱い快感に耽溺する対面座位から、一般的な正常位の体勢へと変化する。甘い蜜のような艶のある長めの茶髪が、純白のベッドの上に広がっていた。

 

 マスターは上半身を彼女の方へと倒し、獣が獲物を押さえ付けるように覆い被さる。彼の逞しい胸板に虞美人の大きな乳房がぐにゅりと潰れ、互いの心音が直に伝わってしまうのでは無いかと思う程に密着していた。

 

 彼女の紅玉のように美しい瞳を見詰めながら、マスターは絶対に孕ませると宣言する。

 

 

「今から絶対に孕ませます。俺と"虞美人"の赤ちゃん作りましょう」

「~~~~~~~~~~っっっ゛♡♡♡♡ ぃっ、いっぱい孕ませてっ♡♡ 立香との赤ちゃん生みたい……ッ♡♡♡ ――あっ♡♡」

 

 

 彼はこれまで何度も行ってきた、子供を作るためのピストン運動を開始した。

 

 ずっと膣の奥深くまで突き刺さっていたペニスが、ズルズルと引き抜かれていく。握り拳のような大きな亀頭に相応しい、親指よりも深い段差のあるカリ首が膣襞をゴリゴリと掘削する。

 

 

「ぃひっ゛♡♡ ぁっ♡ ぁぐッ♡♡♡ ぉっ、おまんこっ♡♡ ぃ゛っ♡♡ ぃひっ゛♡♡♡ すっ、すき♡♡ りつかぁ……ッ♡♡♡ あぁ――っッ゛♡♡♡」

 

 

 何度味わっても慣れることの無い快感に、虞美人は甘ったるい嬌声を上げながら、マスターへの愛の言葉を口にした。それに反応して彼のペニスはビクビクと大きく震え、腰を動かそうとする力も更に強くなる。

 

 性感帯である腫れぼったいG-スポットを容赦無く掘削し、膣から抜ける寸前まで引き抜き、今度は怒張したペニスが奥の小部屋を目指して突き進んでいく。柔らかい膣肉や膣襞が硬いペニスが拒むことが出来る筈も無く、簡単に子宮口と亀頭の先端が触れ合う。

 

 

「ぃっ♡♡ ぃひっ♡ ぁんッ♡♡♡ ぁっ♡♡ ぉくっ♡ りっ、りつかのオチンポぉ……ッ♡♡♡ 奥までぇ♡♡ ぁぅッ♡♡♡ あっ♡ ――んぁっ♡♡」

 

 

 腰の動きに合わせて長いペニスが子宮を更に奥へと押し上げ、限界まで奥まで追い詰められた後には、今もキュンキュンと疼いている子宮が押し潰される。これまでの子作り交尾で開発され切った子宮は、ポルチオを刺激される快感を伝えていた。

 

(ぃっ♡♡ 意識飛ぶっ♡♡♡ 立香のオチンポ、いつもより太くて長ぃ……ッ♡♡ 好きって言うとオマンコ締まるぅ♡♡ こっ、こんなのっ♡♡ ィ~~~~っっ゛♡♡♡♡)

 

 メスのフェロモンをタップリと含んだ潮を何度も噴き出しながら、彼女は気の遠くなるような絶頂を繰り返していた。

 

 虞美人は蜂蜜のように甘ったるい嬌声を上げながら、脊髄から脳に向かって走る電気のような快感に、両手でシーツを力強く握りしめている。後頭部をベッドに押し付けるように首を反らせる彼女の白玉のような喉は、大量に掻いた汗で艶めかしい光沢を放っていた。

 

 杭を打つような力強いピストンをマスターは続けながら、虞美人の汗に濡れる美しい首筋に舌を這わせる。塩分を含んだ汗のしょっぱい味と共に、発情したメスのフェロモンを伴う甘酸っぱいニオイが口の中で広がった。

 

 彼は舌を這わせるだけでは無く、彼は甘噛みをして歯を立てたり、唇でちゅぅっと吸い付く。彼女の白い首筋に薄っすらとした歯型や赤くなった吸い痕が付いていく。それは間違いなくマーキングのような行為であり、自分のモノとなるのだと刻んでいるのだ。

 

 

「んひぃッ♡♡♡ くっ、くびぃ……っ♡♡ ぃっ♡ ぃひっ゛♡♡ りっ、りつかぁっ♡♡♡ ぃっ♡♡ ぃくッ♡♡♡ いくいくいく――っッ゛♡♡♡ イ゛~~~~~~っっッ゛♡♡♡♡」

 

 

 部屋全体に響き渡るような絶頂の声を上げるのだが、マスターは虞美人が孕むまで交尾を止めるつもりが毛頭なかった。これまでよりも腰の動きは更に激しくなり、部屋中に恥骨同士のぶつかり合う破裂音が響き渡る。

 

 

 ――パンッ! パンっ!! パンッ! パンッ!!!

 

 

「ひっ♡♡ ひぃ゛……ッ♡♡♡ んぁ゛っ♡♡ あっ♡ ぁ゛っ♡ あぁッ゛♡♡♡ ひぐぅ……っ♡♡ ぉ゛っ、おまんこっ♡♡ こっ、こわれりゅ……ッ゛♡♡♡ あっ♡ ぁ゛ぅ♡♡ んぅ゛っ♡♡♡ ――ぁひっ゛♡♡♡」

 

 

 ペニスが子宮をペチャンコになるまで押し潰す度に、肺の空気が抜けると共に男性の鼓膜を蕩けさせる嬌声が口から零れる。ポルチオでの絶頂をし続けているせいで、その状態から戻って来れない虞美人は、快楽という名で出来た濁流に押し流されてしまう。

 

 意識が何度も飛びそうになるのだが、膣襞を掘削される鋭い快感に意識が呼び戻される。何度も何度もそんなことを繰り返しながら、愛する旦那様に種付けをして貰うために膣を締め付け、子宮口で亀頭の先端に吸い付き甘えることしか出来ない。

 

 彼女にとって永遠にも感じられた杭打ちピストンであったが、マスターがマーキングだらけの首筋から口を離して、射精が近いことを告げることで終わりが訪れる。

 

 

「――はぁっ。虞美人、射精す! 虞美人のナカに射精すっ!」

「~~~~~~~~~~っっっ゛♡♡♡ だっ、だしてっ♡♡ だいすきなッ♡♡ りっ、りつかのせーえきッ♡♡♡ ぃっ、いっぱいおくにぃ……っ♡♡♡ ぃ゛……ッ♡♡♡」

 

 

 ――パンッ! パンッ!! パッンっっッ!!!

 

 

「孕めっ!!」

「ぃ゛ひ――っッ゛♡♡♡」

 

 

 今までで一番の破裂音と共に、子宮口に深々と亀頭の先端が突き刺さる。余りの腰を打ち付ける力強さに虞美人のお尻はシーツから浮いており、ペニスと腰だけで下半身が持ち上げられている。

 

 そして、野球ボールよりも更に大きな睾丸の中で作られた大量の精液が、彼女の小さな子宮内と言う小部屋に直接、解き放たれた。比喩抜きに数百ミリリットルの精液が、虞美人の子宮内を満たしていく。

 

 ――びゅるッ♡♡♡ びゅるるるるッ♡♡ ぶびゅッ♡♡ ぶびゅっ♡♡♡ ぶびゅびゅびゅびゅっ♡♡ びゅぶるるるるるるるっ♡♡♡ びゅぶッ♡♡ びゅぶッ♡ びゅぶぶぶぶぶぶぶぶッ♡♡ びゅるるるるッ♡♡ びゅるるッ♡ びゅるるるるるるるるぅ……っ♡♡♡ びゅぶぶぶぶっ♡♡♡ びゅぶッ♡♡ ……びゅるッ♡♡♡

 

 

「ィク゛っ♡♡ ィ゛ク゛イク゛イク゛ぅっッ♡♡♡ イ゛っク゛ぅ゛ぅ゛うう゛ぅ゛ぅう゛うぅ゛ぅ゛ぅう゛ぅ゛うぅ゛ぅ゛――――っっ゛ッ゛♡♡♡♡ イ゛ぃ゛~~~~~~~~~~っっっ゛ッ゛♡♡♡♡」

 

 

 濁音混じりの絶叫にも近い嬌声を上げながら、彼女は自分の子宮の疼きがこれまで以上に強くなっていることを感じていた。言霊にも近いのだが言葉には力が宿るものであり、虞美人が素直に自分の中にあったマスターへの好意や子供が欲しいと口にする度に、肉体にも変化が起こっていたのだ。

 

 精霊種として"孤独"に慣れ過ぎていた彼女は、愛を口にすることで漸く家族が欲しいことを自覚することが出来ていった。身体も子供を生むための活動を始め、マスターの孕めと言う言葉が切っ掛けとなり、初めての排卵を行うのだ。

 

 現在進行形で精液が注ぎ込まれている子宮の中に、生まれたばかりの卵子が飛び出してしまったことで、無数にいる精子達が一斉に向かってくる。逃げ場など何処にも存在していないため、当然のようにマスターの精子と彼女の卵子は結合する。

 

 

 ――ぶちゅん……っ♡♡♡

 

 

「~~~~~~~~~~っっっ゛♡♡♡♡」

 

 

 虞美人は声にならない嬌声を上げながらも、自分が子を授かったことを本能的に理解する。そして、天にも昇るような幸福感や快感と共に、ギリギリで保っていた意識を手放すのだった。

 

(でっ、デキ……たぁ♡♡♡ りつか…………とのッ♡♡♡ あか……ちゃん♡♡♡)

 

 精液で下腹部を膨らませる彼女の姿は、そう遠くない未来の姿のようである。

 

 

「……愛しているよ」

 

 

 意識を失っている虞美人の唇に、彼は優しくキスを落とす。そして自身も眠りへと落ちるのであった。項羽との約束を守るように、マスターは彼女を抱きしめ続ける。

 

 

 

 ――永遠の時を生きる二人の人生が幸せに満ちていたことは、語るまでも無いことだろう。




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