ダンジョンのある世界で賢く健やかに生きる方法(裏) 作:子供の子
せっかく季節イベントに則っているので24日、25日に全て投稿したかったのですが、それぞれのヒロインがおざなりになるよりはという判断です。
1.
流石に日が登り始めたのでリビングへ行くと、そこにはルルがいた。
というか、ルルしかいなかった。
いつも通りならばレイさんかウェンディ、フレア辺りが朝食を作っている時間なのだが。
レイさんはともかくとして、ウェンディとフレアがこの時間に起きていないとは考えづらい。
「……まさかまだ全員起きてないってわけじゃないよな?」
「お前がぐーすか寝てる間に皆スタンバイしただけニャ」
「てことは次はお前か」
「そーゆーことになるのニャ。くりすますとやらは興味ニャいけど、貰えるもんは貰っておくのニャ」
そう言うルルの黒い猫耳がぴこぴこと動く。
家の中は基本的に一日中暖房が効いているというのもあって、ルルは相変わらず薄着だ。
健康的な腹筋や太ももを惜しげもなく晒している。
猫は寒がりなんて話を聞くがうちに限ってはそうはならないらしい。
ルルはおっぱいが案外大きい。
もちろんシトリーや綾乃、ダークエルフの三人には及ばないのだが、それでも俺の掌で余るくらいのサイズだ。
つまり総合的に見ればルルもエロいにはエロいのだが、如何せん他の面子に比べるとすぐにはそういう気分になれない。
アホが相手だからだろうか。
「朝飯食ったか? お前」
「食ってないニャ。腹が減っては戦はできぬとかいう言葉があるらしいニャ?」
つまり自分の分も作れ、という催促だろう。
猫のくせしてキャットフードや◯ュールなんかは食べず(後者はかなりの興味を示したが、ルルいわく味が薄いらしい。どうやら嗅覚はともかく味覚は人間とほとんど変わらないようだ)、味噌汁に飯をぶち込み、そこへ大量の鰹節を乗せたねこまんまを好んで食べる。
別に作るのに手間はないし、律儀に飯は炊いていってくれているので(レイさんかウェンディだと思われる)それくらいなら俺にも作れる。
自分の分……それと綾乃とレイさん、ダークエルフの三人分まで味噌汁を作っている最中にふと思いつく。
普段のルルを見ていてムラッと来ることがないとは言わない。
だが、やはり扇情的というよりは生意気な子どもを相手しているような気分になるのは間違いない。
しかしルルにもそれが覆る瞬間がある。
というかとある条件を満たせば良いだけの話なので、わかりやすい。
しばらくして自分の分の白米と梅干し、味噌汁。
そしてルルの分のねこまんまを机の上に置く。
「お前は偉いのニャ、金持ちはみんな自分で飯を作ろうとなんてしニャ……ニャ」
席についたルルは何かに気づいたようで、金色の瞳を丸くする。
まあ気づきはするだろう。
味覚は人間でも、嗅覚は猫のそれなのだから。
「……お前も好きものだニャ」
「でもお前も好きだろ?」
「それはそうニャ」
――そして。
その表情は先程までのふてぶてしい猫のものではなく――発情しきった雌のそれである。
「どうせあたしの番なのニャ、たっぷり楽しませてもらうニャ」
有無を言わさずにルルに襲いかかられる。
魔力抜きの筋力で、俺はルルに敵わない。
筋肉量だけで言えば圧倒的に俺の方が多いはずなのだが、種族による特性か何かなのだろう。
そもそも素の身体能力がずば抜けているのだ。
そして俺は今、敢えて魔力による強化を切っている。
つまり為されるがままというわけだ。
服を強引に脱がされ、ズボンも毟り取られる。
そしてルルはパンツ越しにすんすんと匂いを嗅いだ。
「オスの匂いだニャ……それも、
そのまま床に押し倒された。
理性を失っているようで、一応俺にダメージがいかないようにされている。
普段はルルだけに限らず大抵の女性陣に対して逆の立場なのでちょっと新鮮だ。
ルルは黙ってれば美少女だ。
黙ってれば。
あるいはこうして発情――というか酔っ払っている時なんかはただのエロい格好をした猫娘である。
俺のちんぽも当然期待に大きくなっていた。
パンツを脱がされ、ばるん、と勢いよく飛び出たちんぽにルルは一も二もなくかぶりつく。
「……っ」
一瞬ひやっとしたが、人より発達している八重歯がちょっと当たるのと猫だからなのかザラザラの舌が触れるばかりで特に痛みはない。
どころか、普通ならばえづいてしまうような喉奥まで一気に咥えられたので途轍もなく気持ちがいい。
「ぢゅ、ちゅぱ、むちゅ、んぅ、はぁ♡ ん、んぶっ……ちゅ、ちゅ、んちゅ、んぶっ♡ ふ、んぅ♡ れる♡ ちゅ、ちゅ、れろ、ん~ちゅ、ん、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ん~ぅ――はぁ、はぁ」
ザラザラの舌と時折当たる八重歯、そしてそのまま飲み込まれてしまうのではないかと思うほどのバキューム。
気持ちよくないはずがない。
というか、もう、我慢が――
思わずルルの頭を抑え、そのまま喉奥――というか食道に向けて射精する。
「んぶっ、むぐっ!? んっ!? んっ! んーーー!?」
慌ててちんぽから離れようとするルルの頭を抑えつける。
当然、素の身体能力では勝ち目がないので魔力による強化は忘れない。
ルルの目尻から涙がにじむ。
尻尾が苦しげにパタパタと動く。
先程まで優位に立っていた猫娘と、一気に立場が逆転した瞬間だった。
長い射精を終えた後、ぬろぉ……とルルの喉からちんぽを引き抜く。
精液やら唾液やらなにやらでてかてかになったそれで、放心状態のルルの頬を叩いた。
「まさかこれで終わりじゃないよな? ルル」
「ニャ……ニャ……♡」
ミーティア族……というより、獣人族は己より強い者を信奉するような傾向にある。
もちろん、理性というものが存在する限りは信奉とまではいかずに単に敬う、尊敬する、程度で済むのだが――
ルルと何度か交わっているうちに、とある事実に気がついた。
彼ら獣人にとって、
先程、ルルが俺のちんぽの匂いを嗅いで「強いオスの匂い」だと言っていた。
この場合の強いオス、というのが喧嘩が強いという意味ではなく――
「ルルに種付けしてほしいニャあ……♡♡♡」
半ば意識が飛んでいるような状態のルルが、まんこを自分の手で開き、腹を見せて服従のポーズをしながら媚びる。
ひくひくと蠢く膣肉からはすぐにでも肉棒が欲しいのか、愛液がどばどばと出ている。
そう、生物的なオスとしての強さ。
つまり獣人は性行為をしている最中に限り、精力の強さにも屈服するのだ。
その点、俺のそれは多分誰にも負けないくらいのものを持っている。
自分で言うのもなんだけどな。
そもそもこの分野にも魔力による強化はかかるらしいので、下手すりゃこちらも世界一かもしれない。
要するに何が言いたいかと言うと、またたびで酔っぱらい、本能をむき出しにされているルルは俺のちんぽに抗えないのだ。
「壊れて――くれるなよ!!」
ドチュンッ、と。
「ニ゛ャッ♡♡♡ あ゛っ♡♡♡ アッ♡♡♡ あ――♡♡」
おねだりに従って一番奥まで突っ込んでやる。
痙攣するように震える体。
尻尾が俺の太ももにぐるぐると巻き付いてくる。
両腕が俺の胴体に回され、ギリギリと締め付けてくる。
普通の人間だったら――というか俺じゃなければ死んでるくらいの力の強さだ。
魔力強化を解禁した俺にとっては、普通に抱きつかれているのと大差ないようにしか感じないが。
そのまま奥から浅いところまで、長いピストンを開始する。
まるで子種を搾り取ろうとしてくるかのような動きで膣内が収縮運動を繰り返す。
奥へ進む時は歓迎されるが、浅いところへ行く時は逃すまいとちゅうちゅう吸い上げられる。
本能で俺の子を孕もうとしているのだ。
「ゆーま、おくぅ、ずぶずぶ……♡♡♡ いっぱい♡♡」
幼児退行したようなうわ言を繰り返すルル。
ちなみにこの段階まで来るとルルの特徴とも言える取ってつけたような語尾の「ニャ」は完全に消え失せる。
両親の前ですら徹底するルルなりのキャラ付けだが、流石にここまで本能が剥き出しになっている時はその限りではないようだ。
「んぁっ♡ あっ♡ ずぶずぶ、♡ おなかっ♡♡♡ すき♡ すき♡ すき♡」
歓喜と快楽に染まるルルの表情が段々と危ないものになっていく。
金色の瞳がぐるんと上を向く。
そして――
「あ――――――♡♡♡」
ひときわ強い絶頂と共に、俺もルルの最奥へと精を吐き出した。
その途中、俺の肌にすら傷が残るレベルで腕に爪を立てられる。
ずるずるとちんぽを引き抜くが、あれだけ出したはずの精液が一滴も垂れてこない。
全て己の体の中に
避妊魔法は使っているので孕む確率は低いが、本能レベルでここまで貪欲なのだと考えるとある意味感動すら覚える生存本能だな。
そして。
愛液に塗れたちんぽを、うつろな目をしたルルが何も言わずにぺろぺろと舐め取っている。
普段はあれだけうるさいルルがここまで従順になる姿に何も感じないはずはない。
再びむくむくと大きくなり始めたちんぽが落ち着くまで、俺はルルと交わり続けたのだった。
2.
「人のことは言えないけど、あいつの体力はバカげてるな……」
結局。
そのまま3時間ほど、恐らくは三桁に達するほどの絶頂を繰り返したルルが気を失うまで繋がっていた。
最後の方なんて中に出された精液でちょっとお腹が膨らんでいたくらいだ。
避妊魔法がなかったら種族の壁を突破して余裕で受精しているだろう。
魔力こそ普通より多めだが、一般的な女性の体力とさほど変わらない綾乃や、まだ慣れていないレイさんやアンジェさんたちに比べ、ルルを満足させるのは骨が折れる。
そしてそれを経た上でまだまだ余裕のある自分の性欲の強さにも呆れる。
いや、性欲が強いというか、あくまでこれは膨大な魔力量による強化の結果なわけであって、特別俺がエロいというわけでは……あるかもしれないが流石に素の状態でここまでできるわけではない。
魔力がなければ俺だってただの人間なのだから。
――で、だ。
ルルを抱いた後、どうすればいいのか困った俺は綾乃かレイさんを一旦起こして指示を仰ごうとし――リビングの机の上に一枚のメモがあるのに気づいた。
一緒に転移石が置いてある。
『これを使うべし』とやたら達筆で書いてある。
「…………」
とりあえずどこへ転移させられるのかわからないのでちゃんとした格好に着替えて(と言っても流石にドレスコードが必要なところだったりしたら困るが)、防寒具も準備した後に転移石を発動する。
「ん? 思ったより早かったな、悠真くん」
何やら書き仕事をしていた未菜さんがそこにはいた。
ここは……ダンジョン管理局の社長室か。
ルルで多少時間を取ったとは言え、綾乃、レイさん、アンジェさんたちはすぐ終わったからな。
確かに想定していたのよりは少し早いのかもしれない。
「仕事ですか」
「そうなるな。とは言え、そんな時間もかからない。すぐ終わるさ。すまないが、少し待っていてもらえるか?」
「それは別に構いませんけど……」
流石に他社の社長の仕事を手伝うというわけにもいかない。
大人しくしばらく待っていよう。
……あ。
そうだ。
「未菜さん、クリスマスプレゼントなんですけど、実は今日に間に合いませんでした。ガルゴさんに刀を作って貰ってるんです」
「ガルゴさん? ああ、君のお父上とシエルさんと共に旅をしていたという……やはりドワーフというだけあって、戦士である上に鍛冶師でもあるのだな」
「そういうことです。ダンジョン産のドロップ品をふんだんに使って貰ってるんで、かなりの業物になると思いますよ」
「それは楽しみだ。いい子にしていた甲斐があったな」
そう言って未菜さんは少し悪戯っぽく微笑む。
そういうのも男前に映るのだからなかなかどうして罪な人である。
だが――
確かにかっこいい面が目立ちがちな未菜さんだが、一皮むけばちゃんと可愛らしい人なのだ。
それを知っている俺はちょっとした悪戯を思いつく。
「未菜さん、ちょっとでかけていいですか? なるべく早く戻ってくるんで」
「ああ、もちろん構わないぞ。待って貰っているだけでは申し訳ないからな」
30分後、用事を終えた俺が部屋へ戻ってくると未菜さんはちょうど仕事が終わったようで、椅子に座ったまま伸びをしているところだった。
そんな彼女に俺は紙袋を手渡す。
「なんだこれは?」
「刀は間に合わなかったんで、それとは別にプレゼントです。イブにも仕事を頑張っている未菜さんへご褒美ってことで。今着てみてください」
「着てみて……? 服なのかっ?」
訝しげな表情を浮かべるも、嬉しいには嬉しいのかニマニマしながら紙袋の中からそれを取り出す未菜さん。
「これは……」
「似合うと思いまして」
「いや、こういうのは……私には似合わないんじゃないか?」
「絶対似合います。大丈夫です。そんじゃ俺はしばらく扉の外に出てますんで、着替え終わったら呼んでください」
「あ、ちょっ……」
未菜さんの静止の声が届く前に俺は扉から出ていってしまう。
聴力を強化して聞き耳を立てると、しばらくは逡巡していたようだったが衣擦れの音が聞こえてきた。
どうやら着替えてくれるらしい。
で、しばらくして……
コンコン、と内側から扉がノックされる。
準備OKということだろう。
俺は扉を開けて中へ入り――
「――!」
息を呑んだ。
想定していた以上だったからだ。
ベージュっぽいカーディガンに白いブラウス、そしてドット柄の入った膝あたりまでのスカートに、黒タイツ。
店の人に未菜さんの写真を見せて(当然かなりの口止め料を払った。今や未菜さんは国民的英雄兼アイドルのようなものだ)似合いそうな
それに加え、普段のポニーテールをやめて髪を流している。
恥ずかしそうに頬を染めながら、小さな声で未菜さんは聞いてきた。
「その……本当に似合っているのだろうか。私にこういう可愛らしい格好は……」
「いや、めちゃくちゃ似合ってます。超可愛いです、マジで」
予想の100倍くらい可愛い。
元々かなり高く見積もっていたのに、そのハードルを軽々超えられたのだ。
「ほ、本当か? いや、でも……うん、悪い気はしないな。君以外にこういう姿を見せるのはちょっと……いやかなり恥ずかしいが」
「くっ……」
なんだこの可愛い生物は。
あれがいつも大人な魅力を醸し出している(たまにポンコツではあるが)未菜さんだと言うのか。
「しかし……」
未菜さんは黒タイツを脱ぎ始めた。
「せっかく君に買って貰ったのだから、破られたりするわけにはいかないからな」
顔を真っ赤にしながらそんなことを言う未菜さん。
もう我慢できるはずもない。
俺は未菜さんに近づいていく。
「ほんっとうに……可愛いことばかり言いますね、今日は特に」
「あ、あまり可愛いと言うな……」
そうは言われても実際可愛いのだから仕方がない。
「んっ……♡」
こう見えて少女漫画なシチュエーションに憧れている彼女に合わせる為、俺は未菜さんを顎クイしてキスをした。
少しして離れると、未菜さんの表情は完全に恋する乙女のそれになっていた。
いつもと髪型が違うというのもあって、不意打ちを食らったかのように心臓が高鳴る。
どうしよう、この人本当に可愛いぞ。