琴葉が童磨を撃沈させてます
「愛し合おう」
童磨が閃いた言葉は、「愛し合おう」だった。
一度使ってみたかった文句であるが、ありていに言えば、「やらせろ」である。
でももしも、やっぱり琴葉が帰りたいと言うならば、童磨は我慢しようと思った。
童磨はいつものように優しげな笑みを浮かべながら琴葉の承諾を待つ。
もちろん内心は続きがしたくてたまらない。
けれど琴葉が願うなら叶えてやりたい。
俺は性欲しか満たせない男じゃないんだぜ、と、童磨は琴葉にわかってほしかった。
(愛し合う…?)
琴葉はさっきのローションを使うと愛が深まるらしいことを思い出した。
確かに愛なのか何なのか確実に深まっているものがあることが琴葉にもわかる。
琴葉はこれ以上進むのはこわいと思ったが、童磨は先に進みたくてたまらない。
それが琴葉にはわかったので、
「はい」
小さく頷いた。
(こんなわたしを捜しに来てくれた教祖様へ…わたしの愛をお返ししましょう)
琴葉の小さな「はい」の承諾を聞いた童磨は心の中でやったぜと叫ぶ。
童磨は己の単純さに呆れるどころか寧ろ嬉しい。
知らずにいた自分の内面の一部を知れたのだから。
童磨は琴葉の顔を見た。
まだ十八歳になったばかりの琴葉は身体の発育は大人だが、顔はまだあどけなさが残る。
琴葉は本当に綺麗な子だなあと思うと射精して萎えかけていたモノが見事に勢いを増す。
百年以上の時を経て漸く巡り合えた一生手元に置くと誓った琴葉を童磨は抱きしめた。
外からはひゅんひゅんと風の音が聞こえ窓ガラスを震動させる。
琴葉がしがみついてくるのでその流れで童磨は琴葉の中に己を侵入させた。
挿入はとてもスムーズで、いつものように奥へ奥へと呑み込まれる。
眉根を寄せる童磨の顔は切なげで、包み込まれた肉のスティックの歓びが琴葉の内部へ直に伝わる。
琴葉が更にキュンと与えると童磨は熱い吐息を漏らした。
「うふふ、教祖様はこれがお好きね…」
「わかるかい?」
「よくわかるわ、だって震えてらっしゃるもの」
「すごく好きだよ。こんなに好きなのは初めてだ」
「まぁ、嬉しいわ」
琴葉の優しい微笑みが童磨の静かな心に落ちて、じわり、と遍く広がる。
琴葉がまたキュンと与えてくるので童磨も負けじと腰を引いてから最奥を突く。
「あん♥️」と言う琴葉の歓ぶ声と、グチュッと響く愛の音が童磨の官能を刺激する。
「…実は俺、本当は、」
何故、琴葉に打ち明ける気になったのかはわからない。
「愛なんて存在しないと思ってるんだ。くだらないなあって」
「そうなんですか?わたしも愛とかよくわからな…あんッ♥️」
童磨がまたひとつ奥を突くと、琴葉の乳房が美しく妖しく揺れ動くので手を伸ばして掴み取る。
おっぱいを触る童磨の眼は煌々しており、ただエロさが増しただけだが、琴葉の眼には童磨がまるで無邪気な子供のように見えた。
「わたしは誰からも愛されたことがないから。でも…」
童磨は琴葉と過去の話をしたことがあった。
琴葉に肉親はおらず兄弟もいないらしい。
というか結婚させられる以前の記憶が曖昧で、断片的にしか思い出せないと言うのだ。
頭を強く打ったためなのか、忘れなければ生きて行けない辛い経験をしたからなのか理由はわからない。
童磨は琴葉に被さって、その深い胸の谷間に顔を埋め、すりすりと頬を膨らみにすり寄せて柔らかさを味わった後、乳首に吸い付いた。
「教祖様はおっぱいもお好きね」
「大好きだよ…ちゅぱちゅぱ、ん~♥️」
琴葉はこれまで童磨に色んな変態めいたことを何度もされているが、何故かドン引きはしておらず簡単に許せてしまっていた。
母乳を心から喜んで美味しいと言って飲む行為も、もしかしたら変態の部類なのかもしれないが、二人が良ければ誰も咎めることなどできない。
「でもね教祖様、わたしわかったの。わたし伊之助を守りたいの、とても愛おしいの…この気持ちが愛だと思うの。今夜はわたしの愛を教祖様にもお裾分けしますね」
童磨はもう一度、琴葉の乳首に吸い付いた。
そして抜き挿しを繰り返しながら、お裾分けなんかじゃなくて琴葉の愛が全部ほしいと言おうとしたが、
「!!」
琴葉のお裾分けは凄かった。
琴葉は締め付けるというよりは、中をキュンと動かして男性器を絶妙に圧迫することができる。
暴力夫のレイプまがいの行為の苦痛から逃れるため、夫を早く射精に導くために生み出した琴葉特有の秘技だ。
「わたし、教祖様が大好きです♥️」
琴葉は愛を込めて童磨にその秘技を使った。
♡きゅうううぅん♡
愛情を持った襞が蠢いて童磨に張り付いてくる。
「…ぅ、、」
童磨は琴葉を抱くようになってから自分の世界の狭さに気がついた。
そして今もまさにそれを思い知らされている。
この圧迫度とバランスの取れたヌルヌル感、無数の襞の蠢き。
ひとつひとつの襞がまるで意思を持っているかのように童磨を包んで離さない。
今夜は“愛”というスパイスも込められているせいかまた格別だ。
こんな気持ちいい世界がこの世にあったとは!
そして、童磨が奥を突く度に漏れる琴葉の甘く可愛い声と切ない顔が、
「琴葉…俺、も、、」
童磨をいとも簡単に撃沈させた。
その時、童磨の中で何かが爆発した。
それは間違いなく愛しさだった。
(琴葉が好きだ、愛してる…)
童磨は震えながらドクドクと琴葉に愛を注ぐ。
琴葉は童磨の腑抜けた顔を、優しくまるで観世音菩薩のように見つめていた。
(教祖様のあの顔…とても気持ち良さそうだわ…わたしにはこんなことくらいしかできないけど、
琴葉は童磨が脱力感を味わい、己を抜くだろうと思っていたが、
(え?教祖様のおちんちん大きくなった!?)
愛を注ぎ入れても尚、その勢いは衰えないどころか逆に元気になっていた。
生きていることをより深く感じられる濃密な時間。身体の中を突き抜けた官能の極致と爆発した愛しさ。
童磨の細胞のひとつひとつまでもがその歓びに満ち溢れて衰えることを許さなかったのだ。
「これからは俺が琴葉を愛してあげるよ…」
「…え」
「さ、次は琴葉がイく番だ。俺の愛を受け取っておくれ」
何かを言おうとした琴葉の唇に、童磨は荒々しく口吻けて唾液を混ぜ合わせる。
上も下も混ざりあった愛でぐちゃぐちゃだった。
童磨は深く繋がりたいと琴葉の脚を担ぎ上げてふくらはぎを己の肩に乗せた。
そのまま押し潰すように体重をかけて琴葉の弱点である奥をグチュリとひと突きしてぐにぐにと掻き回してやる。
結合部からは泥を掻き回すような、それはそれは淫靡な音が漏れ、混ざりあった愛が溢れて飛び散る。
「ぁぁ♥️ぅ、はぁん♥️ぁぁん♥️」
とても気持ちいい琴葉は何も考えられなくなり、まるで弱った獣のように喘ぎ、その悲痛に似た甘い声は童磨の脳を痺れさせる。
童磨はよがって歪む琴葉の顔をみながら、その弱点を掻き回し、そして激しくピストンを繰り返す。
(わかったよ琴葉…これが愛なんだねえ)
やがて二人の舌は二匹の軟体動物のように縺れ合い、どちらのものともわからない唾液にまみれ、お互いを味わう。
手のひらを合わせて指を絡み合わせ、繋がれる部分は全て繋ぎ合わせたなら、童磨の中に琴葉が、琴葉の中に童磨が流れ込んでくるようだった。
琴葉の中は熱く、童磨を存分にしゃぶり尽くそうと涎を垂らして襲いかかる。
絶妙な刺激を童磨に与え、絶頂に
ひとつひとつの襞が童磨に吸い付き、抜き挿しの度にちょうど良い刺激を与え続ける。
揺れ堕ちて、持っていかれそうになる。
(ああ・・・すごい、琴葉、琴葉・・・・・)
多勢に無勢である。
蠢く無数の襞を前に、もう果てるしか手はない。
けれどまだ繋がっていたくて、熱いこの中をまだ堪能したくて、童磨は破綻する前になんとか堪えた。そして琴葉にもまだ我慢するように言おうとしたが、
「イ♥️っちゃうイっちゃうイっちゃう┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈」
甲高い喘ぎ声を漏らし、脚を、体中を硬直させながら琴葉は果ててしまった。
今夜九回目の琴葉のオーガズムである。
童磨はもちろん数えていた。
前後して膣内は激しく痙攣し、射精に導こうときつく締まるので、
「…うぅ」
童磨は思わず呻吟の声を漏らす。
けれど童磨はその琴葉の律動がたまらなく嬉しい。
なぜって、その律動ひとつひとつが琴葉の歓び、琴葉そのものなのだから。
「…ふ、ぅ、」
童磨は呼吸を整えてから、オーガズムに達し放心状態の琴葉に語りかける。
「俺の愛はまだまだこんなものじゃないからね…俺の愛の深さを教えてあげよう」
そう言って童磨は琴葉の額や首筋にある玉のような汗を舐めとっていく。
琴葉の耳に童磨の声は届いているものの、まだ思考が麻痺して放心状態の琴葉は童磨にされるがまま身を任せる。
すんでのところでイくのを堪えた童磨のモノは角度も硬さも衰えておらず、琴葉の中に心地良くおさまっていた。
次でラブホテル編やっと終われそうです
妄想がなかなかまとまらず・・・やっとまとまった感じです
お読み頂いてる皆様、ありがとうございます((T_T))