涙で歪んだ視界で琴葉の方を見ると、無惨の顔をびしょ濡れにさせた潮をハンカチで拭き取ろうとしているようだ。
しかし無惨はそれを拒否して、潮を化粧水のように顔面に塗りたくっており、戸惑う琴葉の様子が童磨の眼に映る。
(俺以上に変態だねえ・・・あの方は!)
童磨は同類として、やっと無惨の意図がわかった気がする。
あの時は美女の略奪が趣味なのだと思った。
それもあるのだろうが、おそらく琴葉の身体から分泌される母乳や体液に魅せられてしまった、つまりは自分と同じなのだと。
異なる点といえばそこに愛は無いということだ。
そうこうしているうちに無惨がズボンを脱ぎ捨て、琴葉お得意のフェラチオが始まってしまう。
童磨が寝ている角度からはちょうど局部は見えないが、琴葉の頭の動きで一生懸命に奉仕していることが童磨にはわかった。
昨日農家から届いたマツタケに似ているわと思いながら、琴葉は手のひらと唇と舌でおチンポをさばく。
あの無惨が気持ち良さそうな吐息を漏らしており、琴葉の巧妙なチンポさばきが気に入ったのだろう。
琴葉は亀頭を念入りに、おチンポ全体を丁寧にしゃぶり、無惨は癒やされまくるが童磨はどんどん病んでいく。
これは一体何の因果なのだろうか。
「そこまでだ。これ以上は出てしまう」
「はい」
発射準備が整った無惨のイチモツは今にも暴発しそうに大きく力強く自信満々で直立しており、琴葉はその仕上がりに満足する一方で、こんなことが得意な自分に複雑な気分になる。
「琴葉、私は
「え?」
「昨晩もしただろう、できるな?」
「は、はい」
実は、無惨は昨晩もまるでディルドオナニーのように琴葉を直立おチンポに跨がらせ挿入させていた。
琴葉は別に嫌ではないのだが、恥ずかしいのですすんで自ら男性器を
けれどこの身を無惨へ捧げると誓ったのだ。
無惨が見たいなら喜んで見せてあげたいと琴葉は思う。
しかし、琴葉の気持ちとは裏腹に童磨は震えが止まらない。
(昨晩も?俺と伊之助が寝てる間にヤったのか!?)
人は傷つきながら成長すると言うけれど、これじゃあ成長する前に精神を病んで御陀仏じゃないかと童磨は思う。
“この身から感情を切り取ることができたらいいのに”
そう叫んで慟哭していたあの日の信者の気持ちが今なら良くわかる。
けれど、感情が無かったあの頃に戻りたいとは不思議と思わなかった。
「さあ、おいで琴葉」
無惨はソファーに大の字のようにもたれて座り、両手を広げて琴葉を迎える。
琴葉は少し緊張気味に、対面座位で挿入できるよう無惨の正面に立った。
(イヤだ!!!やめてくれ琴葉!!!)
生まれて初めて愛してしまった女が、自分ではない男のモノに跨がろうとしている。
その場面を生で見ることができるのは非常に貴重な体験なのかもしれない。
(そうだよ、俺は教祖として色んな体験を積む必要がある。これはその為の試練で・・・)
窮地に陥った童磨はそんなふうに考えようとするが、できない。
イヤだ、やめろと溢れ出す感情を止めることができない童磨は、もう完全にあの頃の童磨ではなかった。
錯乱しながら琴葉を見ると、無惨にソファーの上に乗るように指示されている。
琴葉は頷くと、差し出された無惨の手を取りながら、まずは右足を先にソファーに乗せ、そのまま踏ん張って左足も乗せた。
「きゃ」
しかし琴葉の足がぐらつき、前のめりになって無惨の顔におマンコを密着させるというハプニングが発生する。
無惨はそのまま琴葉の尻を抱えてクンニしており、これは偶然ではなく無惨が計算した上での謀なのだと童磨にはわかった。
(まわりくどいなあ…俺だったらもっと正々堂々とやるのに…無惨様は臆病者だ!)
けれど、無惨をどんなに罵っても状況は変わらない。
それどころか、クンニで気持ち良くなった琴葉は物欲しそうな眼で下方にあるおチンポを見つめている。
「私が支えているからそのまま腰を沈めるといい」
「はい」
無惨は琴葉が挿入しやすいように自身を握り、天に向かって直立させる。
そしてもう片方の手で琴葉の尻を支える。
クンニされて緊張が解けた琴葉は無惨の肩に手を置いて、スクワットするように腰を落としていく。
挿入の瞬間、その光景は皮肉にも童磨が寝ている位置から見えてしまった。
瞼を閉じれば見なくて済むが、見たくないのに童磨は眼を見開いてドキドキしながら見てしまう。
あと50センチ、40センチ、30センチ、琴葉のおマンコがゆっくりと無惨の亀頭に近づく。
あと20センチ、10センチ。
(イヤだ!!やめてくれそれ以上は!!!)
すぐそこに無防備な二人がいるというのに、赤ちゃん童磨は手も足も出せない。
その屈辱は生身を炎に投げ入れられたかのようで、童磨の額から苦悶の汗が血のように滴り落ちる。
そして、とうとう琴葉のおマンコは無惨の亀頭に到着する。
膣と先っぽが触れ、琴葉が更に腰を沈めると、
ヌポん
無惨の亀頭が膣に吸い込まれた。
無惨は背筋がゾクリとするような、何とも言えない快感に襲われ、とても良いと思う。
琴葉に目隠しをして抱いたあの夜、無惨は早漏を繰り返し己のもたない身体に驚きを隠せなかったが、名器の扱いには幾分か慣れた。
いや、慣れたというよりは我慢強くなったと言うべきか。
琴葉はそのまま更にゆっくりと腰を落とし、やがてパイパンおマンコは無惨のイチモツを根元まで咥え込んだ。
無惨は眉根を寄せ、その快楽を我慢しながら、イチモツが包まれていく様をしっかりと見た。
「無惨様、全部
「良くやった、根元までずっぽりだ」
眼を細めた無惨の顔は切なげで、その快楽に浸っているのが童磨には痛いほどわかった。
つい最近までその快楽を得ていたのは自分だったのだから。
(───嗚呼…)
童磨のこの無念さは筆舌に尽くしがたく、けれど極めて正常な反応とよんでいいものか、小さなおちんちんはかたくなっていた。
「実に気持ち良い…全体に絡み付いてくる」
無惨はまるで己の中心がおマンコに食べられてしまったような錯覚に陥る。
「あの…無惨様のおちんちんも…その、き、亀頭?というのでしょうか…素敵な形です…先っぽが少し出てて…奥に当たるので」
「ほぅ」
無惨は変えようと思えばおチンポの形を変えられるが、セックスは原形がいちばん感じるのでオリジナルで勝負していた。
その形を素敵だと言われ、もちろん嫌な気などしない。
(琴葉はこの若さで男性器を熟知している・・・美しいが故の宿命か・・・まあ良い、何も知らぬ小娘に私は興味がないからな)
お互いの性器をいいねし合い、無惨と琴葉のまわりがラブラブしたムードに包まれる。
無惨は琴葉のブラウスのボタンを外した。
楽しみにとっておいたおっぱいが露になり、琴葉はとうとう全裸にされてしまう。
寒いわと言う琴葉に対して、無惨は温めてやろうと言って琴葉の背中に腕をまわし、琴葉は無惨の胸に顔を埋め、対面座位で挿入したままきつく抱き合っている。
(なんだよあれ!!)
ここまでくると、童磨は達観したというか、来るなら来いという気持ちになった。
俺の知らない、他の男に身体を許す琴葉も知っていて損はない。
精神を苛む感情を抑え込むなんてできないけれど、どんな琴葉でも、どんなに乱れた琴葉でも俺は受け止めるんだと童磨は決意する。
漂う甘い空気が童磨を追い詰めるが、ぎゅっと小さな手を握り締めて耐える。
しかし、琴葉を何食わぬ顔で奪った無惨に対しては話は別だ。
いつか無惨に復讐してやりたいと思う。
(感情があると物騒なことを考えちゃうねえ)
童磨が尊敬していた無惨は、童磨の中にはもういなかった。
やがて琴葉が無惨に動いてみせろと命令されると、琴葉は腰を上下させる。
琴葉が腰を浮かせると見える己の陰茎、そして沈むと包まれる結合部を無惨は興奮しながら見ていた。
ぱちゅん ぐぷッ ぬちゃッ
琴葉のまるい尻が沈むたびに漏れる音は卑猥で、部屋全体がエロい空気に包まれていた。
しかし、恥じらいながらも乱れていた琴葉が突然動くのを止めて、これ以上はこわいと無惨に抱きついたのである。
「良くやった、おまえはもう何もしなくていい。ただ私に抱かれていなさい」
無惨はそう言って結合したまま琴葉を抱えて立ち上がり、くるりと反転すると琴葉をソファーへ押し倒した。
「ぁッ♥️」
先っぽが奥に当たる位置が微妙にズレて琴葉に新たな快感が生まれる。
その快感が無惨へもビンビンと伝わっていることが童磨は無惨の顔でわかった。
無惨はおっぱいを揉みながらおチンポを抜き挿しして琴葉の奥を突いている。
そこを突かれる度に漏れる琴葉の甘い声、苦しそうに歪む琴葉のその顔をじっと見つめながら無惨は責め立てている。
額に汗を浮かべて。
(へえ、あの方もあんな顔するんだなぁ…)
鬼ではなく、純粋に人間の男のような顔。
けれど、それよりも、童磨は無惨が思いのほか琴葉を知っていることにショックを受けていた。
琴葉はオナニーを知らない、自分ひとりではイけない、イき方を知らない女だ。
無惨はそれを承知しており、何もしなくていいと言ったのだと童磨は確信する。
いつの間にふたりはそんなことを話せる仲になった?
そこに愛はないと思っていたが長く一緒に過ごすうちにもしかして?
(いや、絶対にない。あの方は何れ間違いなく琴葉を喰う!!)
人間に見えるのは上部だけ。
無惨は人間の心を持たない鬼なのだからと自分のことは棚に上げて童磨は思った。
「あ~♥️さ、先っぽが当たっ…あ~~━━━♥️」
無惨は琴葉の奥をかき回すようにピストンしながら母乳を飲んでいた。
琴葉が感じるほどに母乳の味が上質になるので、琴葉のオーガズムが近いことを無惨は察する。
「ダメ ィ< ィ< ィ<──────────♥️」
伊之助と童磨が寝ている手前か、琴葉の声は控え目だったが、おマンコは派手にイった。
膣内は痙攣し、きつく締まり、蜜汁が飛び散る。
「うぐ」
まだイくつもりがなかった無惨も、オーガズムの蠢きに我慢ができず母乳を飲みながら射精してしまう。
達観したであろう童磨は冷静にその光景を見ていたが、小さなおちんちんは痛いほどかたさを増していた。
無惨はお互いの絶頂が鎮まり、精子を全て注ぎ込んでからイチモツを膣内から解放した。
琴葉の股から性交の証である混ざりあった白濁の液体がとろりと垂れてくる。
(・・・まさか、妊娠したりしないよな?)
童磨は本気で子供がほしいと思っていたが、毎晩セックスしても琴葉は妊娠しなかった。
鬼を増やす事ができるのは無惨の血のみであることは知っていたが、毎晩すればできるんじゃないかと期待していたのだが。
けれど巷で鬼の子が生まれたという噂は全く聞いたことがない。
それに、無惨が好きで同類を増やしているわけじゃないことを知っている童磨は、普通に考えて妊娠するはずがないと思う。
運良く妊娠しても流産か死産。
けれど無惨は鬼の始祖だ、その能力があるのではと思う。
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
やけに心臓の音が大きく響く。
童磨の視界を闇が覆う。
略奪するだけじゃ物足りないのか?
孕ませるつもりなのか?
───溢れる涙、歪む視界。
(参ったなぁ・・・・・あっはは、はは・・・随分長く生きたけど初めて知る味だよ・・・)
あの日の絶望とはまた違うこの絶望の味に、童磨は酔い痴れた。
ちんたら書いててごめんなさい
完結させる気はあります!