夜も更けたトーキョー湾に面するコンテナターミナル。日中はフォークリフトや作業員が行き交うこの場所も、日付が変われば人影は消え失せる。
ここ数カ月になって劇的に治安が改善されたとはいえ、依然としてこの土地は魔都や死都と呼ばれる魔境の一つであり、夜半にもなって出歩こうという向う見ずな人間などどこにもいない。
雑踏ははるか繁華街のネオンのもとに集い、ここでは無骨な貿易コンテナがナトリウムランプのオレンジの光に静かに照らされている。
――――そんな中、コンテナの合間を疾駆する黒い影がひとつ。
「はぁ……はぁ……っ!」
軽快にアスファルトを踏みしめる音が闇夜に響く。硬いブーツの足音がコンテナに反響して歪な残響を置き去りにしていた。
風を受けて真後ろに流れる黒髪は夜空のように光沢を放っている。グラマラスな肉体を押し包むラバースーツは、オレンジ色の光を受けてそのメリハリのある輪郭をくっきりと浮かびあがらせていた。
胸から突き出た乳房は、スーツ越しでありながらその張りの良さをアピールするように美形を保っている。そこからさらにツンと突き出した乳首の形は、もはやスーツの意味を為していないほどに赤裸々に彼女のスタイルを露わにしていた。
臍の位置すらありありとわかるほどに密着したスーツ。むっちりと発達した太腿は地面を蹴りだすほどに躍動し、その中に詰まった筋肉が決して飾り物でないことを主張している。
安産型に大きく張り出した尻肉。運動を極限まで阻害しないことを目的として縫製されたスーツは、その豊かな尻肉の形も割れ目やアナルの位置さえも隠していない。土手高に盛り上がり割れ目を強調する淫らな肉裂ですらそれは例外ではなかった。
激しい疾走に乱れる吐息、止めどない発汗に蒸れていくスーツの内部。込み上げてくる不快感に見向きもせず、神守清華は夜中のコンテナターミナルを走り抜けた。
すべては憧憬する一人の女退魔師のため。
「咲耶お姉さま……っ!」
現役最強の退魔師として周知されるようになった清華のもとへ、一通の手紙が届いた。
差出人は――――円城咲耶。
筆跡も清華の記憶にあるものと完全に一致していた。紛れもなく本人からの物。
生きていた。
殺されてはいなかった。
感極まり思わず涙ぐんでしまった清華を責められるものはいまい。
円城咲耶が失踪してのち、身を粉にしてトーキョーを駆けずり回り、ひたすらに妖魔討滅に血道を上げてきた清華である。それはひとえに咲耶の喪失の悲しみを紛らわせるため。抑えきれない激情を向ける相手に妖魔が適当であったからに他ならない。
それが一転して咲耶本人から生存の報せが送られてきたのだ。その歓喜たるや想像するに余りある。
手紙の中身には清華に向けて、突然姿を消すことになってしまった謝罪と、直接清華のもとへ赴くことができない旨が書かれていた。
――今の自分にはトーキョーの退魔業よりも優先するべき使命ができてしまったのだと。それを成し遂げるまで退魔師としてトーキョーへ帰還することは決してないだろうと。
『使命』とやらについて、具体的な説明は何一つ書かれていなかった。しかし咲耶の最後の任務が道鏡絡みの件であることからおおよその想像はつく。きっと彼女はトーキョーの退魔界に君臨するあの男の弱点を探るため、あえて陰に身を潜めたのだろう。
華々しい戦歴を持つ円城咲耶に似つかわしくない潜入任務である。しかし高潔で献身的な彼女は、きっと嫌な顔一つせずに任務に身を投じたに違いない――
それが今になって清華に連絡を寄越したということは、道鏡を打倒する手立てを掴んだということだろうか。いや、きっとそうに違いない。
流石はお姉さま、と清華は困難な使命を見事に果たしてみせた憧れの聖女に浮き立つ思いで称賛の言葉を吐いた。姿を見せぬくせに獲物ばかり掠め取っていく道鏡には清華本人も腹に据えかねていた。それを打倒する機会を得たのだ、色めき立つのも是非は無い。
手紙には、直接会って話がしたいからと日時と場所が記されていた。そしてその日を清華は一日千秋の思いで待ちかねたのである。
そして――
「咲耶お姉さまっ!!」
走り抜ける先に、人影が姿を現した。
見間違えよう筈がない。
風にたなびく紫がかった長髪。凛々しい顔立ちに身を包む白い退魔装束。
見間違えよう筈がない。何度も思い返し、夢にまで見た憧れの――
「清華」
「お姉さま……!」
咲耶に名前を呼ばれた途端、抑えが利かなくなった清華は無我夢中で彼女に抱き着いた。腕全体でその存在を感じ取り、これが夢でないことを確かめる。
清華を抱き留めた咲耶は微かに目を瞠ったものの、慈母の笑みを浮かべると優しく後輩の髪を撫でた。
「信じていましたっ! 信じていましたわ! 咲耶お姉さまですもの、必ずや生きていると……っ」
「んっ……ありがとう、清華。とても嬉しいわ……」
涙をためて咲耶の胸元に顔をうずめる清華。久々に鼻腔いっぱいに吸い込んだ咲耶の香りは甘くかぐわしく、めくるめく夢見心地に清華を誘う。
記憶にあるよりも胸が少し大きくなっている気がするが、そんなことはまるで気にならない。一度は絶望し、夢にまで見た再会なのだ。これに勝ることがどこにある――――
――いつまでそうしていただろうか。
「清華」
実際は五分程度だっただろう。一瞬のようにも思えたし、清華はこれを永遠にとどめておきたかった。
泣きじゃくる清華を何も言わずに慰めていた咲耶は、少女が気持ちを落ち着かせたところで言葉を改める。
「今日はあなたに、大切な用事があって来たのです」
「ぐすっ……お手紙は拝読しました。道鏡についてなのでしょう?」
嬉し泣きの余韻に鼻をすすりながら清華が顔を上げると、同性から見ても見とれるほどの美貌の微笑みが。
「ええ。わたしはあの人の討伐の任を負ってからこれまで、ずっと新たな使命のために務めてきました。道はまだ半ばで、恐らく一生をかけた務めとなるでしょう」
「それほどまでに道鏡は強大なのですか……?」
「えぇ、とても強力で、とても逞しい人。――――けれど、どうやら一人では限界があるようなのです。どれだけ身を尽くしても、わたし一人では彼を満足に相手どることもできない」
「そんなに……」
顔を曇らせた咲耶に清華が戦慄する。どんな腕利きの退魔師ですら一蹴するとの噂だったが、清華が知る限り最強の退魔師である咲耶にここまで言わしめるとは。
顔も見たことのない宿敵、道鏡。憧れの先輩をここまで手こずらせる不埒な男に清華は憎悪を募らせる。
咲耶が言った。
「ですから清華。わたしからお願いがあるのです。勢い込んでひとりで挑んだわたしが頼むのはおこがましいのはわかっていますが――」
「何をおっしゃいます! お姉さまの苦難となれば力を貸すのは当然ですわ!」
気負ったふうに清華が返す。咲耶に頼られたという事実に高揚感が胸を満たしていた。
ゆえに彼女は気付かない。
――――音もなく、清華の背後のコンテナの扉が開いていく。油を入念に差され、鉄の軋む音すら漏らさない。
口を開けたコンテナの内部。真っ黒な闇の中に蠢く、悍ましい肉塊の姿。
「わたくしと咲耶お姉さまが力を併せれば、倒せぬ敵などありませんわ! 必ずや道鏡を倒し、トーキョーを悪の手より奪還しましょう!」
「清華……」
――――
「えっ?」
気が付けたのは奇跡に近い。
密着し手を握り合う女二人。コンテナから身を乗り出し、真上から二人を丸呑みにしようとする肉塊。
思考は咲耶とまだ見ぬ道鏡についてでいっぱいで、そもそも咲耶への無条件の信頼から背後への警戒など端から投げ棄てていた。
視界の端に肉塊の垂らした涎が映る。訝しむ声すら手遅れに失した。
微笑みを浮かべる咲耶の美貌を目に焼き付けたまま、清華の意識は闇に呑まれた。
――――女体を捕食し、精力を搾りだしたのち排出する。それがその妖魔が生来備えている機能である。
搾りだすといっても実際に血を抜き取るわけではない。『それ』は妖魔淫獣のカテゴリであるがゆえに、行使するプロセスは不合理なほど遠回りな代物である。
捕らえた女体に対しひたすら快感を与え続け、絶頂とともに噴き出す体液に含まれる魔力精力を
かつて一か月にわたり円城咲耶を快楽漬けにし、見事に淫乱肉奴隷に仕立て上げた研究所。その簡易版こそがこの肉塊である。
獲物を淫毒にひたらせ、細胞単位で肉体を開発、改造し尽す。精神を砕くまで快楽を与え続け、従順なメス奴隷として調教する。そうやって仕上げきった極上の獲物を自らの主に献上するのがこの生命体だ。
規模こそ小さく、捕らえておける獲物の数は限られる。しかしその分コンパクトに抑えられた体躯は、路地裏や下水路の内部など隠す場所を選ばない。
道鏡の精液で培養され彼のもとで育成された肉塊は、種族に由来しない独特な機能を保持していた。
強力な催淫毒と、淫紋術への理解である。
道鏡から肉塊に投げ与えられる餌は大半が退魔師であり、肉塊が精気を搾り取った女に道鏡はいつも淫紋術を行使していた。淫紋を施された女が後日再び道鏡に挑み、また再び肉塊の口に放り込まれたこともある。
女体へ肉体改造を施す妖魔である以上、肉塊は自らの主人が扱う淫紋がどのようなものなのかある程度理解していた。
「なっ――――きゃぁあああっ!?」
――丸呑みにした二個体の内、双方とも淫紋を施術済み。うち一人は最終段階まで進行完了、出産経験あり。――――調教の必要なしと判断。
「あはぁぁっ」
リソースには限りがある。一方から生命力を抽出するとしても、そのためにもう一方の調教の手を減らすのでは意味がない。
触手を巧みに動かし獲物のうち一人を吐き出す。粘液まみれでアスファルトに転がされた咲耶が喘ぎ声を上げた。
一度リリースした獲物のことなど認識から完全に排除し、肉塊は新たな供物の調教へ精を出す。
――『神守清華』、淫紋第三段階臨界。淫紋進行を補助する必要は無し。感度向上の改造、奉仕技術の調教を主工程へ。
「くっ、離しなさい! 汚らわしい妖魔風情がっ!」
渾身の力で清華がもがく。肉触手を素手で引き千切る膂力をもってすれば、呑み込まれたといえ拘束から脱出することは不可能ではないと判断した。
しかしそれはあくまで知能のない本能のみで動く妖魔を相手取った時の話。道鏡に何人もの女体を投げつけられ、そのことごとくを拘束し制圧してきた肉塊は清華の慮外の相手だった。
地に足がつかず踏ん張りがきかない。拘束した以上助走をつけられず、そもそも体重が軽く得られる運動エネルギーもたかが知れている。
用は瞬発的な運動を起こさせなければいい。抑えるべきは肩と腰。運動の起点となる体幹に纏わりつき、逃れようとする肉体の動きを漸減する。
「こ、この……っ!」
どれだけ暴れても思った成果が表れない清華が毒づく。すぐにでも脱出するつもりでいた彼女は無防備に大きく息を吸い肉塊の噴霧する淫霧を取り込んでいた。こうなっては退魔スーツの防毒性など意味を為さない。
道鏡の精液を由来とする肉塊の淫毒は、僅か一滴で女を絶頂地獄に叩き込む劇薬である。肺から取り込まれた淫毒は血液に溶け込み瞬く間に全身に行き渡った。
ジンジンと痺れるような感覚が手足の先から現れる。鼓動が早まり息遣いが荒くなった。
「し、しまった。まさか、もう――」
気付いたところでもう遅い。
呼吸を止めるにも肉塊の内部は敢えて酸素濃度が低い状態にある。酸欠に陥らず、しかし深呼吸を繰り返さなければ息苦しさを覚える程度の。新鮮な酸素を求めて大きく息を吸い込んだ清華は、完全に肉塊の術中に嵌っていた。
拘束から逃れるために激しく動けば呼吸から毒に侵され、しかもそれで脱出できる勝算は薄い。無我夢中で暴れるだけなら、それこそ体力を消耗するだけで終わるだろう。
動けば動くだけ劣勢になると悟った清華は、可能な限り体力を温存し隙を窺うことにした。
(大丈夫、耐えるのです。所詮下等な妖魔、耐えていれば必ず我慢できなくなって隙を晒すに決まっています。そこを突けば必ずや……)
――神気による淫気鎮静を察知。神守清華の精神集中によるものと推測。淫霧による改造効率低下を予測。
細針を用いた乳首への直接注入を検討…………却下。副作用に乳頭の肥大化、対象の特殊性癖開花の可能性が否めず。
代替手段の検討…………淫液による浸漬を選択。対象着用の防護着は運動性を重視したもの、耐透過性は著しく低い。
加えて、直腸からの淫液注入、並行して肛門開発を進行。
棺桶のように狭苦しい肉塊の体内に次から次と白濁液が注ぎ込まれていく。一分もかからずに清華の腰までを浸からせた白濁体液は、容赦なく黒い退魔スーツを透過して少女の肌を犯した。
満足に動かない脚でもがくたびにぐちゃぐちゃといやらしい音を立てる淫液。汗と入り混じった体液で肌にスーツが張り付く不快感と、敏感な肉裂まで浸透してくる悍ましさに、清華は嫌悪感も露わに歯を食いしばった。
しかしそれでは終わらない。狭く身動きもままならない中、背後への注意など割けるはずもなく。
人差し指ほどの太さの触手が、むっちりとした尻肉の間をそろりと撫でた。ピッタリと密着するスーツは肛門の位置を隠しもせず、難なく目標を捉えた肉触手は菊穴に押し当たると――
「ば――くひぃぃいぃいい!?」
メリメリとスーツごと尻穴に押し入ってくる肉触手。伸びきったスーツの裏生地が腸壁をなぞり上げる。スーツを透過した淫液を直腸に直接塗りこめられる絶感に、清華は身体を仰け反らせて悶絶する。
――肛門への軽度の開発形跡を確認。工程を一部省略、淫液注入による感度上昇を主工程へ。
前倒しして口腔奉仕の調教を開始。
「この、卑怯者……っ! 身動きできないのをいいことに、お尻だなんて!」
すでに淫液は胸元まで浸かってしまった。身体中に浸透する白濁液は否応なく女の肉体を発情させ抵抗する力を奪っていく。
尻穴を犯す肉触手をどうにか引き剥がそうと清華が後ろ手に触手を掴むが、ぐねぐねとつかみどころのない感触とヌルヌルとぬめる粘液のせいでまともに掴むこともままならない。そのうえ触手を握り潰せば、それに押し出されたように新たな白濁液が直腸へ吐き出されるのだ。
「くひぅ……っ、おやめなさい! そこは――むぐぅぅぅ!?」
背後に意識を向けすぎたのが悪かった。激昂する清華の口に肉壁から伸びた極太触手が突き入れられる。肉棒を模した触手が口腔を犯す感触に清華の顔が羞恥に赤く染まった。
(この……汚らわしいっ!!)
容赦なく歯を立てた。好き勝手に己を蹂躙する肉塊へ、まだ自分は負けたわけではないと主張するための威嚇行動だった。
――しかしそれは最悪の形で己に跳ね返っていくる。
「んんんぶぁぁぁ!?」
噛み切られた肉棒の傷口。そこから夥しい量の白濁液が噴き出し、清華の口内を一瞬で一杯にした。
突然のことに目を白黒させる清華。肝心の肉触手は瞬く間に再生を完了し、硬くなった亀頭で喉奥を荒々しく小突く。口内に充満した白濁液でえずくこともできず、溺死寸前の苦悶の末に清華は淫液を少しずつ飲み干していった。
「ん……んく、じゅる……ごく……」
(こんな汚らわしいものを……屈辱ですわ……!)
胃の腑に落ちる熱い感覚。消化器官で吸収された淫液が身体の内部を作り変えていく悍ましい感覚。白濁淫液を飲み干してなお口内で肉棒は存在感を放っている。硬くなった亀頭の形も、血管が脈打つ裏筋の舌触りも、鈴口からトロトロと溢れ出る淫液の熱さも味も、脳に焼き付いたように離れなくなってしまった。
ぞくぞくと背筋に走る期待感。まるでおもちゃのようにいいように肉体を使われることに対する被虐快楽。肉体を犯す淫液とは別に、今まで経験した敗辱の記憶が精神を蝕んだ。
そして――
「んぐぉぉぉぉっ!?」
乳房が呑み込まれた。
そう錯覚するほどの吸引が清華の胸を襲った。見れば先端がラッパのように広がった二本の触手が清華の双丘にしゃぶりつき、凄まじい吸引力でスーツごと淫乳をもみくちゃにしていた。
清華の勝気な性格を表すようにツンと張り出した美乳も、思い切り揉み潰されては見る影もない。ラッパ口内部にびっしりと生えた肉襞ブラシが乳肌をザラリと擦り、言い訳のしようもなくふしだらに充血しスーツを押し上げる乳首をギュウギュウと吸い上げる。雑巾を搾るようなひねりまで加えられ、熟れきった乳肉は呆気なく悦びの悲鳴を上げた。
(んぉぉぉおおお!? そこっ、そこいけませんわぁっ! むねっ、胸感じやすいのにぃぃぃっ)
「んん~~~~~っ!? んぉぉ、んぐぅうぉぉぉぉぉっ!!」
――絶頂を確認。現状として条件付けの対象に胸部が最も適切と判断。愛撫を継続。
思考がピンク色に染められていく。蹂躙される肛門、白濁漬けにされた全身、乳肉は搾乳機もかくやと機械的に責め続けられ、悲鳴を上げようにも口は肉棒に塞がれた。残る手足は次々と殺到する触手に絡め取られ、いつの間にか掌の中には太い肉棒触手が収まっていた。尻の割れ目にはごつごつとした触手が挟まり、ズリズリと上下に動いて尻肉を刺激している。
清華の目から険が失われていく。とろりと蕩けた瞳、鼻から漏れる吐息は甘く熱を帯び、ビクビクと痙攣の止まらなくなった腹部を肉壁が圧迫するように愛撫する。
(あぁ……からだに、淫毒がまわって……)
果たしてそれは本当に毒だけが理由なのか。
これこそが自分の望みではないのか。無様に敗北し憎き敵に組み伏せられる被虐を、本当に己は拒んでいるのか。もう清華にはわからない。
(んはぁぁぁまたイクっ、イクイクイクぅぅぅっ)
「んんんんんっ、んふぅぅぅっ! んぅ~~~~~~~っ!!」
搾乳のように搾り上げられる乳虐に再びの絶頂。いつ終わるともわからない丸呑み地獄に失神すら許されず、清華は快楽を叩き込まれていく――
触手作品に竿役が登場するのは邪道ではないのか。
本来触手のみで完成していた作品に登場する竿役。いわばそれは百合作品にチャラ男を登場させるような所業でもある。
すなわち、この二次創作は竿役による触手寝取り作品ともいえるのだろうか。
つまり触手は百合や純愛と同一の概念を有していた……?
「ウェーイ触手君見てるぅ~」と送りつけられるビデオレター。
触手堕ちしていたヒロインが改めてチン負けしチャラ男に寝取られる光景。
ヒロインを寝取られた屈辱に涙するも、それはそれとして映し出される淫らな光景に自慰が止まらない触手。
吐き出した白濁液はヒロインを触手堕ちさせたときよりもはるかに量が多くて――
ところで触手ってどこから涙を出すんです?