A:実際に清華を陥れた咲耶にヘイトを向けられないため。
流石にヒロイン同士が憎み合う構図は耐えられそうになかった。
Q:咲耶とはいつもこんなに激しいセックスを?
A:夜伽の内容は淫紋越しに体調を観測して判断している。
咲耶がムラムラしているならSMックス。イチャイチャしたいなら普通のセックス。
ちなみに道鏡の好みは繋がったまま相手の体温と体重を感じながら、いつの間にか二人とも寝入っているような性交。どうせ萎えないし射精とかはどうでもいい。
なおマジカルチンポの影響で相手は繋がるだけでイキ狂う模様。
縛られた両腕が引き上げられる。肉感的ながらも引き締まった清華の肉体が吊り上げられ、その肢体が道鏡の舐めるような視線にさらされた。
「ん……あぁ……っ」
股間に張り付き愛液を啜っていた触手が蠢く。清華の下腹部を這うようにもぞもぞと退魔スーツの下に潜り込み、蛇のように胸元へと侵入した。
ジャキン、と物々しい音。触手の先端から生えた鋭利な爪が退魔スーツを斬り裂いて姿を覗かせたのだ。ビリビリと音を立てて触手爪がスーツを斬り刻んでいく。
触手が抜け去った後には、清華の肉体の前半分のほとんどが赤裸々にされてしまっていた。
「ふむ……」
(あぁ……こんなっ……)
汗と粘液、そしてスーツ内で蒸れつづけた愛液。露わになった途端、発情しきった女体の匂いがむわっと鼻腔を突いた。羞恥に頬を赤く染めた清華が顔を逸らす。
嗜虐的な笑みを浮かべた道鏡が清華の胸元に鼻先を寄せる。汗と粘液で湿り気を帯びた肌の匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。そして――
「ひ、ぃぃぃぃいいぃいい……っ」
硬くしこり立った桜色の乳首を、躊躇なく口に含んだ。
ただそれだけで電流に晒されたような快感が乳首に走る。あられもない悲鳴を上げる清華を意にも介さず、男は口中の乳首をねぶり、甘噛みし、ジュルジュルといやらしく音を立てて吸い立てる。
汗を舐め取られている。唾液を塗りつけられている。乳房に歯を立てられ、まるで所有の証のように跡を残されている。これまで触手や妖魔に凌辱された経験はあれど、人間の男に弄ばれた経験のない清華にとってそれは未知の体感だった。
「あ、はァん……んんっ、ぉん……」
(いけません……いけませんわぁ……こんなのダメ、だめ、なのにぃぃ……)
漏れ出る声に艶が混じるのを抑えきれない。無意識に胸を突き出し、もっともっとと乳虐を催促する。
つい先ほどまで険の滲んでいた眉はすっかりと和らぎ、表情は心地良さげに緩んでいた。
触手とは違う。もたらされる快感はむしろそれを下回るだろう。しかしこれはなんだ。
目の前の光景。大の男が赤子のように乳房にしゃぶりつき玩具のように乳肉を捏ねまわされている。ごつごつとした手の感触も、火傷しそうなほど熱い舌の感触も、何故か思った以上の嫌悪感が湧かなかった。
それよりも、胸の奥から湧き上がる熱い感覚は一体……
「……いい味だ。乳も気に入ったぞ、清華。咲耶のよりは小さいがずいぶん大きい。張りがあって揉み応えがある」
胸から口を離した男が言った。夢見心地だった清華はそれを悟られないよう取り繕って気丈に答える。
「んんっ、それは、褒めているつもりですか?」
「褒めているとも。咲耶と同様にお前は極上の女だ。このまま連れ去って延々と孕ませ続けてやりたいくらいにな」
(孕む……孕まされる……この男の、あかちゃん……っ)
何人も、何十人も、壊れるまで孕ませ続けてやると男が言う。耳元で囁かれる口説き文句ですらない悍ましい台詞。なのに清華の下腹部は男の声を聴くたびにズクンズクンと疼きを上げ、心臓は早鐘を打つように高鳴った。
「下劣、ですわね……孕まされれば、わたくしが従順になるとでも思ったのですか?」
「なるのか?」
「――――それは」
返答に困った。なぜだ。どうして自分は今、孕まされることを前提に話しているのだろうか。子宮に刻まれた避妊の術式はそう簡単には破れないものであるし、万が一があったとしても堕ろせばいいというのに。
どうして自分は――――ボテ腹の自分が男の傍らに寄り添って微笑む光景を幻視したのだろう?
(違う……これは、毒が身体に回ったせいで、決してわたくしの本心ではぁ……っ)
「なら、ないぃぃっ……なるわけがありませんわ……っ。だれがあなたのような、卑劣で低俗な――んむぅっ!?」
悪態混じりの否定の言葉は突然唇を塞がれて遮られた。清華の可憐な唇に男の舌が差し入れられ、無理矢理なディープキスを強いられる。
驚愕に目を見開いたのも束の間の話だ。三か月の間発情毒に蝕まれた清華はあっという間に思考を蕩かせ、歯を閉じることもなく男の舌を受け入れる。
「んふぅ、ぁぶ、んふぁぁあ、じゅる、ごく、はぶぅ……」
(あぁ、ひどい……ひどいですわ。こんなキスされたら、あたま、とろけて……)
絡み合う舌と舌。歯茎さえも性感帯になったような甘美なキス。舌の根が痺れるほど強く吸われ、お返しとばかりに男の涎を啜り上げる。喉を鳴らして嚥下すれば、胃の腑からカッと熱くなる感覚に焼かれそうになった。
男が歩を進めた。吊り上げられた清華の身体は自然と男に寄り掛かり、抵抗なく開いた脚が逞しい男の足に回される。
陥落間際の退魔聖女の淫裂からは愛液がとめどなく滴っていた。充血しピンと勃った陰核。糸を引きながらパクパクと物欲しげに痙攣する陰唇。
鈴口から先走りを漏らしながら、男は肉棒を清華の下腹部に押し当てる。――――下腹部に刻まれた、赤く明滅する淫紋を亀頭でなぞるように。
「残念だ。孕まないのか?」
「はらまない……はらまないぃぃぃっ。でも、だけどぉ……っ」
理性の限界を振り絞っての拒絶の言葉。しかし清華の視線は下腹部に添えられるだけで挿入してもらえない肉棒に釘付けとなっている。
肌に焼きごてでも当てられたような熱い感触。見たこともない太く長い肉棒。押し当てられる亀頭は木石のように固く。張り出したエラが、青筋の脈打つ竿が、清華の目を捕らえて離さない。
(なんて、すごい……! こんなのが入れられたら、奥をゴツゴツされたら、それだけで……っ)
「で、でも……咲耶お姉さまの、代わりだからぁ……」
「あぁ、そうだな。あいつの代わりに、お前の肉穴を使ってやるという約束だな」
――そうだ、これは敬愛する咲耶を救うための行為。少しでも彼女の負担を減らすため、この男の性欲を自分に向けるのが目的だった。
だからこれは仕方のないこと。この逞しいモノでいじめて貰えるのは、あくまで必要に駆られてのことだから。
「自分で挿れてみろ。遠慮は要らん。咲耶の代わりに奉仕してみせろ」
「あ、はぁ……」
男の言葉に疑問もなく頷き、清華は身体を動かした。両腕を縛る触手を逆に掴んで身体を浮かせ、両脚で男の腰を挟んで位置を探る。雄々しくそそり立った肉棒の先端が淫裂に触れた瞬間、その感触だけで軽く達した。
「あぁっ、はぁ、んんぅぅ……」
――――しかし、そこから先に進めない。
あと一息。男の腰に回した足に力を込めれば、それだけでズブリと肉棒は侵入する。しかしその踏ん切りが清華にはどうしてもつけないでいた。
(むりぃ……無理ですわぁ、あてただけでこんなに気持ちいいのに、こんなのが中に入ったら、わたくし、きっと……っ)
きっと完全に堕とされる。使命も仇もすべて打ち棄てて、今までしたこともない淫蕩な表情で媚びながら種付けを懇願するようになる。
明確に脳裏に浮かぶ予想図。逃れる手段を思い当りもせず、あったとしてもそれを取ることはないだろうという確信。甘い蜜で出来た泥沼に全身が沈んでいくような破滅的な多幸感。
「おねえさま……おねえさま……っ」
男の肩越しに見える白い裸体。倒れ伏し、ぴくりとも動かない先輩退魔師。
そんな咲耶の姿を見て、清華は唇を噛んだ。
(大丈夫……きっと大丈夫ですわ。咲耶お姉さまが体力を取り戻し、一瞬でもこの男の隙を突けば、それだけで全てが終わり……それまでわたくしが耐えていれば……)
「お姉さま、咲耶お姉さま……きっと、きっ――――」
「いや、気が変わった」
――――ズルン。
がし、と鷲掴みにされる腰。淫裂にあてがわれる亀頭。ひと息に肉穴を蹂躙する肉棒。
「んほぉっ――――!?」
抵抗なく膣奥まで到達したのは肉塊による肉体改造の成果か。
太く逞しい肉棒の感触。膣圧に応じて形を変える触手と異なり、膣の方こそ形を変えろと言わんばかりの暴力的なオスの象徴。組み敷かれ虐げられる惨めさ以上にメス肉を塗り潰していくのは、屈服し孕まされることに喜びを感じるメス奴隷の本性。
「俺は我慢弱い方でな。据え膳を前にお預けが出来んタチだ」
男の言葉など、理解する余裕などない。
三か月間表面的な愛撫だけで焦らされ続けた膣穴。今まで散々見せつけられるばかりでお預けされてきた肉棒。思えばこれまで触手に犯されたことは数あれど、人間の男に抱かれた経験は皆無だった。
肉襞すべてで感じる男の象徴はふにゃふにゃと骨のない触手とは比べるべくもなく、どこまでも熱く、硬く、逞しく、頼もしく、そして恐ろしい。
――――ゴリ。ぼちゅ。
「んぉ゛おおお゛っ、お、おぉぉおおっ!?」
「ほう。これはなかなか」
舌を突きだし、背筋を仰け反らせて
(むり、むりぃぃぃっ!! こんなの無理っ、これズルい! こんなの凄すぎる気持ち良すぎるぅぅぅ!!)
「あへぁぁっ、ぉぉおおおっ、や、やぁぁああああっ!」
幼子のようにいやいやと首を振る清華。しかし拒絶の仕草と裏腹にその両脚はガッチリと男の腰をホールドし、いやらしい涎を垂れ流す蜜穴は一心不乱に逞しい怒張を頬張っている。
まるで自分の身体が自分のものではなくなったような感覚。淫乱な肉体が清華の意志を無視して勝手に快感を貪ろうとしているような。
――――ズリ、ぐちゅぅぅぅ。
「いや、いやぁぁああっ! いやらしくグチュグチュしないでぇっ、それダメ、それされたらもっと切なくなるぅぅぅ!」
「そうか。なら、こうか?」
――――ズシン。
「んひぃぃぃぃぃっ!? 奥っ! おくっ深いのイクっ! 奥突かれたらイクからダメぇっ! そこぉ゛ぉぉぉっ」
最初の決意など一瞬で吹き飛んだ。一突きごとに叩きつけられる津波のごとき官能の絶感。淫紋と肉塊による肉体改造により淫乱体質に変えられて初めて知る極上の男性器。とても耐えられるものではない。
それを知るのは、あまりにも遅きに失していたが。
「我儘な女だ。捏ねるのもダメ、奥を突くのもダメ。いったい何が不満だ?」
「だって……だってぇ……」
男が清華の腰に回していた手で退魔スーツの尻の破れ目を掴み、ひと息に破り裂いた。アナルから前半分までが破れていたスーツは、今度は背中の中ほどまでが一文字に破れていく。もはや衣服としての用をなしてもいない。
露わになった清華の淫尻はむっちりとした肉感を放ち、汗ばんだ肌は男の指をしっとりと受け止めるや柔らかく沈み込んでいく。
「だって? 言ってみろ」
男が嬲るような口調で言う。捏ねまわされる尻肉は欲熱で瞬く間に赤らみ、尻虐の快感に清華の顔はだらしなく蕩け吐息の熱が上がっていく。
「……だって、だって……激しいのも、やさしいのも、気持ち良すぎですわぁ……」
「気持ちいいのが何が悪いんだ?」
「それは……それは――――ぁ゛お゛お゛お゛っ!?」
尻穴に容赦なく突き込まれる男の中指。肉塊触手によって丹念に舐め清められた腸内は、膣穴に劣らない性感帯となっている。指を出し入れされるたびに刺激される排泄感と、腸壁の向こう側にある極太肉棒のごつごつとした感触に挟まれれば、淫乱聖女がアクメを止められる道理などない。
淫液と腸液でグチョグチョになっている清華の尻穴を男は我が物顔で弄んだ。激烈な尻穴絶頂に翻弄される清華がそれに応える余裕などあるはずもなく、仰け反った喉から迸る悲鳴に媚びと艶が入り混じり、ますますの嗜虐を煽る。
清華は完全に男の術中にあった。イカすも殺すも思いのまま。今の清華は快楽ひとつで男の思いのままに嬌声を奏でる楽器でしかない。
ズボズボと尻穴から指が出し入れされるたびにグラマラスな腰が荒馬のように飛び跳ね、男が腰を動かすまでもなく激しいピストンとなって亀頭が子宮を叩きまくる。理性がどれだけ拒んでも清華の両脚は男の腰を挟んで離さず、それどころかグイグイとますます力を込めて離れまいとしている。
「そら、またイった。気持ちいいんだろう? 何が悪いんだ?」
「あへぇぇっ! そこっ、不浄のあなぁぁっ! 汚いのだめぇ、ダメですのぉ……っ」
「何を言う。お前のケツ穴だ、汚いところなどあるものか」
「――――お゛ぉ゛お゛お゛お゛っ!?」
――いけない、一瞬飛びかけた。
(ズルい……卑怯ですわ。オチンポと指だけでなく、言葉まで……そんなこと言われたら、わたくし……っ!)
「だめぇっ、イク、イクイク、またイク……ぅぅぅっ!!」
前後から可愛がられ、囁かれる言葉に脳まで蕩けそうになる。憎むべき敵であるはずの目の前の男に、もっといじめて欲しいと被虐欲を煽られる。
両足の腿に挟まれる隆々とした筋肉の感触。厚く逞しい胸板に潰され擦られる乳首。ヒクヒクと震える尻穴を蹂躙する指。蹴りひとつで男を突き放すこともできるはずだというのに、その選択肢が思考の端にも浮かばない。
まとまらない脳内を置き去りにして、清華の肉体は何度目かもわからないに絶頂に追い立てらていく。
「クひぃぃっ、ひぃ、ひぃぃぃっ! おしりとあそこ、両方いっしょはダメですわぁ、凄すぎてイクのとまらないぃぃぃ!」
甘く蕩けきった顔でイキ狂う淫乱聖女。細い腰を弓のように仰け反らせ、地獄のごとき快感を
我慢――――そう、我慢だ。まだ自分は堕ちていない。まだ耐えきれている。そう自分に言い聞かせ、いずれ来たる反撃のため心を奮い立たせようと――
「――――可愛いイキ顔。こんなに愛されて、羨ましいわ」
しゅるり、と背後から組み付く細い腕。肘までを覆う白い手袋。ラバー越しに背中に当たる、暖かい豊かな双丘の感触。
その腕の持ち主を、清華は誰よりも知っていた。
「咲耶……お姉さま……?」
「怖がらないで、清華。意識を集中して、感じるのです」
いつの間にか意識を取り戻していたのか。精液が抜けたのか腹の膨らみが幾分か減り、立ち上がるほどに回復していたのだろう。
信じられないものを見る目で振り返る清華。背後から彼女を抱きすくめ、張りのある乳房を揉みしだきながら、慈愛に満ちた瞳で咲耶が言った。
敬愛するただ一人の退魔師。いまだに信奉する彼女の言葉に、否応なく清華の意識は反応する。
「下を見て、清華。あなたのオマンコとオチンポが繋がっているところが見えるでしょう? 下の口が伸びきって、涎がこんなにタラタラ……あぁ、なんていやらしい」
「お姉さま……お姉さまっ……!」
堕ちた退魔師は後輩を救うことなく、快楽のしもべとなって清華を責める。
ツゥー、と細い指先が清華のクリトリスをつつき、淫紋の刻まれた下腹部を臍へ向けて正中をなぞりあげる。ゾクゾクとした甘い感覚が肌を走った。
「おなかがこんなにぼっこり膨れて……逞しいでしょう? 亀頭とエラの形がお腹越しにもこんなにくっきり」
「は、ァ……っ」
咲耶の声に反応してしまう。意識を向けてしまう。それまで必死に目を背けてきた光景を直視させられ、清華はごくりと生唾を呑み込んだ。
(あぁ……凄い……こんな逞しいモノが、わたくしの中に……っ、ぃぃぃいいいっ!?)
いつしか清華の下腹部に刻まれていた赤い痣。その紋様が歪むほどに巨大なものが淫裂に突き込まれている。
意識してしまえばさらに快感の波が押し寄せてきた。清華の淫乱な肉壺に備わった膣襞が一斉に蠢いて肉棒を舐め上げ、引き抜かれまいとキュッと雁首を締めて白濁を搾ろうとする。
いくら清華が表面的に拒もうとも、彼女の浅ましいメスの本能が子種をねだって蠢いてしまう。
「お、ぉぉぉお゛ぉぉお゛っ!?」
言葉にもならない清華の悲鳴。咲耶の責めは終わらない。清華が必死に目を逸らそうとしていた肉欲を直視させんと、甘く淫蕩な声で囁いた。
「いつもより子宮が降りているのがわかるでしょう? ほら、ここに……子宮口がオチンポに当たって、チュウチュウと吸い上げようとしているのが聞こえませんか?」
「ちがう……違いますぅ……っ、これは、これはぁ……っ!」
「気持ちいいでしょう? ――――ほら、こんな風に」
「おほぉぉおおっ!?」
清華の腹越しにくっきりと形が見える肉棒を、咲耶が無造作に鷲掴みにした。肉竿の感触、カリの形まで肉襞にまざまざと味わわされ、想像を絶する快楽に清華が泣き叫ぶ。
「やぁ、やめてぇぇ! それダメ、ダメですのぉぉっ!」
「ダメか。ならこうしてみようか」
「んぉぉぉぉおおおっ!?」
咲耶がつかむ手をそのままに、男が動いた。まるでオナホールのように締めつけた上での前後運動。膣襞が亀頭とカリに潰され歓喜の絶叫を上げる。
「イクぅっ、またイクぅぅぅぅっ!! イってばかりで敏感なのに掴まないでシコシコしないでイクの終わらないぃぃぃっ!!」
ぷしゃああああ、と音を立てて清華の秘裂から潮が噴き上がる。結合部からの愛液でびしょびしょになった男の陰毛を更に濡らし、しかし恥じ入る間もなく深々としたグラインドで子宮をゴツゴツと叩かれた。
バチュン、バチュンと腰と尻肉がぶつかる音。敏感な陰唇を引っ掻くゴワゴワとした陰毛。なにもかもが敗虐の聖女の官能を煽り、惨めな絶頂へと責め上げる。アナルから引き抜かれた指は荒々しく清華の腰を掴み、清華の肉体は玩具のように翻弄されるばかりだ。
「あぁっ!?」
ズルリ、と清華の身体が落ちかけた。
腕を覆うラバースーツ。腕甲を装着していた部分が、ついに耐久の限界を迎え手袋のように破れてしまったのだ。触手の中に腕甲とスーツの一部を残して脱げ落ち自由になる清華の両腕。
まったくの素手とはいえ無力ではない。男の腰に抱き着いた両脚に力を込めれば、拳を振るうくらいの安定は得られるだろう。渾身の力で鼻っ面を殴れば、さしもの道鏡も怯むに違いない。
絶望のさなかに垣間見た一縷の希望。きっと二度と訪れない反撃の機会。
「――――っ」
清華は両脚で男を捕らえ、腹筋に力を込めて上体を起こすと――
「んんぅぅぅぅ~~~~~っ!!!」
男の逞しい首筋に両腕を絡め、激しく唇を貪った。
「はむぅっ、じゅる、んふぅぅぅっ」
(だめ、ダメぇ……だめぇぇぇぇっ、わたくし、もう何も……っ)
男の頭をかき抱き、ふしだらなキスを交わす。舌と舌が絡まり合い、湿気を帯びた男の匂いが肺腑の奥まで送り込まれる。まるで吐息を通して体の奥底から男のモノへと作り変えられるような錯覚――――否、それは本当に錯覚なのか。
男の熱い吐息を吸い込むたびに、甘露のごとき唾液を呑み込むたびに、清華の肉体は淫らな熱を増していく。子宮を捏ねまわす肉棒が愛おしくて愛おしくてたまらない。
「ズルいわ、清華。さっきからキスもオチンポも独り占めして……」
「むぅ――――ふむ、確かに贔屓はいけないな」
「ぷはぁ――――ぁああぁあああっ、ああっぁぁあああっ!」
清華と道鏡に前後からサンドイッチされた。咲耶に男の唇を横取りされた清華は、耳元直ぐそこで躱される熱烈な口づけを目の当たりにしながらも叫び続けるしかない。男の身体にしがみつき、背中に柔らかな女の肌を感じながら、夢見心地のまま果てていく。
「じゅる……んふぅ、あぁぁ素敵、あなたぁ……」
「そう拗ねた顔をするな。すぐにお前と代わってやる」
「また太く……あぁああっ、ダメダメまたイクっ、もうしぬっ、気持ち良すぎて死んでしまいますわぁぁっ!!」
「あぁ、殺してやる。殺してやるぞ、神守清華」
睦み合う男女の声など聞こえない。ただひたすら自らの快楽を訴える清華に男が話しかけた。
「退魔師としての神守清華はここで死ね。家も使命も何もかも捨てて、俺のモノになれ。老いて死ぬまで、気が狂うほど犯してやる。子をひり出すたびにイキ狂うほど孕ませてやる」
「~~~~~~~~っ」
子宮の奥がひりつくほど疼く一言。眩暈がするほどの殺し文句。
男の問いかけに対し、清華は――
「…………ダメェ……おち、堕ちませんわぁ……っ」
明確な、拒絶の返答。
「ほう?」
男の目が愉快げに細まる。面白いものを見つけた、と言わんばかりに。
その唇を清華は奪った。
「わたくしはぁ、はむぅ、咲耶お姉さまの、んぷぁ、かわり、に……じゅるる、かわりを務めない、と……んむぅぅぅぅっ」
「あむ……言動が一致してないぞ」
啄むようなキスを返して男が言う。それを意に介さず清華は男の頬、額や瞼に熱心なキスを落とした。
「おねえさまの代わり、だからぁ……んむ、ちゅむぅ……あなたをたおして、おねえさまを救わないとぉ……ぉぉぉっ、すごい、だめ、だめだめだめぇぇぇっ」
「――――そうか」
支離滅裂な清華の言葉を聞き、男は深々と息を吐いた。
「今回はお前の勝ちだ。褒美を受け取れ」
――――ゴチュ。
「お゛お゛お゛っ!?」
子宮がひしゃげるほどの衝撃。蜜膣を一杯に圧迫する肉棒がさらに太さを増した。断末魔じみた嬌声が清華の喉から漏れ出る。
ガッチリと膣奥まで肉棒を押し付けた男は、裏腹に優しい口調で話しかける。
「安心しろ、次はないが、今回は孕まない。その淫紋はそういう代物だ。堕ちる気がないなら、これがナマを味わえる最後の機会だから、な……ッ!」
「んぉぉぉっ!!??」
撃発。そうとしか表現できない。
ぶちゅ、ぶしゃぁあああ、と音を立てて鈴口から吐き出される子種汁。マグマのごとき熱さの白濁が子宮に直撃し、破裂せんばかりに一杯にしていく。
蹂躙される膣肉は歓喜の悲鳴を上げ、特濃の孕ませ汁を一滴たりとも漏らすまいと襞を動かし肉竿を搾り上げる。
見る間に膨れ上がっていく清華の腹。つい先ほど見せられた咲耶のボテ腹ショーのように、今度は自分の身体が変えられていく被虐の極地。
「あへぇえあああああっ、んぉぉおおっ、おほぉぉぉおおおおっ!! ダメダメダメダメイクイクイクイクっ!! イっちゃ、ああぁあぁああぁあああ~~~~ッ!!」
喉も枯れよとばかりに張り上げられる清華の叫びは、分厚い肉壁の向こうに届くことなく肉塊の中に消えていった――
堕ちてません。
堕ちるまであと二本番挟みます。
例のごとくリリースします。