※この作品はR-18です。

触手作品世界に竿役の居場所はあるか   作:鷹原霧

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次で完結


18話

「んっ、ぉぉっ……ぉんっ……♡」

 

 身体に力が入らない。

 総身のあらゆるものが、叩きつけられた快感を味わうために総動員されているようだ。

 男の腰に跨る清華の臀部。安産型の丸々としたそれは絶え間なく襲ってくる絶頂の余韻にビクビクと痙攣している。

 

(あぁ……こんなにいっぱいぃぃ……っ♡)

 

 清華は夢見心地のうちに腹に手を当てた。つい数分前まではすらりとした美麗なラインを誇っていた彼女の肉体は、今や男の膨大な量の子種汁に膨らまされて見る影もないボテ腹を晒していた。

 臨月もかくやというほど形を変えた腹の中、孕み腹として発情しきった子宮がゴクゴクと濃厚精液を啜り上げているのがありありと感じられる。張り出した下腹部に刻まれた淫紋は今や面積を大きく伸び広げて赤い光を絶えず放ち、クロッチや退魔スーツでは隠しきれないほどになっていた。

 

 変わり果てた自らの身体。それに対し感じるものが嫌悪や忌避感ではなく、圧倒的な充足感と多幸感であったことに気付いた瞬間、清華は己が完全に敗北し屈服したことをを思い知った。

 

 負けた。

 負けたのだ。

 

 つい数時間前までにはあれほど心の内に満ちていた退魔師としての気高い誇りが、今はどこを探しても見つからない。代わりにあるのは今まさに胎の中で芽吹こうとする新たな命への慈しみと、未だ膣内で硬さの衰えない剛直への愛しさばかり。

 むしろ逆に、意地を張って二ヶ月も無駄にしてしまった自らへの後悔すら込み上げる始末。

 

 しかし―――

 

(いいえ、いいえ……っ、まだ終わっていませんわ……!)

 

 淫虐の果てに立ち上がることができること、それが神守清華の真価であったのかもしれない。

 

(たとえ、おねえさまとわたくしが敗れたとしてもっ、旦那様の孕み奴隷に堕ち果てたとしてもぉっ……いつか、いつかはぁぁ……っ)

 

 折れて砕けた心の残骸を掻き集め、なけなしの負けん気で塗り固める。張りぼてのごとき虚勢であろうと、それを張ることができる女がどれほどいるだろうか。

 蕩けきった顔の内側で雌伏の炎を燃やす清華。自らのボテ腹をうっとりと撫でさすりながら、いつかの再起を心に誓い―――

 

 

 ―――どちゅん!

 

 

「おほぉおおおおおおおっ!!??」

 

 その虚勢が、粉々にされるさまを幻視した。

 

 深々と子宮に突き立つ肉棒。直前にあれだけの精を放ってなお硬さを失わないどころか、むしろそれ以上に硬く太くなっている気さえする。

 男の手は発情し赤らんだ尻肉をガッチリと抑え込み、鈴口を子宮口へ捻じ込まんとばかりにグリグリと押し上げるのだ。

 直前に受精絶頂を堪能した孕み奴隷にとって、これ以上の責めは真実淫獄と呼ぶほかない。

 

「ど、どうしてぇっ♡ もう孕みましたのにぃっ♡ 降参しましたのにぃぃっ♡ んむぅぅっ!?」

 

 嬌声混じりの悲鳴を唇ごと遮られる。大きく見開いた瞳は、男の舌が無遠慮に割り入ってきた途端に甘く蕩けた。くぐもった吐息を漏らしながら男の熱い舌を味わい、甘露のごとき涎を喉を鳴らして嚥下する。

 背中に回した腕は男を引き剥がすこともなく、逞しい背筋をなぞるように指先を這わすばかりだ。

 

 ふわふわとした浮遊感のさなかに背中から押し倒される。仰向けのカエルのような態勢にされた清華の上に男がのしかかり、身体の自由を完全に封じていた。

 

「んむ、じゅる、はむぅ……ぷはぁ……っ」

 

(お、ぉぉおっ……キスしながら子宮潰されるの、すごいですわぁぁ……っ♡)

 

 逃げ場もなく、圧倒的な剛力に為す術もなく組み伏せられ、男の逞しい肉体とブニブニとした感触の肉床にサンドされる。屈服しきった肉体はそれだけで虐悦の歓声を上げた。

 

「どうして、と言ったな?」

 

「おぉぉおおっ♡」

 

 白濁で一杯になった膣内で男の逸物がビクンと脈打つ。にやりと笑った男が力めば、肉棒が太さと硬さを増して清華のボテ腹を責め苛んだ。体積を増した剛直に押し出された精液がゴボリと膣口から零れ落ち、たまらず清華が噴き上げた潮と混ざり合って白濁の水溜りを作り出す。

 

「決まっているだろう?」

 

 慈しむような手つきで男が清華の張り出した下腹部を撫でる。淫紋を刻まれ感度を引き上げられた肌はそれだけでイキそうになるほど心地いい。これが精液ボテでなく本当に臨月腹であったとしてもそうであるに違いない。

 

 男は節ばった指で淫紋をなぞりながら、

 

「―――俺がまだ、まるで満足してないから、だ……ッ」

 

 

 容赦なく、清華の腹を掌底で押し潰した。

 

 

「ご、ぉぉォおおオ゛おお゛っ!!!!??? おぉっ、んぉほお゛おお゛おっ!!??」

 

 ―――ぼびゅううう!!

 

 パンパンに膨れ上がった腹に詰め込まれた媚薬精液が逃げ場を求めて荒れ狂う。逆流せんとして膣穴を塞ぐ極太肉棒に押し返されるも、すぐに膣口と剛直の隙間から夥しい量の白濁が噴き上がった。

 まるで吐精や排泄のごとき感覚に眩暈すら覚える。吐き出した精液は男の下腹部に生えた剛毛を濡らし、睾丸を伝ってボタボタと肉床へと落ちていった。

 

「んぉぉっ、おっ、おほぉぉっ……♡」

 

「やはりな、清華」

 

 これまで経験したこともない絶感。息も絶え絶えに余韻に浸る清華に男が囁く。女の膝を掴み、限界まで開脚させたうえで。

 

「純粋な肉体強度では、お前は咲耶以上らしい。あいつにここまで激しくはしてやれなかった」

 

「そ……それはどういう意味ですの……ぉぉっ♡」

 

「言葉通りの意味だ。こうやってボテ腹のまま抜かずの二度目など咲耶にはできん。腹が萎むまで多少待つ必要があった。……だがお前は違うな。こうして―――」

 

「ンっひぃぃぃぃィいいいっ♡」

 

 ばちゅん、と勢い良く突き込まれる肉棒。骨盤が軋むほどの圧迫すらも気が遠くなるほどの虐悦となって清華を襲った。あさましく膨らんだボテ腹が逞しい腹筋に押し潰され、夥しい量の精液が蜜穴から噴き上がる。

 

 ―――そして、間髪入れず再びの射精。

 

「ほ、ぉ゛ぉ゛ぉ゛おおおおおっ♡ それダメェっ、ダメですのぉっ♡ アツアツ精液子宮にぶっかけるのすごすぎてェっ♡ こんなのわたくし馬鹿になってしまいますわぁぁぁ……っ♡」

 

 萎みかけた下腹部が再び押し上げられる。新鮮な子種汁が淫膣の中を暴れ回り、何度でも受精させようと子宮に殴り込みをかけてくる。それのなんと心地いいことか。

 使命など忘れ果てた蕩け顔でアクメを貪る淫乱聖女。男はそれをニヤニヤとせせら笑い、耳元に口を寄せた。

 

「―――こうして、ボテ腹をさらに膨らませられるなどお前くらいだ。まるで俺専用の肉便器として生まれてきたような肢体だな?」

 

「~~~~~~~っ♡」

 

 その言葉を聞いた瞬間、清華の胸の内に湧き上がった感情は一言では言い表せない。

 羞恥、屈辱、悲嘆、喜悦―――そういった悲喜こもごもに入り混じるなか、仄暗く揺らめく優越感。

 

 そう、優越感。

 神守清華は、清廉な退魔師にあるまじき感情を一瞬とはいえ抑えきれなかった。

 

(旦那様専用……それは――――――咲耶お姉さまよりも……?)

 

 男の口振りではそういうことになる。

 咲耶では経験しえない連続射精の悦楽。それを受け入れられるのは清華ただ一人であると、そう男は言っているのだ。

 

 円城咲耶を神守清華が疎んじたことは一度もない。いつだって彼女は清華の憧れであり理想であり続けている。それが揺らぐことはこれからも決してあるまい。

 もし咲耶が命の危機に瀕したのならば、清華は迷いなく自らの命を差し出すであろう。それほどに心酔していた。

 

 ―――しかし。そう、しかし。

 記憶の中にこびり付いているのだ。

 あのコンテナごと肉塊に取り込まれ男に犯された日々のことを。

 男の逞しい肉体に組み敷かれ、母乳を噴き上げながら恍惚と嬌声を上げる咲耶の姿を。

 その姿に見とれて、思わず彼女を()()()しまったあさましい自らのことを。

 

 恥じらいもなく自らを貶める言葉を吐き、淫靡な仕草で種付けを乞う咲耶の姿は、彼女自身が望んでなった孕み奴隷として見とれるほどに完成していた。男ならば彼女の言葉を最後まで聞くまでもなく、問答無用で押し倒してそのしとどに濡れた蜜壺を貪るであろうほどに。

 同じ言葉を清華が吐いたとして、目の前で嘲笑を浮かべる男は果たしてどれだけ興奮するのだろうか―――

 

「お前はどうなりたい、神守清華?」

 

「へぁっ♡ はぁぁぁああっ♡ んぉおぉおお……ッ♡」

 

 清華本人も気づかぬまま心の奥底に燻っていた嫉妬心、劣等感。それを巧みにくすぐり、硬い肉棒で子宮を捏ねほぐしながら男は追い打ちをかけていく。

 

「優しく抱いてやろうか? こうして―――」

 

「んはぁぁぁぁ♡」

 

 ずるりと抜き取られる剛直。逞しい雁エラがツブツブの蜜襞をなぞり上げ、途方もなく切ない感触が清華を襲う。

 

「―――恋人のように愛してやろうか?」

 

 ―――ずちゅん。

 

「んおぉぉぉぉっ♡」

 

 悪魔のような誘惑とともに突き込まれた肉棒は、的確に清華の急所を突きほぐし子宮を蕩かせた。

 

(だ、だめぇっ、ダメですわ卑怯ですわぁっ♡ そんな風に優しく突かれたら、わたくし、わたくしぃ……ッ♡)

 

 それは男が自分本位に女を嬲るものではなく、ひたすら女に快楽を与えるための性技。ただでさえ女を堕とすことにかけては無二の肉棒を誇る男の責めである。発情しきり、それまでに腹を膨らませるほどにさんざん精を受けた清華の淫乱ボディに耐えられるものではない。

 

「ふぁぁぁっ、あはぁっ♡ んはぁぁぁっ♡」

 

(だめだめだめだめぇ……っ♡ 優しくするのだめぇっ♡ これ以上はもう、もう……っ)

 

 突かれるたびに心が堕ちていく実感。胸奥から熱い衝動が込み上げてくる。

 もはや男を憎むことすらできなくなってしまったのだ。これをそのまま続けられたら、愛液とともに湧き上がる恋心に溺れて戻れなくなってしまう。幸せになってしまう。

 そうなればもうおしまいだ。口づけひとつで意気地をメロメロに崩された女にどうやって男を倒す術があるというのか。

 

 ―――ずぶ、じゅぶぅぅぅぅう。

 

「おほぉぉぉぉぉ♡ ほぉぉぉぉぉっ♡」

 

 再度挿入された肉棒がGスポットをなぞりながら膣奥へ食いついた。熟れきった襞の一つ一つを味わうように丹念な腰つきで子宮口を責める動きに、清華はたまらず甘い声を上げてしまう。

 

「だめぇ、ダメですわぁ……っ!」

 

「ほう?」

 

 息も絶え絶えな淫乱シスターの拒む声に、男は軽く眉を跳ね上げる。

 

「ならどうして欲しい? どうされたい?」

 

「そ、それはぁ……んむぅぅっ」

 

 言いよどんだ清華の唇を男が塞ぐ。グチュグチュと口内を蹂躙し唾液で満たしてくる肉厚の舌は、容易く清華の思考を蕩かしていく。

 

「じゅるるるる……んぶ、んはぁ……はむっ、んんんんっ♡ ―――あぁっ」

 

「言ってみろ、お前の口から。お前の望みを」

 

 物欲しげな清華の声を無視して唇を離すと、男はぞろりと女の頬を舐め上げた。ぬらぬらとした熱い舌が肌を這う感触は、触手にされる以上の被虐快感を呼び起こす。無様な屈服アクメに浸りきった淫らな肉体はそれだけで容易く絶頂し、甘い酩酊感に清華は酔い痴れた。

 

 望みを言えと、男は言った。

 

「わ、わたくしは……のぞみ、はぁ……」

 

 男に押し広げられた両膝。絶頂のたびにビクビクと中空を掻いていた爪先が、男の背後で組み合わさる。汗ばんだゴツゴツと逞しい男の背中をふくらはぎでさすり、ねだるように腰を浮かせる。

 

「はげ……激しくぅ……っ♡ 激しく犯してくださいまし……ッ♡」

 

(これは、演技ぃ……っ)

 

 自らの発したおねだりの言葉に羞恥心で悶えそうになりながら、清華は内心に言い聞かせる。これは本心ではないのだと。

 

「清華のだらしない孕みオマンコにィ♡ んんっ、旦那様の立派なオチンポで躾を、ぉぉっ、下さいませ……♡」

 

(演技ぃぃ♡ 演技だからぁ……♡)

 

 演技だ。これは演技なのだ。

 男を油断させるため、偽りに屈服を示しているだけ。それだけだ。

 それだけなのだから―――

 

「もうとっくに孕んじゃってる子宮をぉぉ♡ 熱々濃厚精液で溺れさせてぇぇ……ッ♡」

 

 

 ―――今はこの官能に浸り続けてもいいのだ―――

 

 

「そうか」

 

 ―――ぼちゅん!

 

「お゛お゛ぉぉおおおっ!! んおぉっ、おっほぉぉおおお~~~♡」

 

 荒々しくプレスされる淫乱ボディ。逞しい腹筋にボテ腹が押し潰され、溜め込んでいた精液が射精のごとき勢いで噴き上がる。

 逞しい巨根が開発されきったポルチオを我が物顔で突き潰し、たまらない淫激が脳天まで駆け巡った。

 

「んひいぃぃっ、イクイクイクぅぅぅっ♡ 子宮ズコズコするの卑怯ですわ気持ち良すぎですわぁぁっ! もうこのオチンポで何度も何度もイかされてるのに全然とまらな、あへぇぇぁぁっ♡」

 

 喉を反らし口の端から涎を垂れ流しながら淫語を奏でる敗虐のシスター。娼婦もかくやという仕草で腰をカクカクと振り立て、うねるように膣襞を蠢かせて男に慈悲を乞うその姿には、男の隙を虎視眈々と狙う女退魔師の面影は微塵もない。

 そこにあるのは演技すら忘れ果てて無様に淫楽を貪る、屈服のメス奴隷だった。

 

「清華。お前の肉穴は誰のものだ」

 

「旦那様のぉぉっ♡ 旦那様の極太おチンポをしごくための肉オナホですわぁッ♡」

 

「お前の子宮は何のためにある」

 

「旦那様の赤ちゃんを孕むためですわっ♡ あぁですからっ、ですから早くぅぅぅ♡」

 

(はやくっ、はやくしゃせぇ……っ♡ また濃厚な子種汁でお腹がパンパンになるくらい……♡)

 

「いいだろう」

 

「ンっひぃぃぃぃっ!!!」

 

 ぶちゅぅぅぅぅう、と極太肉棒が深々と子宮に突き刺さる。射精の予兆でひとまわり大きくなった竿に膣口が塞がれミチミチと軋みを上げる。

 待ちに待ったその瞬間を前に、清華の唇はだらしなく歪んだ。

 

 そして―――

 

(くる、くる、クルクルぅ……♡)

 

「がめつい奴隷のために子種を恵んでやる。喜んで受け取れ」

 

 ―――ブシャァァァ!! と、ありえない音を立てながら、その日二度目の射精が清華の蜜穴に注ぎ込まれた。

 

 まるで衰えることを知らない濁流のごとき射精量。子宮口にピッタリと押し付けられた鈴口から繰り出される圧倒的な雄汁の暴力は、あっという間に淫乱聖女の蜜壺を満たしきり更なる圧迫を強いる。

 ぐぐぐ、とせっかく萎んだはずの淫紋腹が再び膨れ上がり、見るに堪えないボテ腹へと姿を変えていく。

 

 常人ならば苦痛以外の何物でもない中出し射精。しかし淫紋と肉体改造によって調教され尽した被虐奴隷にとって、それはなににも勝る苦悦だった。

 

「おほぉぉぉおおおイグイグイグイグゥゥゥっ!! 受精済みオマンコに種付け追加されてイグぅぅぅぅっ♡ んぉおおおダメダメダメこんなの贅沢すぎますわぁぁぁぁっ♡ 主よっ、主よっ♡ わたくし堕落してしまいますのぉっ♡ こんなにたくさん熱々子種注がれてぇ、わたくし♡ んお、おぉぉぉぉ~~~~~♡」

 

 艶やかな黒髪を振り乱し支離滅裂な嬌声を喚きちらす孕み奴隷。拒絶の言葉は口ばかりで、その両脚はしっかりと男の背中をホールドし快楽を隅々まで味わおうと離さない。

 

 ブシュゥゥ、と音を立てて肉棒と膣口の隙間から白濁汁が吹きこぼれた。膨れ上がった腹にすら収まらなくなった子種汁がまるで潮吹きのように断続的に吹き出てくる。

 それが十数秒にわたって続くという異様な光景。吹き出た精液が男の睾丸に跳ね返り、清華の淫尻を伝って肉床へと滴り、ついには女の背中を浸すほどの精液溜まりとなって広がっていく。

 

「お、おぉぉぉぉ♡ おほぉぉぉ……っ♡」

 

「ふん……いい顔になったな、清華」

 

 男が存分に精を出しきったあと、その下にいるのは裏返ったカエルのような姿勢の、あさましいアヘ顔で放心する堕落シスターの姿だった。

 ほどけた両脚は甘い絶頂がまだ続くのか、ビクンビクンと痙攣が止まらない。万歳をするように投げ出された両手は力なく肉床を引っ掻き続けている。だらしなく半開きにした口から可憐な舌を突きだし、だらしなく崩れきった顔で浅い呼吸を繰り返す孕み奴隷。彼女の頭はもはや先ほど散々味わった大絶頂の余韻に酔い痴れる以外の思考は吹き飛んでいた。

 

「ふ……っ」

 

「んほぉぉぉっ♡」

 

 ぐぽんっ! と音を立てて肉棒が蜜壺から抜き取られた。

 ぼびゅっ! と音を立ててぽっかりと穴の開いた淫壺から白濁が噴き上がり、弧を描いて肉穴を叩く。

 たまらず甘い絶頂に追い込まれるマゾシスター。忘我の域にありながら背筋を仰け反らせて快楽を堪能する。

 

 膝立ちになった男は清華の頭ににじり寄ると、その顔面にヌラヌラと光沢を放つ自らの怒張を差し出す。

 射精したばかりだというのに隆々といきり立ったままの威容を誇る極太男根。精液と愛液の混合物でテラテラと濡れそぼり、湯気すら立ち昇るほどだ。鼻先に突きつけられた肉棒からはむせ返るほどの雄臭が伝わり、それを嗅いでいるだけで気が狂いそうなほどの飢餓感が込み上げてくる。

 逞しい肉槍にうっとりと目を奪われる肉奴隷に男が言う。

 

「わかっているな?」

 

「んふ――――――かぷぅ♡」

 

 一瞬の躊躇いすらなかった。

 愛液と精液がしたたる極太肉棒に、蕩けきった表情の清華は迷いなく自らの舌を這わせる。

 口の中に広がる苦い味。それすら愛おしむように清華は鈴口を咥えこみ、ジュルジュルと下品な音を立てて尿道に残る精液を啜り上げる。

 

「はぶ、んく♡ ずず、じゅるるぅ♡」

 

「いい子だ、清華」

 

 屈服の証ともいうべき口奉仕。丹念に舐め上げる男根はいまだ萎える気配がない。

 男の恐るべき精力に圧倒されつつ、清華の胸中はまだまだ終わらない淫獄への期待にズクズクと疼きを上げていた―――

 

 

 

 ――――――神守清華と男のまぐわいは30日にわたって続いた。

 

 めくるめく淫楽の日々。何度も何度も絶頂させられ、その都度注がれる精液で清華の腹は何度も妊婦のごとく膨らませられた。そしてそのたびにボテ腹を押し潰され慮外のアクメに放り込まれた。

 数えきれないほど口奉仕に没頭した。高く張った雁エラの形、裏筋で脈打つ血管の感触まで舌先にありありと蘇るほど熱心に舌を這わせた。喉奥から胃に向けて放たれた精液の熱さはきっと生涯忘れまい。

 巧みな手つきでカチカチに硬くなった乳首をしごかれ、乳肉を揉み潰された。ただでさえ弱かった性感帯は更に敏感になり、男の手が触れるだけで軽い絶頂が止まらない。

 首筋も、二の腕も、内腿も、ふくらはぎも。清華の肌で男の舌が這わなかった場所は無い。同じように男の肌で清華が味を知らない場所もない。

 

 百度を優に超えるほど精を注がれた。気が遠くなるたびに唾液と精液を飲まされ、その都度湧き上がってくる活力と淫欲が命じるままにまぐわい続け、そして―――

 

 

「あぁ~~~♡ あっ、んぉっ♡ ぉぉ~~~♡」

 

 息も絶え絶えな嬌声が肉部屋に響く。声の主など問うまでもない。

 

 肉部屋の中は様変わりしていた。―――なにせ、肉床が覗く場所がないのだ。

 男の放出した精液、清華が絶頂のたびに噴き上げる愛液、肉塊の分泌する媚薬淫液、ふたりがグチョグチョと垂れ流す汗や涎。それらの入り混じった体液が肉部屋に満ちわたり、ザーメンプールを作り上げている。

 常ならばその汚らしい光景に眉をひそめるであろう清華も、今となっては恍惚の吐息を漏らすばかりだ。強力な淫毒混じりの白濁に全身の肌を侵され、男の吐息を吹きつけられるだけで絶頂に達するようになったマゾ聖女は、心地良さげに精液風呂を堪能していた。

 

 うつ伏せに突っ伏し、膝を突いて尻を高々と突き上げた態勢で、清華は背後から男に犯されていた。

 豊かな尻肉を無造作に捏ね回されながら、ゆったりとしたストロークで抽挿される。子宮口をグリグリと突かれるたびに男の腰に潰される淫尻の感触、名残惜しげに亀頭を引き留める膣襞の絡み、雁エラに掻き混ぜられる膣内の精液の感触―――どれもこれもが飽きることなく清華の淫欲を煽った。絶え間なく襲い来る切なくも心地良いアクメに為す術もなく翻弄された。

 

「んんぅ♡ んふぁぁ……っ♡」

 

 ―――しかし、それでも。

 

(……まだ。まだ、終わっていませんわぁ……っ)

 

 劣情に染め上げられた瞳の中に宿る、微かな決意の光。

 

(今は。いまは確かに逆らえません。でもいつかは……いつかは旦那様のっ、んぉぉ……力が衰える日も来るはず……ぅっ)

 

 今は雌伏するとき―――そう、これは雌伏なのだ。清華はそう自らに言い聞かせる。

 

 どんなに強大な敵であっても、いつまでも無敵というわけではない。気を緩める時、心を許し無防備になる瞬間が必ず来るはず。

 それまで耐え続ければ、耐え切った瞬間こそ起死回生の好機なのだ。

 

(何十年かけてでも、何十人孕んでも耐えてみせますわ……だからそのときは、その時までは、ずっと……ぉぉっ♡ あぁそれすごいぃぃぃ……♡)

 

「んぉぉぉっ、イグ、イぐっ、いぐぅぅぅ~~~♡」

 

 ―――()()()()()()()()()()()()()()()()―――

 

 奮起の言葉を内心で繰り返しながらも、その思考の矛盾に気付かないまま奴隷聖女は雌伏し続ける。

 ご主人様へ媚びを売り、種付けをねだる媚態が自らの本心であることに気付かないまま―――




神守清華(受精済み)
多分六十年後くらいに孫に囲まれながら「道鏡討ち取ったり」を宣言する。世間からは忘れ去られてそう。
淫紋術の支配下にあるうちは肉体年齢が全盛期を維持するため、道鏡が死んでからの人生が長い。
魔力霊力の関わらない素の肉体面での頑強さでは円城咲耶を上回る(オークチンポをアナルに受け入れて括約筋をちぎられながら絶頂出来る)
そのため、肉体改造抜きだと道鏡との身体の相性がとてもいい。おそらく淫紋術抜きでも時間をかければ御立派を受け入れられたと思われる。
ちなみに魔胎都市ヒロインで道鏡と最も素で肉体の相性がいいのは霧月の忍者。


次話でラストだけど投稿は未定。多分エロは無いはず。
年末までには終わらせます。そして止まってる鬼滅×エタデザの続き書くんだ……
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