エロはありません。
●オリ主
【本名】ヒロキ(苗字未定)
【芸名】道鏡
【フィジカル無双】
地球上のあらゆる生命を上回るタフネスを得る。「あらゆる」とは文字通り過去現在未来を網羅したうえでの無双。ブラキオサウルスやメガロドンなどの巨大生物まで含んでいる。
ちなみに転生先が完全なファンタジー世界であれば、ドラゴンや巨人種などのファンタジー生物が上限値として設定されていた。
拳は海を割り、走れば水面を駆け、空中ジャンプで雲を突き抜ける。1章で神出鬼没だったのは文字通り生身で日本中を飛び回っていたため。ちなみに助走路かつ離陸路は近所の八幡宮の石階段。
感覚器官も尋常ではなく強化され、3歳までは空気中の埃や偏光線、日常の雑音や自分のはらわたの収縮音などにノイローゼ寸前になるほど追いつめられていた。
【マジカルチンポ】
挿入すればこの世とは思えない快楽を女に与える陰茎。三度も突けば必ず絶頂させ、十度も突けば耐えられない女は白目を剥いて失神する。触手に寝取られるということはない。
放出される精液は強力な媚薬効果を持ち、耐性が無い女は精臭を嗅いだだけで発情、卒倒する。ともに互いを感じ合いたいオリ主にとっては邪魔極まりないもの。
本来なら女殺しの男根としてオリ主にハーレム人生を約束するものだったが、前項のフィジカル無双と負の相乗効果を及ぼした結果悪質に変化。挿入不能の巨根と膣破裂の精液量を誇るようになる。そんな女殺しは要らねえ。
ただでさえ無尽蔵の体力を持つことも相まって、オリ主が本当に精根尽き果てて萎えたことはない。つまり賢者タイムは転生以来経験していない。
精通したその日の晩、トイレに拭き残した精液に発情した両親が寝室でギシギシして妹が生まれたことから、自慰は自宅では絶対やらないと決意している。
【淫紋術】
下腹部に子宮を模した模様を描くことによって女性の肉体・精神に影響を及ぼす術。主な効果は催眠、催淫、思考誘導、認識改変、肉体操作、肉体改造etc
およそ淫紋と聞いて考えられる薄い本展開は全て網羅できる代物。
本来の用途は刻んだ女の生命力を淫気に変換し女体を汚染、発情・淫乱化させて術者に隷属させるというもの。
しかしオリ主は正規の用途で淫紋を使用したことが一度もない。
「いや……だって……淫乱化とかマジカルチンポで同じこと出来るし……」
そもそも陰茎が入らない肉穴奴隷を作ったところで何になるというのか。
オリ主が使う淫紋は本来の真逆――女体を汚染する淫気を燃料に発動し続ける淫紋である。
そのため淫獣の関わらない場所に身を置き続ければ、体内の淫気が消費・発散されるごとに淫紋は薄くなり、ついには完全に消え去る。淫紋の効果もその際に失われる。
自分の体液を媒介にするため、淫紋を刻む女にどこかの穴から体液を摂取させなければならない。
惚れてもいない相手との体液交換など御免なオリ主は、咲耶以外の退魔師相手には一度舐めた自分の指先を口に突っ込むことで条件を満たしていた。
模様ごとに効果が異なっており、浸食が進むごとに模様が大きくなり、効果が追加されていく。それぞれの段階ごとに細かく設定は可能だが、オリ主は咲耶以外には一律に同じ効果を設定していた。
設定は以下の通り。
第一段階:認識の改変、記憶の封印
第二段階:生命力活性
第三段階:膣内拡張(挿入可能)
第四段階:膣内再拡張(射精可能)
第五段階:排卵誘発
第一段階(爪の先ほどの大きさ)の淫紋で遭遇した退魔師のオリ主との戦闘の記憶を封じ、仮に何かの拍子で思い出したとしても顔や声、名前といった個人情報については霞がかったように意識を向けられない状態にする。
ごく限定的(最長30分間の記憶)な精神干渉であるため負担も小さく、消費する淫気も少ない。つまりその女退魔師が現役で淫獣を相手にする限り絶対に解けない。
雑魚や下級妖魔を主な相手とする通常の退魔師、イバラの姉妹であれば第一段階を越えることはありえない。それこそ毎週欠かさずシャワーのように妖魔淫獣の体液を頭から被るのでもない限り。
基本的に本来と逆転した使用法であり、オリ主のマジカル精液を身体に受けるでもない限り第三段階から先に進むこともない。
女が取りこんだ淫気を消費する関係上、新たに取り込んだ淫霧や発情毒といったものまで片っ端から吸収するため、淫紋を刻まれた退魔師は淫獣への耐性が向上する副作用がある。
咲耶に刻まれた淫紋は第一段階を淫気発散・生命力活性に特化させたもの。第二段階の先取り。
捕らわれてひと月近くが経過していた彼女の身体は通常では除去困難なほど淫気に汚染されていたためである。
記憶封印と比べて浸蝕速度が上がるものの、調教師の改造によって通常の数万倍にまで高められた性感度を抑え込むにはこれ以外に手段が無かった。
案の定、咲耶の淫紋は容易に二段階目に到達し、肉体能力が不自然に向上することになる。
【オリ主の動向の詳細】
転生先が魔胎都市の世界と知り、退魔稼業を始める決心をつけたオリ主が最初に行ったのは、原作ヒロインである円城咲耶の動向調査である。
原作ファンとして単純に気になったというのもあるが、それよりもまず原作ブレイクを果たしておきたかったというのが本心。
『魔胎都市』シリーズにおいて毎回のごとく敗北している円城咲耶であるが、その敗因の大元を辿れば、過去に囚われ魔界一の調教師による調教を受け、感度数万倍の淫乱体質やら満月の夜に強制発情やらといった弱点を付与され、毎度その弱点をお約束のごとく突かれていることによる。
つまりその捕らわれイベントさえ破壊してしまえば、現役最強の退魔師の看板に傷がつくこともなく、彼女が今後弱点を突かれ敗北することもない。
原作の展開はほぼ大半がブレイクされ、孕魔の苗床になった咲耶が産み落とした妖魔が日本を侵略したり、
そう考えて円城咲耶の動向を調べたオリ主であるが――――運悪く、彼女は二週間前から消息不明であった。
こいつはマズイと焦ったオリ主は仲介屋のおっさんを伝手にトーキョーへ渡り、依頼背景を捜査。
依頼主の自宅へ殴り込みをかけ、脂ぎった中年男の遺体を発見。死の直前に彼が自慰に使っていた円城咲耶の退魔衣装を入手すると、そこから匂いを辿って研究所の場所を突き止めることに成功する。
研究所と見せかけた擬態型妖魔の核を難なく破壊し、内部の所長及び研究員を血祭りにあげ咲耶を救出、上述の淫紋を施す。
淫紋を刻むついでに役得とばかりに美女の唇を奪ったオリ主であるが、この時点で彼女の肉体は狙っていなかった。
逆転した淫紋であるがゆえに第二段階の壁は厚く、なにより特製を施した咲耶が第三段階に至るとは到底思えなかったためである。
その思惑が変化したのは二度目の邂逅にて。発情し、あろうことか第三段階の淫紋を見せつけながらの咲耶の「おねだり」を聞き、本気で欲しくなり精液を浴びせた。なお、これに耐えるようであればすっぱりと諦めるつもりでもいた。
トーキョーに住むようになったのは『真』のラスボスである魔胎神を見つけ次第殺すため。そしてトーキョーを東京に戻すのが目下の目的。
原作ブレイクが成功していれば現役最強がどうとでもしてくれていたのだろうが、そうもいかなくなってしまった。
本当は魔胎神だけ殺せばあとはどうでもいいと思っていたのだが、妹が入学する高校の修学旅行先の候補にトーキョーの浅草寺があったことから心変わり。妖魔撲滅に血道を上げる修羅となった。
逆を言えばそれさえなければ実家に戻り、関西播州の治安さえ維持できればそれでいいと思っている。
そして魔胎神を処分した現在、東京の妖魔を駆逐したあとは実家に帰りたいと思っている。