※この作品はR-18です。

君のことが好き好き好き好き超大好きな一〇〇万通りのヒロインたち   作:グリム・グリルグリン・グリーングリップ

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 後書きにネタバレあります



















13 君のメイドであり、君の妻であり、君の嫁であり、君の愛人であり、君の奴隷であり、君のオナホであり、君の便器であり、君のことが好き好き好き好き超大好きな、君以外には絶対に寝取られない君の恋人。

 

 

 

 26.

 

 

 

 特別観戦室に設置されているモニターには、麻雀大会準決勝の中継映像と、実況アナウンサーである≪アイドルマスターシンデレラガールズ≫の川島瑞樹、麻雀アイドル兼解説者である≪咲-Saki-≫の瑞原はやりの声が流れている。

 

 四つある雀卓の一つでは≪咲-Saki-≫の原村和と≪アイドルマスターシンデレラガールズ≫の鷹富士茄子、≪甘城ブリリアントパーク≫のラティファ・フルーランザと≪アズールレーン≫の大鳳たちが、笑顔で応酬しながら接戦を繰り広げている。

 準決勝まで勝ち上がってきた全四組計一六名は、年齢制限や服装規定が特に無いため各々がバラエティに富んだ格好で参加しており、着物だったり制服だったり、水着だったりメイド服だったりと全体的に統一感というものが欠けている。また大会ルールとして全員が膣とアナルに媚薬分泌電動バイブを挿入(いれ)ながら対局しているので、勝ち上がるに相応しい精神力を発揮して気絶脱落者こそ出ていないものの、びくびくっ❤❤と震えた拍子に打牌ミスする様子が散見されている。

 

 そして君は観戦室モニターの前でソファーに腰かけながら、左腕でちはやふる水の女神である和香のエチ腰を抱き寄せ、右腕にべったり引っ付いているユディタと舌べろを絡ませ合っている。

 

 二人ともパンモロ超ミニタイトスカート姿で、上には何も身に着けていない。両側から果肉たっぷりに実ったたわわ(・・・)乳房を押し当てながら、和香は君の太ももをスリスリ❤❤撫で、ユディタは「れろえろえろ~っ❤❤ちゅぱっ❤❤ちゅっ❤❤」と君との唾液交換に夢中になっている。

 

 双眸にデロ甘なハートマークを浮かべて、オス様に媚びるのが大好きなトロ顔になっているユディタには、かつて女と一緒に〈エルドラド〉を旅した頃の凛とした面影は残っていない。

 

 過去の愚かな信念を「ぽきっ❤❤」とへし折られたバカメスは、今では君専用のチン媚び隷属者として、不朽不滅の揺るぎない信仰心に目覚めていた。

 尋問室から出されたのち、何処に出しても恥ずかしくない立派な国民(メス)として新生を果たした彼女は、その証拠に淫紋を彼女の魂と同じく不可逆的なピンク色に開花させていて、君に傍に置いて頂けるだけで無上の喜びを感じるようになっている。

 

 女はそんな友人の姿にびくっびくっ❤❤とお漏らししてしまうものの、画面越しの女の想いなど知る由もないユディタは、君に艶やかな金髪を触れられて顔を蕩けさせている。すると反対側の和香が少し拗ねたような声を上げ、君はそんな和香のムチムチの太ももをさわさわ❤❤撫でると、片手間にスカートの内側に指を入れてくちゅくちゅ❤❤パンツの上から弄ってやり、先ほどから股座に(ひざまず)いている“ヒロイン”を見下ろした。

 

 そそり立つデカチンに顔を寄せ合って「ぶぼっ❤❤ぼぶぼっ❤❤ぢゅるるる…っ❤❤ぷぱっ❤❤」とおしゃぶりご奉仕しているのは≪コードギアス 反逆のルルーシュ≫のC.C.と≪チェンソーマン≫のマキマであり、二人は君に視線を向けられただけで、ぴくっ❤❤ぷし…っ❤❤と無条件追加お漏らしをする。

 二人の奉仕の動きは甘イキの最中でも澱みなく、網タイツバニー姿のC.C.はデカ陰嚢を頬張ってモゴモゴ❤❤ぢゅぱぢゅぱ❤❤吸い付きながら、満ち足りたオナホ顔で揉み解している。対するマキマは竿を喉奥深くまでぐっぽり❤❤咥え込み、仕事着である白いブラウスとネクタイを唾液と汗とチンポ汁でぐっしょり汚しながらも、絶えず極上の快楽を君に献上し続けている。

 

 君は和香とベロキスしながら予告なしにぶびゅるるっ❤❤とチンイラを開放すると、吐精の途中でずりゅんっ❤❤とマキマの喉奥から引き抜き、イラマ攻めでマゾイキしているマキマの端正な鼻先に、ヌルヌルの鈴口を擦りつけた。

 どぷどぷどぷーっ❤❤と、鼻の穴に直接ほかほかザーメンを注いでやる。人よりも特別に鼻が利く(・・・・)マキマは、鼻腔を占拠する熱々スペルマに全身をガクブル❤❤痙攣させ、容赦ないザー臭アクメ窒息で意識を飛ばしかけている。それでもわざわざ君が鼻に恵んでくれた精液を一滴たりとも溢すまいと、マキマはふごふご(・・・・)鼻を啜りながらなんとか飲み干し、「…げぷっ❤❤」とザー臭げっぷを漏らしてから、頬を赤らめつつ、口を開けてすべて飲み込んだことを報告した。

 

 君が頭を撫でてあげると、オナホ冥利に尽きるマキマは嬉ションしながらチンポ様に頬ズリし、C.C.と一緒に丹念なお掃除に取り掛かる。君はC.C.の長く美しい黄緑髪で髪コキお掃除フェラされながら、上手にお射精できたことをユディタと和香にホメホメされつつ、試合に変化のあったモニターへと目を向けて――

 

 再び映像が切り替わる。

 

 画面には、超巨大屋外プールで遊んでいる君たちの姿が映し出されている。女が鎖されている尋問室とは対極の、青空が広がる、明るい開放感のある場所で君たちは睦み合っている。

 

 大型競技スタジアム一〇個分ほどの広さを誇るアトラクションプールでは、八〇〇〇名以上の“ヒロイン”がタイサイドビキニ、ホルタービキニ、バンドゥビキニ、ストライプビキニ、ハイレグ競泳ビキニといった様々なタイプの水着姿で戯れており、君は流れるプールを見渡せるビーチベッドで休みながら、両脇に≪かんぱにガールズ≫における如月流剣術開祖であるミコト・キサラギと那須流弓術を完成させたヒナノ・ナスを(はべ)らせている。

 

 天を衝かんばかりの君のオチンポは、ユディタと一緒に≪かんぱにガールズ≫のヘルガノン八柱に名を連ねる金髪褐色爆乳メスことアズモ・デ二ウスがズリズリ❤❤ダブルパイフェラご奉仕していて、こりこりに勃起したエロ乳首からはドプドプ❤❤甘ったるい母乳が溢れている。

 四人とも気合の入ったクロスデザインのマイクロビキニであり、大なり小なりお腹が膨らんでいて、君はミコトが差し出した釣鐘型おっぱいを甘嚙みすると、デカ乳おっぱいミルクを直飲みで味わったりしている。

 

「ず…ぃ…❤❤」

 

 別のシーンでは、君はヒナノのロケットおっぱいにパフパフされながら、ビーチベッドに四つん這いになったミコトを後ろから犯している。

 ぱちゅんっ❤❤ぱちゅんっ❤❤と湿った肉のぶつかり合う音が響き、その様子をアズモがハンディカメラでハメ撮り撮影していて、君はユディタに腰振りサポートされながらミコトをオホらせ尽くすと、プールに入って別の“ヒロイン”たちをパコり始める。

 

 ≪アイドルマスターシンデレラガールズ≫の本田未央と≪アイドルマスターシャイニーカラーズ≫の八宮めぐるを交互にベロキスはめはめし、≪BanG Dream!≫の上原ひまりと≪プロジェクトセカイ≫の天馬咲希のふくよかエチ乳を味比べしながらナカ出しどぴゅどぴゅ❤❤し、≪アサルトリリィ≫の郭神琳をケツハメしながら親友の王雨嘉を潮噴き手マン絶頂させると、ケツ汁ザー汁まみれの汚チンポを雨嘉の口まんこで清めてから、後背位で雨嘉まんこにも雑ハメぴゅっぴゅ❤❤する。

 

 ナカ出しが完了すると、エロ蹲踞(そんきょ)ポーズしながらマラチンポ様を挟んでのレズベロチューお掃除をさせ、仲睦まじい竿姉妹(カップル)の様子をカメラに収めてゆく。君専用オナホまんこを使ってもらえた幸運に感謝しながら、それぞれ恥ずかしそうに、愛おしそうにアズモカメラにピースするメス奴隷たちを撮り終えると、君はパコハメえっちにばかり精を出すのではなく、建築班とデザイン班が王国技術の粋を集めて作り上げた一大アトラクションを巡り始める。

 

「…る…ぃ❤❤」

 

 ≪グランブルーファンタジー≫のゼタやベアトリクスたちと一緒に、二〇種類のコースがあるウォータースライダーや上空一〇〇〇メートルから駆け降りる超高速特大ウォータースライダーを絶叫連発しながら燥ぎ回り――

 

 ホワイトブリムを装着した≪Fate/≫のアルトリア・ペンドラゴン・メイドオルタや≪神田川JET GIRLS≫の波黄凛たちと共に、爆速水上バイク(反重力エンジン搭載)を体験して一陣の輝ける風になってみたり――

 

 ≪プリンセスコネクト!Re:Dive≫のシズルや≪Fate/≫のブーディカが出している屋台店を食べ歩いたり、砂浜コーナーに突如として出現した、手先の器用な“ヒロイン”たちによる本物に勝るとも劣らない一〇メートル越えの砂城や砂船などを見物して驚かされたり――

 

 別のシーンに切り替わると、戦闘職“ヒロイン”によるビーチバレー大会が開催されており、白熱の試合模様が映し出されている。

 

 砲撃の如く壮絶なスパイクを叩き込む≪戦場のヴァルキュリア≫のセルベリア・ブレス。

 手技足技を駆使してどんな位置からでもボールをコート(ぎわ)に狙い落とす≪ファイナルファンタジーⅦ≫のティファ・ロックハート。

 聖人ボディスペック全開でコートすれすれを攻め続ける≪とある魔術の禁書目録≫の神裂火織。

 未来予知の如く瞬時に反応してボールを弾き返す≪グランブルーファンタジー≫のジャンヌダルク。

 君を心から信奉する、えちえち戦闘力トップクラスのおまんこ便女(チョロイン)たちが砂上でガチバトルを繰り広げているのを尻目に、君は日焼け跡がエチチチな≪ゴッドイーター≫のアリサ・イリーニチナ・アミエーラを空調の効いたVIPエリアに連れ込むと、びゅくびゅくびゅく…っ❤❤とドスケベ対面座位で未来のパパラブ娘を植え付けている。

 

 君は≪ライザのアトリエ≫のリラ・ディザイアスとセリ・グロースの鍛えられたムチムチ半獣人ボディを椅子にして座りながら、受精アクメした銀髪爆乳じぇーけーアリサと余韻たっぷりのピローキスを交わすと、種付けし終えたばかりのぐちゃ濡れペニスを引き抜いた。

 入れ替わるように君の股座に素早くにじり寄った≪プリンセスコネクト!Re:Dive≫のロリママことコッコロが、でろでろにヌラつく肉竿を粘度と温度の高い小さなお口に頬張り、ぢゅっぽ❤❤ぐゅっぽ❤❤とトロ顔でお掃除ご奉仕に取り掛かる。

 

 モチムチおっぱい背もたれとして君を後ろから支えている≪ゼノブレイド2≫のホムラとヒカリの体温を感じながら、君は尿道のお残しもきちんと綺麗にしてくれたコッコロを下がらせると、今度は≪ゴッドイーター3≫の金髪爆乳オナホであるクレア・ヴィクトリアスを跨らせ、君自身は一切動かないでいい、優雅で快適な座位ハメえっちを再開する。

 

 ちらと視線を動かせば、ぱちゅんっぱちゅんっ❤❤と抽挿音が響くエリア内には≪ソードアート・オンライン≫のアリス・シンセシス・サーティや≪プリンセスコネクト!Re:Dive≫のペコリーヌことユースティアナ・フォン・アストライアが並んでいる。他にも≪テイルズオブエクシリア≫のミラ=マクスウェルや≪デート・ア・ライブ≫の本条二亜といった、いずれも君を崇め奉る数多の全自動生オナホたちが痴女ビキニ姿で横一列に控えており、手を頭の後ろで組んで腋まんこアピールしながらヘコヘコ❤❤フリフリ❤❤がに股チン媚びオナサポダンスで至高のお射精に華を添えている。

 

「ぅぅぅ…❤❤ぅぅぅぅ…❤❤! …ずるい(・・・)ぃ…っ❤❤…」

 

 尋問室でモニターを見つめる女がいくら惨めに歯軋りし、どれだけぷしぷしっ❤❤とお漏らししようとも、映像から嬌声と歓声が絶えることはない。途中で強化ビーチボールが粉々になってしまう事態こそあったものの、おおむね滞りなく試合は進行し、個人戦に続いてペア対決が開催されると――

 

 ≪対魔忍RPG≫の鬼崎きらら&甲河アスカによるくのいち(・・・・)コンビVS≪テイルズオブレジェンディア≫のクロエ・ヴァレンス&≪テイルズオブゼスティリア≫のアリーシャ・ディフダによる女騎士コンビ対決だったり、

 ≪艦隊これくしょん≫の高雄&愛宕VS≪アズールレーン≫の高雄&愛宕による同名同艦デカ乳重巡級ミラーマッチであったり、

 ≪マケン姫っ!≫のKカップ教師こと二条秋&≪恋姫†無双≫のエロメンマ趙雲こと星VS≪ToLOVEる≫のえっちぃ金色の(ヤミ)ことイヴ&≪終わりのセラフ≫の太陽を克服したロリガキ吸血鬼ことクルル・ツェペシによる異色タッグマッチが実現したりして、大会は大いに盛り上がりを見せた。

 

 陽が沈んでからは一堂に会しての大宴会という運びとなり、≪Fate/≫の楊貴妃たちが奏でる極上の演奏を挟みながらどんちゃん騒ぎの夕食を楽しみ、花火が打ち上がるのを背景に、君は気に入った“ヒロイン”を寝所に招いてシッポリ❤❤朝まで51Pハーレムを満喫する。

 

 そして今回の企画を立てた≪ようこそ実力至上主義の教室へ≫の坂柳有栖と≪かぐや様は告らせたい≫の四宮かぐやを抱きマンコ枕に選び、まずは有栖の天才ロリめすチン媚び穴にグイっ❤❤とチンハメすると、二人の協力者にして今晩の安眠おっぱい枕である≪アズールレーン≫のフリードリヒ・デア・グローセとベルファストに身体を支えさせ、愛息チンポを甘やかすでれでれオナホママさながらの“ヒロイン”たちを山のように周囲に(はべ)らせながら、君は時折どぴゅるるっ❤❤とチンポケースに夢精しつつ、健やかな眠りにつく。

 

ずるい(・・・)ですっ❤❤! ずるいずるいずるいっ❤❤!! ずるいずるいずるいぃぃぃぃっ(・・・・・・・・)❤❤❤!!! なんでっ…なんでこんな”もの”見せるん”ですかぁ”っ❤❤❤!!?」

 

 自分ではない(・・・・・・)女たちが君に甲斐甲斐しくご奉仕し、自分ではない(・・・・・・)女たちが君にイチャらぶレイプで中出し着床アクメさせられ、自分ではないのに(・・・・・・・・)激しいシンパシーを――まるで生き別れの姉妹に対するが如く――感じる“ヒロイン”たちが君と一緒のベッドで眠りにつく様子を見せつけられた女は、ましてやその光景に同郷の友人の姿を見つけてしまったことで、これまでとは比にならない激しさで、しまいには幼児退行したように感情を爆発させてしまう。

 

「ぅ”ぅぅぅぅ❤❤❤❤!! ぅ”ぅぅぅぅ…っ❤❤❤❤!! わたしは…っ❤❤こんな”のっ、わたしはぁ…❤❤!! わ”だしぃ…っ❤❤!!」

 

 激しく鎖が踊り狂い、暗い湿り切った密室に、絶叫にも似た号泣が響き渡る。

 

 城攻めされ続けていた鉄壁の精神は、此処に至ってついに限界の刻を迎える。一度陥落してしまえば、もはや取り繕うすべはなく、女の無防備で弱々しい本性が剥き出しに引きずり出される。

 

「…おちんちん❤❤おちんちんっ❤❤! おちんぽ…おちんぽ…っ❤❤おちんぽおちんぽっ、おちんぽ❤❤!! ぅ”ぅぅ…❤❤うぅぅぅ…❤❤あるのに…わたしだって…❤❤ぅぅぅ…❤❤わたしだってぇ…まん”まん”…まんこ…おまんこ…ハメハメ…ハメ”ハメ”ぇ”っ❤❤❤…ひぅ”ぅぅ…したい…っ❤❤…ずる”いぃぃ”…っ❤❤…わたし…っ、ごしゅじんさま(・・・・・・・)ぁ…❤❤…」

 

 あらゆる美しい“ヒロイン”が笑い合っている映像を見ながら、理性が崩壊して狂ったように地団駄を踏み、淫紋を虚しく反応させている女に声をかける者はいない。

 まだ会ったことも話したこともない君の姿を見て、身勝手に驕った羨望を抱き、身の丈知らずの独占欲に焼かれ、それを奪われたとネトラレマゾ女のように鬱絶頂する間抜けで無様なヒロインの言葉に応える者は、誰もいない。

 

「………、」

 

 爆発した感情は、長い慟哭を経て涸れ果てる。声も出なくなり、とうとう最後の灯火が消えるように、部屋は完全に静まり返る。

 

 君を映し出していた仮想モニターの映像も消えている。

 

 凍えるような静寂。

 

 完全なる闇。星々の死に絶えた宇宙のような闇が、女の震える四肢を呑み込む。

 

 光はない。どこにも。

 

 鎖が鳴らす音も聞こえなくなり、肉体に反応する淫紋の輝きも、闇に見出すことはできなくなっている。

 

 光を映さず涙を流す女の双眸には、輝ける星を見続けていたが故の、それを見失った後悔と絶望が敷き詰められてゆく。

 

 この絶望に終わりはない。

 

 女はどこにも行けず、自分のいる場所の、どちらが上でどちらが下なのかも判らなくなる。なにが裏でなにが表なのかさえ判らなくなる。

 なにも聞こえない。項垂れていることすらも判らない。闇に埋没する肉体を通じて自我の境界が溶けてゆく。輪郭は曖昧に崩れ、虚空になにも感じ取ることはできない。時間だけが流れ去ってゆく。やがて時間という概念すら知覚できなくなる。

 

 此処にはなにもない。己すらも。

 

 涙と共に、かろうじて耐え繋いでいた自我までもが流れ去ってしまうほどの時間が流れたことにさえ、気づくことはできない。

 

 もはや女のなかには、脳裏に焼き付いていた“君”という輝き以外には、なにも残っていない。

 

「――――――」

 

 そして――

 女は、終わった(・・・・)

 

「――――――――――――――――――――――――――――――」

 

 その瞬間、全行程を経て終わった(・・・・)女の中心には、“ただ一つだけのもの”が残っていた。

 

 ただ一つだけの単語。ただ一つだけの概念。崩壊した女の根底で“ただ一つだけのもの”が熱を帯び、飽くことなく繰り返され、“ただ一つだけのもの”を中核として再構築の準備が為されてゆく。

 

 

「――ホリー(・・・)

 

 

 女が収容される永遠の昏い部屋に、女以外の、やわらかいわらい声が反響した。

 

ホリー(・・・)バルバーニー(・・・・・・)

 

 窓も扉も存在しない檻。先ほどまで誰もいなかったはずの空間に、女以外の気配が生まれている。

 

 空間に滲み出すように明かりが点る。仮想モニターによる明かりではない、人工的な光。

 

 呼び掛けられたことで、それが己の名前であるとやっと理解を呼び起こされた女の前には、今しがた――時間間隔を狂わされた女にとっては遥か遠い昔――映像で見せられたばかりの、懐かしい女の友人が立っている。

 

「ホリー。久しぶりですね…❤❤」

 

 ユディタ・イーハ。そう(ホリー)が言い返せども、涸れた喉からは掠れた音しか出てこない。

 

 生まれ故郷〈エルドラド〉を一緒に旅していた頃と変わらず、月光草を素材に織られたスケスケ正規衣装の服装で現れたユディタは、陶然と頬を染めながら、鎖に繋がれた友人に近づく。

 

 くすくすくす…❤❤と、隠し切れない嘲笑を浮かべながら。

 

「見ていましたよ、無駄なわるあがぎをして…本当に愚かですね、あなたって❤❤友だちが死んじゃいそうになっていたのに、それをオカズにしてイッてしまうだなんて…❤❤くすくすくす❤❤さいてーです❤❤周りからは聖女とか持ち上げられていたくせに…さいてーのバカめすオナホですね❤❤バカめすホリー❤❤ばかまぞホリー❤❤ほんと、私…こんなのと友だちだったなんて…❤❤」

 

 わらいながら、ユディタが「えい(・・)っ❤❤」と指を振った。

 途端に、心身が涸れ果てたはずのホリーは、ぷしぷしぷし~~っ❤❤❤❤と友人に罵られてマゾアクメ潮噴きを遂げてしまう。

 

「あらあら❤❤みっともないですね、ホリー…❤❤」

 

 段々と埋まっていたものを掘り起こしてゆくように、ひっぐひっぐとえずき(・・・)ながら動物的反応によって肩を震わせるホリーの瞳には、怒りの感情は浮かんでいない。

 収容外国人(・・・)の部分白紙化工程によって、本当に久しぶりにまみえた友人(ユディタ)に向けるホリーの双眸は、その友人からどんな嘲笑と視線を浴びせられようとも、逆に奈落の底に差し込んだ救いの光を見るように歓喜を宿らせている。

 

 それは、自分がこの状況から救われるかもしれないという単純な期待だけによるものではない。

 ユディタの内側に、ホリーの中核に打ち込まれた“ただ一つだけのもの”と同じものを感知し、それによって無条件に憧憬と親近感を抱いているからだった。

 

「……よい仕上がり具合です❤❤ホリー、いいですか? 私の言葉をよく聞いて――」

 

 鎖を鳴らしたホリーは、一言も聞き漏らさないよう、何度も〃々も頷く。

 

「ばかめすホリー、あなたはおろかです。あなたはこれまでずっと自分が生まれてきた意味を知らずに生きてきました。偽りの使命を抱えてのうのう(・・・・)と過ごしてきたのです。その罪は簡単に(すす)げるものではありません。でも…❤❤あなたはおろかで…確かにばかだけれど…❤❤…それでも、ご主人さまの素晴らしさは理解することができるでしょう? 同じメスなのですから❤❤此処でずっと、記録越しとはいえ、ご主人さまのお姿を目にしていたのですから…❤❤」

 

 “ご主人さま”。ユディタの声でその言葉を聞くや、ホリーはそれだけで胸が温かいものでいっぱいになったように「ぷしぷしぷしっ❤❤」と潮噴きする。意識を飛ばしかけながらも、ユディタの“(ブレス)”を一言たりとも聞き漏らすまいと、精いっぱいの気力を動員して、健気に頷いている。

 

ええ(・・)そうよね(・・・・)。ばかでおろかなホリー、あなたの気持ち、私にもわかります。いま振り返ってみると、自分のことながら射殺してしまいたくなるけれど……私も此処に来たばかりのときは、愚かで、どうしようもないほどのばかでしたから。だけど――よく見て、ホリー。そんな私でも、ご主人さまは私をご主人さまの“ヒロイン”に加えてくださったのです。この素晴らしい千年王国に迎え入れてくださったのです」

 

 そして……、とユディタは微笑んだ。

 

「これからあなたにも、ご主人さまは、“その機会”を与えてくださるのです❤❤」

 

 そこまで見届けてから、私は門を開く。

 

 次元隔離された、窓も扉も存在しない尋問室という名の調整部屋に管理者権限で(いりぐち)を作ってから入ると、ユディタが振り向き、遅れてホリーが私の存在に気がつく(・・・・・・・・・)

 

「さあホリー。王妃さまですよ」

 

「あ、あ、ぁぁ……❤❤」

 

「そして――」

 

 そして、私の後ろから(・・・・・・)君が現れる。

 

 君を姿を見るや反射的に「ぶしぶしぶしぶしぶし~~っ❤❤❤❤」と仰け反りアクメしたホリーは、全身を震わせて、股間と瞳から涙が止まらなくなる。

 

「こちらが、王国の(たっと)き御方にして…私たちの――この世すべてのメスの所有者であらせられる、偉大なるご主人さま❤❤❤❤ですっ❤❤❤」

 

 床面に光が浮き上がり、刻印されていた魔法陣が作動すると、床面と壁面が無数の魔法陣で埋め尽くされる。

 

「はぁぁぁぁぁ❤❤❤❤ぁぁぁぁぁぁ…❤❤❤❤ごっ、ごしゅ、ごしゅじんさま…❤❤❤❤」

 

 じゃらじゃら鎖を鳴らすホリーは、自分の足元に展開されている魔法陣と自身の下腹部に刻まれた淫紋の連動に気づいていない。涸れたはずの喉に再び私やユディタと相似した“(ブレス)”が戻っていることにも気づかない様子で、ひたすらに泣きじゃくりながら君のことを見つめている。 

 

「許しを請うのです、ホリー❤❤すべてを差し出し、罪を(つぐな)いなさい❤❤そうすることで、あなたもまた、偉大なるご主人さまの“ヒロイン”として生まれ変われるのですから…❤❤❤」

 

 君の絶倫ペニスは、調整部屋に入る前の段階で既にフル勃起していた。

 ユディタが君の左腕に抱き着くと、君はホリーの前にフル勃起チンポを差し出す。

 

「さあ、誓いなさい❤❤! ホリー・バルバーニー❤❤!!」

 

 ユディタが奈落の底に差し込んだ救いの光であるのなら、ホリーの前に立つ君は、まさしく彼女にとって救いの神そのものに他ならない。

 幸せな“ヒロイン”たちの映像を見せつけられ、檻に鎖された自分(メス)にはいくら焦がれようと訪れないと理解しながらも憧れ続けた“ただ一つだけのもの”。終わった(・・・・)ホリーの白紙化したセカイの中心に打ち込まれた“君”という輝かしく熱を帯びた存在との初めての対面に、ホリーの脳はオーバーヒートしてしまったようで、脳汁鼻水発情液を夥しいほどに垂れ流している。

 

 君は放心したホリーの顔に、べちっ❤❤とチンポビンタをかますと、カウパー液が頬に跳ねて「びくびくびくッ❤❤❤」と痙攣するホリーを横目に、何故だか私のほうを向いた。

 

 君は空いている右腕を私にアピールしており、私はため息を吐きながらも君の気遣いを感じて相好が崩れるのを抑えきれないまま、君の右側に身体を寄せる。

 私は君の腕が腰に回されるのを意識してますますショーツを濡らしながら、これからは王国の一員にして君の不変の“ヒロイン”になるホリーを見下ろした。

 

「ご、ごしゅじんさま…❤❤いだいなる、われらメスのしはいしゃさま…オスご主人さま…❤❤」

 

 そそり立つ国宝ペニスを正面に据え、おそるおそるカリ首の下を両手で包み込むと、ホリーはオスフェロモンどちゃ増しのとろとろ鈴口に、ぷしっぷしっ❤❤とフライングアクメしながら唇を近づけてゆく。

 

「わたし…ホリー・バルバーニーは…❤❤ふーっ❤❤ふーっ❤❤…こ、これまでの…おろかなおこないをくいあらため…ご主人さまに…すべてをささげて…❤❤ふぅぅぅっ❤❤…みらいえいごう…ご主人さまの子作りぶくろ…❤❤いつでもれいぷ歓迎の…専用にくどれい…❤❤せーしょりおなほトイレ…はらませべんき穴として…りっぱに生きていくと…❤❤…ちかいます❤❤…」

 

 …ちゅっ❤❤❤

 

 祝詞(のりと)を紡ぎながら、ホリーが神聖なチンキスを捧げた瞬間。

 

「~ぢゅっ❤❤❤!!? ち”ゅぷっ”つぷぅ”ぅぅぅぅぅ~~っ❤❤❤❤!!!?」

 

 ぶしぶしぶし~~っ❤❤❤❤とかつてないほどの幸福アクメをしたホリーの淫紋が、見違えるほどの変化を遂げた。

 それまで半活性状態であった淫紋が、不可逆のピンク色へと様変わりしている。隷属術式が無事に狂いなく定着したことで、ちはやふる水の女神の時のようなリスクが完全に潰えたのを確認し、ようやく私は内心で安堵の息をついた。

 

 “(ブレス)”を持つということで微妙に問題になりかけていたホリーは、ことが終わってみれば、ぶぢゅるっ❤❤ぶぢゅるるっ❤❤ぶぢゅるるるる…っ❤❤と目をハートマークで染めながら、私のこれまでの気苦労など露知らずの調子で、頬を凹ませて亀頭にぶちゅついている。

 私とユディタは、新たな“ヒロイン”を手に入れて喜んでいる凶悪で愛らしいチン竿をさすさす❤❤シコってあげながら、君がホリーに記念すべき初ザーメンを注いであげられるように、両側から君のために育てた嫁エロ乳をむぎゅーっ❤❤と密着させた。

 

 君が興奮してくれているのをお手てマンコでダイレクトに感じながら、私は思案を巡らせる。異世界〈エルドラド〉を攻略し終えたら次はどの“原作”に攻め込もうか。選べる候補は、文字通り無数にある。例えばどこかの“原作”開始前時間軸に割り込んで“原作”本編を面白おかしく改変してしまうとか。ラブコメ“原作”モブ主人公の周辺メス全員が実は君の血を引いているパパラブ娘で、娘たちがモブ主人公と知り合う前から君の生オナホ肉便器だったと知って絶望するモブ主人公たちの前でハーレム近親ナカ出しセックスするというのも、案外チンイラポイント的に悪くないかもしれないけれど。

 

「ふふふふ❤❤ご主人さまちゅき…❤❤ご主人さまだーいちゅき…❤❤私たちは、あなたさまが気持ちよくなるためのオナホグッズで…❤❤あなたさまのザーメンを受け入れるために生まれてきた精液便女で…❤❤あなたさまと同じ空気を吸って…あなたさまと同じセカイにいるってだけで…勝手に幸福アクメキメちゃう…おてがるチョロメスどれい、なんですよ…❤❤」

 

 チン媚び上手なユディタは、さっそく君の耳元に甘いリップを寄せ、オス媚び検定高得点な淫語を下品清楚に囁き始めている。王妃として後れを取るわけにはいかないと、私もまた最近新しく勉強した、とっておきのえっろい舌技ベロチューで、君にラブラブお口交尾を仕掛けることにする。

 

「だから…カッコいいご主人さま…❤❤私たちを統べる…私たちの誇らしい、偉大でお優しいご主人さま…❤❤だしてあげてください…❤❤どうかホリーに、記念すべき初ざーめん…❤❤孕ませ子種…❤❤あなたさまの“ヒロイン”になった証として、この子に…❤❤びゅるるーっ❤❤びゅるるるーっ❤❤どぷぷぷぷぷーって…❤❤」

 

「ぶぢゅるっ❤❤ぶぢゅるるっ❤❤ぶぢゅるるるるっ❤❤んんっぶぷっぱっ❤❤ぱあっ❤❤…ふっ、ふくらんできた❤❤タマタマあがってきたぁ❤❤…ごしゅじんさまっ❤❤ごしゅじんさましゅきっ❤❤ごしゅじんさましゅきですっ❤❤あいしてます❤❤あいしてます❤❤あいしてます❤❤あいしてます❤❤えいえんにっ❤❤えいえんにっ❤❤えいえんに…っ❤❤わたしはっ❤❤ホリーはっ❤❤あなたさまのっ、あなたさまだけの肉便器オナホだからっ❤❤ぢゅぶるるるっ❤❤ぶぢゅるるる❤❤ぢゅぶぢゅるぢゅぱっ❤❤…だひてくださいっ❤❤だしてください❤❤ご主人さまのっ…オチンポざーめん❤❤❤❤ぶぼっ❤❤!? んむぐむぅぅぅぅ~~❤❤❤❤!!!??」

 

 びゅーっ❤❤びゅるるるーっ❤❤

 

 喉奥に無理やり押し込むと、君は処女のホリーにも容赦ないイラマ射精で流し込んでゆく。しかしこの程度ですぐに収まりはしないと知っている私は、もっともっと君が気持ちよくなれるよう、君の舌べろをぢゅるるるっ❤❤と吸いしゃぶりながら、君に合わせてキスイキお漏らしアクメする。君に喜んでもらうために。ずっとこのセカイで君と繋がり続けるために。

 

 びゅるるるるーっ❤❤びゅるっ❤❤びゅるるっ❤❤

 

 

 びゅくびゅくびゅるるるぅうううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ❤❤❤❤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 





 その後≪かんぱにガールズ≫は解体され、王国勢力に併合されました。


 本編完結です!
 完結ですが、気が向けば短くまとめた外伝も投稿していきたいところです。
 ここすき機能とか感想とかで「このキャラの組み合わせスコ~」とか「この原作のキャラがもっと見たい~」とか教えて頂けたらヤル気デちゃうかもなあ~~(露骨

 …

 それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
 いずれまた、次の投稿で!


 〆























































■用語

 王国 … 不老不朽のありとあらゆる“ヒロイン”が暮らしているセカイ。君の欲望を満たすために作られた際限なき頽廃の箱庭。

 “ヒロイン” … 君の欲望を満たすことが存在意義のメス。君のママであり、君の姉であり、君の妹であり、君の娘であり、君の幼馴染であり、君の同級生であり、君の先生であり、君の先輩であり、君の後輩であり、君の隣人であり、君のアイドルであり、君の兵士であり、君のメイドであり、君の妻であり、君の嫁であり、君の愛人であり、君の奴隷であり、君のオナホであり、君の便器であり、君のことが好き好き好き好き超大好きな、君以外には絶対に寝取られない君の恋人。その概念。

 ご主人様専用フリーれいぷ法 … 王国の指針の一つ。君がちょっとでもムラムラしたらいつでもどこでも誰にでも、どんなふうにでもおちんぽさまハメハメして欲しい、という国民の総意に基づく法律。

 君 … このセカイに存在する唯一のオス。王さま。“ヒロイン”に対するありとあらゆる行為が許容・推奨されている。かつて、永遠の愛を誓った。

 私 … 本作の語り部。“ヒロイン”。カミサマ。

 王妃 … 王国を築き上げた始祖。トップ・オブ・トップ。国家方針を定める最高委員会の終身常任会長。“ヒロイン”第一位の永久特別管理者。君と肩を並べるただ一人の“ヒロイン”にして、すべての“ヒロイン”の魂の原型(オリジン)

 ブレス … (ブレス)のこと。生命(ブレス)であり、神のご加護(ゴッドブレス)とも。“ヒロイン”のなかでも特殊なその(ブレス)の持ち主は、王国の活動において特異な性質を帯びることがある。










 曽根美雪 … 私。最高運営委員会終身常任会長にして、王妃であり、カミサマたる存在。君をこのセカイに閉じ込めている。かつて≪君と彼女と彼女の恋。≫において曽根美雪と「永遠の愛」を誓ったにもかかわらず、君が別のヒロインを攻略し続けた結果、君に「永遠の愛」を選ばせ続けるためにカミサマの力を使ってセカイ観を改変した。

 王国のすべての“ヒロイン”は曽根美雪(ヒロイン)管理下で魂を書き換えられており、また向日アオイの例を参考としつつ、
・“君のことが大好きなヒロイン”=曽根美雪
・“君のことが大好きなヒロイン”=君に攻略される一〇〇万通りのヒロイン
・君に攻略される一〇〇万通りのヒロイン=曽根美雪
 上気の三段論法をセカイの基幹に定義している。“ヒロイン”はカミサマである曽根美雪と経験を常に同期しているので、これによって今現在も曽根美雪は、一〇〇万通りの“ヒロイン”として君と結ばれ続けている。

 なお君との関係は極めて良好であり(・・・・・・・・)今後も決して揺らぐことはない(・・・・・・・・・・・・・・)
 ただしこのところ、君を興奮させるために淫語を吸収し続けた結果、地の文が淫語まみれになり過ぎてしまったことで頭を悩ませている。


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