※この作品はR-18です。

ニ~ト♪ニトニト♪ニトさん!?~ダクソの墓王ニトの姿を模したユグドラシルプレイヤーがオバロ似世界を蹂躙する話~   作:アカヤシ

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原作主人公鈴木悟、モモンガ不在。オリ主と挿げ替えました。

今作品のユグドラシルは、原作よりは人気が残っていた。

ナザリックを表に出す気はないオリ主。

敵の一部を挿げ替えます。

シャルティア→◯◯◯
ヤルダバオト(デミウルゴス)→◯◯◯
ナザリック地下大墳墓→◯◯◯

オリ主は元の世界に帰る気はソコソコ程度。別に帰れなくてもいいか程度。

ギルドメンバーを探す気0。居るならそのうち会えるだろう程度。緊急性がないため。

守護者達に勘違いはさせない。わからん時は全部有能なヤツに任せ~るヤ~ツ。できない事はできないとハッキリさせるマン。

オリ主は一時的に人間種になれるスキルを持つためアンデットのくせに睡眠や疲労や空腹のペナルティを受ける。

エロ回はあまりありません。


第1話 Prologue

少女とそれより幼い少女を前に、全身鎧に身を包んだ男は剣を振りかぶった。

 

一撃で命を奪うのが慈悲であるとでもいわんばかりに、大きく振り上げられた剣が日差しを反射しギラギラと輝く。

 

少女は目を閉じた。その下唇を噛み締めた表情は、決して望んでの姿ではない。ただ、どうしようもなくてそれを受け入れたに過ぎない。もし少女に何らかの力があったなら、目の前の者に叩きつけ逃れただろう。

 

しかし、少女に力はない。

 

だからこそ結末は一つしか残されていなかった。

 

少女はここで死ぬ。

 

剣が振り下ろされ・・・痛みはいまだ来なかった。

 

ぐっと固く閉ざしていた瞼を開く。

 

少女の世界に最初に飛び込んで来たのは、振り下ろしかけて止まっている剣であった。

 

次に映ったのは剣の持ち主。

 

騎士はまるで凍りついたように動きを途中で止め、少女の横に注意を向けていた。その完全に無防備な姿は、騎士の内面の驚きを強く体現していた。

 

騎士の視線に引きずられるように、少女も同じ方向に顔を向ける。

 

そして・・・絶望を見た。

 

そこには闇があった。

 

薄っぺらな、ただ、どこまで行っても終わりが無さそうな深みある漆黒。それが下半分を切り取った楕円の形で、地面から浮かび上がっていた。神秘的であると同時に、言葉に出来ないような強い不安を感じさせる光景。

 

扉?

 

少女はそれを見てなんとなく思う。

 

心臓が一つ鼓動を打った後、それが間違っていなかったことが証明される。

 

闇の中からズルリと何かが零れ落ちた。

 

それが何か、認識した瞬間。

 

「ひぃ!」

 

かすれた悲鳴を少女がもらす。

 

人では決して勝ちえることができぬ存在。

 

白骨化した頭蓋骨の空虚な眼窩には、濁った炎のような『青い』揺らめきがある。それは少女達に向けられ、生者という獲物を冷たく見据えているようだった。肉も皮も無い、骨の手には、『死者の骨を集めて作られたような巨大な剣』を握り締めていた。

 

『多数の骸骨が寄り集まって、漆黒の布のようなものを纏った異様な姿』。

 

異界から闇とともにこの世界に生まれ落ちたようだった。

 

一瞬で空気が凍りつく。

 

絶対者の降臨を前に、時すら凍ったようだった。

 

少女は魂を奪われたように呼吸を忘れる。

 

時間の感覚がなくなるような状況の中、少女は呼吸が苦しくなり、えずくように空気を吸い込む。

 

自分を誘うために、あの世からの死者が姿を現した。少女はそう考え、しかしすぐに違和感を感じ取る。自分達を狙う後ろの騎士もまた、動きを止めていたために。

 

「かぁ・・・」

 

悲鳴ともいえない呼吸が聞こえた。

 

それは誰が漏らしたのか。自分のようであり、全身を震わせる妹のようであり、眼前で剣を持った騎士のようであった。

 

ゆっくりと剣を握っていない方の、肉がこそげ落ちた骨しかない指が伸び、そして何かを掴むように広げられた手は少女ではなく騎士に突きつけられた。

 

目を離したいのに、怖くて目を離す事ができない。離したらもっと恐ろしいものに変化してしまうような気がして。

 

【心臓掌握(グラスプ・ハート)】

 

死の体現が何かを握り締める仕草をし、少女のすぐ側で金属のけたたましい音がした。

 

"死"から目を逸らすのは怖いが、心に宿ったほんの少しの好奇心に負け、視線を動かした少女は大地に伏した騎士の姿を捉えた。騎士はもはや動かない。

 

死んだ。

 

そう、死んだ。

 

命を奪わんと少女に迫っていた危険は、笑ってしまうほど簡単に去った。しかし喜ぶことなどできない。なぜなら"死"は形を変え、より濃密な姿で顕現しただけ。

 

少女の怯えた視線を一身に浴びていた"死"が少女に向かって動き出す。

 

視界の中に納まっていた闇が膨れあがる。

 

そのまま自分を飲み込む。

 

そんな思いが浮かび、少女は妹を強く抱きしめた。

 

逃げるなどという考えは、もはやどこにも無かった。

 

相手が人であれば、もしかしたらという淡い希望を抱いて動くことができる。だが、眼前にいるのはそんな希望を簡単に吹き飛ばしてしまうような存在だ。

 

せめて痛い思いをせずに死ねますように。

 

そう願うのがやっとだ。

 

腰に抱きつきガタガタと恐怖に震える妹。助けてやりたいのに、助けることができない。自分の無力を謝ることしかできなかった。自分が一緒に逝く事で寂しくないように祈るだけだ。

 

そして・・・

 




作者は死にゲー(特にダクソ)をプレイするのが好きだが、マニアではない。

ダクソ→ニトが好き。
ダクソⅡ→デュナシャンドラが好き。
ダクソⅢ→サリヴァーンが好き。

Ⅲはウォルニールじゃないのかよ!とツッコまないで。
だってアイツ、イベボスじゃね?三つブレスレット破壊で死亡は脆すぎだがサリヴァーンの次くらいには好き。
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