雲がゆっくりと流れていく穏やかな青空。気温は暑くもなければ寒くもないちょうどいい気温で、時折やわらかい風が頬を撫でる。そんな風を浴びて、畑仕事で上がった身体の熱を覚ます瞬間の心地良さを僕は知っている。……だが、今日の僕は畑仕事を飼っているモンスターに全て任せて恋人とデートしていた。
相手の名前はルーシー。僕のもう一人の恋人であるプリシラとは幼なじみで、初めて彼女に出会った時はかなり警戒されていたが、今では身体を許してくれるくらいに濃密な関係を築いていた。
ルーシーは運動や勝負事が大好きな元気溢れる少女だ。そんな彼女とのデートなら楽しいに決まっている……そう僕は思っていた。
デートの釣りをするために僕たちは今、フォレスト森林地帯の南東にある浜辺へ向かっている途中。その時から僕は既にルーシーの様子がおかしいことに気がついた。
「ルーシー、あそこにりんご実ってるよ。ちょっと食べてみない?」
「あ、あたしはいいかな。食べたいならアレスくんだけ食べてきなよ」
「釣竿を新調してきたんだよね? どう? 今日の釣りは自信ある?」
「う、うん。そこそこ、かな……あはは」
「そういえばこの間収穫したばかりの野菜どうだったかな? 美味しかった?」
「……へ? う、うん! 美味しかったよ。あんなに美味しい野菜作れるなんて、さ、さすがアレスくんだよね……」
と、このように何度話しかけても僕との会話がぎこちなかったり、いつもみたいな元気な振る舞いが見られなかった。笑顔を見せることもあるけど、明らかに無理して作っているのが丸わかりだ。
そんなルーシーの調子は、今回のデートのメインでもある釣り勝負の時も変わらなかった。デートなのに勝負? と疑問に思われることもあるが、僕とルーシーのデートは毎回こんな感じだ。
最終的に釣り勝負は僕が圧勝して終わった。いつもならここで悔しがるルーシーだが、しかし今日はそんな素振りすら見せなかった。
「す、すごいね。釣り勝負であたしにここまで圧勝しちゃうなんて……あはは、さすが君だね」
「……」
ルーシーは根っからの負けず嫌いだ。ここまで様子がおかしいと彼女に何かあったのは確実。思いきって僕は彼女に聞いてみた。
「ルーシー、もしかして何かあった?」
「え。そ、そんなことないよ。あたしはいつも通り元気、だよ……」
「ううん、やっぱり変だよ今日のルーシー。僕でよければ力になるから、もしよかったら何があったのか言って」
「アレスくん……」
意気消沈と言った感じに視線を俯かせるルーシー。さっきから元気が無いのはバレバレだったが、彼女もそれを隠すのを諦めたようだった。すると、ルーシーは不意に声を上げて僕に言った。
「アレスくんの……アレスくんのせいなんだから!!」
「ぼ、ぼく?」
「そうよ! あたし、知ってるんだから! アレスくんがプリシラに浮気してるってこと!!」
な、なんと!? 今までバレないと思っていたはずが、ついにバレてしまったのか。ルーシーの言い方から察するに、僕の浮気相手はプリシラだけだと思っているのだろう。本当は二股なんて比じゃないくらい股がけしまくっているのだが、それには気づいていないみたいだ。い、いやそれだけでも十分に大変な状況なんだけど……どうしようか。
「それにアレスくんがプリシラとエッチなことしてるのも、知ってるんだから……」
……あー、そんなところまで見られていたとは。
「アレスくん、答えて。あたしとプリシラ、本当はどっちが好きなの? どっちが大切なの?」
「ルーシー、ちょっと落ち着いて」
「アレスくんは大したことないって思ってるかもしれないけど……やっぱり浮気なんてしちゃダメだよ。
お願い、答えて……。もしプリシラの方が大切だって言うなら、今までのあたしとアレスくんの関係は無かったことにして。そうすればプリシラは幸せなままでいられるから。もしあたしの方が大切なら……」
ルーシーは友達思いの優しい少女で、特に幼なじみのプリシラとは強い友情で結ばれている。プリシラの幸せのためなら自分は見捨てられてもいいと思っても、自分が幸せを掴むためにプリシラを傷つけることはできない。ルーシーはそういう優しい心の持ち主だ。
言葉の途中で悲しそうな瞳をしながら言い淀むルーシー。僕はそんな彼女にちゃんと答えることにした。
「僕は……ルーシーもプリシラも同じくらい好きで、どっちか片方なんて選べないくらいに二人のことが大切だよ」
「っ……そ、そんなのだめだよ!! アレスくんには、今ここであたしかプリシラか、どっちか選んでもらわないと。
ううん、アレスくんが浮気してたのは黙ってあげるからプリシラを選んでよ。ほら、あたしってプリシラと比べて料理もできないし、女の子らしくもないし、可愛げもないし……。アレスくんもプリシラと一緒の方が幸せになれるよ、二人ならすごくお似合いだよ」
プリシラのためを思ってそう発言していたルーシーだが、徐々に声が小さくなって瞳に迷いの色が現れる。僕はその隙を狙ってルーシーの腰に両手を回して抱きしめると、驚いている彼女の唇を塞いだ。
「あ、アレスくぅん……っ!! んぅれるるっ、ちゅぷっ、んんっ……」
ルーシーの口内に無理やり舌を侵入させて、舌を巻き込んで内部を舐め回していく。最初は身体を強ばらせながら僕の胸に両手を押し当てて距離を作ろうとしていたルーシーだが、彼女の口内を蹂躙していくうちに抵抗は徐々に弱まり、ついには両手をだらんとさせて気持ちよさそうに目をとろんとさせた。しかし、首を振って彼女はなんとか表情を引きしめ直そうとする。
「ぷはっ、ふぅっ……アレスくん、いきなりなにするの! 誤魔化そうたってそうはいかない」
「ルーシー。さっきのキス、どうだった?」
「どうって……そりゃあ気持ちよかったよ。でもあたし、アレスくんといつまでもこんなことしてたらいつかプリシラを悲しませることなるから……」
「落ち着いて考えてみて。ルーシーはどちらか片方を選ばないとって言ってたけど、本当にそれでいいの? ルーシーが選ばれなかったらさっきみたいな気持ちいいキスも二度とできないんだよ、それでいいの?」
「そ、それは……」
言葉を詰まらせたルーシーが一歩後ずさり、僕が一歩近づく。この様子なら、あと少しだろう。
「僕はルーシーかプリシラかどちらか選んで、もう一人は仲間はずれなんてそんなの嫌だよ。ルーシーはプリシラを優先してるみたいだけど、僕はルーシーのこともプリシラのことも大切にしていきたいんだ」
「そ、それは本当なの……? なにがあってもこれからもあたしやプリシラと今の関係を続けてくれるの?」
「もちろん。……ルーシーは仮に自分が選ばれなかったとして、君はそれに耐えられるの? それでもルーシーは僕にどちらか一人だけ選んでほしいの?」
「え、い、いや……そんなのいやだよ! あたしはアレスくんもプリシラも大切だし、なのにあたしだけ仲間はずれにされるのも、プリシラだけ仲間はずれにされるのもいや! アレスくんにはこれからもあたしとプリシラを好きでいてほしい!!」
「うん、わかったよ」
彼女の思いをここまで引き出せば、もう何しても抵抗されることはないだろう。本当はあと四人も浮気相手がいる訳だが……僕がルーシーにぶつけた言葉は嘘なんかじゃない。
僕はもう一度ルーシーを抱きしめるが、今度は抵抗せずに受け入れてくれた。二人でしばしの間見つめ合い、やがて唇が近づいていく。
「アレスくん、好き。……んんっ、ちゅ、ちゅうっ、んふっ、んんっ」
二度目の深いキス。舌でルーシーの口内をねっとりと唾液を優しく浸透させるように舐めていると、彼女の方からも同じ要領で僕の口内を舐めとってきた。
お互いに感情を昂らせて沸き上がった熱を沈めてくれるような、そんなマイルドでかつ濃密な口付けに浸っていき、僕たちは快感を享受する。そうしていると、キスで落ち着かせようとした熱とはまた別の意味での熱が身体の奥から込み上げてくるのがわかった。ルーシーも僕の両腕の中で背筋をぴくぴくと震わせている。僕はキスをしたまま、ルーシーのスカートの中に手を入れて秘部へと触れてみた。
「れるっ、ちゅむっ、んぅぅ……あ、ああんっ! アレスくん、今そこ敏感なの、触らないで……っ」
触らないで、という口にした言葉は弱々しく、彼女は秘部を撫でられても背筋を震わせるだけで明らかな拒絶反応は示さなかった。これはもっと攻めてもいいということだろうと勝手に解釈し、僕は下着の中に手を侵入。秘部に直に触れてみた。……おや、ルーシーは既に少し濡れていたようだった。
「あんっ、はあっ……やだっ。濡れてるの、バレちゃった」
「色々言っておきながら、もう興奮してるんだね」
「そ、それは……これもアレスくんが悪いんだから。あたしが好きになっちゃうくらい、魅力的なアレスくんが悪いんだからね……ひゃっ、んんっ」
僕はルーシーの言葉を聞きながら、秘部の内側へと指を潜らせてぐっしょりと熱くなった柔肉を刺激していく。すると、柔肉はぎゅっと僕の指を締めつけてきて、ルーシーは僕の首元に喘ぎが混じった吐息を当ててきた。
「ああっ、はぁんんっ……はぁ、はぁっ、アレス……くんっ」
耳元でそう囁かれて僕の欲望が刺激される。僕はズボンとパンツを脱いで愚息を露わにさせたあと、ルーシーのスパッツと下着も脱がしお互い下半身だけ裸になった。
「ふはぁっ、んんっ……アレスくん、本当にここでするの?」
「うん。ごめんね、ルーシーが可愛すぎてもう我慢できないな」
ルーシーは辺りを見渡す。周りには他人の視界から僕らの行為を遮るものはなく、ただ白い砂浜が広がっているのみ。今のところ人の気配はないが、もし誰かが近くにいた場合僕らの行為がバレるのは確実。
しかし、そんな理由で抑えきれないほど既に僕の興奮は膨れ上がっており、視界明瞭な浜辺で行為に浸るというのもなかなか良いものに思えた。
「アレスくんがそんなに言うなら、いいけど……その代わりあたしをギュッてしながらエッチして」
視線を逸らし恥ずかしそうに言うルーシー。つまり対面座位が良いということだろう。既に何度か身体を重ねた関係ではあるが、彼女は特に対面座位を好んでいた。
そんな彼女の願いを叶えてあげるために僕は砂浜に腰を下ろし、その上にルーシーを近づけさせる。肉棒を真上に反り立たせたまま、ルーシーの秘部がゆっくりと降りてきて膣肉が亀頭を覆い始める。
「ふああっ、あん、アレスくんのもうこんなに硬い。あたしもプリシラもこんなすごいので、何回も愛されてきたんだね」
「これからもそうしていくよ」
「もう……あたしはアレスくんが二人とも幸せにするって言ってくれたから許してあげたけど、本当は二股なんてしたら駄目なんだからね」
「分かってる。ルーシーもプリシラも僕にとって大事な存在だからね」
そんなことを言ってるうちに僕の肉棒がルーシーの膣奥に到達する。彼女は膣奥が軽く突かれると、甘ったるい声を上げた。
「あっ、あん、ああんっ! ……で、でも、お願いがあるの。プリシラも大事にして欲しいって言うのも本音だけどね。今はあたしを、あたしだけを見てたくさん愛してほしいかなって。あはは……だ、だめかな? ……ん、んんっ!? ちゅっ、ちゅぷっ、んれるっ、うんんっ!」
苦笑いをしていたルーシーの言葉を遮って僕は口付けをすると、彼女の方からも積極的に唇を押し付けてきて舌を蹂躙させてきた。潤いを秘めたプルプル感のある唇とザラザラとした心地良い舌の感触を味わい、お互いの粘膜を刺激していきながら、神経が溶けそうなくらいに気持ちいい快楽に溺れていく。そうしていると、ルーシーの膣肉がさらなる快楽を求めるかのように肉棒を締め付けできたので、僕は腰を動かして彼女の思いに答える。
ぱんっ、ぱんぱんっ、ずぶっ、ずぶずぶっ、ぐちゅぐちゅっ、じゅぷっ
「ああっ、はあんっ、ああんっ……! やああ、ど、どうしよっ、外なのにっ、声、抑えられないっ。やあんっ、あんんっ、き、気持ちいいよぅぅ……っ!」
白い砂浜の上でルーシーは僕に膣奥を何度も突かれつつ遠慮なく大きな喘ぎ声をあげていく。砂浜に打ち付けられる波音が響いていたこの砂浜で、その波音をかき消すかのようにルーシーは喘ぎ声を次第に大きくしていった。
「あっ、んんん、はぁぁ……アレスくんっ。これからもあたし達とプリシラの三人で幸せになろうね。アレスくん、好き、好き好き、大好き! ひゃああっ、あんんっ、はぁっ、はああんっ、やぁぁ……っ」
僕が腰を上下に振っているとルーシーの身体がふわっと浮き上がり、二人が離れてしまわないように僕は彼女の腰に回していた両腕の力をグッと強める。ルーシーも僕に回していた両腕でグッと引っ付いてきて、身体を強く密着させてきていた。
ルーシーの膣内は熱で溶けていくのようにかなりのトロトロ具合で、ヒクヒクと蠢いているのが分かる。そばかすのある頬も真っ赤になっており、薄緑色の瞳はうっとりとしていた。
僕はラストスパートをかけるために腰の動きは更に速くし、肉棒をルーシーの膣奥にガンガンぶつけていく。その度に彼女の銀髪の襟足がぴょんぴょん揺れて、彼女はひたすら喘ぎ続けた。
ずぶずぶっ、じゅぷっ、ぬちゃっ、ぱんぱぁんっ!
「ああんっ、も、もうダメっ! アレスくん、このままあたしの中に全部出してっ! ひゃふっ、ふああっ、あああんっ……!」
「くっ、はあっ……」
どぷぷっ、びゅくーっ、びゅるるっ、びゅるっ、どぷどぷっ
「あああっ、熱いっ、やぁっ、うああっ、ああっ……あたしもプリシラも、この熱いのでもう何回も骨抜きにされてるんだよね。やあっ、はああっ……もう何回も中出しされてるのに、気持ち良すぎて、意識飛んじゃいそう……っ」
僕は腰の上にいるルーシーの膣奥深くに肉棒を突き立てたまま大量の熱を流し込んでいく。ルーシーは背筋をびくびく震わせながらそれを受け入れ、幸せそうに微笑んでいた。
膣肉が肉棒を締め付けている間、じっとしているとお互いの視線がふと重なり合い、僕たちは唇を近づけて重ね合う。ちゅぷちゅぷっと軽いキスを楽しんでから唇を離すと、ルーシーは笑みを浮かべてこう言った。
「アレスくん、絶対だよ。浮気したからにはちゃんとあたしもプリシラのことも幸せにしてよね!」
僕は絶対に約束だよと言葉にすると、彼女を抱きしめて身体の熱を感じとる。
こうして僕の浮気がバレてしまった訳だが、何とか上手く収めることに成功し、僕はルーシーとプリシラを……いや恋人全員を必ず幸せにすると、改めて心に誓うのであった。
──リグバース西にあるユミナ湖。この土地はルーンの影響で季節問わず常に雪が降り続けており、年中気温も低い。
夏が来ようとも変化しない雪景色の中を、僕はプリシラとともに歩いていた。
「はぁ、はぁ……雪の上を歩くのってこんなに疲れるんだね」
若干息を切らしているプリシラ。僕の方はまだまだ体力は残っているが、彼女に危険が及ばないように隣を同じペースで歩き続ける。
なぜこんな雪の中を二人で歩いているのかと言うと、プリシラが今回のデートでユミナ湖を巡ってみたいと言ったからだ。
プリシラが一人でも外に出れるのを克服してからしばらく経つ。そのおかげで二人で町の外でデートを楽しめるようにもなった。ちなみにプリシラがユミナ湖に訪れたのは今回が初めてだ。
雪に覆われた坂を登り続けてしばらくすると、不意に地面が平坦になった。後ろを振り返ると、そこには真っ白な雪に覆われた美しい景色が広がっていた。
「プリシラ、ほら見て」
「え? ……うわあ、すごくきれい」
背後の景色を目にして感嘆の息をもらすプリシラ。景色を眺めていると、プリシラがふと手を僕の手に近づけてきたので握り返してあげる。すると、彼女は僕の方を見て微笑んだ。
「ふふ、アレスくん。今日はこんな所まで付き合ってくれてありがとう。アレスくんと綺麗な景色を見れて、本当に良かった」
「僕もだよ。これからもどんどん色んなところに行ってみようね」
「うん。アレスくんと一緒ならわたし、どんなところでも行ける気がするよ!」
恋人らしい甘い雰囲気に浸っていると、突然、それに紛れるかのように僅かなけむりのようなモヤが僕とプリシラの間をくぐり抜けてくる。
気になって二人でけむりが流れてくる方へ歩いてみると、先程よりも温度のあがったけむりが頬を撫でてきた。というより、これは湯けむり……?
「アレスくん見て。ほら、あそこにあるのってもしかして温泉じゃないかな」
「本当だ」
ほとんどが雪に覆われた景色のある一点に、湯けむりがモクモクと湧き上がってくる場所があった。そこには石で覆われたくぼみがあり、そこへ温かい湯水が流れ込んできていた。もしかしてケルブ火山地帯にある温水がここまで流れてきてるのかな。
試しに湯水に触れてみると、当たり前だけど熱かった。熱いけど人が浸かることができるちょうど良い温度だ。年中寒い気候のユミナ湖地帯でこの温度を保ってるなんて、自然様々だな。
「あ、アレスくん。もしここで一旦休憩しないかな?」
「そうだね。あたりを見る限り、モンスターもいないしゆっくりできそうだ」
「うん。それもあるんだけど……アレスくん、良かったら一緒に温泉に入らない?」
「……へ?」
というわけで、僕はプリシラと温泉に入ることになった。タオルや着替えも一応準備してたしそこら辺は問題ない。
温泉に入る以上裸になるのは必然。既に何度か身体を重ねている僕たちではあるが、プリシラは少し恥ずかしそうにしていた。僕も思わずプリシラの裸を見て興奮しそうになったが……ここはひとまず堪えておく。
「ふぅ……温かくて気持ちいい」
温泉に肩まで浸かりプリシラが一言。
温かい湯水が肌からじんわりと響いてきて、雪景色に包まれて冷たくなった身体を内側から優しく温めてくれる。歩き続けたことによって凝り固まった筋肉を解してくれるような感覚に浸りながら、僕たちは最後の時間を堪能する。
温泉だけでなく景色も最高だった。温かい湯の中で見渡す雪景色もまた味があっていいが、それだけでは無い。
全身の綺麗な肌を露出し、その身を湯に沈めるプリシラ。沈めたといっても、それなりに膨らんだ乳房が上部分だけ湯船から浮き上がっており、彼女の細い首筋からは一滴の汗が流れていた。
プリシラという美少女が温泉に入る姿はまさに絶景といえる。周りの雪景色よりも僕は彼女の入浴姿に夢中になっていた。
「……アレスくん。さっきからこっちをじっと見てるの、気づいてるよ?」
「へ? ご、ごめん!」
僕は慌てて目を逸らすがもう遅かった。さっきまでゆったりとしていた空気が気まずいものへと変わり、お互いに喋らなくなってしまう。とにかくなにか言わないと……そう思ったところで、プリシラの方が先に口を開いた。
「い、いいよ」
「い、いいってなにが?」
「アレスくんのさっきの目つき、ちょっとエッチだったから。多分だけど、わたしの身体を見て興奮してたんだよね。だから、いいよ……エッチなことしても。一緒に温泉に入ろうって言ったのはわたしだし、アレスくんを興奮させた責任はわたしにあるから。……だから、ね?」
そう問いかけてくるプリシラに僕は即座に泳ぎながら近づき、そして生まれたままの姿をした彼女を両腕で抱きしめる。直に肌と肌が重なり合い、プリシラの柔らかな乳房が僕の胸板にふにっと当たる。
あそこまで言われて興奮を抑えきれるはずがない。欲望の火蓋を切られ、その欲望のままに僕は手始めにプリシラの唇を奪う。
ちゅっちゅとプリシラの健康的な唇に吸い付き、弱いしびれが背筋を駆け抜けるのを感じ取る。温泉に入っているせいか彼女の唇はいつもより潤っており、僕はそんな唇を何度も吸い続ける。
「んんっ、ちゅっ、ちゅう……っ。アレスくんとの、きす、気持ちいい……んんっ、もっと、もっとキスしよう。……んんっ、ちゅむっ、ちゅるるっ。んふぅっ、れるるっ、ちゅぷぷっ!」
唇と唇を優しく擦り合わせるようなキスを堪能していくうちに、お互い同じタイミングで相手への口内に舌を侵入させていく。ちゅるるっと水音が弾けるような激しく濃厚な口付けを交わし、僕たちは二つの舌をひたすら絡み合わせていく。
舌だけでは無い。お湯の中で密着している相手の裸を手探りで撫で合うようにもなり、僕はプリシラのお腹やおしりや腰を。プリシラは僕の肩や首筋や頬を愛おしげに撫でてきた。
「ぷはっ、はぁぁっ……あ、アレスくんっ。わたし、身体の奥がムズムズしてきちゃった」
唇を離すと、プリシラは口をだらしなく開いて遠くを見つめるかのような瞳をぼんやりとさせていた。恐らく彼女も完全に発情してしまっているのだろう。試しに彼女の秘部に触れてみると、お湯とはまた違ったぬめりのある水分の感触がした。
「はあっ、んんっ……。い、いいのかな。せっかくの温泉なのに、その中で直接エッチしちゃって……」
「ここに来る人は滅多にいないと思うしいいんじゃないかな。プリシラ、ほら……」
「う、うん……」
一旦プリシラを離して両腕を左右に開くと、彼女は今度は背中をこちらに向けて僕の胸板に身体を預けて腰の上に小さなおしりを乗せてきた。大きくなった愚息がプリシラの柔らかなおしりの肉をぐいぐいと押し上げる。
僕は胸に収まったプリシラを優しく後ろから抱きしめると、そのまま左手を秘部の方へ。右手を乳房の方へと伸ばした。その手つきを見ながらプリシラは幸せに微笑んだ。
「ふふ、アレスくんのおちんちん、もうこんなに大きくなってるんだね。わたしもかなり興奮してきちゃった……アレスくん、好きなだけわたしを堪能してね」
言われた通り、僕はプリシラを堪能するべく左手の指で秘部の割れ目をなぞらえたり、お湯の中で揺らめく乳房を右手で揉み揉みと揉みしだいていく。大きすぎず小さすぎずといった感じの乳房は少し指圧を加えるだけで容易に形を変え、心地よい感触が手のひらに伝わっていく。膣の中に潜り込ませた指も左右上下に動かし、膣肉に刺激を与えた。
「ああっ、ひゃんんっ、やぁ……っ」
プリシラの吐いた甘ったるい吐息が、湯けむりと雪景色の中にまじって溶けていく。彼女は僕に抱きしめられながら背筋をピクピクさせたり、身体をよじらせて精一杯快感を受け入れていた。
「ふあっ、はぁぁ……アレスくん、お願い。キスもして、さっきみたいな激しいキス、して……っ。んんっ、れるるっ、ちゅぷぷっ、んふぁぁっ……!」
真後ろにいるこちらに振り向こうと顔だけ右に向けてきたプリシラの唇を僕は奪う。右手でおわん型の柔らかな乳房を捏ねるように揉んだり、乳首を摘んだりつつ、彼女の口内も唾液が溢れかえるまで舌で蹂躙していく。
「れるるっ、んん、んふっ、んぷぷっ……ぷはっ。はぁ、はぁ……アレスくん、アレスくんっ。わたしっ、早くアレスくんのが欲しくなってきちゃった」
頬を紅色に染めて、瞳の色がまろやかに溶けているプリシラ。彼女の桃色の髪も相まってその表情は、実に魅惑的に見えた。かく言う僕も、プリシラを抱きしめて刺激を与えていくうちに早く彼女に肉棒をぶち込みたいという気持ちが強くなっていた。
僕はプリシラを後ろから抱きしめた体勢のままで、彼女の腰を少し上に抱き上げ、自身の肉棒と彼女の秘部の位置を合わせる。その意味を理解したプリシラは自らゆっくりと腰を下ろしていくと、膣の中へと肉棒が徐々に侵入していった。
ずぷっ、ずぷぷっ……じゅくっ、ぬちゅっ、ずぷぷっ
「はんっ、んんんっ……お湯の中でアレスくんのおちんちん入れられるの、ちょっといつもと違った感じがする。でも、あんっ、気持ちいい……やぁ、んんっ」
肉棒の根本まで膣口の中に入り込むと、亀頭の先端と膣奥がぶつかり合う。確かにお湯の中にいるからか、プリシラの膣はぐっしょりと濡れそぼっており、いつもよりも高い熱がこもっている気がした。
僕は早速腰を上下に動かし、プリシラの膣奥を身体ごと打ち上げる。
じゅぶっ、ずぶずぶっ、ぐちゅぐちゅっ、ずぽっ、ずぼぼっ
「あああっ、やああっ、あんんっ、はあんんっ! 良い、いいよアレスくん、すごくっ、気持ちいいよっ、はんんっ、やんっ」
こちらからはプリシラの背中しか見えないが、膣奥を突かれる刺激に夢中で喘ぎ声を上げまくっており、心地良さそうに背筋を痙攣させているのが分かる。
お湯の中に潜んでいたプリシラの細い肩や、ぷるんと揺れる乳房、桃色の長い髪。それらが腰と腰をぶつかる度にお湯から身を飛び出し、軽い水しぶきを起こす。それだけじゃなく、腰と腰が衝突したことによる余波が温泉の中をかき乱し、僕たちの周りに小さな波を起こした。
僕とプリシラは温泉の中で、ばちゃばちゃっと水音を鳴らしながらただひたすら交わり続ける。膣肉が肉棒をさらに強く締め付けてくるようになり、僕はそれに応えようとさらに腰の動きを速めた。
ぱんっ、ぱぁんっ、ぱんぱんっ、ずぶぶっ、ぐちゅぐちゅっ、ずぷんっ
「ああっ、あっ、んんっ……! アレスくんのおちんちん、すごく熱くて硬くなってるっ、ひゃあっ、ああんっ! こんなので何度も奥突かれたらっ、わたひっ、おかしくなっちゃうっっ、ああっ、ふああっ、あんん……っ」
プリシラはすっかり淫猥に乱れてしまっており、広大な雪景色に艶めいた声を響かせた。もし仮に誰かが近くにいたとしたら、この声だけで何をしているのかバレてしまうだろう。しかし僕は気にせずに膣奥に何度も肉棒をぐりぐりと押し付けて、腰の上にいるプリシラを喘がせまくる。それと同時に両手を二つの乳房に伸ばし、背後から好き放題に揉みまくっていった。
「ああっ、アレスくん、だめだめっ。もう十分気持ちよくて変になりそうなのに、おっぱいまで揉まれたら、気持ちいいのがたくさんきてっ、ほんとにっ、だめになるっ! え……あっ、ひゃっ、ああんっ、首、舐めちゃだめぇぇっ、はあっ、んんっ」
膣奥に肉棒を突き立て、手のひらの中で胸を揉みまくり、僕はさらにプリシラの右肩と首筋の間に口を近づけてそこをぺろぺろと舐め回していく。
僕の胸の中でもはやプリシラは喘ぎ声しか上げなくなる淫らな女となってしまい、耳元で響き渡るその甘い声が僕の劣情をより激しく燃え上がらせた。
「プリシラ、このまま出すよっ」
「うんんっ、お願いっ! アレスくんの精液、わたしの中にたくさん出してっ、やあっ、やんんっ……はあっ、んああっ、はぁぁっ」
僕はこれでトドメと言わんばかりに、膣奥の一番奥深くに肉棒を突き入れる。そして膣肉にぎゅううと締め付けられる感覚を実感しながら、腰から込み上げてくる熱を受け入れて、それをそのままプリシラの膣奥に放出した。
びゅっ、びゅくくっ、どくどくっ、びゅるるーっ、びゅびゅくっ、どぶどぷ……どろっ
「あ、ああっ、ふぅっああぁぁ……っ。アレスくんの精液、すごく熱い、んんっ、やあぁぁっ、とっても気持ちいい、はぁあ、んんっ……」
温泉の中で、プリシラの膣内をさらに熱い精液で満たしていく。プリシラそれを受け入れて膣肉で力いっぱい肉棒を搾りあげて、精液一滴残らず搾取しようとしていた。とてつもない快楽が全身に駆け巡っていくのを感じつつ、僕はそれが収まるまでプリシラを優しく抱きしめる。すると、しばらくしてプリシラが体を動かし、全身をこちらに振り向かせる。プリシラの瞳は、幸福に満ちた色に染まっていた。
「アレスくん、好き好き、大好き。これからも一緒に幸せになろうね……んむ、ちゅぅ…………」
お湯の中を静かにかき分け、こちらへ近づいてくるプリシラを優しく抱きしめるとそのまま唇を重ね合う。先程のような激しいキスや熱烈な行為とは対照的に、僕とプリシラは時間をかけながら相手の唇に何度も丁寧な口付けを繰り返した。その間も「好き、好き好き」と呟いてくれるプリシラ。
そんな彼女を抱きしめながら僕も幸せな時間に浸るのであった。
それからも僕の浮気生活は続いた。
レストランの仕事を手伝ったあと誰もいない店内でフーカを抱き、モンスター退治の帰りにスカーレットさんと情事に浸り、突然僕の部屋に訪れたルドミラさんとおっぱじめ、ベアトリスさんとの二人きりのピクニックで性的な意味で盛り上がったりした。
ルーシーにはプリシラとの浮気がバレてしまったけど、それでも必ず二人を幸せにすることを約束し、それについては許してもらえた。そして僕はプリシラにルーシーとも恋人関係であることを正直に伝え、なんだかんだで彼女は、僕の考えと思いを受け入れてくれた。そのあとはルーシーとプリシラを二人まとめて抱いたり、秘密を共有しているもの同士でしかできないセックスを楽しんだりした。
本当は僕の浮気相手はまだまだおり、プリシラもルーシーもそれを知らないわけなのだが……まあ今はこの関係を思う存分楽しむとしよう。
もちろん僕は恋人である彼女たち六人を誰も手放すつもりは無い。必ず六人とも僕が幸せにしてみせる。
そう心に誓った僕は、今日も恋人の一人と身体を重ね合うのだった。
ルンファク5ヒロインのエロいやつ書きたいなあという軽い勢いから出来上がった1発ネタなので、今作は一旦ここまでとさせていただきます。もしまたネタが思いついたら投稿するかもです。
読んでくださった方々、ありがとうございました。