良く晴れた火曜日の朝。
S県T市T駅2番ホーム。
気温が上がり始める前の微妙な時間帯のホームには会社に向かうサラリーマンや電車通学の学生で溢れかえり混雑している。
私はいつも並んでいる場所ではなく、ホームの端の方で電車が来るのを待っている。
彼が近くにいないか時々周囲を見渡しているけど彼の姿は見当たらない。
でも並ぶ場所を変えたくらいでは振り切れないと分かってはいる。
きっと彼はとっくに私を見つけているはず。
あぁ、どうしてこんなことになってしまったんだろうか。
いつから彼が私の体を触るようになったのか。
始まりがどうであったのか、何故か記憶がはっきりとしない。
記憶に靄がかかっているのは、最近の眩暈が原因なのだろうか?
なぜだか私が私でないような、私以外の私がいるような不思議な感覚を覚える。
鬱々とした気分に沈みながら列に並んで暫く待っているとホームに電車が入って来た。
同時に視界の隅に彼の姿が見えた。
私のいる列の後ろに並ぼうとしている。
──あぁ、やっぱり今日も。
準備だけはしてきたつもりだけど。
後ろ向きで意味のない自分の自虐的な行為に、きっと私は泣き笑いのような表情を浮かべているんだろう。
プシュー
電車が停車しドアが開く。
ぐいっ!
彼が私の斜め後ろから抱きついて来た。
彼の右手が私を抱きかかえるように後ろから私の右胸を掴み、そのまま彼に力強く抱き寄せられる。
絶対に手放さないという強い想いが伝わってきて抵抗する気ももう起こらない。
周りの乗客の流れに乗り、彼に押されながら今日はいつもと違い車両の連結部のところに連れて行かれた。
ああ、そうだ。
ここの優先席にいつも座っている年配のサラリーマンはいつも眠っていて少し
あれ?
私はなんでそんなことを知っているんだろう?
この車両に乗るのは今日が初めてのはずなのに。
ぐいっ。
あっ!
彼に押されて、他の乗客から見えない場所に移動させられてしまった。
電車が動き出せば私の出す声や音は騒音に紛れてきっと誰にも届かない。
諦めと絶望が混じった思いが感情を塗り潰す中、いつものように目眩に襲われた。
そして電車のドアが閉まる。
プワァン!
電車が動き始めると同時に彼の右手が動き、私の上着のボタンを上から外していく。
ぷちぷち……ぱちんっ
最近……彼に毎日のように揉まれるようになって以前より明らかに膨らみが増してきた胸が、最後のボタンを圧力で弾く。
きつい上着から開放された胸が下着ごとぷるんと揺れる。
ごくり……。
彼の喉が鳴った。
押し付けられている彼の下半身が、私の下腹部に当たる彼のモノが徐々に堅くなってきている。
すかさず伸ばされた彼の指が私の胸の膨らみの上を滑っていき、胸のホックのところで止まったと思ったら指先で簡単にブラジャーが外されてしまう。
なんでこんなに手慣れてるの?
彼が剥き出しになった私の胸のカーブを味わうように乳房の周囲から指を這わせ、胸を掴んだり揉んだりして弾力を味わう度に彼の顔が心底嬉しそうなものに変わる。
私の胸は彼を愉しませるためのものじゃないのに。
なのに私は彼が私の胸を愉しむのを見ていることしかできない。
抵抗しようと考えると心のどこかからなぜか罪悪感が湧いてきてその罪悪感が私に囁くのだ。
贖罪として彼にその身を差し出せ♥ と。
んんっ♥
彼の指が私の胸の乳首を摘み上げて刺激し始めた瞬間、そんな思考が消し飛んだ。
!? なんでっ♥
胸の先から伝わってくるビリビリとした甘い刺激が後頭部を揺らして意識が飛びかける。
おかしいっ♥
彼の指が私の乳首を摘んだまま少し右に捻る。
「あっ♥ ちょ、あぁっ♥ んん♥♥」
少し捻られただけで私の乳首が充血し堅く尖りはじめ、彼の指を膨らんで押し返してしまう。
だけど指先に伝わってくるその弾力を感じてしまえば、彼にしてみればいやらしい玩具を手に入れてしまったのと同じことだ。
きゅむっ♥
充血して感度が上がった乳首を彼が弄び始めた。
親指と人差指、中指で摘み上げられた乳首がきゅっと引っ張られる度に仰け反りたくなるような甘い刺激を発して吐息が漏れてしまう。
「あんっ♥ だ、だめ♥ ひぃんっ♥♥」
電車の騒音で私の口から漏れる嬌声がかき消される。
誰も気づいてくれないまま、私の乳首が捏ねられ引っ張られ、押し潰されて彼が愉しむための
「うぅっ♥ やめっ♥ あん♥ やめて♥ 私の、あんっ♥ 乳首を……んん♥
電車の床に私の股間から蜜がぽたっぽたっと落ちて小さな水たまりができ始める。
乳首を弄られているだけなのに腰の奥が熱く燃え始め、女の子の大事な部分が堅いものを欲しがり始めた。
「どの口が言うかな?」
彼が皮肉っぽく言い返してきた。
「毎日毎日僕のペニスを電車の中で弄り倒して! 何度も何度も腰が抜けるまで搾り取って!」
「し、知らないっ♥ あんっ♥ そんなの知らないっ♥♥ ひぃん♥」
彼が私の両乳首を摘まんでぐいっと捩じる。
「ほぉぉおおっ♥♥」
なんで、なんでぇ?
膝がガクガクと震え、股間から蜜が滴り落ちる。
とても立っていられなくなり崩れ落ちかけた私を彼が抱きとめる。
なんで私の乳首、こんなに感じやすいの?
いつの間にこんなに感じやすい乳首になっちゃったの?
おかしいっ♥
こんなに感じちゃうのはおかしい♥
こんな感じやすいエッチな乳首じゃ、すぐに
彼が私の乳首を摘まむ度に
はぁ♥ はぁ♥ と荒く息をつく私の手を持って彼の股間に誘導される。
「僕は何度も止めてくれとお願いしたのに君は止めてくれなかった」
彼の堅いものがズボンの生地越しに指先に触れた。
「ほら? 僕のペニスをいつものように取り出したらいい。慣れたものだろう?」
はぁ……素敵♥
すっごく堅ぁい♥♥
彼のおちんちんを想像して熱を持った下腹部がじんじんと疼く。
待ちきれなくて太ももを蜜が滴り落ちていくのを感じる。
指が勝手に動いてチャックを下し、トランクスの前開きから手を入れて愛しい彼のおちんちんを取り出す。
ち、ちがっ♥
私何してるの?
おちんちんなんて触ったことがないのにっ♥
私の葛藤を余所に彼がぐいっと私を抱きしめて持ち上げる。
あ、だめ♥
狙われてる♥
私のおまんこが狙われてるっ♥
彼が腰を器用に捻っておちんちんを私の股間に挿し入れてくる。
もう、何十、何千、何万回と繰り返された挿入により彼専用に躾けられた私のおまんこがぐちゅっと濡れた音を立てながら彼のおちんちんを飲み込んでいく。
そう。どうせ毎日彼に挿入されて下着が汚されてしまうのだ。
なら、最初から穿かなければいいと自虐的にも今日は下着を穿かずに電車に乗ったのだ。
彼が挿入しやすいように穿かないようにしようなんて欠片も思わなかった。
私が心の中で言い訳している間に彼が腰を突き上げて私の膣奥まで亀頭をねじ込んできた。
「んんんんっ♥♥ だめっ♥ これだめなのっ♥」
私のおまんこはもうとっくの昔に彼のおちんちんの形になってしまっている。
ぬるぬるの肉襞が彼のおちんちんにぴったりフィットし最高の密着度で彼のおちんちんを勝手に搾り始める。
肉穴の入り口がきゅきゅんと締まって彼のおちんちんの根元を締め付け、子宮口が下りて亀頭に吸い付いて精液をねだり始める。
「なんで? なんでぇ?」
彼はおちんちんを膣奥まで突き入れた後は一切動いていないのに、私の肉穴が勝手にご奉仕を始めてしまう。
肉穴が左右にうねって彼のおちんちんの根元からカリ首まで肉襞が擦りあげ、柔肉の突起が蜜をたっぷり抱えて竿を搾りたてていく。
「気持ちいいっ♥ 気持ちいいよぉ♥」
おまんこがきゅんきゅんと彼のおちんちんを搾るたびに私の腰の奥がせつなく疼いて背中の方まで甘い痺れが広がって後頭部で快楽が弾けはじめる。
彼のおちんちんが反り返ってただそこに在るだけで、私のおまんこが周りから纏わりついてにゅるにゅるの肉粘膜で擦って搾って締め付けて、彼を愉しませるのに必死になっている。
彼のおちんちんに精いっぱいご奉仕しながら何度も
なんで?
いつの間に私のおまんこ彼専用みたいになっちゃってるの?
なんでこんなに気持ちいいの?
「んくぅ♥ もうだめ♥ もうだめえぇぇ♥♥」
私のおまんこが彼のおちんちんの根元とカリ首に纏わりついて一際強く搾り上げるとおちんちんを咥えこんだまま肉穴が痙攣して私の意識が白く霞んでいった。
「ん、だめぇ♥ ごりごりだめらのっ♥」
もうすでに自分では立っていられなくなった私は彼に抱きしめられたまま、膣奥を亀頭でひたすらゴリゴリと擦られ続けていた。
「また
私のおまんこが彼のおちんちんを搾るためのオナホのように扱われながらいつまでたってもやってこない次の駅に向かって電車が疾走する。
◆◆◆◆
時空間が歪み、並行世界のごく一部が融けあった極小空間内で時間は延々とループし続ける。
ここは時空間の修復がされなかった並行世界。
時空間が歪に交わることで経験は初期化されることなく積み重なり続け、ループの度に肉体と一部の記憶は初期化され続ける。
彼女は彼によって無限時間をかけて開発され続け、何千回、何万回、何億回とその膣奥を亀頭で抉られて
終わりのない絶頂に向けて彼と彼女の狭い世界は永遠に続いていく。
【晒し祭り杯】終了のおまけです。
前編、中編、後編と全て主人公が能動的に動いてるので一方的にされる側のお話を書いて終わりと致します。
晒し祭り杯に参加した作者の皆さま、お疲れ様でした。
読んで頂いた読者の皆さま、ありがとうございます。
次の機会がありましたらまた参加したいですね。