※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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治水工事

 

後から帰ってきたロクサーヌにエマが言う

「今日ミチオ、娼館に行ってきたらしいよ」と告げ口をする

ロクサーヌは動じぬ顔で

「ミチオ様でしょ?」

とロクサーヌは訂正した。その顔を見てエマは

「うぉ激おこかよ」

晩飯のテーブルに着くと、俺に

「楽しかったですか?」

「いやっ、え?……あっ、はい」

俺の耳元で今度は話す

「私たちでは何か不満がありましたか?」

「いや、エステル男爵に無理やり連れて行かれて……」

「そうでしたか。病気などは大丈夫ですか?」

「もちろんみんなにうつしたら大変だから、あらかじめ相手の子に魔法かけたし、部屋中を綺麗にしてから……」

「そうですか。どれくらいいたのですか?」

「4時間くらいかな?」

「ミチオ様を4時間も独占!?そ、それもうご褒美じゃないですか?」

「そうなの?」

「そうです……わたしも4時間独占したいです」

と耳元で甘い事を言う

「えっ?」

「うーん、でも何かストーリーが必要ですね。だって抱かれてもいいと言って奴隷になった女性で夜伽済ませてないものがまだ1/3も残っているのに、わざわざ外でお金払ってHな事してきたって知ったら普通はかなり落ち込むと思います。自分達は娼婦より価値が無いのかって」

「そうか……ごめん。考えが甘かったよ」

「いえ、何かこちらで考えます。相手の名前聞いてもいいですか?」

「手荒な事はしないでくれよ」

「もちろんです」

「リリカという女性だ。エステル男爵はラルフと名乗っていた。俺はミチと名乗った」

「かしこまりました」

なんか大事になったな……気持ちを考えるとそうだけど、好き勝手にしてはいけないと諌められた気がした

 

食事は昨日と同じで新鮮さには欠けるがこれはこれで美味しい。多分最大級のご馳走なのだと思うが

ワイワイお話をしながら食べる空気ではなかった

 

深夜の探索チームの10人とパーティを組んで、迷宮に出発する用意をしている

「ジョゼ頼むな。無理しないようにな」

「はい。ありがとうございます。ではそろそろ出発します」

俺は軽く頷く

俺たちのパーティは1日4時間程度しか入っていないが、

彼女達は8時間以上迷宮の中にいる。途中休憩はしているとは思うが過酷な環境だ。俺が強要したわけではないがちょっとブラックかな?!

 

今日はロクサーヌと二人で寝ることにした。

周りから見たら、ロクサーヌからお説教をいただくのだろうと見えているのだろう。

部屋に入るまでは、ロクサーヌも怖い顔していたから余計にそう見えたと思う……

 

俺は着替えが終わり、ベッドのヘリに座ると、ロクサーヌはネグリジェに着替え俺の太腿の上に跨ぐ形で向かい合わせで座る

「もう……もうそういうお店に行く必要ないと思うようにしますからね」とぷく顔で言う

「ど、どうするの?」

と俺が言うと、ロクサーヌは俺をそのまま押し倒す

「もっと気持ちいい思いをしてもらいます」と言っている

可愛いやつだ。

 

でも、いやマジまいった

「もうできないよ」と言っても「そんな事はありませんよね」と言ってくる。確かにそんな事はない。むしろいくらでもできるのではないかと思うほど、人の業はどこまでも貪欲なのか!?

 

ロクサーヌも無限の体力がある。

深夜まで続くが、まさしくしっかりと搾られた……

気がつくとロクサーヌの口づけで目を覚ます

「おはようございます。今日は迷宮です」

 

素早くロクサーヌが俺の用意をしてくれる。

ロクサーヌの用意はメチャクチャ早い。ミリアの様にとはいかないが、あっという間だ

階下に降りると既に深夜グループが戻ってきていた。

「お疲れ様」

みんなのジョブを見ると、

エレーヌとフリダの僧侶二人に司祭とのジョブが出ていた。フリダには戦闘僧侶というジョブも出ている。

 

戦闘僧侶Lv1

効果 腕力中上昇 精神力小上昇 MP微上昇 体力上昇

スキル 癒やし

 

聞いたところフリダは戦闘僧侶がいいらしい。

そのようにジョブチェンジさせた

なぜエレーヌにはでていなかったのだろう?何の関係があるのだろうか?

みんなに「ありがとうございました」と声をかけられるが俺の方こそ、ご苦労様だが……偉そうにうんうんと言って答える

 

俺はパーティを解散して俺のパーティに編成し直すと早々に迷宮に入ることにする

迷宮ではセリーが説明してくれる

「今日は55階からです。オイスターシェルです。弱点は土魔法になります」

「そうだったか……」

貝に砂が入っていたら嫌だからか?埋まってしまうからか?そんな事を思い55階のゴールへと歩いていく

ベスタがソワソワしている。

「ベスタどうかしたか?」

「えっあの、えっとボレーをドロップするのでいただけないかと、ラウラと分けます」

「そうだったな。ベスタ達竜人族らはボレーが必要だったな」

「はいそうなんです。ですが購入したものは鮮度が悪く、あまり良くないので、取れたてがいいのですが……」

「ボレーはみんなベスタにやっていいと思うが?他に使い道ないからな」

「ありがとうございます」

オイスターシェルが出てくると、打撃系の武器でぶっ叩く。主にセリーとエマがやってくれている。

打撃系の攻撃では2人が鉄の棍棒いやスパイクのついた金属バットか?!を振るう

 

ロクサーヌは後方支援に回り、防御力を上げる魔法などを使っている。

すごい、そんなことできるようになったんだね

俺とルティナは魔法で攻撃、ベスタはシールドで攻撃する

ミリアは……

「どうして俺の横にいる?」

「今ご主人様を守る人いないからミリアが守る」

いやいやお前は攻撃だろ?と思っていましたが、

攻撃が来そうになると、俺を持って移動する

そんなやり方?と思ったが、みんなこういうポジションチェンジもあるんだと感心してしまった

だがミリアは横で、マジックミサイルができるではないか!!

「必中の矢」と唱えると3本の光の矢が飛んで攻撃する。

遠距離攻撃弓矢だけではないんだな。奴が攻撃するタイミングを見て攻撃している。確かにあの硬い貝はなかなか手強い

「ミリア、いつのまにかそんなことできるようになったんだ?」

「うん?バルハに教えてもらった!!」

そうかあいつも忍者だもんな……

「バルハは良くしてくれるか?」

「うん。でもわたしの方が位が上らしい。バルハができないこともミリアできるんだよ」

「そうか偉いな」

「ミリア偉い。バルハに族長になってくれるか?って聞かれた」

「えっ?そうなの?なんて返事したの?」

「ご主人様と一緒にいる方が楽しいからいらないって言ったよ」

「…………」

すごい断り方だな

 

「そっかミリアは俺といた方が楽しいもんな」

「そうだね。あっご主人様危ない」と言われて俺は突き飛ばされる。

オイスターシェルの攻撃よりも

ミリアの突き飛ばしの方がダメージ上ではないか?と思うぐらい吹っ飛ばされる

 

3時間ほど探索を兼ねてゴールへと向かっていたが、今日もどうやらエステル領から出発できないみたいだからもうちょっとやってボス部屋まで行こうということになった

「55階のボスはホースクラムシェルです。鉄砲水のように吹いてきます。当たると大ダメージになりますので気をつけてください」

 

中に入ると煙の中からボスのホースクラムシェル二匹とオイスターシェルが二匹現れた。

奴はかなり離れた所からも水鉄砲のようなものを撃ってくるがミリアは嬉しそうに「こいつ面白い」

ビューっと攻撃してきても、ミリアは軽々と避ける。

やはり俺の安全地帯はベスタの後ろだけだ。ミリアの後ろに隠れても確実に避けてくる。

魔法で攻撃をすると、同じようにベスタの後ろしか安全地帯がないルティナも同様にベスタの後ろに隠れて魔法攻撃をする。突き出した貝の中身から水が飛び出す。

 

ミリアは楽しそうにしていたが、隙を見て大きなホースクラムシェルの下まで忍び寄る。気が付かれていないようだ

吹き出した瞬間に下からそれを切り落とす。

なんとなく俺は股間を押さえてしまう。

ボトっと落ちたそれを見ると、倒したようだ。

ミリア一撃かよ

「先をちょん切れば倒せるよ」

そんな先を切り落とすなんて、俺にも似たようなものがあるからちょっと見ていて痛い。

 

ロクサーヌはそのまま突撃をかける

水鉄砲がきても素早く避ける。下段の構えから一気に距離を詰める

「ちんたらしてないで」とエマが言うと

「縮地」を使うと一気にボスの下まで行く。

ほぼ同時にその先端を切り落とした。

オイスターシェルはセリーとベスタで倒していたので、戦闘は終了した。

「エマ?わたしが仕留めるところだったのに!!」

「こういうのは念の為ってあるだろ?」

「一撃でいけました!!」

どうも戦闘になると、二人は相変わらず相容れない

「どうかな?」とエマがとぼける

 

俺は二人を止める

「まぁまぁどっちが倒したのかは問題無いよ。倒せた事を喜ぼうよ」

「ご主人様がそう言うなら」とロクサーヌを宥めた

エマもどうしてあんなことしたのだろう。

セリーに小声で聞くと、「狼人族は今繁殖期だからです」と小声で答えた。

「???」それと今のエマの行動は何か関係するのか?と俺はその時全く気が付きもしなかった、

 

この階でたくさんのボレーが取れたのでベスタは嬉しそうに自分のリュックに詰めている。

 

ルティナが「今日中に終わらせたいので帰ったらすぐに治水工事に出かけましょう。」

ルティナはやはり統治者としても優秀なのかもしれない。既に根回しと準備は終わっているようだった。

 

56階に移動したところで、エステル領の宿泊地に戻る

 

俺が自分の着替えを終え階下に降りてみると、1階の応接室にリリカが座っていた。隣にはロクサーヌが座っている。

「えっ?リリカ?」

ルティナが横から俺の袖を引っ張る。

「さぁ行きましょう」

「いい、ちょっと待って」

ロクサーヌは俺に向かって

「大丈夫です。我々で解決しますので、治水工事頑張ってください」

 

俺は後ろ髪引かれつつルティナに連れていかれた。

リリカはなぜ今日俺たちの宿泊地に居たのだろうか?

と考えているとルティナの説明が始まる

「ご主人様聞いていますか?」

工事は昨日魔法使いになった騎士団からの選抜が既に魔法で縦杭を入れる溝を魔法で作っている。

周りの住人は何が始まるのか?と興味津々で見ている。

もちろんその中には村人も当然居て男達は手伝う事になっている。

 

ルティナに

「で、俺は何をすればいいの?」と尋ねる

「はい。あの溝に填まるように、ウォールオブストーンをかけて岩で河川工事をしていきます。ご主人様はあの溝にうまく填まるように魔法をかけていくのがお仕事です。わたしは反対側の岸をしていくので……一回わたしが見本をやらせてもらいます」

ルティナは魔法で掘られた土の溝にウォールオブストーンをかけて上手く填めていく。填まったら、騎士団が木の杭をハンマーで打っていく。選抜された魔法使いが、魔法で土を埋めていく。その上から村人達が土を押し固めていく。

「こんな感じでお願いします」

「ああわかった……」ルティナの言うように俺は手伝った

長い距離だったが、ルティナのおかげで1日で終わった。

それも、みんなが協力してくれたおかげだ。

砂防ダムも既に用意ができていたので、ルティナの説明がうまかったのか特に問題らしい問題も起こらず、作業は終了した。

「明日こちらの魔法団の人たちと湖を作ります。」干バツ期に備えてだそうだ。

村民達は瞬く間に次々出来ていく堤防の姿を驚いていた

「いやいい汗かいたな……」

すっかりリリカの事を忘れて堤防作りに夢中になっていた

 

こんなふうに汗をかくのはロクサーヌとハーブ園作りぶりだな……

 

 

 

 

 




お久しぶりです。本当に休んじゃいました。これから頑張ります

毎週月曜日、金曜日の21時頃に更新してます。
いつも誤字報告していただいている方ありがとうございます。大変助かります

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