※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

125 / 356
ドワーフの村に出発 

 

 

「どうしました?何かあったのでしょうか?」

ルティナ、ロクサーヌが対応してくれていた

「ディンドルフ村でスタンピードが発生しているんだ。手を貸してもらえないか?」

 

ルティナにスタンビートとは何かとこそっと聞く

「スタンピードとは、迷宮から魔物の大量発生です。それが人の街まで迫っている事です」

「エステル殿がそのような事が起こるまで放置していたと言う事なのでしょうか?」

「いや……あそこは特殊で、村には巨大な地下坑道があってその地下のどこに迷宮が出来たのかわかっていないんだ。だから村の住人は魔物が出た所は道を塞ぐと言うやり方で今まで来てしまったんだ」

「で俺たちになにを?」

「まずはスタンピードを止めて、始末する。できれば迷宮の場所を見つける。見つけてもらえばこちらから探索者を派遣する」

「スタンピードは魔獣が大量発生するって…どれくらいの規模なんでしょう?」

「いやわからんが……200以上か…もっと多かったら1万くらいになる時もある。領土そのものがなくなったと言う話も聞くが、それは行って戦ってみないとわからない」

 

俺はロクサーヌの顔を見る。ロクサーヌは

「我々であれば問題ありません」

ロクサーヌは目をキリッと引き締めて俺に話す

「なんと?」エステルも驚いている

 

いやいや、彼女は戦闘狂なだけですよ。問題あります

「それでいつから来てくれる?報酬は弾むぞ」

「えっ?」もう行く前提で話している

 

「いやみんなに相談してみないと……」

「いえ大丈夫です。スタンピードは危険です。これを放っておくわけにはいきません」とロクサーヌ。

 

仕方ない……

「明日の朝でもいいのか?」

「では明日の朝、冒険者の案内を寄越すので頼む」

「私は先に今日の夜から向こうに行って、ミチオ殿を迎える準備をしておこう。では」

と言うと、一緒に来ていた5人とフィールドウォークで移動する

 

「ふぅ」

「どうしますか?先程出かけた深夜組を呼び戻しますか?」

「いやとりあえずは俺たちで対処しよう」

「行ってみないとどれくらい切迫しているかわからないからな」

「かしこまりました」

セリーが眠そうに降りてきた。

「どうかしましたか?」

「いや、明日は迷宮ではなく、スタンピードを止める事になった」

「本当ですか?!じゃあ頑張りましょう。放っておいたら村人たちが被害に遭いますからね。どこでスタンピードが起きるのですか?」

「うーんと……ルティナなんて言っていたか?」

 

「確か……ディンドルフ村って言ってましたよ」

「ディンドルフ??!えっ……うーん」

「セリーどうした?」

「……それって私抜きではダメでしょうか?」

「急にどうした?」

 

「実は……実はそのディンドルフが私の故郷なのです」

「じゃあセリーの実家があるの?」

「……はいそうなんです」

「じゃあ尚更家族を含めて助けに行かないとダメなんじゃないか?」

「うーん……でも、家出同然で出てきてしまったので、今更……」

「じゃあちゃんと話した方がいいんじゃないか?俺もセリーの両親に会ってみたいよ」

「楽しい話にはならないと思います。むしろさらに問題が出てくるんじゃないでしょうか」

「でも、セリーはその村のことに詳しいんだろう?なら尚の事来てほしいんだけど……地下で大量発生しているみたいなんだ……頼むよ」

 

「うーん……分りました。ご迷惑をかけるかもしれないですけど、がんばります。」

セリーは、一抹の不安を感じているようだった

リナも勝手に連れてってしまったみたいなので、バツが悪いのだろう。

セリーは、早とちりな所があるから、もしかしたらセリーが思っている事とは全然違う事なのかもしれない

 

そんな話をしていると、いつの間にか、エマも含めて、みんな降りてきて聞いていたようだった。

 

次の日の朝、ロクサーヌに起こされると、リナが待っていた。

「ご主人様、今日はディンドルフに行かれるようなので私も同行してもよろしいでしょうか?」

「僕も〜リナの故郷行きたい!!」とキーカも一緒に来ている

「いや遊びに行くんじゃないぞ!!」

「わかってる。絶対僕も役にたつから連れていって」

とキーカが俺を見つめる

 

なんかこいつは、なにをしてても遊びっぽくなっちゃうからな……だが、目の見えないリナの面倒をよくみてくれているし世話もしてくれているので、仕方ない。リナの実家があるのに連れて行かないわけにはいかない……

 

深夜組のパーティも戻ってきていた

なんと……ラウラに新しいジョブが発生していた

「ラウラ、竜生九子になれるがどうする?」

「え?どういう事ですか?」

「新しいジョブになれるって事かな?」

「……なにを言っているんですか?竜生九子がそんなにぽこぽこなれるわけないじゃないですか?」

「じゃあこのまま竜騎士でいいのかな?」

ラウラは俺の腕を取り

「いえ。本当になれるのですか?」

「ああ」

「ではお願いします」

「はい。なれたよ」

「呆気ないですね、これでなれたのですか?」

「うん、なれたんだけど、ベスタはハカと言うジョブだったんだけど……ラウラのは読めないよ。ラウラは他の名前とかわかる?言ってもらえれば、読めるかもしれない……」

「読めないと言うことがあるのですか?」

「難しい字だね」

「ショウギュウ、ガイシ、チョウホウ、ホロウ、サンゲイ、ハカ、ヘイガン……」

「それ!!多分それ」

「ヘイガンですか……ありがとうございます。心して承ります。でも実感は全然ないのですね……」

 

竜生九子 (狴犴 ヘイガン)

効果 体力大上昇 HP大上昇 腕力×2

スキル クリティカル発生率中上昇 ダメージ半減 初級魔法 真実のムチ 正義の槍

 

「魔法が少し使えるようになったので、ルティナに習うと良いよ」

「魔法がですか?」

「ああ、でも最初は少しレベル上げてからな。それと、真実のムチ、正義の槍というのが使えるようになっているのでこれも少しレベルが上がったら試してみてくれ。結果は俺に教えて」

「かしこまりました。実は……本当にミチオ様はすごいお方なのですね……」

……

 

今知ったか?!

「じゃあみんなは少し休憩してくれ、これから我々はディンドルフ村のスタンピードの阻止に向かう。夕方にはあちらで合流しよう。それまでは俺たちのメンバーでなんとかする」

「よろしいのでしょうか?」とジョゼが聞いてくる

「ああ。まだどんな状況かわからないしな……」

 

ジョゼ達とは別れ、とりあえずエステルの寄越した冒険者にルティナとソフィーが先行する事になった。

そして、その後ルティナとソフィーが戻ってきたらみんなでディンドルフ村へと移動する

 

するとそこは門の外だった。「ここの住人はフィールドウォークで中に入ってくることを嫌います。なので、この外門から入り、門番からドワーフ以外は札を得てから入ります」

セリーが「すみませんご主人様。こういう所なので……全部遮蔽セメントが塗ってあります」

「全然大丈夫」

ワープはいざという時は使えるしな。キーカもいるし問題はないだろう

 

ドワーフの村は本当に村?と言うほど巨大な街だった。巨大な洞穴の入り口の所に街があると行く感じで、この洞窟を支えるように幾つもの柱が立っている。外門と呼ばれる門も壁も巨大だ。

「セリー、ここは村なのか?」

「はい一応村なのですが、1万人のドワーフが住む自治区として認められていますので、男爵も自由にできるわけでもありません」

「どうしてこんな門や壁が?」

「我々ドワーフはスキル合成などとても危険なスキルがあるので、他国から守るためにだと思います」

「ほー」と俺は塀を見上げながら思わず口に出た

 

 

門番から札を貰うと、首から下げておく

門の中ではエステル男爵が待っていた。

「ミチオ殿よく来てくれた」

握手を求められ、握手する。すんなり握手を求める事ができる大人だ

さすが帝国解放会の会長なだけある。可愛げもあるし、女遊びもできるし、酒もたくさん飲めるし、お金もある。人に頼ることも頼られる事もできる。男として魅力があるとは彼みたいな事を言うのだろう

まぁ俺が一緒に戦ってどれくらいできるのかを見定めているのかもしれないが、あんまり勘繰るのはやめておこう。

「彼女達はみんなミチオ殿の女か?」

「ええそうです。なので手を出されませんようにお願いします。」

エステルはみんなの顔を見ると

「みんな可愛い子ばかりだな」と言うと俺の横腹を軽く突き飛ばした。

俺はよろけたが猥談だ。エマ達も察して特に俺を支えるような事はしない

「ミチオ殿は凄いな。一晩でみんな相手するんだろ?!ワシが若い時でもそんな訳にはいかなかったぞ」

「彼女達は魅力的ですからね」

「リリカも結局買い取ったんだって?」と更に小声になる。

「はい。そういう事になりました」

「彼女だって人気の嬢だったのによく身請けできたな」

「みんなが交渉してくれたみたいです」

「女買うのに女に行かせるなんて罪な男じゃな」

「はははは……」

まぁ俺の知らない所でね

 

「おとといの事だって黙っていればいいものを……」

いや俺だって黙っていたよ。みんな勘が鋭いんだよ

「適当に、貧困調査とか言っておけば良かろうに……」

なるほど次はそうしよう

 

そんな事を話しながら、騎士団の詰所にやってきた。

男だらけなのに俺が10人近く女性ばかりを連れてきたので、周りの視線が集まる

エステルの隣にいるここに駐在している騎士団の団長らしき者が挨拶してくる、

 

「デッカーだ、よろしく頼む」

エステルが俺たちを紹介してくれる

「彼はこの帝国で今一番の注目株のミチオ殿だ。一応冒険者として、今回のスタンピードの阻止を手伝ってもらう事になった」

セリーが「デッカーおじさん……」

「うん?もしかしてセリーか?」

セリーは俯き加減で「うん」と答える

 

騎士団の中から男の声で

「セリー?なんでここに出来損ないのセリーがいるんだ?」

とちょっとやんちゃな感じの男の子が出てきた。

「エメット……」

これまたドワーフらしいドワーフだ

セリー以外みんなドワーフらしいドワーフしか居ないがこういう物なのか?

「セリーお前いつ帰ったんだ?」

「いや、今だけど……」

セリーがだいぶ萎縮している。苦手なのか?

エメットはセリーの胸ぐら掴んでガンをつけているが、セリーは目を合わさないようにしている。

俺がエメットの腕を掴んで、触るな!!と言う前に

リナがエメットの腕を掴んでいる。先を越された

「汚い手でお姉ちゃんに触れるな」

いや、俺はそこまで言わないけど……な?

デッカーが「いい加減にしろ」とエメットに言う

腕を振り払い自分の立っていた場所に戻っていく

 

デッカーが

エステルと俺たちに言う。

「せっかく来てもらって申し訳ないが、ここはドワーフの街だ。まずは私達ドワーフ達でなんとかさせてもらいます」

「デッカー、そう言わんで一緒に戦おう。ワシもたくさん兵隊連れてきたから」

「1の門の防衛をお願いします」

「1の門って一番内側じゃないか……」

「ここを抜けられたら街まですぐなのでそこはとても重要です」

セリーが手を挙げる

「私は部外者ではありませんので私も戦闘に参加してもいいですか?」

「私も!!」とリナも手を挙げると

みんなに笑われる

「ママごとじゃないんだぜ。リナは目が見えないんだろ?」

「じゃあ僕も!!」とキーカも手を挙げる

「お前は部外者だろ?」

「僕はリナの目になるよ」の目ん玉を指で囲う

先程のエメットが

「じゃあコイツと戦って勝ったらいいぜ!!みんなもそれなら文句ないだろ?ハーンこっち来い!」

「おお」これはまた一回り大きなドワーフが出てきた

「そんな雑魚でいいのか?」とリナは煽っている

「テメェ!!表出ろ」

リナ……お前そんなにケンカっぱやかったのか?

大丈夫なのか?

「エマ止めた方がいいか?」

「いえ大丈夫ですよ。児戯ですから、そこまで本気でやるわけではないでしょう」

「え?でもかなり熱くなっているぞ?本当に止めなくていいのか?」

キーカとリナのペアでハーンと言う一回り大きなドワーフと戦う事になった

リナは素手で戦うらしい。

 

リナはハーンに

「ハンディキャップだ。お前は武器使っていいぞ」

と煽られて、顔から湯気が出てくるほど怒っている。

「ガキが!!容赦しねえぞ」

「ああ本気で頼む。ちなみにここにいるミチオ様のパーティでは私が最弱だからな」

うううん?なんで今そんなこと言ってるの?命乞いしてるの?

「エマ本当に大丈夫なのか?」

「大丈夫ですよ」

「あいつの腕、リナの胴体よりもでかいぞ?」

デッカーが

「大丈夫か?」と聞いている

リナは「問題ない」

「では、ハジメ」

リナは子供のようなぎこちないボクシングポーズを取る

本当に大丈夫か?目が見えないんだろ?

 

 

 

 

 

 

 





毎週月曜日、金曜日の21時頃に更新してます。
いつも誤字報告していただいている方ありがとうございます。大変助かります

https://twitter.com/kujira_ts
Twitterにて、こんな人をモデルとしていますと言うのと、相関図を出しています。カギがついているので、捨てメールなどでアドレスを作ってアカウント作ってもらい申請してください。今の所なにも呟きません
ーーお願いーー
高評価と読み終えたらしおりもお願いします。

沢山のお気に入り、しおりをありがとうございます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。