※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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坑道

 

ニコはカバンからランタンを出して火をつける

俺もカバンから魔法のランプを取り出した

「すごい! 勝手に点くんですね」

「ああ、道はわかるか?」

ニコは

「道は簡単だよ。こっちです」

と俺とミリアを先導する

移動するこの間に、ニコをパーティに入れる

ニコは急に振り返り、「はい」と答える

そしてニコのジョブを確認すると……

すでに村人7.探索者8

を取得している

鍛冶師の条件は村人5、探索者10、そして一度に二匹の魔物を攻撃が条件だったな

「ニコは鍛冶師になるのか?」

「僕はお姉ちゃん達みたいにそんな力持ちではないので鍛冶師になれれば……と思っています」

「そうか……魔物を倒したことがあるのか?」

「はい。コボルトですがあります。たくさんくると焦っちゃいますけど……」

「そうか、頑張れよ」

「はい」

 

 

確かに一本道で10分ほどで第1縦坑のところに到着した。

縦杭の中腹の所に出てきた。縦杭は明かりがついて明るくなっている

「ここからでは見えませんが、この下あたりにさっきの2の門広場から繋がる道になります。3の門が突破されるとこちらにも魔物が入ってくると思います」

「なるほどそういう事だな」

 

「ミリア気づかれないように辺りを偵察してきてもらえるか?」

「はい」

俺はその間にナビゲーションのスキルを使って第2縦杭までの道のりを探索する

第1縦坑と第2縦杭の間の道は簡単だったようだ。下にある線路のようなもので繋がっているようだ。トロッコとかあるのかもしれない。確かに鉱物を全て人力で運ぶのは効率的ではないし、そういった道具や乗り物があってもおかしくないだろう。

ただあの道ではメチャクチャ目立つな。もうちょっと細い道であるといいのだが

「ニコ、いつもはどうやって第2縦杭まで行っているんだ?」

「中に入ってしまったら、堂々としてれば案外バレないから堂々と線路脇を通っている」

程なくして、ミリアが戻ってきた

「どうだった?」

「人はほぼいませんでした」

「ほぼ?」

「はい、先ほど会ったデッカーと言う男が一人で歩いていました」

「デッカーが?!なんだろうな?」

 

「私達が行く方向とは別の方向に向かっていたので無視してしまいましたが」

「まぁ何かの作戦があるのかもしれないしな」

「じゃあエルフの外套を使って線路脇を通っていこう」

「はい」

第1縦坑から第2縦杭まで結構あった。20分くらいだろうか。長いゆるい下り坂をずっと降りていった先に縦坑があった

「とりあえずここまで来たらもう大丈夫かな。あんまり早く帰ってもまだロクサーヌ達も宿屋についていないだろうからな」

「えっここまできてもどるのですか?」

「俺たちだけで先に進むことはないよ」

「そうでしたか……」とちょっと残念そうだった

「今からする事は他の人に話さないように内密にな」

「……はい」

俺はワープを唱えるとニコとミリアを先に行かせる

「え?」

ニコは不思議そうに俺の顔を見る

「大丈夫だから」

黒い扉を抜けると、今日泊まる予定の馬力亭の部屋に戻ってきた。

もちろんそこにはロクサーヌ、エマ、ベスタ、ルティナがベッドに腰掛けて待っていた

エマが「ミチオ遅いぞ」

「ああ、第2縦杭まで進んでいた。中は人も魔物もいないし案外整った道だった」

 

「これはどういう事ですか?なぜフィールドウォークで帰ってこられたのですか?」

「ああ、内密にな。俺にはできるんだ」

俺はみんなとパーティを組み直した

「ニコはどうする?俺たちはまた坑道に戻るが?」

「もちろん行きます!!」

「自分の身は自分で守るんだぞ?」

「はい。第8縦杭から第9縦杭に行くには秘密のドアがあるので、僕が案内します」

と得意げに話す

「そうなのか、ならばよろしく頼む」

エマが「何かあったら私が守るからな」

「ありがとうございます」

 

ニコにはメイジアーマー、シールド、メッキなどの魔法をかけて、防御力を上げておく。パーティに入っただけで相当強くなったはずだ

 

第8縦杭までは当然歩きなのだが、結構時間がかかり2時間程かかった

「結構歩いたな」

「まぁ歩いただけなので、つまらないです」と、ルティナ

「ただ、道がわかっていなかったらこれだけの分岐があったら2時間どころじゃないだろ?」

「確かにそうですね。分岐だけで1000くらいあるのではないでしょうか?」とルティナが返事をする

ニコはそれに「はい。坑道は2000坑道ぐらいまであります」と返事をした

「そりゃ大変だな」

と話しながらもまったく人や魔物に会う事はなく第8縦杭まで来れた。第8と第9の間は埋められていて通れなくなってた

ニコは脇道に入ると「こちらです」

と案内してくれる。道は今まで通ってきた道と比べて狭く天井も低く、少し屈んで進む

「すみません。ドワーフの身長に合わせているのでちょっと天井が低いです」

100メートルくらい進んだ所に少しひらけていてその壁の一部をニコが押すと、回転扉になって反対側の道に繋がる

いざという時はこの道を使って移動するんだな

 

反対側の道に来ると俺は

「ニコどうする、この先も一緒に来るか?」

「はい。ご同行させてください」

本線に戻る前に光を消した

本線の方に戻ろうとすると、そこには焚き火をしているコボルトが10匹ほど居た。そうか、ここは迷宮ではないから敵の人数制限がないのか……

 

鑑定。

みんな8レベル前後のコボルトだ

ロクサーヌ、ミリア、ルティナが弓を取り出して、初撃を額にクリーンヒットさせると、一気に攻めかかる

エマとベスタが前に出ると二匹を、あっという間に倒した

 

俺は残りのコボルトに「マジックミサイル」を当てる。

ニコはポカーンとしている

「すごい。こんな一瞬で……お姉ちゃんも強いのですか?」

「ああセリーも強いと思うぞ」

「そうか……お姉ちゃんは鍛冶師にも巫女にもなれなかったのでどうしているかと心配していました」

「うん?セリーは鍛冶師も巫女も両方なれたぞ。今は訳があって狩人をしてもらっているが」

「えっ?!お姉ちゃんもその武器を使えるのですか?」

「みんなセリーさんが作ってくれたものだよ」とルティナが答える

「お姉ちゃんすごいや」

 

「私からしたらご主人様の方がずっとすごいとおもいますよ」と自慢げにロクサーヌ

「お、俺が?」

「ご主人様は自然にしていますが、ブラヒム語とバーナ語を無意識に使い分けて話しているのにびっくりしました」

「うん?」

「この村に来てから、私たちにはブラヒム語、ドワーフ達にはバーナ語で話しているのを見て、すごいなって思っていました。私たちにもバーナ語でも大丈夫ですよ」

そうなのか……ここに来た時にドワーフ達が俺にはわからない言葉で話していたから「タンズ」と言う魔法をかけていたんだった

「まぁな。魔法で勝手に翻訳されているのだろう」

「そうでしたか、そんな魔法もあるのですね」

 

ニコに話す

「セリーもいろんな事できるし、頭もいいけどちょっとネガティブで、早とちりがあるかな……」

 

「ネガティブなのは小さく、盲目の妹がいたので家でずっと世話してましたからね。家で本を読んだり、リナと話すのが多かったので、他の子とはあまりうまく付き合えなかったかもしれません。早とちりは家族がみんな無鉄砲や天然ばかりですからね。先手先手でいろんな事を考えているのだと思います」

天然は母のことだろうな。それ以外はみんな無鉄砲なんだろう。父は飲んだくれだしな

「そういえばお兄さんには会ってないかな」

「兄は防衛戦に出ると思います。また無茶しなければいいのですが……」

 

「まぁニコも程々にな」

「お兄ちゃんは騎士団に入っている訳じゃないの?」

「お兄ちゃんは冒険者として外の迷宮に入っています。たまに採掘もしています。今回この件で戻ってきてずっと3の門にいると思います」

もしかして戦闘狂?

「もしかしたらそうかもしれません」

 

エマが「このままこの線路の脇を歩いていくのか?」

「そのまま行けば魔物に取り囲まれてしまうので、8-0坑道を通っていけば次の縦坑に行けると思います」

「そうか、でもまたずっと屈んでいくのか?」とエマがニコに聞く

 

「そうですね。私たちの身長に合わせているので……」

ロクサーヌが

「じゃあ戦いながら道を切り開きましょう」

「賛成!!」とエマも手を挙げる

「じゃあこのあとずっと戦闘になるってことか?」

「全然それで構いません」

ルティナが「ではスタンピードが始まる時にまた来ませんか?今日は夜通しと言うことですよね。ゴリ押しなら深夜組も連れてきましょう」

「なるほど二分するのか、こっちに全部が集まってきたら流石にやばいからな」

先程の秘密のドアの所まで戻りワープで宿屋に戻ってきた。

宿屋で仮眠をとる事にした。

「ニコ眠れるか?」

「全然眠れません。さっきの戦闘で興奮しっぱなしです」

「だろうな」

「スリープ」を唱えると、あっという間にガクッと寝てしまった

俺たちも4時間ほどだが眠るとしよう

 

ロクサーヌが起こしてくれる。

ニコは隣で寝てる。

正直起こすか迷った。

エマが「ここで一緒に行かなかったらこいつの汚点で一生悔やむと思います。」

「そうだな」と言ってニコも起こしてやった

「むにゅむにゅ……なんだっけ……なんでここに寝てるんだ?あっそうだ!!」と言うとニコは急に立ち上がる

「さぁ用意しろ。武器は持ってるか?」

「はい。」

ルティナが戦闘班を招集していた。

ジョゼが「戦闘班14名を招集しました」

エマが「我々はこれからディンドルフ坑道の攻略にかかる。我々は坑道を強行先行する。次々に現れる敵に対してジョゼが率いる2班で我々の後方の敵を殲滅してほしい」

「はっ」

 

ジョゼ達から、ラウラとコレットが俺たちのパーティに加わった

 

セリーに連絡した

(どうだ?今どこにいる?)

(ご主人様。はい、先程はすみませんでした。騎士団とバートルさんと今3の門に来てます。すでにスタンピードは始まっており魔物は3の門に到達しています。投石や熱した油などをかけては火をかけて門に近づけないようにしています。私のように弓を持っているものはいないので、どれくらいのもつのかは疑問です)

(そうか無理するな。危なくなったら2の門1の門まで下がるんだ。わかったな)

(はい。騎士団の方がそれは合図してくれています)

(わかった。後で1の門で会おう)

(はい)

 

ロクサーヌが聞いてくる

「セリーは大丈夫でしたか?」

「ああなんとか3の門にいるようだ」

「お姉ちゃん……」

 

「さぁ我々も行くぞ」

 

第9縦坑まで戻ってきた。やはり暗いのは我々には色々問題になりそうだ。隠れていかないのだったら天井にコンティニュアルライトをかけると坑道が明るくなる。みんなの剣にもかける

後攻グループもみんなコンティニュアルライトをかけていく

「ルティナ!少し行ったら天井に灯りをつけながら先に進んでくれ」

「はい。かしこまりました」

そんな事していたらあかりに釣られてあっという間に魔物が集まってきた。エマが「上から降ってきたらたまらん。坑道に入るぞ」と言って縦坑から逃れた。

前にもかなりの数の魔物がいる。

すでに戦闘は始まっており、ベスタとラウラが口火を切っている

ベスタとラウラの二人が大盾を持って突撃陣形をとる

魔物ごと押しのけて先に進む

「ベスタ!!」

ベスタはそう言われるとラウラを反対側に突き飛ばして俺の方を見る訳でなくスッと横にどいた

「ガンマ線バースト」

キラキラと辺りが光ると、前方の敵がみるみる消えていく。

ギューギューと魔物達は慄いている

 

続けて魔法を唱える「サモンモンスター」

前回はエルダーエレメンタルを召喚したが、更にレベルが上の「ガエル」を召喚した。もちろん何かは知らない。中型としか書いていない

 

目の前に神々しく光る鎧を着た騎士が現れた。

「マスター初めまして。私は異次元の戦士ガエルです。ご命令を」

言葉が通じる……

ベスタよりも大きい3メートル近くあるのではないかと思うが、前回のエルダーに比べればかなり小さい

レベルが高いだけに1体しか召喚できなかった。

「我々はこの先に行きたい。先行して魔物を倒しながら進んでくれ」

「かしこまりました」

と言うと前方にいる敵を一刀でほとんど切り捨てている。

ロクサーヌが「あー私たちの分も残しておいてくださいね」と

お菓子を残しておいてと言わんばかりに可愛く言っているが……

 

「ジョゼ!!行くぞ!」とエマが後方のジョゼに言う

走ってくの?!

ガエルは確かに走って前に進めるほどの勢いだ

ニコはポカーン

エマが「ほらニコも行くぞ!!」と言って走り去る。

「いやちょっと待ってー」

 

ミリアが「あのおじさんすごい!」と嬉しそうに言いながら進んでいく

まるで草刈りをしているかのように魔物を狩っている

傍から漏れた敵を我々が狩ると言う感じになっている

もう第10縦杭に達しそうだったので、

「ガエル、後攻している我々の仲間と離れ過ぎてしまった。後方の魔物を300倒したら戻ってきてくれ」

「承知!!」

と言うと壁を走っていく。ミリアは「かっこいい!!承知!」と決め顔

そこかよ

 

前には大量の魔物が……いや、いろんなのいますよ

コボルトやらエスケープゴートやらスパイススパイダーやらごちゃ混ぜです

 

とりあえず、「ブレイズストーム」を連発!!

 

 

 

 

 

 

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