※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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久しぶりの迷宮

 

朝起きるとロクサーヌの胸の中にいた。

ロクサーヌも目が覚めたのか、俺にキスをしてくる。

「ご主人様、おはようございます」

とキスを終えると反対側から肩を掴まれる

反対側にはナイアラが横になっている。

俺の唇を奪われる……

「おはようございます」

「ぬぉ」と股間に違和感が……

ルティナが俺の朝の矜持を咥えている。

「まぁ、朝から?」とナイアラも驚いている

朝からルティナ頑張るな

ジュボジュボと音を立てて俺のを吸引する

「そんなにしたらすぐ出る」

ルティナの口の中に出すと俺はその奥から吸い出すようにルティナが口を細める

ちゅぽんと口を離すと

「ご馳走様でした」と俺の矜持にお礼を言う

 

ロクサーヌが起きると、

「さぁ遊んでいないで迷宮の用意をしましょう」

「ああ、ナイアラもついてくるか?」

「はい!行きたいのですがいまだに腰に力が入らず戦闘は無理です」

「そうか……じゃあまた今度な」

「その時は必ず」

 

1階に降りると、すでに深夜組は戻ってきている

『鑑定』をかけても新しいジョブは出ていないようだ。

ラウラが声をかけてくる

「確実に自分の力になっているように思います」

「おかえり」

「ただいま戻りました」

「この後はゆっくり休んでくれ」

「ありがとうございます」と恥ずかしそうに俺の手を握る

 

後ろ髪引かれる思いだが……

俺たちパーティはクーラタル迷宮56階にワープでやってきた。セリーの顔を見ると

「56階はゼリースライムです。火、水、風の攻撃が弱点です」

「ゼリースライムってグミスライムの上位種でしょ?」

「はいその通りです。それが?」

「グミスライムって迷宮だけでなく外でも見た事あるんだけど……」

「はい。そこらじゅうにいますね……それが?」

「グミスライムって何食べてるの?」

「砂と岩以外ならなんでも食べると言われていますが……それが?」

「つまり雑食なんだね」

「はいその通りです。うん?それで……何が言いたいのでしょう?」

「セリーは益虫とか益獣って知ってる?」

「すみませんわかりません。」

「一見俺たちに害をなす魔物のように見えるが実は俺たちの役に立つ魔物の事」

「そんなことあるのですか?」

「今まで出会ってきた魔物でスライムって実は益獣になるのでは?と思って色々考えてみたんだけど……」

「???」

「もちろんテイムされていることが条件だけど……」

「!!!私は嫌ですよスライムとか、かわいいとか思えないですから」

「え〜こないだなんでも役にたってみせますって言ってたじゃーーん。うーん……じゃあーミリア〜頼むよ」

「ご主人様、なんですか???」

「ゼリースライムをテイムしてほしいんだけど……」

「……???なんで?」

「きっと役にたつから?!」

「わかった」

そんなこんなでゼリースライムを一匹残して目の前にすると、ネバーっとおどろおどろしいスライムが目の前にいる

「本当にあいつ必要なの?」

「うん、多分」

「生き物は最後まで面倒みないとダメですよ」とセリー

「そうだな」

ミリアがテイミングを始める

スライムの周りで煙が回り始め竜巻のようになる

 

しばらくすると、そこから巨大な水饅頭みたいな物体がそこにいる

プルプルと震えてぴょんぴょんと跳ねる

「えっ!?かわいい!!」とミリア

「よし、君はプルプルしているから、プルちゃん!!」

ミリアのネーミングっていつもこんな感じだよな

水饅頭にしか見えない俺にはそいつが名前をもらえて喜んでいるように見える

「勝手に何かを溶かして食べたりしたりしたらダメだよ」と言って携帯用の食事を少しプルちゃんに与える。

美味しかったのか大変喜んでいる、グミスライムともちょっと違う感じだ。ドラゴンの時も思ったが、そのものの小さいのが現れると思ったが全く別の生き物が出てくる

プルちゃんはミリアの頭の上に乗せられ、

「お腹が空いても私の髪の毛とか耳を食べちゃダメだよ」と言って乗せる

俺にはミリアの頭の上に水饅頭が乗っているようにしか見えない

セリーが口を開けて見ている

「欲しくなったか?」

「えっ!?全然……」と顔を赤くしてセリーが答える

「欲しいなら次出てきたやつテイミングしても良いぞ?」

「えっ?!ん……んちょっと欲しい……いや違うんですよ。二匹いた方が何かわかりませんが効率が上がるのかなって思っているだけです」

本当にセリーは素直じゃないな

「そうだなーじゃあもう一匹セリー頼めるか?」

「仕方ないですね、次来たらテイミングしましょう」

みんなはそのやりとりを聞いて

「…………」

と言う感じだった

もちろんすぐにセリーにもスライムをテイミングできて

ちょっと嬉しそうな顔をしている

「名前はどうするんだ?」

「そうですね名前は群青1号です」

セリーはセリーで独特な名前付けるな……

ミリアが横から「じゃあ、ぐんちゃんだね」

「だから勝手に名前を変えるなって」

 

迷宮の攻略は先日までレッドドラゴンなどやメイジコボルトをたくさん相手にしてきたからか、特に問題もなく

ボス部屋待機室までまっすぐ来れた

セリーがみんなに言う

「56階のボスはウォータースライムです。それと、この階からボス部屋に出てくる敵の数が増えます。

今まではボス1匹に他2匹だったのが

ボス一匹他4匹になります。

ウォータースライムは水耐性があり、弱点は火と風でトータルタートルは土が弱点で水耐性があります。オイスターシェルは火耐性があり、土属性が弱点になります

なので、風または土属性の攻撃が全体攻撃では有効です」

「じゃあいくぞ!!」

 

中に入ると煙が竜巻のように集まってくる

ロクサーヌは『精霊使役』を使いかまいたちを召喚する

煙の中からウォータースライムとトータルタートル1オイスターシェルが3現れた

現れてすぐにルティナと俺はエアロストームを発動

ベスタを先頭にエマとロクサーヌ、ミリアが距離を詰める

セリーは弓でトータルタートルに攻撃する頭の眉間に矢が突き刺さりクリティカルヒットで倒した。

 

戦闘が始まるとウォータースライムの下には魔法陣が浮かび上がるがそれをすぐさま、ミリアがクナイで詠唱中断させると、戸惑っているのか魔法が発動されない。

エマとロクサーヌはオイスターシェルに攻撃ロクサーヌの攻撃とは別にかまいたちの連続攻撃で次々に撃破。エマが最後の1匹を屠るともうウォータースライムしか残っていないが、ベスタはシールドバッシュでそのまま壁まで押し通してバシャ!!となるまで壁に激突させる

俺は最後にブレイズボールでウォータースライムに直撃させると、全部蒸発して跡形もなくなった。

やはり、俺たちが強くなったのか歯応えがない

 

ミリアがスライムのカードを見つけてくれた。

「まぁあまりここを繰り返し倒すボスだとは思わなかったが……」

「そうですね」とロクサーヌも続く

「じゃあ今日は早いけど57階に行ったら戻ろうか」

「はい。久しぶりですから、ゆっくり調子を戻していきましょう」

俺の中ではもう完璧な連携だったつもりだったのだが……

調子悪そうに見えた?

 

エディングの家に戻ると、カシアの他にエステル男爵も来ていた

「……」

みんなびっくりしていた

一応俺は

「おはようございます」と言って何事もなかったように話し始める

「朝から私たちのためにこちらに?」

「ああ気がついたらもう出立したと聞いて、次はここにいるだろうと思ってな。」

「急ぐ旅ではないのですが何日もタダで滞在するのは気が引けて……」

「そんなこと気にする必要ないのにミチオ殿は奥ゆかしい。今日は先日倒した魔物の解体されたアイテムと報奨金を持ってきたのだが……お金はここに出しても構わないか?アイテムは外に用意してある」

「じゃあお金は食事後でよろしいでしょうか?」

エディング家の朝食はスープとパンだが、久しぶりのこの組み合わせ、素朴ではあるが塩味も利いていて、お腹にも優しい良い味だ。パンも柔らかく上品な味わいだ

流石だ。

 

食事も終わり、ゆっくりお茶をいただいていたところに

フィーネが遅れて朝食の場にやってきた。

「ご主人様、外のあれはなんですか?」

 

エディングと共に外に観に行くと

たくさんの馬車がエディングの屋敷に入り切らず外までずっとその行列が続いている

「なんですかこれは?」とエディングも驚いている

 

エステルが答える

「はい。コボルトなどの魔物の素材はお金にならないが、ドラゴン素材は大変高価なものばかりです。それを5頭分となると、全部持ってくるのは大変でした。鱗が約5000枚、竜の皮、目、髭、牙、爪、尻尾、翼と沢山の部位が全て貴重なものです

その他もろもろたくさん積んでまいりました」

「何も持っていない業者もいるようだが……」

「多分途中でこの馬車隊を見つけて、よかったら売ってもらおうと一緒についてきたのではないでしょうか?」

「凄まじいな……エディングさん申し訳ないが、エディングさんの所でみんな引き取ってもらえないか?」

「ええ!!! そんないいんですか?ひと財産ですよ」

「フィーネさんやセリー達が欲しいものがあったらその分分けてもらえればそれで余ったものは全てエディングさんにお任せしてもよろしいでしょうか?」

 

「ありがとうございます」

エディングは早速使いのものに総動員でこのアイテムの鑑定と値段をつける準備と販売の準備を始める

「で、これが報奨金だな」とエステルは麻袋を取り出した。

「金貨824枚入っている。この前の盗賊よりちょっと多いだけだが申し訳ないこのくらいまでしか出せなくて……」

「いや充分です」

 

エディングが続けて言う

「こちらはそれ以上かもしれませんぞ?」

ドラゴンの部位は本当に高価なものばかりなんだな

「お金の方はアーダに任せているので……」

「そうでしたか。アーダがそんなに大事な仕事を任されているなんて、光栄です」とエディングも嬉しそうだ

 

ミリアとセリーが

「あのースライムはどうすればいいですか?」

と聞いてくる

「その件はフィーネとレティシアに聞いてもらえればわかると思うよ」

2人は「フィーネさーん」と呼びに行った

フィーネは忙しそうにしていて、スライムを見てびっくりしていたが、テイムされているのを見ると、

「素晴らしいわ」と絶賛。

「後で一緒にレティシアさんの所にいきましょ?」

 

みんなに仕事を投げて、出発の準備を始めてもらっている間に俺は久しぶりにロッジに来た。

セバスチャンに

「ガイウス殿に会いたいのだが……」

「かしこまりました」と2階にどうやらいるらしい

 

「お会いになるそうです」とセバスチャンが戻ってくる

「ガイウス様先日はありがとうございました」

「こちらこそありがとう。それで今日は朕に話があると聞いたが……」

「はい。実は我が領土にて地域振興券なるものを発行したいのですが、その許可を取りに参りました」

「なんだその地域なんとか券というのは……」

「私の領土の中だけで使えるお金みたいなものです」

「なるほどそれで朕に許可か……」

「はい。この地域振興券の図柄に皇帝陛下の凛々しいお姿を描こうと思っております。またこの件はロージー様の協力を得てすることになっております」

「ロージー?……とは……ああ、アリシアの姉のロージーか」

「はい。とても優秀な方でお手伝いをしてもらっています」

「優秀……」

「あいわかった。それは許可しよう」

「それだけか?」

「はい」

カルロスに何やら指示を出すとカルロスは退室した

 

「それより聞いておるぞ。ディンドルフ村のスタンピードを止めたそうだな」

「先日のですか。もうガイウス様のお耳に入っていますか」

「ミチオ殿は凄いな。そんな兄弟子を持って朕も鼻が高い。朕も是非その戦いに参加したかったわい」

まぁそんなことしたら大騒ぎだな

そんなことを話していると、カルロスが、絵を持ってきた。

とびきりガイウスがかっこいい肖像画だ

盛りすぎではないかと思ったが、多少の脚色はあった方がガイウス殿も命を狙われることもないか……

「お借りします」

俺はそれを受け取ると

エディングの家まで戻ってきた

アーダにその絵を渡してロージー様の所に持っていってほしい旨を伝えた。

 

俺は馬車に乗り込むとソフィーとジョゼが今日俺と一緒に馬車の旅に付き合ってくれるらしい

エディングは「色々ありがとうございます」と深々と頭を下げる

カシアも「昨日言った件忘れないでね。」

「ああ、そうだった。早めに行かないと……」

 

エステルも

「次の街はエステル領ではないので俺が来れるのもここまでだ、次はいつもの所で会おう」

 

俺たちはエディングの家を出発した

 

「次の宿泊地はどれくらいで到着するんだ?」

「次の村はトシュテン村なのですが、夜までには着くと思います」とソフィーが答える

 

もうエステル領を出て緑の林道を進んでいるが、ところどころ紅葉が始まっている。

ジョゼも、ソフィーも御者席に座っているので、俺はしばし横になることにした。

 

気がつくと馬車は止まっていた。

「どうした?」

とおれが御者席に座っている2人に声かけると、

「人が行き倒れているのですが……やり過ごしますか?」

とジョゼが聞いてくる

「そういう選択肢があるのか?」

俺は外を見ると確かにうつ伏せてで人が倒れている

 

 





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