朝起きるとロクサーヌがキスで迎えてくれる。ちょっと酒臭いけど、そんなこと気にならない
「昨日は申し訳ありませんでした…気がついたら朝になっていました。ご主人様もあんなの連れてくるからですよ。あいつは今どこに?」
「下で寝てるよ」
「俺はロクサーヌの酔った姿を見れてよかったけど……」
「恥ずかしいです……変な事を言ってないといいのですが…」
「大丈夫だよ。いつも通り、俺の事を大好きだって言ってた」
「言ってるじゃないですか!」
「変なの?」
「いえ、お慕いしています……」
ぷいっと他方を向いた
「さぁ!迷宮に行こう」
「はい!」
みんなを起こす
ルティナには下で寝ているエマを起こしに行ってもらう
下から聞こえる
「えっ!こんな時間から迷宮に行くのか?!」
「わ、わかった、わかった。今、用意するから、ちょちょ待って!」
ドタンとエマが倒れる音がした
「今日は45階のネペンテスから行こう、各自用意を」
「はい」
エマが下からやってくる
「遅れてすまない」
また、すごくセクシーな鎧だな…これでも効果あるのだろうか?
「大丈夫だ。これでもちゃんと守備力はそこそこある」
視線で分かったのだろう
俺はいう
「エマ、俺たちパーティは色々秘密がある。我々のする事や発言には秘密が沢山あるので、内密にしてもらえるか?」
「ああ。昨日、風呂で彼女達からも念を押された。この剣に誓おう」
「それは刀では?」
「ミチオはこれが刀だとわかるのか?」
「ああ、本物は初めて見るが」
「ミチオ様、私は侍マスターになりたい。その道をわたしといっしょに探していただけないだろうか?この国には侍はいない。キーポイントはこの刀だと踏んでる」
「ああ、エマがそれになりたいなら一緒に探そう。俺もその刀がポイントだと思う」
「エマは侍に会ったことがあるのか?」
「ああ、一度だけ」
「じゃあなれるよ」
「本当か?!頼む」
その刀を見ていて
「ミリアも、その刀っていうの欲しい…セリーおねーちゃん作って!ねっ?ねっ!?」
セリーが続けて答える
「じゃあ、帰ってきたら見せてもらおうね」
「うん」
「じゃあ行こうか」
ワープを使う
エマが驚いている
「ここは全部遮蔽セメントじゃないのか?」
「ああそうだよ」
みんなにパーティ申請した
サブリーダーを決めないといけないようだ
ロクサーヌと、エマでいいだろう
ロクサーヌの方には今までのパーティを入れ
エマの方はエマ一人だ
七人編成になっている。もちろん
エマの職業も変えられるようだ
エマ 狼人族 ♀ 20歳
剣豪 47レベル
効果 腕力中上昇 HP中上昇 敏捷小上昇
スキル パリィ スラッシュ ディザーム
さぁ行こう
ロクサーヌがフォーメーションについて説明してる
まずベスタを先頭に、ロクサーヌ、エマが先行して
その後をセリーが追う。ミリアはまず弓で攻撃、矢にはルティナが炎をエンチャントして、俺は魔法で攻撃
というフォーメーションで行く
ベスタに竜生九子についても話す
腕力がものすごく上がっているはずという事と、初級水魔法が使えること、そしてアイスジャベリンというのが使えること
ちなみにどう使うのかはわからない
ワープしてロクサーヌに探してもらう
5匹のネペンテスをロクサーヌが探し出して攻撃する
まず弓矢で攻撃したが、弓の威力がすごい
貫通して、後ろにいたネペンテスに刺さった
俺はファイヤーストームで4回攻撃する
そのままベスタは突撃して、シールドバッシュで1匹をはじきとばす。その両脇からロクサーヌとエマが出てきて1匹ずつ攻撃する
エマもロクサーヌと同じようにギリギリで攻撃を避ける。
エマは盾を持ってないかわりにパリィで攻撃をかわす
ロクサーヌは敵の攻撃を避けながら攻撃。セリーもそれに合わせて槍で攻撃する
あっという間に戦闘が終わる
半夏を回収すると、
エマが近づいてくる
「正直驚いた…」
「今の戦闘、2分くらいしかかかってない。こんなに火力のあるパーティーを見たことがない」
「完全に私が出遅れている、一番隊長などと驕っていた自分が恥ずかしい……」
ロクサーヌは、
「ご主人様ですからね」
セリーは
「エマさんすごいです。初めてなのに息が合っていてビックリしました」
「それにしても……魔法4回唱えたのは誰ですか?」
「俺だけど?」
「ミチオ様は魔法使いなのですか?私と剣で戦ったじゃないですか?」
「俺の本職は魔法」
「マジか……」
両膝ついて両手をついて落ち込んでいる
「わたしは、魔法使いに剣で負けたのか…なんで言ってくれなかった…」
「魔法使いだって言うことが内密ですから」とセリーが答える
「ご主人様だからしょうがないですよね」
「もちろん剣も使うよ」
デュランダルを出す
「ミチオ様、今どこから剣を出した?」
「ご主人様ですから。その程度で驚いているんですか?」
なぜかロクサーヌが誇らしげに言う
「ベスタ、竜生九子はどうだ?」
「腕力が確かにものすごく上がっています。シールドで吹き飛ばすのが簡単になりました」
「アイスジャベリンも試してみよう」
「はい」
アイスジャベリンは、地面に4本の氷の槍が刺さって出てきて、投擲用に使うようだ。守りがベースのベスタには、遠距離攻撃用のスキルとしてはとても使える
ベスタが投げると100メートルくらい投げられるので、弓と射程がほとんど変わらない
「じゃあ次行ってみましょ〜」
ロクサーヌさん楽しそう
20回ほどエンカウントして倒す
セリーが
「やはり、ご主人様がいるとかなり早いですね」
セリー、いいこと言うね。グッジョブ
エマが驚いている
「凄まじいな…もう100匹以上倒しているぞ?毎日こんなことしてるのか?そりゃ強くなるわ」
「エマ」
「なんでしょう?」
「なれたぞ?」
「何に?」
「いやだから、侍」
「え?どういうこと?」
「今、エマは侍になった」
「はあぁぁぁぁ? 今まで散々色々やってきたのに、まだ2時間も経ってないぞ!?」
侍 Lv1
効果 腕力大上昇 HP中上昇 敏捷性中上昇
スキル 騎乗 忠誠心で能力上昇 剣豪スキル 縮地 空歩
「縮地と空歩をスキルで覚えたらしいぞ、次使ってみてくれ」
「本当ですか?」とエマは呆れ顔で言う
「ご主人様ですからね」
ベスタがエマに言う
「夢が叶ってよかったですね」
「ああ…長年の思いが2時間で叶ったけどな…」
「じゃあ、もうちょっとしたら朝食にしようか」
「サムライになるのなんて朝飯前か……」
縮地と、空歩はすでに自分のものにできたらしい
戦闘センスは半端ないな…戦闘狂と言われるだけある
ロクサーヌの号令で戻ることに
ワープで家に帰ってくる
「帰りも直で帰って来れるんだ…」
「誰に会う事もなく、行き来できるのだな」
さぁ朝食にしよう
みんなは先にシャワー浴びてきたら?
俺が作っておくよ
「えっ?ミチオ様が作るの?」
「趣味だから」
セリーが答える
「いつもはみんなで作りますよ?エマさんがいるから遠慮してるんですよ」
「朝から風呂は気持ちいいな」
「ええ」
「気持ちいいですよね」
「ご主人様に感謝してください」
みんな席に着いて
「いただきます」
「ミチオは天才か? すげ〜うまいぞ!」
「エマさん…下品ですよ?」
「ただのベーコンエッグだろ?ははは」
「エマはいつもなに食ってるんだよ」
「驚かされてばっかりだな」
「みんなはじめはそうでした」
「はははは」
食事が終わったら
俺もシャワーをあびる
ロクサーヌが
「私も、昨日入らないまま寝てしまったので、一緒入っていいですか?ご主人様を洗いましょうか?」
「そうだったな」
やはりシャワーは気持ちいいな
ロクサーヌが俺を後ろから抱きしめながら言う
「エマが入っても、私たちは今まで通りですよね?」
「ああ、もちろんだよ」
「最初は、エマを資源調達係にしようかとも思ったんだが、今日の戦闘を見て勿体ないと思った。秘密は多いのだが、皇帝陛下からの信頼の証としても、エマはしばらく様子見でいこうと思っている。だからロクサーヌ…大変だと思うがエマのこともよろしく頼む」
「はい……エマさんは今までの奴隷とは違って異質な存在です。エマさんにご主人様を取られそうで怖いです」
俺はロクサーヌの顔を上げて、キスをする
「そんなことある訳ないだろ」と抱きしめた。
風呂から上がると
「この後、45階のボスを攻略しよう」
セリーは、待っている間に刀を見せてもらっていたらしい
俺が言う、
「刀には、太刀、打刀、脇差があるんだよ。エマが持っているのは太刀だ。ミリアに作るのなら、打刀か脇差にしたほうがいいよ」
「ミチオ様…そんなことまで知っているのか?」
「ああ。前に調べたことがあるから」
「ミリアには、刃渡りは30センチから70センチくらいのほうがいいんじゃないかな?」
エマが首を突っ込んできた
「セリー、作れるのならわたしにも1本お願いしたい」
「部品数が多いですね」
「別々につくったほうがいいんですかね?」
「刃だけにできれば研ぎやすいからな」
「なるほど」
テキパキとセリーが
同じものを2つずつ作っていく
ものの30分で2本の日本刀ができた
日本刀打刀+1 空き 空き
「セリーすごいなぁ」
「セリーおねーちゃんすごいすごい!」
「じゃあ、夕方まで迷宮に行こうか」
「45階層のボスはラフレシアです。毒の息を出してきます。毒、又は睡眠状態になります。弱点は火です」
みんなに警策を渡す
「これは?」
「睡眠状態になったらこれで起こしてくれ、ダメージは1だから」
毒は後で俺の呪文で治すから大丈夫
俺が毒になったらセリーが治してくれ
「はい」と少し嬉しそうだ
「じゃあ始めよう」
煙の中から、ラフレシアが2体、ネペンテスが2体現れた
この階からボスも4体出てくるんだな
ラフレシアは大きな花の下に体がついている
「でかい……」
ミリアが炎のエンチャントを受けて矢を放つ
真っ暗でも、煙の中の相手でも命中
俺は魔法でブリーズストーム、ファイヤーストーム、ファイヤーストーム、ファイヤーストームで攻撃する
甘い息というのは花粉だろう
ミリアが攻撃した方をベスタがシールドで突っ込む。そのまま壁に激突 すごい音がする
素早く離れてエマが攻撃する。縮地と居合いで一瞬で決まる
もう一方はまだ燃えてる
ミリアがもう側まで来てる。ロクサーヌとミリアで攻撃
こちらもすぐさま終わる
あとはネペンテスだけ。ルティナの弓が当たる
セリーもネペンテスを攻撃する
ロクサーヌもミリアもバックアップして終了
「あっという間ですね。」
エマが
「2匹目にいく前に終わっちゃったよ」
「葉っぱ落ちてた〜」
「隅っこに防具も落ちてる」
拾っておこう
ロクサーヌが聞いてくる
「周回しますか?」
「いや、特に欲しいものはないからな。次の階に行こう」
ミリアのジョブが増えてる
ハンターと忍者が出ている
暗殺者から上位職ないのかと思ったが、
忍者か……
「男の浪漫だな」
独り言を言ってしまった
小声で聞いてくる
「ミチオ、浪漫がどうした」
「いや、なんでもない」
勝手に変えておく
忍者Lv1
効果 知力中上昇 精神中上昇 HP中上昇
スキル 精神異常耐性、状態異常耐性 縮地、バックアタック、パリィ、ディザーム、落下ダメージ軽減、暗殺者スキル クリティカル発生率中上昇 残影、忍術
すごくたくさんのスキルがある。これは当たりでは?
「46階層は?」
「アニマルトラップです。火が弱点です。ドロップが陳皮なので、是非たくさん欲しいです」
さぁどんどん行こうか
4時間ほど戦う
「陳皮、たくさんゲットできましたね」
「150枚あるってことは150体は倒したってことだよな」
強壮剤が450できた
レベル上げ中心でやってきたからな
経験値10分の1と獲得経験値20倍にしてたからね
3万匹倒した計算だな
なので、勝手にジョブも変えてしまった
ロクサーヌは巫女から禰宜になっている
ルティナも魔道士に
俺は僧侶が司祭に。神官が禰宜になっている
そして今、魔道士が賢者になった。
禰宜 Lv1
効果 MP中上昇 知恵中上昇 精神中上昇
スキル 中全体手当 祝福 精霊憑依
司祭 Lv1
効果 精神中上昇 MP小上昇
スキル 下級神聖魔法
賢者 Lv1
効果 知力2倍 MP2倍
スキル 上級属性魔法 4位魔法全種
全く分からん、4位魔法ってなんじゃ?
誰か説明して
ロクサーヌが
「どうしましょう?ボスに行きますか?」
セリーの顔を見ると答えてくれる
「実はここのボスは、ご主人様が惑わされないようにしてください」
「また、それ系ですか?」
「ここは、ドリュアスという悪い木の精霊です。裸の女性で美しいそうです。ご主人様が攻撃するのを躊躇ってしまうのが心配です」
「俺だって見境ないわけじゃないんだぜ?」
「ミチオ様、結構見境ないでしょ?!」と肩を叩いてエマがいくぞっていう顔してる
ロクサーヌが続く
「それは珍しく同意です」
「うんうん」と言ってセリーも言い放つ
ベスタは「女の子に優しいだけです、大丈夫です」
フォローになってないから
扉が開くと、煙の中から美女が裸で出てくる
後ろに木があり、その中に捕まっているようにも見える
「助けて〜」
と言ってる
完全に俺に向かって言っているけど、大丈夫なの?
「あっあっ」
と言っていると
ベスタの後ろにロクサーヌがいる
そのままベスタは突っ込み、そのまま激突
「きゃーーー」と言って叫んでる
そのままロクサーヌが転がりでて、
「ご主人様の目に毒なので消えて」
とレイピアを突き刺す
「その通り」と言ってエマは
居合いと縮地で一瞬で詰め寄り一撃必殺を決める
ルティナとミリアもアニマルトラップに弓で攻撃
セリーが槍でアニマルトラップに近接攻撃で突く
ドリュアスの二人は
ものすごい形相で怒っている
俺はバーンストームで攻撃する
4匹とも1撃で終わった
すごい断末魔の絶叫で燃えていく
俺は自信ありげに言う
「ほら、大丈夫だろ?」
エマは答える
「最初躊躇っていたでしょう?」
「そんなことない」
「いやいや。もう…すぐ鼻の下伸ばしちゃって」
「いいやそんなことない」
47階に上がって今日は終了した
家に帰って食事の用意をする
今日はホワイトシチューにしよう
材料はもうすでに全部あるので作るだけだ
みんなに振る舞う
「以前いただいたシチューですね」
「美味しいですー」
「ミチオ様は何でもできるのだな」
食事中に、ロクサーヌが禰宜になった事、ルティナが魔道士になった事、ミリアは忍者になった事、そして俺は賢者になったことを知らせた
今日は実験よりも、上位職にすることが目的だったことを告げた
スキルにわからないものがあるので皆に聞いた
まずは、禰宜の精霊憑依についてだ
エマが答える
「精霊憑依とは、精霊を召喚して、それを自分に憑依させ、その能力を使用できるスキルと聞いている」
「精霊に知り合いいる?」
「いるわけないだろ?」
「どこで会えるんだ?」
「知らない」
「そうか…じゃあ保留だな」
「召喚石は売ってるから持っていたほうがいいぞ?それを触媒にするらしい」
「じゃあ次、ミリアの忍者だ。多分、日本刀で敵を倒したのが発生条件だろう。縮地と空歩はエマが使えるので、その通りだろう。忍術、残影がわからない」
「ミリアもうできるよ! ほら!」
ミリアが分身しているみたいだが、分身とは違うらしい
攻撃がかわせる確率が上がっているようだ
「そんないきなりできるものなのか?」
「さっきできそうな気がした。やってみたら面白いこれ」
「忍術は?」
「うん?わかんないです」
「そりゃそうだよな」
この世界は本当に親切じゃない。術や呪文が使えるようになっても、やり方がわからない
多分、こちらの世界ではこういったことを十分勉強して、鍛錬すると、できるような気がするんだろうな
だから我々のようにいきなりレベル上げて転職させているから、わかんなくなるんだよな
探索者と冒険者以外レベルがないと思われているんだもんな
「エマは魔法に詳しい人とか知らないか?」
「うーん…知らない事もないけど、変なジジイだぞ?あんまり人と接触しないし、引きこもって何かを研究している」
「いいね。そういう人の方が信用できる」
「紹介してくれ」
「もちろん紹介するよ」
「それと、教皇様って最近襲名したの?」
「ああそうだよ。アルフレッド様だろ?」
「半年ぐらい前かな」
「教皇様ってクランの他にどんな事できるの?」
「知らない。秘密なんじゃないか?」
まぁそうだよな
「教皇様に会えるものなの?」
「うーん、どうだろう…教皇の仕事はとても忙しいからね。教会運営も色々お金もかかるし、大変そうだし」
「皇帝の意見で、癒しの術は安く提供する様にと言われているから、僧侶や司祭を食べさせていくのは大変なんじゃないかな」
クランという思いがけない方法があったからな。他にも何かあるかもしれない。会って聞いてみたい
「教皇様はどこに居るの?」
「帝都の教会にいるよ」
「明日は、朝に迷宮に行ったら、教皇様に会いに行ってみる」
「ご飯食べたし、風呂の用意しようか」
「ちょっと待ってくれ」
エマが静止する
「シャワー浴びたら、宿屋に泊まるわ」
「みんなはご主人様とイチャイチャしたいんでしょ?邪魔しちゃ悪いじゃない?」
「え?」
「エマは?」
「わたしはまたにするわ」
「今日と同じ時間に来るから大丈夫」
「ご主人様は、今日はみんなと楽しんで」
「ルティナ~シャワーやって~」
「はーい」
と言って、シャワーを浴びる
「あーー気持ちいいーー」
ロクサーヌに言う
「エマは難しいな…何で別に宿を取るんだろ?」
「確かにみんなとは違いますね。エマさんが来て戦力も底上げされましたが、ご主人様が一番負担なのではないでしょうか?」
「俺か?そう?何で?」
「エマさんは奴隷でもないので、自由すぎませんか?」
「そうなのか?みんなは何かの義務で俺に抱かれているとかなら、ちょっと寂しいな」
「そういうわけではないのですが……」
「エマさんはご主人様の事が好きで来たんですよね?」
「うん、そうだな。最初は賭けの対象だったけど、最後は自分からお願いされたけど……」
「今日、目標である職業になれたので感謝はしてると思いますが…わからないですね。まぁ、あの人は強い人みたいですからほっといても大丈夫でしょう……それにお酒を飲みに行きたいのかもしれませんし」
エマがシャワーから出てきて
「ルティナありがとう。すごく気持ちよかったわ〜」
そそくさと、
エマは用意している、
「防具とかは置いていくけど、良いよね?」
「ああ」
「じゃあ、ちょっとそこまで送るよ」
「うん」
家の前の坂の下まできて
「一人で寂しくないか?」
「ずっと一人だったから大丈夫」
「エマ、俺の事……」
「もちろんミチオの事はこれでも愛してる。あの……キスしてもらえないか?」
優しく抱擁してエマにキスをする
長いキスをしている
エマは恥ずかしいのか、キスの後、ずっと下を見てる
「他で女を抱いてもいい、彼女たちもかわいがってほしい」
「でも、わたしは愛人だから……愛……少しでいいから欲しい」
「わたしの操《みさお》は差し上げますが、その時はミチオにわたしだけを見てもらいたいから……」
「明日…泊まりに来て……ほしい」
「そうだな」
「じゃあ明日また。もうみんなのところに行って」
「じゃあまた明日」
俺は自分に家に向かう、彼女の唇の感触を思い出す
家の前に来たら、窓からロクサーヌが迎える
「彼女…大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だよ」
23.10.06 改編