※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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マロル迷宮攻略

 

朝ロクサーヌのキスで起こしてくれる。昨日の夜散々していたのに朝になるとまた元気になってしまうのは男のサガだろうか?

いやいや昨日あんなにしただろう。

「ご主人様。今日は迷宮に参りましょう!!」

ロクサーヌの顔がキリッとなっている。

とてもこれからそういう雰囲気にはならない感じだ……

「わかった。用意しよう」

確かに4日も迷宮に入っていない。奴との戦闘後調子を早く取り戻したい。多分ロクサーヌも同じ事を思っているだろう。

用意が終わると、もう一つのシェルターに深夜組が戻ってきていた。

「おはようございます」とジョゼがお辞儀する。

「ご苦労だったな。負傷者はいないか?」

「はい、みんな無事です。ご報告がございます」

「うん?なに?」

「マロル近辺のマロル迷宮49階まで来る事ができましたのでご主人様のご采配をお願いします」

セリーの顔を見ると……

セリーが仕方なくジョゼに説明する

「ご苦労様でした。ご主人様とロクサーヌさんと私の3役でそのことについて迷宮内にて検討します。次の指示をお待ちください」と説明してくれた。

「はい」とジョゼは答えた。

いつもならみんなのジョブを確認してから、迷宮に行くのだが、セリーが「さぁ向かいましょうクーラタル57階に!」と強く言ってくるので、「あわわ」と言う感じで

俺は矢継ぎ早にクーラタルの迷宮に向かった。

 

セリーは「57階の魔物はトータルタートルになります。噛みつき攻撃が強力なので気をつけてください。水耐性があり、土属性が弱点です」

と説明してくれた。みんなも急足で連れてこられたので、なんだなんだと言う感じだった。

 

「どうしたセリー?」

「いえ、あの場はああしないと……」

「どうして?」

「ジョゼ達は50階を走破したいけれども、怖くて勝手に50階には行けないと言う感じでした。また囚われてしまったら顔を見せられない……と言う感じでしたので……」

「なるほど……実際どうなんだろうな」

「マロルの50階の情報はありません。どんな敵が出てくるのかわかっていませんが、そんなに昔からある迷宮ではないので50階までの迷宮になると思います」

「俺たちが倒した方がいいのか?」

「その話を本人達の前でするのはどうかと思い、急いで迷宮に来て、今日は時間がないふりをしてしまいました」

「セリー心配かけたな……この間のクーラタルみたいにジョゼ達を入れて俺たちが突破するか、それとも任せるか?」

 

エマが発言する「うーん任せても問題ないと思うがな」

ロクサーヌが「ご主人様と私だけ入って攻略という手もありますよ」と自信満々に言う。

「いや、俺だけ彼女達のパーティに入ってみるよ」

「ええっ?!それはダメです。何かあったらどうするのですか?」

とかなり強く反対された。それもそうか……先日あんな事があったばかりだからな。

エマは「やはり……我々のパーティに希望者が入る方がいいかと思います」

「わかった。じゃあそうしよう」

 

我々の迷宮攻略は何も問題はなく、スライムやタートルに土魔法で攻撃してすぐに終了して難なくボス戦待機部屋まで来れた。

セリーが「ここのボスはメタルタートルです」ここまでたくさんのソフトシェルをゲットしてきた

「ミリア。宝発見とか、アイテム捜索のスキルはどうだ?」

「うん?見つけてるよ」

「えっ?見つけてるって?」

「特に今のところご主人様が欲しそうなものは落ちていなかったから報告してないけど……」

と言って、潤沢のカバンからたくさんの装備品などのアイテムを出してきた。その中には革のジャケットやら革のミトン、シミターなどたくさん出てくる。中には鋼鉄のインゴットもあるが、これは後でセリーに渡すつもりだったらしい

 

確かに暗い所でも目がきくのでいつも戦闘後のアイテムはほとんどミリアが拾っていたようだ。特に何も言うわけではないが、知らない間にアイテムやら宝を発見していたらしい。セリーはそれを見て後でしっかり見た後売りに行きましょう!!と目を輝かせて言っている。それにしても結構な数があるようだ。まさかのオートでアイテム収集しているとは思ってもいなかった……

「スキルカードはセリーに必ず渡すようにな」

「うん。わかった!!」

「マジックウイップは?」

「これすごい面白い」

と言って手のひらを遠くに落ちているアイテムの方に向けると

ピシャ!!

とロープのような、蜘蛛の糸のような物が飛び出してアイテムを取り寄せた

こうやって、ピシャピシャと次々にひろっている。彼女にとっては50メートル以上先のものが取れるマジックハンドのように扱っている

 

ミリアすごい……

もう使いこなしている

 

「ミリアちょっとまった!!」とエマが声をかける。

「えっ?」

「そこに見えているのは亀板ではないか?」

「亀の甲羅の事?」

「ああそうだそれは売ってはいけない!!」と急にミリアの顔の前に乗り出す

「これ……何に使うんだっけ?」のタジタジのミリア

「これはおねーさんが使うものだから絶対売っちゃダメ」

「は……はい」

「ミチオ!!この階もう一周する?」

「どうして?」

「ほら」と言って亀の甲羅を見せてくる。

ああ……若返りの薬作る奴ね。あれをエール味にしろって大量に作ったのに……

「前のはどうした?」

「あんなの1週間もあれば無くなっちゃうよ」

「!!!」20リットルぐらいあったよね!

ロクサーヌにどうするか聞くと

「口寄せしましょうか?」聞く奴間違えた……

「ロクサーヌ頼むぜ」とエマも乗り気だ

 

「じゃあ行きますよ」と言って口寄せを大きな音で始めた。

「えっ?!ここで?ちょっと待てよ」

たくさんのトータルタートルとゼリースライムがやってくる。

俺とミリアは右からくる亀を、その他は左からくる亀とスライムを倒していく。

「おいすごい数きてるぞ?!」

エマもロクサーヌも声を合わせて「これくらいじゃないと!!」と普段あんまり仲よくないのに、こういう時はぴったりなのね

 

俺はまぁ始まってしまったものは仕方ない……

「サモンモンスター」と唱えてエレメンタルを呼び出す

地面から道幅いっぱいの戦士ガエルが出てきた。

「おじさん……」とミリアはガエルを見る

ガエルは呼び出されるとおれにあいさつをする

「俺と一緒に魔物を倒してくれ」

「かしこまりました」チラッと一瞬ミリアを見たが迷宮の亀をガエルはものすごい勢いで倒し始める。

ミリアも負けずに倒し始める

いつもなら1時間とか2時間とかかかっていたのが、今回は20分で終了した。

やっぱりみんな強くなっている

大量にアイテムが散乱しているが、ミリアが先程のウィップで次々に回収する。おかげで回収の時間もかなり早くなった

 

エマがミリアに「亀板はどれくらいになった?」

「さっきのと合わせて10個くらいかな……」

「よしよし」とエマは満足そうだ

「さぁそろそろ帰るか?」

「いやいや、ボス戦だろ?」

「ああそうだったな。もう戦った気分だった」

 

ガエルは時間が来たのでここで送還される。

「おじさん……またね」とミリアはガエルに言う

ガエルはわかったのかわからなかったのかミリアの方を見ながら送還された

 

「さぁボス戦を始めようか?」

 

中に入ると、煙が中心で渦を巻き集まっていく

トータルタートル4匹とメタルタートル2匹が出てきた。

セリーがロクサーヌとエマにはあらかじめメイスを渡していたのでそれを使いメタルタートルに対峙した。

 

タートルだから……と思って動きがとろい奴だと思っていたら、メタルタートルは頭と手足をしまいものすごい勢いでまさかの飛んでくる。まるで怪獣映画のようだ

それが結構なスピードで飛んでくるので、

「あんな金属の塊に当たったら大怪我するぞ!」

カーブもシュートもしてくるので、かなり自在に動けるようだ。

バキッと言うと俺が避けたメタルタートルは壁にめり込んでいた。

 

動きの速いメタルタートルにはなかなかの苦戦が続いた。

何度か攻撃を避けつつも俺が壁際に追い詰められると、目の前に金棒を持ったセリーが俺をカバーする。

「セリー危ないぞ!」と言うが、

「大丈夫です」と飛んできたメタルタートルをその金棒で

うちかえす。

メタルタートルもまさか打ち返されるとは思っていなかったのかものすごい勢いで弾き飛ばされ、もう1匹のメタルタートルに激突

ガキン!!

と、ものすごい音をさせて倒した

セリーは器用だし力もあるから打ち返すなんて事ができるのだろう

「セリーすごいよ。助けてくれてありがとう」

「えへへ。ありがとうございます」

と照れながら感謝の言葉を言う

 

今日は58階にきたところで野営地に戻った。

クロエとナイアラが野営地の警護をしてくれていた。

俺たちが戻るとすぐさま2台の馬車の用意をしてくれた

幌馬車の方は深夜組の子達も仮眠を取っている

リタがサンドイッチを作ってくれていたみたいでそれを少し食べるとみんな眠そうにしていたので馬車のシートをフラットにして、俺もみんなも明け方まで頑張っていたせいか眠気もMAXになって気がついたら寝ていた……

 

クロエとナイアラで夕刻には野営地を探してくれた。近くには川があり、ミリアとクロエは川に魚釣りに行った

もちろんこの2人が釣りに行ったのだから釣果は抜群で

今日の夜はポトフとパンそしてフィッシュフライにした。昨日も揚げ物だったが、川魚の大きさが小さかったのでフライにした。昨日評判の良かったタルタルソースをもう一回作ってみんなに振る舞う。

やはり今日の食事も大盛況であった。

食事中にいよいよマロルの迷宮にいく話をした。

セリーの言う通り、俺のパーティに4人募っていくことにした。

結果ジョゼ、ラウラ、ルシール、コレットの4名が参加することになった。

他のメンバーからの不平不満はなく、食事後出発することになった。

まず俺とジョゼ、レベッカでマロルの迷宮に移動する。中ではレベッカが49階まで案内してくれた

「49階はラピッドラビッドです。よろしくお願いします」

「すばしっこい奴か……わかったありがとう」

と言うと俺はワープで野営地に戻った

パーティを組み直して出発する

セリーに「ここの階はラピッドラビットらしいぞ」

「はい。では最大で6匹出てきます。弱点らしい弱点はありませんがスピードが速いので気をつける必要があります」

「そうだな」

「よろしくお願いします」と今日の朝までこの迷宮に入っていた4人は頭を下げる

「さぁどんどん行こう!!」

ロクサーヌが迷わず知った道のように歩き出す。

コレットが俺に聞いてきた。

「来たことあるのでしょうか?」

「いやないと思うよ。俺と、ロクサーヌは迷わないようにナビゲーションというスキルをつけているからな。この階の大体の道順はわかるんだよ」

「すごい!!」コレットは方向音痴なので迷わないと言うのは凄いスキルのように感じている

 

途中の戦闘ではラピッドラビットが6匹出てきた。

俺たちは11人フォーメーションを考えながら、こういった敵の場合どうするべきか話し合いながら進んでいく。特にエマはその存在感を出している

ロクサーヌは人に教えるのはどうも苦手で、こう動いたらこう!みたいな指示だと余計に混乱するのかもしれない、まぁ天才肌っていう奴なのかもしれない。ミリア以外他の誰もできないようだ

俺がダメな奴ではなくロクサーヌが飛び抜けているのだと言うことがわかって良かった

なのでそういったことはエマに任せているようだ

 

エマが「明日は兎肉の香草焼きがいいなぁ」

と言うと、「始めますか?」と俺に聞いてくる

「はい?んんん?」と言うと俺が了承したと思ったのか

ロクサーヌは「口寄せ」を小さい音で始めた。

 

そこから次々にラピッドラビットがドンドン来る

俺も「オーバーホエルミング」を連発することになる

エマやロクサーヌは楽勝でラピッドラビットを軽く避けながらカウンター攻撃をする

ミリアはマジックウィップを多用して次々に倒していく。

セリーとルティナ、ルシールは弓でベスタはラウラと一緒にジャベリンで攻撃する

ジョゼは俺から離れずに俺のフォローをしてくれていた。

コレットは負けないぐらい素早い攻撃で倒していく

 

1時間半ずっとぶっ通しで戦いながらボス部屋待機室に

「また可愛くないウサギがいるんだろ?」

と門が開く

ハイエストラビット2匹とラピッドラビット2匹が煙の中から現れた

「オーバードライブ」

あっという間に終わる……まぁそりゃそうだろただ速いだけだし。俺のパーティにはもっと速いやつがいるし……

俺は正直49階のボスは下半身裸でぶらんぶらんしている半人半獣のあいつだと思っていたよ(パーティ女性だけだし)

 

とにかくあっという間に終わった。

「50階に行くけどいいか?」

「はい」

俺はみんなに透明になる「インジィビリティー」の魔法をかけた

エマから先に入っていく。

夜にこの迷宮に入っているので50階も夜だ。

ゆっくりと1人ずつ静かに入る。やはり長い坂道の頂上に50階の入口があった

ESPで話す

「まだどんな奴がいるのかわからないからとりあえず下まで降りて敵を探そう」

上から見ても全くどこにいるかわからない。結構暗いな……

みんなに「ダークビジョン」をかける事でだいぶ暗闇でも見えるようになった

 

「いた」

遠くからはわからなかったが、焚き火をして2匹何かいる

「鑑定」

コボルタウロス 50Lv

 

と表記された。

コボルタウロス?

「マジックアイ」で近くに寄って見ると

ムキムキのコボルトが上半身で下半身は馬だ。しかも武装している

セリーに「コボルタウロスって知っているか?」

「珍しいですね。聞いたことあります。彼らは槍を使い攻撃してきます。」

 

俺たちに気がついたのか立ち上がる。立ち上がると2メートル以上ある。ベスタより少し大きいか?

 

奴らは走り出した。こっちに向かっているわけではない。

走って走って相手を炙り出す作戦なのだろう。

こちらは茂みに隠れ弓を用意する

近くに来た時に一斉に矢を放った。奴らはそれを察知していたのか大きく跳ねて尚且つ矢をいなした

こんな暗闇で飛んでくる矢をはじくのか?

向こうは撃ってきた方向に突撃してくる

6・6で分かれた

追いかけてくる。ミリアが俺の手を引き「こっち」

みんな俺の方についてくる

まだ敵は俺たちを発見できていない

ミリアが何かを確かめると「みんな伏せていて」

と言われ伏せた。

ミリアが少し離れて奴に矢を放つと、また槍で矢をいなした。ミリアはマジックウィップでまるで猿のように木と木を渡り走っていく

上を見ながら奴は「ギャオギャオ」と言いながらミリアを追った

なにか、誘導するように矢を放ちながら逃げている

ガボッ

ミリアが作った落とし穴に落ちかけたが、そこから体勢を立て直して上にジャンプする。

するとそこにミリアが大きな丸太を顔面にぶつけるとそのまま落とし穴に落ちた……

そこに一緒に落ちたミリアは刀を1突きだった

 

もう1匹は向こうでラウラが大活躍だったらしい。良いところを見せたかったのかエマに単独で仕留めてみろと言われて

最初はジャベリンで槍同士でやり合ったが、かなり相手も使い手だったので勝負がつかず、真実のムチを使って相手の脚を絡めるとそのまま膝をついて転んだところで背後に回り首を落とした。

ラウラは相当やられている。

俺は「大丈夫か?」と声をかけると「これくらい大丈夫です」と少し笑顔で答えた。

 

まぁジョゼ達に任せても大丈夫そうだったな

ジョゼに「どうだったか?」と感想を聞いたが、

「まさかこんな2時間くらいで攻略できるとは思っていませんでした」

「まぁ俺は何もしてないけどな」と照れ隠しで笑った

その後は回収できそうなものは回収した。奴らの槍の他に特段得るものはなかったが、この迷宮もこれで最後だ。

「次回の迷宮はレティシアと相談して決めようと思う。それでいいか?」

「はい」

俺たちはとりあえず地上に出てこの迷宮が地中に埋もれて見えなくなっていくのを確認した。

「じゃあ帰ろっか」と言うとワープで野営地に戻った。

 

 

 

 




文字構成していたら遅くなりました。
申し訳ないです

毎週月曜日、金曜日の21時頃に更新してます。
いつも誤字報告していただいている方ありがとうございます。大変助かります

https://twitter.com/kujira_ts
Twitterにて、こんな人をモデルとしていますと言うのと、相関図を出しています。カギがついているので、捨てメールなどでアドレスを作ってアカウント作ってもらい申請してください。今の所なにも呟きません
ーーお願いーー
高評価と読み終えたらしおりもお願いします。
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