まだ夜が明けない暁の頃ロクサーヌに口付けで起こされる
今日はタカシ達がいるから朝迷宮に行かないが起こされた
「どうした?」
俺はロクサーヌに聞くと
「タカシ様が外でなにかしております」
俺はロクサーヌと一緒に外に出ると、タカシが剣の素振りをしている。休憩に入ったみたいなので声をかけた
「おはよう朝から何しているんだ?」
「あっミチオさんおはようございます。朝の素振りです」
「フラガラッハを使っているのか?」
「はい。これにだいぶ助けられています」
「あれって……」とロクサーヌ
「デュランダルは?」
「僕は魔法使わないから……MP吸収要らないのでそれならと、この盾とグリーブを使っています。」
「!!!」
今までずっと気がつかなかったが、他のボーナスアイテムを一回も使っていない……実験マニアとか言っておきながら……何も試してない
「僕は足5と盾5とフラガラッハでBP93使っちゃっていますね。実は、僕キャラメイク適当にやっちゃって……」
「いや俺もそんなに変わらないよ」
まさか朝までBP99出るまでやったとは言えなかった。
足装備5と盾5か……
出してみて、鑑定をする
足装備 英雄のグリーブ
重量制限無し 回避率大上昇 移動速度3倍
盾 力の盾
物理ダメージ6割 防御力中上昇
なるほど……実戦向きだな
「実はあんまり試した事ないですか?」
「……俺は攻撃力重視でやっていくタイプだからな」
「あっそれわかります。なるべく攻撃力に振って次の町に早く行くってやつですよね……でもここはあんまり品揃えが変わらないので『命だいじに』だと思います」
「確かにどの町も同じような品揃えだな。それにしても、みがわりのミサンガは使わないのか?」
「大ダメージ喰らわないので大丈夫かなって、実際高いし……」
確かにその装備なら大ダメージ喰らう事ないかもしれないが、あいつのこともあるからな
「保険として使った方がいいぞ。それこそ『命だいじに』だろ?」
「ははは確かに。アクセサリも使ってみてください。あれだけ人材が豊富なら極振りもありですよ」
極振り?何のことだ?
「ああ後で試してみるよ。もうすぐ出発しよう。今日中にシビル村に到着するだろう」
「はい!!よろしくお願いします」
途中昼食をとって夕方前にはシビル村に到着した。
シビル村に着くまでの間に
タカシの言うアクセサリを馬車で試した。
アクセサリ6は絆の指輪
アクセサリ5は青の指輪
と言うものだった。説明欄には何も表記がないが一度はめてみると、青の指輪はみんなの頭の上に2本のバーが現れた。数字こそ書いてないがこれはHPとMPではないだろうか?みんな満タンだからこればっかりは戦闘をしてみないとわからないな……
絆の指輪は何に使うんだ?
何も現れないしこれと言って効果もない……
でもタカシは極振りもできると言っていたな……
と言うことはパーティに関係あるのか?
「パーティライゼイション」
「絆の指輪」と言う項目が現れた。
今までここ、『』空白になっていた所だ
隣にいたロクサーヌのジョブ設定を開くと、
「うぁ!!」
と声が出てしまった
ロクサーヌのレベルと共に今までのレベルアップで得てきたポイントが割り振られている。ただロクサーヌにはキャラクター再設定がないので、俺が改めて振り分けることができないからか平均的な能力値分けになっている
もしかしたらレベルが上がった直後なら俺が振り分けることができるのかもしれない……
ロクサーヌ
1st 百獣王 63lv
2nd 浄楷 10lv
腕力18(+13)
知力11 (+10)
精神力11 (+7)
敏捷性20 (+16)
体力16 (+12)
器用14 (+5)
魅力 20
そしてポイントの蓄積はないが、気になる点がある。
スキル素養という欄だ
取得
見切り1lv. 3pt 体術2Lv 6pt
未取得
見切り2lv 6pt. 速攻 3pt. 黒の咆哮 7pt. 早食い 1pt. 会心撃 3pt. 姫騎士の誇り 5pt. 連撃 4pt.
「これは気になる」
と声が出てしまったようだ。ロクサーヌが
「何が気になるのでしょうか?」
と返事してきた。
「大変な事が分かった……」
「そうなんですか」
「ああ」
タカシはゲームだと思っているから極振りと言う話も出るのだろう。でもこれはゲームではないから、レベル上げで得た彼女達のポイントを俺が勝手に決めていいものだろうか?
まだみんな二十歳前。ここで俺がみんなの人生を決めるということになる。生きていくなら今までのように平均的に上がっていく方が良いだろう。でもゲームの攻略なら特化した方が絶対いいはずだ
もしかして彼女達にもBPは有効なのではないだろうか?
だが俺は構わないがみんなの手の甲に刺青みたいなものが刻まれるのには抵抗があるな……
体術がレベル2になっているレベル1の必要ポイントが半分だとしたら取得しているポイントとレベルが合わないな
もしかして、獣戦士の時に得られたポイントがここに割り振られているのかもしれない
百獣王の能力値の横に書かれている数字を全部足すと63になる
これは間違っていない試しにロクサーヌのジョブを獣戦士にしてみるとやはり能力値のプラスが12少ない……と言うことは他の職業のレベルアップで得られたポイントをスキル獲得に全部回しても、百獣王にした時にスキルはそのままのこるはず。
気になるスキルがいくつかあるが…これは後ほど聞く必要があるな。
セリーはどうかな?
俺がセリーをジロジロ見てたらセリーも俺の目線に気がついた。「昼間から欲情ですか?」と白い目で見てくる
怯まずに絆の指輪を使ってセリーのステータスを見る
セリー
1st 隻眼66lv
2nd 猟師38lv
腕力20 (+12)
知力17 (+11)
精神力17 (+11)
敏捷性9 (+10)
体力12 (+10)
器用18 (+12)
魅力16
テイム
黒狼 ダイヤウルフ
雪風 ダイヤウルフ
紺碧零号 ゼリースライム
取得スキル
力持ちlv1. 2pt. 融合知識3pt. 好奇心2pt
未取得
力持ちlv2 4pt 研鑽lv1. 4pt. 見定4pt. 掘削強化3pt
オート生成10pt
セリーもたくさんあるじゃん……情報量が多すぎて処理できないな……
頭がパンクしてしまいそうだ。何からしたらいいのだろうか?
いやこうなったら俺のパーティはみんな見てみる必要がある。
ミリアをジロジロみると、ミリアは恥ずかしさそうにしてる「ミリアの事気になる?」
ミリア
1st上忍26lv
2nd トレジャーハンター8lv
腕力14 (+5)
知力11 (+3)
精神力 9 (+2)
敏捷性20 (+7)
体力15 (+3)
器用19 (+6)
魅力16
テイム
キューちゃん ブラックドラゴン
プルちゃん ゼリースライム
取得
釣りLv3 8pt.
未修得
釣りlv4 16pt. ウォーターブレッシング 2pt
潮の流れを読む 1pt 平和な気持ち2pt
商売上手 3pt 風の流れを読む 2pt 速攻 3pt
ミリアはとても平和なスキルばかりではないか……もともと戦闘職向かないのかもしれないな、多分俺のパーティでは今の所最強だと思うが
次はベスタを見るベスタも恥ずかしそうにしている
ベスタ
1st 竜王12lv
2nd 聖騎士28lv
腕力19 (+2)
知力15
精神力13 (+3)
敏捷性 12
体力20 (+7)
器用17
魅力 16
未取得
料理1pt. 裁縫1pt. 要塞10pt. 槍術lv1 3pt. 獅子の心3pt.
取得スキルは無しか……確か買い取る前のスキルが取得したスキルなのかもしれないな。ベスタは買い取った時にあまりレベルが高くなかったからな
次はルティナを見てみよう
「ご主人様なんですか?みんなの前でするの?」と照れながら俺に言う。
「いやいや今までの話を聞いてどうしてそうなる?」
ルティナ
1st 賢者25lv
2nd 冒険者48lv
腕力10 (+4)
知力 19 (+10)
精神力 12 (+2)
敏捷性12 (+4)
体力 10 (+1)
器用16 (+4)
魅力 17
取得
センス 4pt. 貴族のマナー2pt. 交渉術2pt.
未取得
商売上手 3pt. 威圧 3pt. 研究 4pt. 必要経験値1/2 8pt.
MP回復速度2倍 8pt.
なぬ?!必要経験値1/2があるではないか、これは早くに取得しないとな
エマをみると
「またなんか怪しげな事をしているんだろ?後でちゃんと説明しろよ」
エマ
1st 侍大将24lv
2nd 司祭27lv
腕力 16(+6)
知力 15
精神力 12 (+2)
敏捷 17 (+8)
体力 15 (+4)
器用 14 (+4)
魅力 19
取得
剣術lv1 4pt. 参謀lv2 8pt.
未取得
剣術lv2 8pt. 参謀lv3 16pt. 謀略lv1 4pt. 速攻3pt.
会心撃3pt. 連撃4pt. バランスlv1 2pt.
なるほどエマっぽい内容だな
誰も振り分けるポイントは持っていない様だ
さて、どうしたものか……
そうこう考えているうちにシビル村についた。
宿屋はこの村には1つしかない様だ。
タカシが村長に会いに行って依頼の詳細を聞きに行くと言うのでせっかくだからと思い俺とロクサーヌ、エマも付いて行った
村長の話では近くの森にコボルトの巣があるらしい
規模は50匹位と言う話だった。この村から女も攫われているらしい。
エマが「50匹位いると言うのはどうやって知った?」
「冒険者の方が数が多いと言って調査だけと言って帰ってしまった。その時の報告では50匹位いると言っていたので」と村長が答える
「それはいつの話だ?」
「3ヶ月前です」
「ならもう少しいると考えた方がいいな。捕まっている女性の救出は依頼内容のなかにふくまれているのか?」
タカシが
「それは普通そうだろ?」
村長は「できましたら……」と言う程度だった。
エマは続けて言う
「1人救護する毎に依頼料金は加算されるのか?」
エマも俺たちがするわけでもないのに突っ込んで聞く
「いえ、出せるお金はギリギリなので追加報酬は……ご用意できません。勝手言って申し訳ないです」
タカシは「できるだけ頑張るよ」と頭を下げている村長の肩に手を掛けている。
「ありがとうございます。ありがとうございます」と何度も頭を下げている
帰り道にタカシにこの依頼料はいくらだったんだ?と聞くと、金貨20枚と答えていた。
「安くないか?」
「でも迷宮でコボルト50匹狩っても500ナールくらいにしかならなくないですか?」と逆に聞かれた。
「まぁでもこんなところまで呼びつけているわけだからな敵のレベルもわからないし……」
「コボルトは所詮コボルトですから」
「いや甘く見ない方がいいぞ」とエマが言う
ロクサーヌも「確かに」
俺たちは5000匹のコボルトと戦った事がある。奴らの数は暴力的だから1匹が弱くてもまとめて掛かってきたらわからない。50匹もどれだけ信用できる数字か……
「うーーん、ミチオさんも手伝ってもらえませんか?依頼料は折半でどうですか?」
2人は満更でもない様子。
えっ行きたいの?うーんまぁ俺も試したい事たくさんあるしな。
「ああじゃあ明日同行させてもらおう」
今回の話は用意が大変でした。この後に続く話と今までの話を融合させて細かい設定を精査する
7割は作ってあった設定でしたが、残りの3割を考えるのは実は一番大変かも、、、
ミチオのがないって?それはまたいつか書きます
毎週月曜日、金曜日の21時頃に更新してます。
いつも誤字報告していただいている方ありがとうございます。大変助かります
https://twitter.com/kujira_ts
Twitterにて、こんな人をモデルとしていますと言うのと、相関図を出しています。カギがついているので、捨てメールなどでアドレスを作ってアカウント作ってもらい申請してください。今の所なにも呟きません
ーーお願いーー
高評価と読み終えたらしおりもお願いします。