※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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村を救え

 

久しぶりに宿屋で食事をとる。

俺たち16人とタカシのパーティの3人で食事にする。

 

当然このような過疎村で19人も団体で泊まるとなると宿屋も大忙しになる。宿屋でしか食事は取れないので、当然そこで食事をとることになるのだが

地味な感じのウェイターが近づいてくると、

「うん?」

俺はその顔を見るとどこかで見たことあるな……鑑定……

剣聖27 25歳 ルイーサ 狐人族 ♀

 

剣聖?!ああ、賞金稼ぎギルドであった白黒オネーサンだ!! ???あれ?人族じゃなかったか?

偽名を使っていたよな確か……ミラ!

エマに確認したら間違いないそうだ。

「ミラ!こないだはすまなかったな。こんなところで何してる?」

エマも「あっ!!」と思わず声を出してしまう

彼女はその声に驚く「!!!」

「えっ?私はルイーサですよ。と答える」

「ルイーサ、ほら次の料理運んでおくれよ」と奥からおかみさんがルイーサを呼ぶ

「はい!!」

あらら?ここでは本名?

 

まずかった?えっだって俺にそう以前名乗ったしルイーサ?って聞いたら不自然だろ?

俺間違っていないし!

 

俺はタカシにコボルトのいる場所は聞いているのか?と

聞いたところ「大体の場所しかわからないそうです」

「そんなあやふやな情報で行くのか?以前調査にきたってやつの報告は?」

「えーっとそこを中心に探すってことになりそうって感じでいくんですけど……」

「探すところからか……案内してくれる人がいた方が良さそうだな」

「そんな都合良く見つかりますか?」とタカシ

 

 

エマが

「大丈夫だよ、すぐ見つかる」

と言って食事を食べる。エマはいつも楽天的だな。そう都合良く見つからないだろ?

 

食堂ではかなり長い時間滞在してしまった。打ち合わせをしながらだし、食事の量もある。みんな食べ盛りだからね。

 

他の客が居なくなると、先程のルイーサがやって来て

「どういうつもり?」

と聞いてくる。すかさずエマとロクサーヌが俺の横にくる

「えっ?どういうつもりって?!」

「せっかくこの隠れ家気に入っていたのに……もう」

エマが隣で「うちのご主人様は悪気はないんだ」

「はぁ?あの時のラブラブお姉さんね。こっちは?」

とロクサーヌを指差す。

「私の方がラブラブです」とロクサーヌは言う。

そこは張り合わなくてもいいんじゃない?

 

「あらじゃあ両手にって事?」

エマも「そういうこと。で、何でこんなところにいるの?」

「色々派手にやっていたら、ヤバいやつに目をつけられちゃってね。ほら私の仕事柄色々あるじゃん?!」

 

「で今は潜伏中と言う事?」

「そういう事。でもそれも今日までかな。客の中に盗賊がいたからもうバレちゃうかな。あっそうだ!!お姉さん達と一緒に私もしばらく連れていってくれない?」

「この辺のことは詳しいの?」と俺が聞くと

「まぁしばらくいたし、いつも潜伏はこの村だったんだよね。だってこの村って他の町から少し離れているからね。こんなとこに居るとは思わないでしょ?見た目も違うのによくわかったわね」

エマが「まぁちょっとあからさまって感じじゃないか?」

「そう?あれくらい派手な姿の方が、いざという時は目立たないかなって思っていたんだけど?」

「そうかな〜?」

 

「明日俺たちコボルトを殲滅しに行くんだけど、案内してくれないか?」

「えっコボルト?何でまたそんなお金にならないのを……」

「この村のためだよ。この村なくなったら困るだろ色々」

「確かにね色々ね」

「じゃあ決まりだね」

「わかった。じゃあおかみさんに辞めるって挨拶してくるわ。明日の朝この食堂で」

「おかみさ〜ん」

と言って厨房に走っていく。

そんな簡単にやめられるものなの?

 

「ほら案内人すぐ見つかったでしょ?」

 

まぁ確かに

エマは「最初は切り掛かってくるかと思った」

「えっそうなの?」

「そりゃまずいでしょ。隠れ家だよ?そこに仕事の名前を言う奴が現れたらそりゃビビるでしょう」

「……俺やっちゃった?」

「まぁしばらくは同行するしかないでしょうね。でもどんなやつに狙われているのか……私達も仲間だと思われるからね。まぁ賞金稼ぎだから悪い奴を切って歩いているからね。本人が犯罪者という事ではないでしょうね」

 

次の日食堂にみんな集まった。

朝食も食べずに出発することになった。概ねの方向はわかっているらしく、馬車で半日移動した所に馬車を置いてシェルターを作った。広い範囲を探さないといけないのであらかじめシェルターを作りそこから、手分けして探すことにした。

俺たちは3班に分かれて、捜索する

ミラも賞金稼ぎの格好で一緒に同行してくれる

多分遺跡っぽい所があるのでそこじゃないかということだった

行ってみると遺跡の前にコボルトが何匹かいて

村らしきものを形成している

村自体には確かに50匹くらいだが、それって遺跡の中はカウントしてないようで、たびたび出入りをしているところを見るとそれ以上いそうな気がする

 

一旦シェルターに戻り、分かれた班に事情を聞いたが、他は空振りだったようだ。間違いなさそうだ。「今から行く」とタカシは言っているが、決着がつくのは深夜になってしまうかもしれないので、明日の朝に行くことにした。

そのための作戦を練ることに。

 

ロクサーヌは「入り口を塞いで毒ガスの霧を中に送り込めば」と言っていたが、中に攫われた人がいるかもしれないからと言う理由でタカシが却下した。

 

エマは陽動部隊と突入部隊を分けた方がいいのではないか?と言うことになった。

エマと湖畔の館15人で陽動して、その隙に突入部隊が遺跡の中に入り込むと言う作戦だ。

エマ達は始末したら後から追いかけると言うことだった。

 

でも遺跡内でバレないようには無理だろうと言うことになってある程度人質を取られても突入すると言うことでタカシも納得した。

 

ミリアが手を挙げて「入ったらすぐにミリアが救出に向かう」と自分から言ってきた。単身で一気に奥に向かうと言うのだが大丈夫なのだろうか?

エマが言うにはみんなといるよりも1人で行動した方がもしかしたらミリアの力を発揮できるかもしれないという事で許可したが、決して無茶はしないように言っておいた。

 

その日の夜はシェルターで晩飯も食べた。

俺がホワイトシチューを作って振る舞った。

 

みんなが見慣れたシチューに舌鼓を打った。

お肉は例のお肉だったのだが、みんながうまいうまいと言って食べていたので特に触れることはなかった。

実際俺自身も食べたが、普通に鶏肉の胸肉みたいだったので誰もこの肉がカエルと言うことに気がつく者はいなかった。

タカシ達も「こんなに美味しいものが野営でいただけるなんて」と言っていたのだ、特に問題ないだろう

ミラも美味しそうに食べていた。

 

ミラは食事中に「ミチオ様これからみんなとするのでしたら私も混ぜてね」って言ってきた。そんなやつは今まで初めてでビビった

「今日はないかな。明日早いし」

「じゃあ終わったら興奮が収まらないうちにしようね」って笑顔で言ってくる。

「そうだね」何だか調子が狂う……

 

 

次の日の朝、早速湖畔の館から戦闘部隊がずらっとやって来た。

タカシ達もミラも驚いていた

 

エマの作戦は俺たちはかなり大回りして遺跡の入り口に近づく。そして、わざとらしくナイアラがコボルト達に見つかる。あたかも偶然に村を発見したかのように大声で叫ぶ

そこで、びっくりして腰を抜かしたように座り込み、お小水を漏らす。

「えっ?……そこまでするのですか?」

「あああいつらはメスの小水の匂いが好きらしい」

「そんな急に出るわけじゃないんですけど……」

「じゃあ今取っておけばいい。その時にそれっぽく撒けばいいだけだから」

「うーん……えー……はい」

「で全力でこのA地点まで逃げてこい。あとは袋叩きだな」

「わかりました。頑張ります」

と言うことだった。まぁ周りは全員女だからな。男どもはみんな突入部隊だからナイアラ頑張れ!!

と心の中で励ます

俺たち突入部隊は「インジィビリティー」を使い透明化して、ナイアラの出現を待つ

ESPでエマに準備はできていることを知らせるとすぐにナイアラが現れた。

ナイアラは予定通り腰を抜かした寸劇を見せて、小水を漏らすフリをしてコボルトの関心を集める。

一気にナイアラは走り出すと、コボルト達60匹がそれを追いかけた。見えなくなったところで、残っていた数匹のコボルトを矢で撃ち抜く。

 

それでは突入だ

 

中に入るとやっぱり暗いので「ダークビジョン」をみんなにかけると暗闇でも問題なく、まるで明るい月夜ぐらいの明るさになった

 

ミリアは予定通り先行して奥に入っていく。もちろん床を走るのではなく天井を走っている

中の構造はそれほど難しくはなくたまに二手に分かれる道がある程度だが糞尿の臭いがすごい

ロクサーヌはどうなのか?と思ったら平気な顔をしているので、全く息していないのがわかる

可哀想なのでロクサーヌには「エアーブレッシング」をかけてあげた。

「これで息できるよ」と教えてあげると

「ありがとうございます」と喜んでいた

 

途中で何匹かコボルトに遭遇するが、弓の遠距離攻撃で1匹も逃すことなく奥へと進んでいく。

 

(ご主人様、人は確保して安全な場所移しました)とミリアから連絡が入った

(よくやった。もう外に出たのか?)

(いえ、まだ中ですので毒とかはやめてください。7人ほどいましたので私だけでは運びきれないです)

 

(わかった。すぐに向かうよ)ミリアのESPの方角からどっち方向に進んでいけばいいのかがわかる

(戦闘が始まったらミリアも攻撃始めます。目立つのは大きいのが1匹と中くらいのあれは……ゲネナールが2匹がいます。あとはちっちゃいのがたくさんです。気をつけてください)

 

「なかなかたくさんいるみたいだぞ」

近くまで来たらその大きな広場を見つけた。

鑑定すると

その大きいのと言うのはコボルトケーニッヒと言うらしい……8メートルくらいの大きさだ。レベルは60。後はコボルトゲネナールが2匹いる。予定通り俺とルティナで「ブレイズストーム」でなるべく小物は片付ける2、30匹はやれただろうか?

それ以外のものは後方に気をつけて突撃する。もちろん先頭はベスタだ。その後ろをタカシとクルーガーが続く。ミラは盾役がいない方が戦いやすいらしい。混戦の中を両手にショートソードをカマキリのように持ち最低限の動きで次々にコボルトを倒して進んでいく。

赤い帽子を被った鎌を持った奴がミラの行く手を阻む

「ロートケプヒェン!!」

ミラと見えないほどのスピードで撃ち合っている。

 

クルーガーがゲネナールをタカシは何とケーニッヒの方に行った。あいつマジでゲーマーだな。セオリーは確かにボスだが、そこに行けるとは根性あるな。

青の指輪を装備する。

やはりそうだ。上はHPだろう。下がMPのようだ

敵のも見える。そして魔法を使う前にMPはなくなるようだ。つまりはMPをたくさん使う魔法の発動タイミングはこの減り方でわかる。

 

タカシの戦い方はまるでゲーマーだ。床に転がり回避運動をしながら敵にターゲットにされないように動き回る。ベスタがターゲットになるようにしているが、時折ルティナが魔法でケーニッヒに攻撃を入れている。

 

コボルトケーニッヒは雄叫びを上げると、コボルト達の攻撃力が上がった。『鑑定』してみるとバーサーク状態らしい。弱いコボルトでもキマっちゃったみたいに涎を垂らし、腕を落とされても攻撃を緩めない。

ロクサーヌとセリーはそんなコボルトを俺に近づけさせない。

 

雄叫びがかなり効いている。少しずつ押されている。やはり数の暴力はすごい

 

コボルトケーニッヒは急に首を動かした。

ミリアの背後からの攻撃を避けたのだ。ケーニッヒの耳が落ちた。

「グガッ」

耳から大量に血が出る

もちろんケーニッヒのターゲットがミリアに移ったが、ケーニッヒはミリアの動きが速くて捉えることができない

タカシはちょっとずつ足元を攻撃している

ミリアは近づいては刀で攻撃して、空歩で離れると、弓で攻撃する

矢には毒が塗ってあるみたいで背中に矢を打つとそれがいつまでも外せなくHPが少しずつ減っていく

 

赤い帽子を被ったコボルトはかなり強いみたいでミラは押されている。かなり速い動きだ。ロクサーヌに言って代わってもらう

「ミラ回復を!!」

「わかった」

 

ミラはアンナに回復呪文を受ける

ロクサーヌはこのコボルトの攻撃をギリギリで躱しているので一瞬当たったのではないかとヒヤヒヤするが、逆にロクサーヌが押している。「ギギッ」と言うとぴょんぴょんと後ろに跳ねていく。奴はバーサーク状態ではないらしい…

狂化されたコボルトがロクサーヌの前に出てくる

「邪魔!!」と言うとロクサーヌは狂化されたコボルトの首を一刀両断にする

 

いつの間にかゲネナールの一匹をベスタが倒した。ジャベリンが3本ゲネナールに刺さっていた

ケーニッヒと対峙していたと思ったら、ミリアが来たのでゲネナールにターゲットを絞った。

ベスタはすぐさまクルーガーの加勢にまわる

ミラは回復後周りにいるコボルトを次から次に細切れにしている。

セリーは俺の隣で弓矢でコボルトの頭を狙って倒していく。流石に頭部が無くなると動かなくなる

 

ヘイト管理されてないケーニッヒに俺が魔法で攻撃しようものなら俺にターゲットが移るかもしれないので、俺はマジックミサイルでチマチマと周りのコボルトを減らしている

やはりベスタがヘイト管理している敵にしかなかなか攻撃できないことを考えるとベスタ超優秀!!

現に今クルーガーとゲネナールを相手しているが、クルーガーは全くノーマークで背後から強力な一撃を入れている

もう1匹のゲネナールもフラフラしている

最後の一撃はアイスジャベリンで串刺しにした。

それにはクルーガーも「すごい」と息を漏らしていた

 

赤い帽子を被った奴が見つからない

いよいよケーニッヒだな。

 

 

 







みなさんミラってキャラ覚えていますか?久しぶりの登場です。しばらく同行するのでよろしくお願いします。。
Twitterでどんな感じの人?!というのを上げますね。ガルバンと一緒に。


それと、プライベートでお仕事が大変忙しくなってしまい、毎夜酒も飲めずに深夜まで書いていましたがちょっと遅めの春休みを取らせてください。また少しストックしたいと思うのでご迷惑をおかけしますが次回の更新は
5/1の月曜日
にしたいと思います。2週間ほど開きますが
読んでいただいている方には本当に申し訳ない。



毎週月曜日、金曜日の21時頃に更新してます。
いつも誤字報告していただいている方ありがとうございます。大変助かります

https://twitter.com/kujira_ts
Twitterにて、こんな人をモデルとしていますと言うのと、相関図を出しています。カギがついているので、捨てメールなどでアドレスを作ってアカウント作ってもらい申請してください。今の所なにも呟きません
ーーお願いーー
高評価と読み終えたらしおりもお願いします。
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