※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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ルティナの闘い

 

「待たせたな」

ルティナは自信満々にイリナの前に立つ

「最後の言葉はちゃんと残してきたか?」とイリナ

 

仕方ない……と言う表情で

「ハルツ公の妻、カシア・ノルトブラウン・アンセルムがこの決闘を見届けます。本来なら騎士団の承諾が必要ですが、ここにいる皆さんの合意のもと最も中立的な私が見届け人をさせていただくことになりました。両者共に異論はありませんか?」

 

「ないわ」

「ええ、ありません」とルティナ

イリナは着替えることなく、腰につけていた細身のエストックを抜いて構える

ルティナもロクサーヌに借りたオリハルコンのエストックを構えた。

「では、はじめ!」とカシアが言うと

 

ルティナは

何を言っているかわからないほどの速さの高速詠唱で「###ブレイズボール!!」

間合いを詰められる前に一気に魔法で勝負に出た

イリナも驚いたようで「高速詠唱?!」

 

豪炎が巻き起こりイリナに直撃した

えっ?終わり?と俺が思った瞬間その炎の中からイリナが飛び出して一気にルティナとの間を詰めるがかなり手前で横一線で剣を振った

ロクサーヌが「その剣を受けるな!!」と叫ぶと、

ルティナは後ろにバク転する形でそれを避ける

イリナの高速剣は剣先が音速を超え魔力が込められるとソニックブームが起こる

 

そして三日月状の真空波が発生するとルティナの後ろにあった木に命中。するとその木はその部分から何かがズレたようにスッパリと切れて倒れた

ルティナの髪も避けた時に少し切れてしまうと

「うぁっマジか?」

俺も驚いた。ロクサーヌの召喚獣のかまいたちのような切れ味。

「髪の毛切れちゃったじゃない!!」

ってそっち?!

 

ロクサーヌは「あれいいですね。距離の離れている敵にも攻撃できるしご主人様もいいと思いませんか?」

「って少しはルティナの心配しろよ」

「はは、ルティナがんばれー」って棒読みかよ

 

でもあれはやばいよね。体が真っ二つになるところだった

「うあっ、うあっ」とルティナはなんとかイリナの攻撃を避けている。

間合いを詰められるとルティナは手がない。

パリイもディザームもできない。

ロクサーヌが

「見切れないなら、転がれ!!」

確かにタカシはそうやって転がりまくっていた。でもそれはゲームの中の技そんなにうまくいくものなのか?

「えっえっ?!」

ゴロン、ゴロン

確かに間合いも取れるし、敵の攻撃が当たりにくくなっているようだ

転がっている間に「%##°」「%%%###」「***」

何か呪文を唱えまくっている。速すぎてなんて言っているのか俺にもわからないが次々に魔法陣ができているのでイリナも驚いているが、その後も連撃は続くがルティナの回避力が装備で上がっているのか何とか回避できている

「ちょこまかと!」

 

ご主人様は臨機応変に攻撃魔法だけではなくいろんな魔法を使い知恵で乗り越えてきた。思い出して、ミチオ様はどんな戦い方をしていた?と考えながらルティナは転がるその途中も呪文を高速詠唱しながら相手の動きを見ている

イリナは大きく跳躍した

ロクサーヌは

「ルティナ、フィニッシュブローだ」

 

「はぁぁぁぁ!!」

イリナは大きく跳躍すると上から剣を振り下ろす。

範囲魔法のように円状に5メートルほど地面が凹む

 

ルティナはそれを見越したように大きく空中にジャンプした

ルティナあんなにジャンプできるのか?垂直跳びで5メートルも飛び上がった

空中でも高速詠唱すると、マジックミサイルが3本出てきて、イリナの右側に着弾する

 

イリナはマスクをしているので右側がほとんど見えていない。視野がとにかく狭い

構えなく着弾したが、そのまま空中にいるルティナに振り返り様に先程のソニックブームを出して追撃する。

 

ルティナはマジックミサイルを唱えるとすぐさま次の呪文を高速詠唱始めていた

三日月型の真空波がルティナを捉える瞬間に「ディメンションドア」で更に間合いを取っている

その後も続けざまに高速詠唱は続いている

「#°#マジックミサイル」「#°#マジックミサイル」「#°#マジックミサイル」と連打している。

いつも俺がしている事だが人がやっているのを見るとなんかエグい

 

全て被弾していてもイリナはそのまま突っ込んでくる

「ルティナ!!!!」

「えっえっ?マジで?突っ込んでくる!?」

と慌てている

イリナはかなり怒りが頂点に達している

 

もうイリナの間合いだ

「もらった!!」とイリナも叫ぶ

ルティナが「にっ」と口元が笑うと一瞬イリナは何かを感じ取ったのか、一瞬勢いが鈍る

「グリース」とルティナはイリナが突っ込んできている間も高速詠唱をしている。ルティナはまるで積み将棋をしているように、1歩先を見越して呪文を選んでいる

 

イリナは足を滑らせるとルティナの剣は下段から振り上げようとした剣に頭から突っ込んでしまうが、一瞬勢いが落ちたせいで、少し回転する余地ができてイリナの右手に攻撃が当たる。そのままルティナは、剣の性能で3連撃に成功する。右腕の服も、火傷を隠すプロテクターも破壊されて火傷の後から出血もして転がった

這いつくばったまま

「ぐぬぬぬっルティナ!!お前は許さん!!」

「あーなんか自分だけ悲劇のヒロイン気取んないでくれる?」

 

「はぁ?」

「私だってねあんたが思っているほど幸せじゃないよ

小さい時から一歩も城から出たこともなく、自分がやりたいこともやらせてもらえず、食べたいものも食べられず父も母も1週間に一度会えればいい方で友達もいなかった。そしてある日、そこにいるカシア様の旦那と今のご主人様が城に攻め入って父は処刑されて私はそのままご主人様の奴隷。そこから毎日みんなに土下座して慰み者になるんだって諦めてたわ」

 

その言葉に俺もカシアもカッサンドラもみんな何も言い返せず、ルティナの言っていることは何も間違った事を言ってはいない。

 

「でもね。貴方みたいにネチネチ『殺してやる!!』『呪ってやる!!』って馬鹿みたいに同じ事言ってるほど暇じゃないし世の中甘くねぇんだわ!!

イリナ、とことんやってやるわ!!かかってこい!」とルティナは手招きしながら挑発している

ルティナも全くダメージを喰らっていないわけではない。

 

 

イリナは倒れた体を起こしてルティナを見る

ルティナが

「ほら!私の姉ならもっと根性出してみろ!」

 

「言わせておけば……この傷がお前たちへの恨みを忘れさせない!!」

と言って剣を左手に持ち替えて

立ち上がり右手をダランとさせたまま前に前進する。

「ぬぉぉぉ〜」

全身全霊を以って前に進む

 

と思った瞬間

一瞬にしてイリナが消えた。

「は?」と俺が思うと同時に「グシャ」

イリナは落とし穴に落ちたようだ

 

最初の方に唱えていた魔法に『クリエイトピット』があったのだろう。それが発動してイリナがそれに落ちた。

イリナの脚はあさっての方向に向いている。脚も折れたようでマスクも割れて火傷の痕も見えている

しかも落ちた時グシャって聞こえたけど……

 

 

「ほら、私を殺したいんだろ?お前は全部ひとのせいにしているだけだろ?」

 

ルティナ……お前はどうしたいんだ?倒すなら、今がチャンスだと言うのに

 

「そうだお前達のせいだ!」

 

「ならここまで這ってでもこい!!」

 

「貴様!!」

イリナは持っていた剣を口に咥え剣の鞘を左手で持つとその鞘を杖にして立ち上がった

片脚の脚力と鞘を使ってジャンプして3メートル近くある穴から飛び出したが

もちろんうまく着地できるわけがなく、

鞘は折れてバランスを崩してまたもや地面に顔をつける

 

 

 

「確かに私の父はお前の母に暴行したのかもしれない。最低野郎かもしれない!でもお前に私は何をした? 答えてみろ! そんな憎い奴を殺してお前に何が残る?

そんな憎い奴を殺すだけの人生か?

そんな人生でお前は終わりなのか?

そんなに私が羨ましいか?」

 

「くっ……」

口に剣を咥えて、左手だけの力だけでホフク前進してくる

 

剣も口から離して、なんとかルティナの所まで這ってくる

「ちくしょう、ちくしょう!!トドメを刺すなら早くしろ!!見苦しい姿をこれ以上晒させるな!!」

 

「私は最初からお前の命が欲しいなんて言ってないだろ?」

 

左手を地面に打ち付けるとイリナは泣きながら

「好きにするがいい!!私の負けだ!!」

 

ルティナは今まで仁王立ちしていたが、しゃがんで

イリナに言う

 

「じゃあキレイになりなさい」

 

「は???」泣き顔のままルティナを見上げる

 

「私の姉なら絶対美人でしょ?そしてイイ男をゲットして、セルマー伯の領土を手に入れなさい!!」

 

「えっそれは貴女が狙っているのでは?」

「私はそんなに小さい女じゃないから。ご主人様と世界を取って女王になるのが目標だから」

 

「はっ?ははははは、ルティナお前面白いな。これは敵わないな、私の負けだ。今までわたくしは何していたんだろ……」

「そして貴女は全エルフ最高代表者になるの!それが新しい目標だぞ」

「そうだなそうしよう……でも私はこんななり。どこのエルフが私に求婚するのだ?流石にそれはルティナでも無理だな」

 

「はっはっは、その為に私がここに来たのよ?」

「???」

ロクサーヌが

「調子に乗るな!!」

 

「あっすみません」

 

イリナには、小声で「まだここで一番になれてないんだけどね」と笑顔で言うと

ルティナがイリナを肩を貸して立ち上がるとカシアが拍手した。するとどこから見ていたのか、多くのエルフが現れて拍手を始める

みんな隠れて見ていたようだ。

カシアは泣きながら大きな拍手をしている

キーカもカッサンドラも拍手している

 

俺も拍手してルティナを迎え入れる。

ロクサーヌは拍手していない。

「当たり前です。ご主人様の名前を汚さなくてよかったです」と言いながらも笑顔になっていた

 

「ベスタ頼む」

「はい」

カッサンドラが

「バカが!そもそも今日は初めからお前のその傷を治してもらう為にこちらの竜王様をお呼びしたんだぞ」

 

「は、そうでしたか……早計でした。すみませんよろしくお願いします。」

ルティナがそれについて反論する

「傷や体は治っても根性は治んないからねー」

「そこまでお見通しか……立つ瀬ないな。笑ってください」

 

「イリナも新しい目標ができてよかったんじゃないか?」

と俺が言うとイリナは俺の顔を見て嗚咽しだした

「あっご主人様!!私のお姉ちゃんを泣かさないでください」

「あっわわ……スマン」

ロクサーヌもルティナもベスタも笑っている

 

 

別室でイリナの治療が行われる

その間に貸し与えた装備を返してもらう

「剣も使えるなら今度セリーに作ってもらおう」

「はい、ありがとうございます」

 

 

俺たちはルティナを問い詰める

「なんかさ、さっき俺の所にいるのなんか不満タラタラなこと言っていたよな」

「えっ?そんな事言いましたか?」

「ええ。ご主人様と一緒になって私が女王になるとか言ってましたね」

「えっ?そんな事言いましたか?」

 

 

「ええ、言ってましたよ」

「毎日土下座して慰み者になっている??一番エロフのくせに……?」

「そういうのは外で言わないでください。言葉の綾ですよ。そうなるのかなぁって思っていた時期も私にもありましたが、なってみたら今まで出来なかったことが全部できて毎日楽しいですよー」

「それはご主人様だからです。よそではそういうことにはなりませんよ。」

「はい。心得ております。」

「一年後売られないように注意したほうがいいわよ」

「えーご主人様ルティナの事売ったりしないですよね?ねっ?ねっ?」

と焦って俺に媚を売るように上目遣いをウルウルとした目で見る

こいつわかってやってるな

「ああ大丈夫だ。大事な人だからな」

「ご主人様ルティナをあんまり甘やかさないでください」

 

 

「でも、ロクサーヌは負けないのわかっていたの?」

「ええ。あのくらいならルティナ()()勝てると思っていましたよ。だってミチオ様のパーティですよ?」

 

「うぁ辛辣……」とルティナも引き気味

 

ロクサーヌが

「次回の同衾はルティナでしたが、飛ばしてイイみたいですね」

「えーーーダメダメ。何も不満ないです。楽しみにしてるのにぃ」

みんなが笑いに包まれると

「さーて次は私の番かな?」とルティナが言うと、すたっと立ち上がってベスタが治療している部屋に入る。

「何が私の番なのかな?」とロクサーヌに聞いても

「わかりません」

しばらくすると、「ご主人様〜〜」とルティナが入った隣の部屋に俺が呼ばれる

 

するとすらっとした美しい真っ白な肌を持った美人エルフが下着姿でいる。

「ご主人様どう?」

「えっ何どうって?イリナは?」

「これがイリナよ」

「はぁ?!!!」

白に近い金髪で巨乳だし身長もエマと同じくらいあり、ロクサーヌに負けないくらいグラマーで出る所は出て引っ込む所は引っ込んで、筋肉でちょうど良いくらい引き締まっている。その白い肌が映えるように、白と薄い水色の下着が艶かしい。

 

「ルティナこれは下着なの?裸より恥ずかしいわ」

と言って大事な部分を恥ずかしそうに隠すが逆に

そういう態度が新鮮でそそる。

 

「鏡見て見て」

 

「えっこれ私?」

「そうよこれで沢山の軟弱エルフ男を手懐けるのよ」

後ろからルティナは微笑みながらイリナの胸を寄せてあげてみせる

「そんな事……」

いやその言い方、お前の心の闇が漏れてるぞ

 

「でもまだ完成じゃないの!!」

「えっーまだ何かあるの?」と恥ずかしそうに言う

 

「ここが一番重要!これからご主人様に抱かれるの」

「はぁ?どうしてそれが必要なの?」

 

俺は頭を抱えるが

 

「それは秘密なんだけどね」

「そんな……どうしても必要なの?」

 

「そうよ絶対必要。言いなりになるんでしょ?」

 

「ルティナさん。すごい大事な説明が抜けていますけど?」

と俺はルティナに言う

 

ルティナもスルスルと服を脱ぎ下着姿になる

 

 

 

 

 

 





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