下着姿でイリナに後ろ向き手をつかせて
ルティナはイリナのお尻を軽くパチンと叩いて驚かすと自分も後を向いてお尻を突き出しながら
「ほら、ご主人様〜今日は腹違いの姉妹丼はどうですか?」
とルティナは下着姿でお尻を艶かしく振る
いやそれは大変素晴らしい提案だが……
「いやいやここではまずいって」
ここはカッサンドラの家だろ?
「それに、今日はもう昼過ぎているし、旅を続ける為にみんな待ってるし」
ロクサーヌは外で聞いていたのか中に入って来て
「そうです。2人の為にみんなを待たせるわけにはいきませんので……」
「じゃあイリナも来なよ」とルティナ
「えっどこに?」
「明日には返すから。気分転換にもなるよ」
「もう十分気分は転換しているけど?」
「確かに」
まぁとりあえず、カッサンドラとカシアにイリナの姿を見せると、2人もだいぶ喜んでくれた。
特にカッサンドラは「すまないね。本当に感謝するよ。ついでに女にしてくれてよかったのに」と最後の言葉は小さい声で俺にしか聞こえないように言った
カシアから見ても「キレイになりましたね。よかった」と涙ぐむシーンすらあったが、次の瞬間から
ああ、またライバルが増えるのねっていう感情もカシアには起こり出した。
イリナには嫉妬されるという感覚が全くわからない
今までの感情とどう付き合い振る舞ってイイのかわからないのでとりあえず、笑顔になって笑ってみる
「ヒヒヒッ」
ルティナが「イリナその笑い方は直していきましょうね」
どうやらダメらしい。
俺たちはカシアを送ってから馬車隊に戻るのだが、帰路の間にカシアに聞いた
「結局キーカは何のために連れていったんだ?なんで呼ばれたんだ?
カッサンドラの意図が全く見えなかったな。あの人が意味のないことをするとは思えないが……しかも頼むって念押されたしな」
「そうね。特に私達のことを言うわけでもなく……」
「最初からイリナだったのだろうか?」
「いえそれはないと思う。イリナの傷を治すことはあの時初めてカッサンドラ様に言ったから」
「確かにカシアさんがイリナの火傷を治す話を進めていましたね」
とロクサーヌ
「キーカ、さっき会ったカッサンドラ様に会ったことあるのか?」
キーカは質問の意味がわからなかったようだったが
「おばば様に?今日初めて会ったか?ってこと?って事なら今日初めて会ったよ」
「そうか、ならイイんだ」
もしかしたらキーカの出自を何か知っているのかもしれないな。それとも本当にダークエルフが珍しいのか……ならカッサンドラなら「うちが預かる」とか言ってきそうだがな……
でもこの預かっている木のペンダントが所有者の証だからって言ってキーカにもらったんだよな。
鑑定しても木のペンダントとしか出てこないからな……カッサンドラの所には「行かない」っていう事なのかな?
カシアは渋々ハルツの城ボーデで分かれて、
湖畔の館に着くと既に昼食が用意されていたのでリタ達を連れて馬車の所まで戻った。その際ミアが「レティシア様からご連絡がありました。色々なことを決めましたので時間のある時にお立ち寄りください」とのことだった
エルフのミアがみんなが留守にしている時は湖畔の館の管理をしてくれているみたいだ。近くのオーモル村との交渉してくれていたのはミアだった
食事の用意は終わっていたもののキーカも俺も出かけるとフィールドウォークが使えない為、今ここに来ることが出来ない。
なるほど結構面倒だ
戻るとすぐに朝食となった。スクランブルエッグとベーコンの燻製肉にパンとスープとこの世界の定番の朝食だ
リタが作るこちらの定番も悪くない。
最後にパイが出た。
「私が作ってみました。ご主人様はご存知じですか?」と渡された
食べてみると、中にカスタードが入っていたので
「カスタードパイ?」
「そう言うんですね。パイにプリンの材料でクリーム状にしてみました」
「ああ、カスタードだ。パンに入れればクリームパンだな」
「なるほどパンに入れる?」
「ああ。今度やってみて」
「リタこのパイメチャクチャ美味しい。プリンと一緒になったみたい!!」
まぁまさしくその通りなんだが……甘いものにやはりみんな飢えているのかもしれないな
少し遅くなったが旅路についた
キーカとリタは食事後湖畔の館に帰った
移動中は先ほど聞いたレティシアに直接ESPで聞いた
紙幣が完成したので、それを見にきてほしいという事と、ハーフリングの「ミンミン」の村の移住計画への移住地が決まった事と、エマさんを族長とする鬼人族達の村の場所をバルハ達の郷の隣に作ることが正式に決まったので一度見に行ってほしいと言う事、ルークからの連絡でカードの買い取りに来てほしいという事、マロルの人口が12万人を超えたので、更なる拡張工事が必要になった事による件についてご相談したいという事と、教会のイサキオスから重要なお話がありますとだけ伝えられ、それ以上は教えてくれなかったので直接イサキオスから確認してください。
と早口にレティシアが次々に俺に言ってくる
あーそれはどれもヤバいやつばかりだなぁ最後のイサキオスのはわからんが……
でも多分、その他の細かい事はみんなレティシアが処理してくれているのだろう。
やはり明日はそれを解決するべく一度マロルに行く必要があるな……
まぁ結局の所旅の途中に何度も家に帰らなければならないな
これって旅?って感じだが、俺が満足してればそれでいい。
「とりあえず、一旦止まって!!」
と俺が言うと2台の馬車は止まった
ワープでイサキオスを連れて来て馬車の中で話を聞くくらいならイイだろう。
一旦マロルにワープで向かいイサキオスを連れてくるとすぐに出発した。
ロクサーヌとエマも隣にいて話を聞く。
「お二人はよろしいのでしょうか?」とイサキオスは俺に念を押した
「何か問題か?」
「これはマロルの一大事でございます」
「???」
「構わない。2人は口が堅いから漏れる事はないだろう」
「かしこまりました。ミチオ様が連れてきたアデリナという女性は一体どこから連れてきたのでしょうか?」
「……アデリナ?」
完全にわからん……だれ?
エマが答える
「エステル領の河原で拾った兄弟の一番年上の女性で、父と母の家を守っていた少女であったが、食うのにも困っていたので保護したのだが…それが?」
あゝあの子か……ちょっとオッパイ大きかった子ね
「実は彼女はユニークスキルを所持しているようです。しかも最初から彼女は僧侶に固定化されているのですが、先日司祭に昇格しました」
「何?固定化されているのにか?それでそのユニークスキルとは?」
「はい。インテリジェンスカードで確認したところ、『獲得経験値256倍』でした。その為彼女はほとんど教会の中で生活をして弟達の世話をしているのですが、次々とその噂を嗅ぎつけてきた冒険者からパーティに誘われています。しかし彼女はミチオ様に何も言わず勝手な事はできませんと言って教会での仕事に従事しております」
エマが立ち上がってイサキオスに問う
「イサキオス、それがどういうことか理解しているのか?」
「もちろん理解しているので、内々にミチオ様にご連絡をと思ったのですが……」
「そんな噂は出鱈目だと言う事にしなさい」とエマが強い言葉でイサキオスに言う
俺は全く話についていけてない。確かにそのユニークスキルはすごいがどういう事を意味しているのか全くわからん……
「すまん、どういう事か俺にわかるように説明してくれ」というと、
エマが答える。
「彼女は『神に愛されている』とみなされるでしょう。なので彼女は遠からず教皇に上り詰める事になります。それはつまり、国としての体裁を作ることができるようになります。以前セリーの話の中に親神殿の話が出てきましたが、教皇になると親神殿を作ることができるようになり、神に認められた国つまり他国との交渉もすることができるようになります」
イサキオスが「その通りでございます」
「それが意味わかんないのだが……どこが不味いんだ?」
イサキオスは、
「もっとはっきり言いましょう。彼女が教皇になり親神殿を作った時点で、帝国からの独立ということになり、神からの勅命を受けミチオ様がアデリナを擁護して国を起こさないといけないということです」
「いやいやちょっと待って。国を起こす?」
「はいアデリナが教皇になりましたら……」
「何でそうなるんだ?既に教皇アルフレッド様がいるじゃないか?その後継者になればイイ話ではないのか?」
「アルフレッド様は人族です。アデリナは猫人族です。帝国では猫人族が教皇になることは許されません。
ミチオ様がアデリナ達兄弟を拾った事で彼女が教皇になるべくして選ばれたのだと思います」
エマが
「通常は前の教皇が崩御されると次の教皇が見つかります。まだ存命の時に見つかる事はありません。なのでこれはイレギュラーな事です。この事はこの4人だけの話に」
「アデリナはその事を?」
「いえ、アデリナには何も言ってません」
……
みんな次の声が出ずに頷くだけだった
「それにしてもミチオやっちまったな。なーにまだアデリナが教皇になるにはまだ時間はある。それまでに考えればイイだろう?!」とエマ
「問題の先送り?!ってやつか?」
「えっ?!熟考するって事だよ?ははは。色々ありすぎでミチオの所に来てから休まる事ないな」
「まだマロルにはスセが審問官として在住しております。彼女の耳に入らないように注意が必要です」
「そうだった……イサキオスそれは絶対だぞ」とエマがイサキオスに念を押す。
ロクサーヌは神妙に話を聞いていたが
「ご主人様ならそうなると言う事はもう決まっていた事なのかもしれません。エマ、慌てなくてもなるようにしかなりませんから」
とキリッとした顔でみんなに話し始める
みんなはその信じる力こそがロクサーヌの力なのかもしれないと思うのだった
その他に預かっている人たちについても話があった
先日コボルトの巣から救い出した2人は
「だいぶ参っているみたいです」
「まぁコボルト達に苗床にされていたからな。冒険者じゃなければちょっときついな」
「こんな事なら全てを忘れてここで働きたいと言ってました」
「んんん?!」
エマが「その方法があるんだけど、もしかしたら名前すら忘れてしまうかもしれないんだが……」
「エマそれは……最終手段で使った事ないんだろ?どれだけ記憶を失うかもわからないんだし…」
「そうでしたか……本人達に聞いてみます。それとオリビィアとマイヤはそのまま教会で働きたいと言う事でした。
「えっと……」と言ってエマを見ると
「迷宮で保護した2人です」
「ああ、そう言ってくれればわかるよ。よかった。マイヤは戦士じゃなかった?」
「はい。でも、いろんな所に我々は馬車で移動して物資を持っていくので、その時護衛をしてもらえるので助かります」
「そうか。よかった」
話しているうちに今日の野営地を決めたようだ。
イリナも幌馬車の方に乗ってみんなと打ち解けたようだ
もっと型破りなやつだと思っていたがちゃんと友達を作るスキルはあるようだ。全く俺よりコミュニケーション取れて、陽キャじゃねぇか
ロクサーヌが
「見た目をかなり気にしていたんでしょうね。どうせ自分なんか相手されないって」
と急に俺に言ってきた
「まぁ確かに火傷の跡はすごかったからな」
「キレイに元に戻ってよかったです」
「……そうだな」
今日の晩御飯はチーズリゾットとホワイトシチューにした。
イリナがルティナに聞いた
「ここではご主人様がみんなの為に御飯を作るのですか?」
「そうですね。もちろんみんな手伝いますけど、嫌いじゃないみたいですし、何よりとっても美味しいぃ」
「イサキオスも食べていくか?」
「いただけるのですか?」
「ああ、よかったら食べていってくれ」
「いただきます」
ロクサーヌはリゾット好きなので、「美味しい」と満足気だ
イサキオスとイリナも気に入ったみたいで
「これは!!すごい」と絶賛していた
野宿でこんな料理が出てくるとは思っていなかったようだ。
20人分作ったが、あっという間になくなってしまった
そして、風呂まで入れると2人は思わなかったようで、更にはふんだんにシャワーからお湯が出てくるのにも驚いていた
俺と風呂に入るのは……
そう、ルティナとイリナの2人になる
彼女達は既に風呂に入り裸で俺を待っている
5泊も趣味のソロキャンプに行っていたら全く筆が進みませんでした。
大自然の中ではエロが進まん、、、、
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