「お嬢さんお名前は?」
俯き加減で答えた。
「ルシア……」既に歩いてオーモルに行けるのか心配になっていたルシアは送ってもらうだけならと思い手を取った
貴族育ちで、明らかに危ない提案でも彼女の今まで生きてきた中にはそんな犯罪者が周りにいる環境ではなかった。山の中の小さい領土でみんな農民だった。もちろん悪いやつはいなかったのだろう
つい半年前までローレルはクーラタルのオークション会場で仲買人をして、自分でもスキルカードを探すために迷宮にも潜っていた
彼はもともと冒険者で若い頃は、その体力と腕力を活かせたが、
歳をとるとそれも限界を感じ仲買人なんて事も始めた。
だが実際は、女関係でパーティクラッシャーとなっていた。
組んだパーティの女性を無理やり犯したり、
違法な薬を使って昏睡姦をしていた。
証拠がなく今まで捕まったことはなかったが、噂が広がり誰もパーティを組むものはいなかった。
そんな時に、レイン伯爵からの使者のスティーグがローレルの前に現れた。スティーグはローレルが気に入り、レオール男爵に紹介した。
レオールは地下で女性に売春を強要し、虐待もしていた。最初こそやりすぎなのでは?と思っていたがそのうちそれにも慣れてなくなり、今まで仲買人をやっていたコネを使って客を紹介した。もちろん自分もあやかり、少女達を強姦していた。
そんな中、ミチオ達が現れて、帝国軍に捕まり、牢屋に入れられたが、そこにもスティーグから連絡があった。必ず助けるから私やレイン伯爵の話はしないようにと念を押されたがやってきたのは、2人の殺し屋で、
レオールは俺の目の前で殺され、俺も脱獄させ外に出してから殺して全ての罪を俺に被せる気だったらしい。俺は途中でそれに気がつき、崖から飛び降りて、なんとか逃げた。帝国ではどこにいても命を狙われると思い。思い切って、カッシームまで逃げることにした。
カッシームに誰か知り合いがいるわけでもなく、
乞食同然の暮らしをしていたが
ひょんな時に、ブルックという狼人族の男に拾われた。
なぜ俺に声をかけたのかはわからないが、俺が気になったらしい。
俺は死ぬ気でブルックという男に仕えた。
すると瞬く間にブルックは俺を昇進させた。そしてクーデターの時に俺は密使を仰せ受けた。
また帝国に行くのか……と思っていたが、密使の内容はミチオ準男爵のアジトを殲滅させることだったので、俺は二つ返事で答えた。迷う事はなかった。それは、俺を陥れた人物だからだ。
オーモルの街に着く頃には、ローレルは違法薬物を使い、ルシアを意識混濁にさせていた。
街の宿屋には多少のお金を使って3階のすべての部屋を貸し切った。そしてそこのベッドの上にルシアを放った。周りにはたくさんの男達がいる。
「すげーかわいいじゃん」
「ローレルさんもしかして1人で楽しむなんてないですよね」
「おっぱいも大きいし、ウヒョォいいねぇ」と卑猥な言葉を発しているが、ルシアの耳には届いていない。
「う…………うーん」
と横たわっているだけだった……
ローレルは服を脱がすなんて事はせずに、ビリビリと服を破いていくと、綺麗な白い肌があらわになる。そしてもちろん綺麗な下着も破り剥ぎ取った。
ローレルがルシアをたいした前戯もなく、股に唾を吐いてルシアを犯した。意識混濁の中犯されて、痛みもなく、ローレルは自分の孫のような年齢の女子に遠慮なく腰を打ちつけた。
ローレルはルシアの中で3回ほど出すと、ルシアから離れて手巻きタバコを吸う。
「ふぅ。ほらみんないいぞ。まだけつの穴は使うなよ。ガバガバになると、うまく排泄できなくなって死ぬから」
「さっきまで処女かよ。こんなかわいい子囲っておいて手を出さないなんてそいつはインポじゃねぇか?」
ルシアの股からは鮮血も混じっていた。
「無茶苦茶すんなよ」
というと他の騎士達がルシアに飛びつく。胸を舐め回したり。口に自分のを無理やり突っ込んだりとやりたい放題だ。
1人の騎士が聞いた
「でもローレルさんこれと我々の任務と関係あるのですか?」
「ああ、あるよ。この娘をこの村に連れてきた時、誰も知らない顔をしていた。こんな小さい村ならこんな美人知らないわけないだろ?間違いなく俺たちの任務の関係者だ」
「なーんだそういう事でしたら。参加させてもらわないと損ですね」と高笑いしてその輪に混ざる。
それは何時間も続いた。
途中流石にルシアも気がついたが、自分がどういう状況か理解するのに時間がかかった
「私なんで裸?……えっ?何これ?」
「やっと目覚めた?!」
「さぁ気持ちいい事たくさんしようね。痛いのは嫌でしょ?」
「いやいや、やめて、そんなのいらないから」
「そんなこと言ってもみんなともう一つになっちゃったんだから、楽しんだ方が良いって」と言って自分のをルシアに握らせる
「ヤダヤダ!!」と足を駄々つかせるが、男の力にかなうわけもなく、犯され腰を打ち付けられている。
「あー気持ちいい!!」
「うううう……」
ルシアは涙が止まらない……大声を出して助けを呼ぶが
誰も助けに来るものはいない……
むしろ「うるさい」と言って顔を殴られる。
「あーあお前、顔殴んなよ殴るなら腹にしろよ」と怒号が飛ぶ。
「うるさくしたらまた殴るからな」と1人が言うとルシアは口をつぐみ我慢した。
何時間もみんなの慰み者になった後、放心状態のルシアにローレルが聞いた。「お前どこからきたんだ?」
「うー私は……ルシア……デイアゴ男爵の娘貴族なのよ」
と目の焦点が合っていないが答えている。
「ああやっぱりそうか。だって綺麗だもんな」
「……」
「それがあんな所でなんで歩いていたんだ?」
「ミチオっていう人に囚われていたの。そこから逃げて来た」
「ああそうかやっぱりな。そんな酷いことするミチオを捕まえに行こうと思うんだが、その家はどこにあるんだ?」
「うん?湖沿いにある」
「そうか……どれくらい歩いていたんだ?」
「えっ?30分ぐらいかな……なんでそんなこと聞くんだっけ?話しちゃいけないことだから内緒だよ」
とルシアは自分が何を誰と話しているのかもわからない状態だった。
「ああ、わかった。内緒だな……」
と部屋を出る
「お前ら最初からあれ壊してどうするんだよ?あれじゃ客も取れないだろ?」
「ああ……すみません。久しぶりだったんで……でも気持ちよかったっす」
「全く……」
時間は既に深夜になっていた。
「おら、みんな行くぞ?」
「場所わかったんですか?」
「ああ、準備しろ!!あの娘と出会った所から2キロ先の湖畔だ」
「あーもう少し楽しみたかったー」
「襲撃先に沢山いるからみんなひっ捕まえて自由にするといい」
とローレルが言うとみんな盛り上がっていた。
「あいつはどうしますか?」
「うん?もう壊れかけだからな……袋にでも入れておけ、売り飛ばす」
ルシアは「パパ……ママ……なんで私ばっかりこんなに不幸な目に遭うの……パパ……ママ……」と涙が止まらなかった
ルシアは裸のまま猿ぐつわだけされて、男の体液がベトベトについたまま、大きな袋に入れられた。
連絡係に「アジトを発見したとブルック様に伝えてくれ」
ルシアは袋に入れられてその連絡係の馬の後ろに乗せられくくりつけられた。
「これは?」
「ほら、さっきの女だ。変態貴族にでも売り払って、今後の資金を調達してくれ」
「はっ!」と短く答えると、連絡係の馬は闇夜の雪の中に消えていった。
俺たちはなんとか屋根伝いに
さざなみ亭の屋根の上まで来た。
(ミラ今さざなみ亭の屋根の上にいる)
(わかった今からそっち行くから)
としばらく待つとミラがやって来た。
「なんでこんな所に?」とミラ。
「なんで?」ってミリアに聞くと、
「これの方がこれから侵入するって感じじゃない?」
「「えっ?!」」
「だって船の中だろ?」
「あっそうだった」
そんなテヘペロされてもな……
「いや、何処に侵入するんだ?」
「ロクサーヌが囚われていてな。それを解放しに行く」
「……うーんじゃあ帰ってきてからもう一回来てくれ」
「手伝ってはくれないのか?」
「私は魔物と賞金首としか戦わない主義なんだ」
「そうか……わかった。仕方ないな」
「すまない」
彼女なりの処世術なのだろう。常に命を狙われている側としては、何か自分の中にルールがないと生きていけないことを知っているのだろう
「しょうがない2人で行こう」とミリアに言うと
ミリアはコクッと頷いた
港に着くとミリアが「あれ」と指差す。
その船は白く大きな帆船でとても立派で
今ならフラップが降りているだがそこには何人もの見張りが立っているがインジビリティを使って透明化する
ミリアは認識阻害を使えば見えてない同然になる
フラップを渡り船内へと潜り込む
船尾の部屋にパスウォールで扉を開けずに入る。
そこには後ろ向きだがロクサーヌがいた。
ロクサーヌは綺麗な白いドレスを着て外の光と船内の蝋燭の光だがはっきりとわかる
思わず「ロクサーヌ!!」と声が出てしまった。
ロクサーヌはハッと振り返りびっくりした顔で見ている
そこには俺には見えていなかったが影に人がもう1人いた
「これはこれは、ミチオさんかな?扉も開けずにいらっしゃるなんて……私はヒシャームです」
とたちがり俺の方に挨拶をする。
「ああそうだ。ロクサーヌを返していただきたい」
「うーんそれは難しいご相談です。ロクサーヌはミチオさんに遭う前から私のフィアンセだったんですよ」
こいつがロクサーヌの言っていた許嫁か?
「彼女は俺の大事な奴隷なんだ」
「でもその奴隷契約は破棄されているのでしょう?」
「……いやそうなんだが……」
ヒシャームはロクサーヌの横に立ちロクサーヌの腰に手を回す
「申し訳ないが、これで新しい大好きな奴隷を購入してくれないか?」と言ってもう片方の手で白金貨3枚を投げた
「お金の問題じゃない!!」
「うーん困りましたね。奴隷でなければ本人の自由意志が尊重されるのでは?ロクサーヌも何か言ってあげてください」
「……ミチオ様……私の事は忘れておかえりください。今までありがとうございました」とロクサーヌは涙ながらに俺に言う
「えっ…………ロクサーヌ……」
もう片方の袖には下に続く階段があるのか、そこからもう1人現れた。
「お前は……」ジャッジが現れた
「ようミチオ覚えていくれていたか?」
「ヒシャームよ、もうミチオはいいか?」
ロクサーヌがジャッジの袖を掴み小さい声で言う
「それでは…………」聞き取れなかった
「わかったわかった」
ヒシャームは「お客様がお帰りだ。その後この船はすぐに出港する。」
たくさんの兵隊がやってきて摘み出された
「ロクサーヌも最後にお別れができてよかったな」
「……」
「あなたはこれがしたかっただけでしょう?」
とヒシャームを責めている
ヒシャームは嬉しそうに俺に手を振っている。
「ロクサーヌ!!ロクサーヌ!!行かないでくれ」
ロクサーヌとの思い出が走馬灯のように思い出される
ロクサーヌは目を合わせないようにしていた
俺の目の前が真っ白になった。どうしてだ……どうしてそうなった?俺は何処で間違えたんだ?
俺は自力で立つことができなかった。ミリアが俺に肩を貸してくれてくれてやっと歩ける。
すぐにこの街の兵隊がやってくる。
ぼんやりとしか視界が見えない。
疲労困憊もあったのかもしれないが……
俺はそのまま、気を失ってしまったようだ。気がつくと次の日の朝だった。
そこはもう既に町ではなく町の外の海岸の岸壁の洞窟だった。
「ミラ?!」
「そうだよ。ミリアだけじゃ逃げきれないと思ったから、つい手が出ちゃったよ。全く」
「ミリアは?」
「今魚を釣ってる」
「ロクサーヌは?」
「ああ、聞いたよ。ロクサーヌは連れて行かれたんだって?」
「ああ、そうだった……」
と俺は泣き崩れた
ミリアが戻ってきて「あらら。ご主人様大丈夫?お魚釣ってきたから、食べてちょっとでも元気になろう?ね?」
ミラが魚を焼いている間ずっとミリアが俺の頭を撫でながら抱きしめていてくれた。
「覚えていますか?あの時私こうやって撫でてもらった時すごく嬉しかったです。すごく不安な気持ちがスゥーってなくなって……だから今はミリアが頭を撫でてあげます。
ロクサーヌ姉さんは死んでないし、きっと何かの誤解です。ご主人様の事嫌いになるはずありません……だから元気出して、お魚食べて、マロルに一旦帰りましょう。みんな待ってるから……ね」
俺は情けなくもうんうんと頷くだけで、泣きながら焼き魚を食べた。
食べ終わると、マロルに一旦帰る事になった。
ミラはこのまま残って、王都に船で向かってロクサーヌの行方を見つけると言う事だった。「まぁ世話になったからな」
「じゃあすまない頼むよ」と俺はそれくらいしか言えなかった。ミラは笑顔で「アディオス」
と言って別れた。
コロナにかかって寝込んでいたんですけど、ずーっと寝てられるわけもなく、暇で書けちゃいました。ご心配おかけしました。まだ本調子ではありませんが、なんともなかったです。
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