※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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痛恨の一撃

 

 

俺とミリアはワープでマロルのイサキオスの所に向かった

エマは既に回復していて、イサキオスとレティシア、フィーネがそこに同席していた。

俺が事のいきさつを話していると、涙が出て話にならなくなると、ミリアが補足してくれた。

話を全て聞き終わるとエマが

「で?」と聞いて来た

「……」

俺は何も言い返すことができなかった

エマは立ち上がり俺に向かって歩いて近づいてくる

バキッ

エマが俺の顔面をパンチすると吹き飛ばされ地面に倒れた

「ミチオ!!そんな情けねえ顔してんじゃねーよ」

とさらに胸ぐらを掴むみんな一瞬のことでびっくりしたが、イサキオスが慌てて間に入る。

「そんなことでロクサーヌが他の男に行くわけねーだろ!!それぐらいのオンナならとっくにミチオは私の物になってるよ!!言わされているに決まってるだろ?ジャッジがいたんだろ?ミチオをその場で切るとか吹き込んだんだろロクサーヌは奴の強さ知ってるからな!

ピシャールだがバザールだか知らねえけど偉い皇子なんだろ?従わなければマロルを攻撃するとか言われたんだろうが!!ロクサーヌはお前を守ったんだよ。

 

イサキオスはなせ!もう1発ぐらい殴らせろ!レティシア!!それよりも、昨日のこと早くミチオに話せよ。お前がへたれている間に何があったかを!!」

「わかりましたから。ミチオ様を殴ったりしないでください。落ち着いて座ってください」

 

「えっ何があったんだ?」

「はい。昨日の深夜湖畔の館が襲撃されました……」

と冷静にレティシアは話し始める

 

 

 

 

「ローレル隊長この辺ですか?」

「ああこの辺のはずだ、馬を降りて探せ。」

10分ほど捜索した結果部下の1人が小声で

「隊長ありました。うまく擬態してますが、ここに壁があります。扉を探しますか?」

「いや、扉はエルフどもの家だ魔法で見えなくなっているだろう。」

ローレルは自慢の山崩しの鉄剣を取り出した

「山崩し」と言って壁に攻撃すると、剣で切っただけでは崩れない壁がガラガラっと崩れた

 

当然中にいた湖畔のみんなもその音に気がついた。

総勢18名のみんなは武器を取った。その中でも、ミア、ララ、リアナは戦士職のままなので、戦闘に参加する

キーカは2階で休んでいるリナを起こしに行った。リナはタダオが付けてくれた目の調子が本調子ではないようだ。

何かあったら牢屋に転移する様に言われていたので、クラリス、クロエは非戦闘員からパーティを組み移動試みるも、敵が目の前にいるとフィールドウォークが発動しない。テアが

「畑に続く道から外に出れば」とみんなに伝える。

キーカはリナをおぶって暗闇の中進んでいく

「ウヒョー可愛い子がみんなあわてて逃げていくよ。捕まえちゃうからな」

「俺が先だ!!」と獣の様に舌を出しながら追いかけてくる。

ミアが「させるか!!」と横からその騎士達を蹴り倒す

「いてーな」「美人のエルフもいるじゃん」

すぐに囲まれるがララとリアナも加勢する

「おお!どの子も可愛いな」

「ハイエナどもが……」

11人と3人ではなかなか手を出せない

テアが両手に両手用のタワーシールドを持っている

「テア?テアは逃げろ!!」

「嫌だよこんな奴に踏み躙られたら」

「やろー」

っとテアに攻撃してくるもシールドで弾き飛ばす

「なんだこのガキすげーパワーだ」

 

 

外に出られるとフィールドウォークが発動する

一回で戦闘をしている4人以外みんな連れてくることができた。

リナは「何があったの?」とキーカに聞く

「湖畔の館が襲撃された」

「えっ!!みんな逃げれたの?」

「ううんまだ4人残ってる」

「えっ?じゃ早く迎えに行かないと」

「僕が行くよ」とキーカか言うと湖畔の館の裏口に着く。

4人は激戦を行なっている。

「しぶといな。なかなかの戦士じゃねえか」

まだ2人しか倒していない……これではまずいなとミアが考えるも後ろには狭い通路があるだけでそこを突破されない様にしているのが精一杯だった

テアの前にローレルがやって来て

「山崩し!!」と言いながら大きな剣を振り下ろすと

盾と共に義手の左手も斬られた

「グゥ!私の大事な左手を!許さない!」右手で持っていた盾をローレルにぶち当てると一気に前進してしまう

「テア突出するな!!」

「えっ?!」と言うと横から他の騎士がテアの横腹を刺した

「うっ」怯んだところに脚を切られて転倒した。

「テア!!」

戦闘経験の少ないテアはどうしたらいいのかわからないので扇状の陣形を崩してしまった。

ミアとララ、リアナはテアを救うために3人で前進した

ミアはテアの襟を引っ張って出口に引きずる

キーカが現れ

「早く脱出しよう」

「…………ウォールオブプラント」を唱えると、ミア達の前に細い編んだ様な木の壁ができる

「今だ!!」

リアナとララはテアを引きずりながらキーカの元に行く。

「ミア!早く!!」

 

「私はいいから先に行って。ココの守護を任されたのは私だから。大丈夫。森に逃げればすぐに逃げられる。それよりも早くテアを……」

 

キーカはミアに言う

「わかったすぐに戻るから」

「いや大丈夫。もう来ちゃだめだ。早く行け」

 

テアの腹から大量の血が流れ出ている。のんびりはしていられない。

「はぁはぁ……わかった。ご武運を!!」

「ああ!!なぁにこれくらい大丈夫だ」

 

ワープで牢屋に移動するとすぐさまエレーヌが回復魔法を唱えるが既に致命傷で回復できないのはエレーヌはわかっていたが続けて何度も唱える。

テアは戦闘職でもなければレベルが高いわけでもないので元々のヒットポイントが少ない

そんなことは当然みんなは知らないから、なんども回復魔法をとなえ、ポーションも使った。

テアが「リナを呼んで、リナ」

「ここにいるよ」

「リナ。スキルはリナに譲渡できるんでしょ?」

「えっなにいってるの?やったことないよ」

「じゃあ私でやってみて」

「ムリムリそんなことしたら……そんなことしたら死んじゃうみたいじゃん?」

「私ね、みんなの事大好きだった。私みたいな片手しかなくて、戦闘もできないのに、ずっといさせてもらって楽しかった。だからあいつらが私の大好きな場所を好き勝手やるのが許せなかったんだよね。でももう私だめっぽいから。私の形見だと思って私のスキル使って……」

「え……そんなのいやだよ……」

「早くしないともう手遅れになっちゃうから?」

「まだはっきり目が見えないんだよ。」

「リナならできるよ。集中して」

リナは目を閉じて周りに集中する。心眼を使い新しい目を使って見ると

[スキルを簒奪しますか?]と表示が出た

テアは「譲渡します。リナの事守ってね」と一言言った

[スキルを簒奪しました。力持ちのスキルを手に入れました]と表示される

 

悲しすぎる……

既にテアは息絶えていた。

「テアー、テアー死なないでって言ったじゃん」

と泣きじゃくっていたが

「ミアは?」

「ミアは最後まで残るって……」

 

リナは立ち上がり

「助けに行こう」

「リナもう平気なの?」

「大丈夫!矢尻だけを頂戴」

「???」

矢を渡すと矢から矢尻だけを抜き取った

「さぁ行こう」

 

キーカがワープすると、ミアは見当たらない

すると襲撃して来た騎士が

「まだいた!!追いかけるぞ」と2人の騎士がこちらに向かってくる

ピシュピシュと音が聞こえると、騎士の2人が倒れる。

「なんだ?なんだ?」

倒れてくる騎士を見ると、眉間に穴が空いている

矢尻を親指で弾いて投げ飛ばしているだけだが、それだけで頭蓋骨に穴をあけられるほどの力をテアからもらった

この暗闇でも心眼があるのでレナに同じ事

「魔法か?あいつなんかしてくるぞ」

と湖畔の館に逃げていく

「お前らは絶対に許さん」とリナは激昂している

先程吹き飛ばされたローレルがやっと目を覚まして

「どうして逃げる?」

「なんかあいつおかしな術使うんですよ」

「なら盾を使え!!影に隠れろ」

キーカがリナに「ヘースト」をかける

50メートル以上離れていたのに一瞬で追いついて脇腹にパンチすると1発で倒れた

 

「なんだちびじゃねえか接近戦ならやれるな。囲め」

リナは囲まれると一瞬で後ろに周り4人の騎士の首を蹴りで刎ねた

一瞬のことすぎてわからなかったが、首と胴体が外れているのはわかる。

2人の騎士は「ヒィ助けてくれ!」と言って逃げ出そうとしたがローキックを2人は受けると足の骨を折られてうめき声と共に逃げれなくなった。

そしてローレルだけとなった

「誰に言われてここに?」

「……」ローレルは黙っている

「小娘が!!」とローレル盾を構えたまま剣を振り下ろす

もちろんリナに当たるわけもなく盾の上から蹴りを入れるとその盾が自分に当たり倒れた

「ルシアだ。俺を殺したらルシアが何処に行ったかわからないぞ」

「なら言え。素直に言ったらすぐに殺してやる。言わないのなら殺してくださいと言うまで拷問するまで」

「へっ?!そんな……」

「ほらさっさと言え」

「えっちょっと待って、ほんのちょっとでいいからな」

ドンとお腹に手加減してパンチを入れると気絶して倒れた

 

裏庭から続く森にミアを探しにいくと、ミアはすぐに私たちを見つけてくれた。

深夜にエルフを森まで追いかけて入ったら見つけられるわけがない。

「リナ、キーカありがとう。迎えに来てくれたの?」

「うん。大丈夫だった?」

 

「私は平気。テアは?テアは大丈夫?」

「ううん。テアは助けられなかった……」

「そうか……みんなの事いつも気にかけてくれていたのに……可哀想な事を……私が不甲斐ないばっかりに……」とミアは口を押さえ泣きながら話した

「でももう今日は湖畔の館は危険だから」

「あいつらはみんな倒した」とリナが答える

「リナが?」

「テアからスキルを譲渡されて……」と泣きながら答える

「じゃあ大事に使ってあげないとね」

「……うん」

 

その後3人を牢屋に連れて行き閉じ込めた。

クロエがエマに直接会って説明したら

すぐにエマは来た。他のみんなはマロルのイサキオスの所へ移動して就寝する事になった。

エマとイサキオスで3人の拷問を始める。今回はミチオがいないので、脚を骨折している2人から尋問を始めた

全員裸である

 

名前と所属、ルシアの行方、指揮官の名前を聞いた

 

どれも答えないので、1人目、エマはかなり苛立ちを隠せなかったテアが殺された事これは我々の陣営にとって初めての犠牲者となってしまったからだ……それとルシアの誘拐だ。脱走したとは言え我々の陣営のものに間違いはない

尋問が苦手なエマだったが

「答えないなら陰茎を切り落とす」

女のお前にそんな事できるわけないだろうとタカを括っていたが、エマは躊躇なくそれを切り落とすと

「ギィぃぃ!!!お前本当にやりやがったな。早く……それをヒールでつけてくれ。頼む……」

「断る」と言うと股間に焼きごてを当てて止血する。

それは更なる激痛で

「ぐあああああぁぁぁぁ!!」と目玉が飛び出しそうなほどの顔をして絶叫した

隣で見ていたもう1人の兵士はスラスラと話し始める。

「俺の名前はロイ。所属はノーケルリンフ、ルシアはローレルが変態貴族にでも売り払って今後の資金にしろと連絡係に言ってました、私はここまでしか知りません」

「なぜノーケルリンフの兵隊がこんな所に?」

「ノーケルリンフの兵隊を除隊させられたと言った方が正しいです。私たちはみんな素行が悪く除隊扱いです。な、全部喋ったから助けてくれ」

「最後の質問は?」

「俺の上司はローレルだがその上の名前は……」と言った途端自ら舌を噛みちぎった。

何か魔法的な物で自死するようになっているようだな……

 

次にローレルがつれてこられた。

「いや、おかしいだろ?こんなことしていいわけないだろ?」と散々なことを言っている

「久しぶりだなローレル。生きて会えるとは思わなかったぞ。お前は元々死刑でも問題ない奴だが、敵国の兵隊連れて帝国内にいることが既にいつ殺しても問題ないことだし、お前らがやったのは軍事的攻撃だ。しかも我々にも被害があり、ルシアを誘拐して売り飛ばしたらしいじゃないか?」

「さぁ変態貴族のレインに聞いてみたらどうだ?俺は何処に売られたかは知らない」

「じゃあ連絡係の名前は?」

「さて、なんて言う名前だったか?」

ドスっ

ローレルは下腹に熱いものを感じる

「いだっ!!」

「お前何か勘違いしていないか?交渉なんてないんだよ。綺麗に喋れは5体満足であの世。話さないなら少しづつ部位がなくなるだけだから」

ローレルの陰茎を剣で落とされた

「ガタガタガタ」と歯が震える音がする

「さぁ言え!連絡係は?」

「ライ。ライだ」

「じゃあ最後にお前の上司は?」

「それは言えない……」

「なら答えるまで指を落としていくだけ」

「わかった。…………ブッ……」と言った瞬間やはりローレルも舌を噛み切って死亡した。

「なるほどこう言うことができる人物ということだな」

 

 

レティシアは昨日の夜から今日ミチオが帰ってくる時までを時系列で説明してくれた。

 

「テアが……」俺は落ち込む

俺はエマに殴られたところがまだ痛いが、目が覚めた思いだ。このジンジンしている感覚とテアの訃報はずっとこの後も心に残ることになる。

 

「悲しむ前にするべき事がある。まずはルシアの捜索だ。その次にステーラの情報収集と仲間の奪還。それとロクサーヌの素性調査とこれからロクサーヌはどうするのか?と言う事と、新たな隠れ家を作る事」とエマが説明してくれた。

「既にバルハ達を呼んである。ただルシアの顔がわからないんだ。ミリア頼む」

「うん?ルシアちゃんの顔?」

ミリアがバク宙するとルシアの顔になる、

「す、すごい」とバルハ村の忍者達も驚いている

男性8人で探すと言う事になる。

「今国内は大変な時期だから捜索するのは大変だと思うけどよろしく頼む」

と俺は深々と頭を下げた。

 

俺も悲しんでばかりではいられない……俺がぐずぐずしていると、もっと被害は大きくなるし取り返しのつかないものになる……

エマもいるミリアもレティシアもいる。知恵を出し合い難局を乗り越えなくてはいけない

 

レティシアが地図を持ってくる。

「ポルトゥナを昨日の午後出港したということであれば、通常奴隷船は不意の嵐に対応する為、海岸沿いに沿って運行されていますので、このようなルートをとっているはずです。なので、ステーラに到着は明日の午前中だと思います」

「なるほど」

「なので、このクワァバという町が落ち合うのには1番良いかと思います。既にセレを含む3名が先行して向かっています。」

「仕事が早いな。どうやって向かっている?」

「ギルド員しか使えないギルドのフィールドウォーク網を使って移動してます。」

 

「そうか……当分の俺たちの家は?」

「フィーネ様がかなり早い段階からこのマロルにもご主人様の家は作ってあります。当面そちらをお使いください。ロクサーヌさんのところにはバルハが向かいます」

 

レティシアが

「今……ロクサーヌ様の所に向かいたいのはわかりますが……」

「いや、わかっている……今ロクサーヌのところに行ってもジャッジには勝てないし、俺1人じゃロクサーヌを連れ帰ることも不可能だ。」

エマが続ける

「ジャッジはミチオが来る事を狙っている。ロクサーヌは結婚するまでは無事なはず。それまでにはなんとか救出に行こう」

「ああ」

いろんな話を受けて冷静になれた気がする

でも実際どうする?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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